荻原浩のレビュー一覧

  • ママの狙撃銃 新装版

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    少し前の時代のアメリカ映画を見ているよう。好きな作家さんですが、新しい一面を見たようで、ますます好きになりました。

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    2021年05月30日
  • メリーゴーランド

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    すべての働く人必見!最高の公務員物語 - 荻原浩「メリーゴーランド」★★★★★

    おもしろい。ちょーおもしろい。「アテネ村」を運営している役員たちの事なかれ前例主義が誇張されまくりで小説なのに東京03のコントのようです。そんなコントな敵に対して、なんらふつーの公務員が挑むので痛快です。
    出来上がったイベントも爽快で言うことなし!長いエピローグはなんとも皮肉が効いていて、英雄もいなければ粗野な人もいない。結局これが人間なのだとしみじみしてしまう。
    ぜひ映像化してほしいな!角田さん出番です!(奥さん役は松たか子さんで話題作りww)
    #引用
    ・椅子は立ち上がるためにある
    ・ワンバウンドのボールに金玉

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    2023年10月27日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    大学院生の高橋真矢(妖引き寄せ体質)が民俗学の助教授布目と一緒に各地の伝承について調べる話。布目と真矢が最後にいい感じになるところが好き。

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    2021年05月08日
  • メリーゴーランド

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    地方テーマパークの建て直しコメディ。
    本当にある話なので、
    とても面白い。

    地方テーマパークでは、
    上級職員が癒着か独りよがりの権力で、
    湯水の如く、遊戯施設に資金を使い、
    ボコボコのスキー場を作ったり、
    ナイト営業を始めると、
    家庭の崩壊だと泣きわめいたり、

    本当に意識改革が必要になり、
    地元の悪習、業者との癒着など、
    大変な改善処置が必要になる。

    現実は甘くないが、
    未来を見据えて、
    負の遺産を残さず、
    解消していきながら、
    これからは、仕事をしていかなければならない。
    子どもたちの未来を明るくしないとね。

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    2021年04月13日
  • オイアウエ漂流記

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    しばらく積読だった。

    長編らしい厚みだったし。

    題名からは「飛行機が不時着して、どこか南の島に漂流して、サバイバル生活をおくる。そして、、、」
    なんていうあらすじがが容易に想像できたし。
    読んでみたら、想像通りだった。

    だけど、読み進める手が止まらなかった。一気読み。

    何故かな?本作は複数人だったからか?
    ロビンソンクルーソーもトムハンクスも孤独だった。
    無人島では人間性が剥き出しになる。嫌な面、そして会社では分からない素晴らしい面。意外な特技などが役立ち、七人の侍のよう。

    サラリーマン社会とは、、命あるものを食料としていただく事とは、、、色々な注目点がこの物語にはある。

    実は、ラ

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    2021年03月25日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    ネタバレ

    色々な人が出てきた。特に私が気に入ったのは最後の長福寺のメリークリスマス。覚念がクリスマスの買い出しの様子を想像してニヤニヤした。

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    2021年03月14日
  • 海馬の尻尾

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    やっぱり荻原さんは、ただの良い人のお話よりこの様なはぐれ者が主人公の方が断然面白い。これだけの長編だが一気に読みました。どんなに長くなっても良いから、途中で終わらないで最後まで書いてハッピーエンドで締め括って欲しかった。それでも久しぶりに堪能しました。梨帆ちゃんがんばれ!

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    2021年03月13日
  • 金魚姫

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    切なくて淡い恋の物語。最後までじわじわと気が抜けなくて、他人の恋路をどうかハッピーエンドであれと切に願ってしまう。自分の信念と情がぶつかった時、情を選べる美しさが、わたし自身にもあればなぁと思いました。

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    2021年02月04日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    学生真矢の、妖怪と布目准教授への気持ちとが変化していくのが面白い。
    座敷わらしの章が一番すきかも。
    誰かにお勧めされたのに、誰か思い出せない。

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    2021年01月11日
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)

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    荻原浩、初めて読んだけどめちゃくちゃおもしろかった。
    まず1話目のボクサーのお話。やられてばかりだった母親があるきっかけでボクサーになり、DV男にやり返す!展開がおもしろすぎて、、スカッとしないわけない気持ちの良いストーリー。かと思えば奇妙な世界観に引き込まれてしまう、???な話もあり全てカラーの違う短編集です。
    20代、30代の独身女性を描くことに苦手意識があったので頑張りましたと解説にありますが、頑張ればこんなに同感できる女性心理を描けるのが凄い。

