荻原浩のレビュー一覧
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広告宣伝会社を辞めて食品会社に転職した主人公。しかし会議で問題を起こし、お客様相談室に飛ばされる。そこは問題社員の巣窟で、社内の製造管理もいい加減…様々な苦情を処理する中で、だんだん主人公が成長していく姿は、かなり勇気づけられたなあ。
実は僕も50代半ばで心臓疾患が見つかり、役職を剥奪され、異動した先は『お客様相談室』という部署だった。一般的な苦情はコールセンターが対応するのだが、そこからエスカレーションする難渋苦情を対応する部署だったので、時には胃が痛くなるような思いをした。
お金の絡む苦情がほとんどだから、支払いをどうにか免除or延期してもらおうと理不尽な申し出も多く、顔の見えない相手か -
Posted by ブクログ
ネタバレそれぞれの話の毛色が独特なホラー短編集。
一つ一つの話が本当に面白かった!
他の短編集に入ってたら、「この話が一番良かった!」となるような話ばかり入っている短編集でした!
「お母さまのロシアのスープ」…中国奥地に住む子供たちが、最後にシャム双生児だったのには、驚いた。
「コール」…超常現象研究会のメンバーだった美雪•雄二•岳。学生時代の部室でのシーンや、美雪をめぐりポーカーをする場面が、青春を感じた。
語り手が死んでる岳であり、結婚していたのも岳だというドンデン返しでした!
「押入れのちよ」…引っ越した格安物件には、自称14歳明治生まれの少女が?チヨがビーフジャーキー食べたりカルピス飲んだりし -
Posted by ブクログ
たくさんの飾り物をつけた人間は、大抵人に物を分け与えるのが嫌いだ。
「地震(じふるえ)、怖い」 「そうかな」家を直せば済むことだ。地震えで潰れるような家は、皆でひと働きすれば元通りになるし、柱が細いから大きな怪我もしない。地震えは、土の中に埋まった人や獣の塊が、蘇りのために一斉に外へ抜け出るときに起きる。ピナイではむしろ喜ばしい出来事だった。
ウルク(縄文人)には、このクニの人間(弥生人)は面倒事が好きで、自分たちで勝手にそれを増やしているふうに見える
、、、
面白かった。最初から2人の運命はわかっていたから最後もそこまで悲しくはならずにすんだかな。 -
Posted by ブクログ
小説のはじめのセリフ
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「誰だっけ。ほら、あの人」
最近、こんなセリフが多くなった。
「俳優だよ。あれに出てた。外国の俳優だ」
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いやいや、こんなん普通にあるんですけど…
あれとか、これとか代名詞連発で、喋ってしまうこと。
そんなん、以心伝心やんか!
心が通じ合ってんねん!(^◇^;)
同じ本買ったり、順番間違ったりは、してないで〜!今のところ…
角川文庫と角川ホラー文庫で、同じのが出てて間違えたことは、ある…
やっぱりあるわ…(−_−;)
しかし、癌の告知もキツいのは確かやけど、若年性アルツハイマーの告知は、その比ではないかもしれん…