荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
しばらく積読だった。
長編らしい厚みだったし。
題名からは「飛行機が不時着して、どこか南の島に漂流して、サバイバル生活をおくる。そして、、、」
なんていうあらすじがが容易に想像できたし。
読んでみたら、想像通りだった。
だけど、読み進める手が止まらなかった。一気読み。
何故かな?本作は複数人だったからか?
ロビンソンクルーソーもトムハンクスも孤独だった。
無人島では人間性が剥き出しになる。嫌な面、そして会社では分からない素晴らしい面。意外な特技などが役立ち、七人の侍のよう。
サラリーマン社会とは、、命あるものを食料としていただく事とは、、、色々な注目点がこの物語にはある。
実は、ラ -
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Posted by ブクログ
レビューを見ると40代以降にオススメとみんな書いてるけど、もっといろんな人に読んでもらいたい。
本のテーマは過去。色んなところで選択を間違え、少しずつズレていって、昔思い描いたモノとは違う現在の自分の姿。長い年月と共に積み重なった間違いは相当の重みがあって、気づいたところでそう簡単に戻ることができない。けれども、そんな過去にも救いはある。辛い過去だからといって蓋をするのではなく、過去に向き合って受け入れて前に進んでいく方がいいなって思った。
確かにある程度歳を重ねていくとまた違ったことを感じるのかもしれない。けれども若い人でもこの本を読んで両親とか身近な大人の人生はどんなだろうかと考えるこ -
ネタバレ 購入済み
最後の最後
正直なところ中盤にはレインマンが誰なのか分かった。と言うか意図的に気付き易い作りにしてあるような印象を受けた。
結局噂に殺されたのは噂を利用した本人だけと言うのも皮肉が効いてて面白い。
最後のオチも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父親の病気からイチゴ農家を手伝うことになった東京に住むフリーのグラフィックデザイナー。
段々と農業にのめり込んでゆく。妻と息子は別別に暮らしながら、ただイチゴ狩りのお客様の「おいしい」のことば、たのしい笑顔を見るために・・・
そして開園日に訪れた、妻の言葉「大切なのはどこに住むかじゃなくて」、「誰と一緒にいるかだ」
どんな一等地に暮らそうが、どんな大邸宅に住もうが、幸せでなければ、そこは不幸な場所だ」
「やっぱり一緒に住もう。家族だから一緒にいよう。」
荻原浩氏の展開はいつも、こちら側をほっこりさせてくれる。
あとがきの「おいしいイチゴの見分け方」も参考になる。