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    2021年01月09日
  • コールドゲーム

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    ネタバレ

    「学生時代のいじめ」をめぐるミステリー。
    いじめは悪であり今回の復讐は因果応報だと考えるけど、それでもやっぱり復讐からはなにも生まれない。
    いじめに直接加担していなくても、止められる立場にいたのに止めなかったことを悔いている主人公。その主人公を許すことができなかった彼。
    一番つらい思いをしたのが誰かなんて決めることができない、モヤモヤとした思いの残る作品。

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    2020年11月25日
  • 海馬の尻尾

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    いつの間にか、主人公と少女の人間関係に引き込まれてしまった。珍しく乱暴な表現が多い作品だったが、読み返すと、少女の達振る舞いや言動が荻原作品らしさを出していたのかなぁ…

    主人公と同じ病気を持っている者として言えば、今後、主人公には幸せになって欲しい。終わりのない病気との闘いを続けながら…

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    2020年11月13日
  • オロロ畑でつかまえて

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    マンガ(って読まないから違うかもだけど)みたいな、純粋なお人好し達のドタバタ感が楽しかった。
    生まれてからずっと一緒の仲間はまるで家族のようで、村をなんとかしたいんだ!って気持ちが良かった。

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    2020年10月02日
  • 海馬の尻尾

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    2020.09.04~09.09
    本当に荻原浩の作品?と思うような暴力から始まる物語。
    でも、最後は心温まるシーンがあり、やっぱり、彼の作品なんだと思う。
    良心とは?恐怖とは?女医のセリフが核心をついている。
    そして、女の子の無邪気さが、あどけなさが色を添えている。

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    2020年09月13日
  • 海馬の尻尾

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    脳の一部が働いていないので恐怖感がないらしい。他者への共感がないので思いやることができないらしい。数値による判断を基に薬や様々なプログラムで改善しようとする、と書くととっても良いことに見える。でもその実態は……
    人の心は科学では測り切れないんだよ、こん畜生め! てな気分になってしまった。
    らいや どうか無事で、りほ の所へきっと帰ってね

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    2020年08月23日
  • 金魚姫

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    荻原さんの作品にはハズレがないんだけど、これは一番好きな作品になりそうです。ユーモア溢れるファンタジーではありますが本当に最後しみじみとさせられます。

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    2020年07月21日
  • 月の上の観覧車

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    レビューを見ると40代以降にオススメとみんな書いてるけど、もっといろんな人に読んでもらいたい。

    本のテーマは過去。色んなところで選択を間違え、少しずつズレていって、昔思い描いたモノとは違う現在の自分の姿。長い年月と共に積み重なった間違いは相当の重みがあって、気づいたところでそう簡単に戻ることができない。けれども、そんな過去にも救いはある。辛い過去だからといって蓋をするのではなく、過去に向き合って受け入れて前に進んでいく方がいいなって思った。

    確かにある程度歳を重ねていくとまた違ったことを感じるのかもしれない。けれども若い人でもこの本を読んで両親とか身近な大人の人生はどんなだろうかと考えるこ

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    2020年07月20日
  • 噂

    ネタバレ 購入済み

    最後の最後

    正直なところ中盤にはレインマンが誰なのか分かった。と言うか意図的に気付き易い作りにしてあるような印象を受けた。

    結局噂に殺されたのは噂を利用した本人だけと言うのも皮肉が効いてて面白い。
    最後のオチも。

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    2020年07月16日
  • 砂の王国(上)

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    久々に読んだ小説。

    ホームレスにまで転落した1人の証券マンが社会への復習として宗教ビジネスを始める物語。

    ホームレスの辛さがとても伝わってくる描写と、主人公の抱えている歪さが垣間見えるようなものになっている。

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    2020年07月05日
  • ストロベリーライフ

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    ネタバレ

    父親の病気からイチゴ農家を手伝うことになった東京に住むフリーのグラフィックデザイナー。
    段々と農業にのめり込んでゆく。妻と息子は別別に暮らしながら、ただイチゴ狩りのお客様の「おいしい」のことば、たのしい笑顔を見るために・・・
    そして開園日に訪れた、妻の言葉「大切なのはどこに住むかじゃなくて」、「誰と一緒にいるかだ」
    どんな一等地に暮らそうが、どんな大邸宅に住もうが、幸せでなければ、そこは不幸な場所だ」
    「やっぱり一緒に住もう。家族だから一緒にいよう。」
    荻原浩氏の展開はいつも、こちら側をほっこりさせてくれる。
    あとがきの「おいしいイチゴの見分け方」も参考になる。

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    2020年06月17日