荻原浩のレビュー一覧

  • 金魚姫

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    過去と現在が交差して物語は進んでいく。お祭で取った1匹の金魚との出会いが、仕事人生をかえていく。
    最後のシーンは涙無しには読めない。

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    2026年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【作品紹介・あらすじより】

    いてくれるだけで満たされる――
    猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、
    猫尽くしのオリジナル・アンソロジー!

    荻原浩「猫は長靴を履かない」
    叔父さんから遺産として譲り受けた猫のわびすけ。
    わびすけが僕の生活にもたらしたものとは――。

    石田祥「ツレ猫婚」
    35歳にしてお見合いをすることになった七緒。
    やってきた男性は、究極の猫好きで――。

    清水晴木「いちたすいち」
    人づきあいが苦手で不眠症気味の成美が、
    コインランドリーで出会った黒猫。
    ひとりと一匹の距離はすこしずつ縮まり……。

    標野凪「猫のヒゲ」
    娘の頼みで自分と同じ年の老猫を迎え入れることになった葛。

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    2026年03月17日
  • 噂

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    女性を殺害し足を切断する殺人鬼に殺されない方法はある香水をつけること。これは香水の販売側が流したデマ。デマのはずが同じ殺害方法の事件が発生。
    高校生の娘を心配しながら捜査する中年刑事。

    最後の一行は面白い!
    やっぱり流行の発信源は若者だよね。

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    2026年03月13日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

     龍斎にひたすら惹かれました!!!
     胡散臭い占い師でありながら、確かな実力は持っている。恵まれない幼少期を過ごした。自著の売れ行きが伸びると分かりやすく上機嫌になる性分。眼鏡と関西弁。全てに人を惹く魅力を持っている。
     光岡も良いキャラクターでしたね。プロの仕事人として、金を受け取った以上はキッチリと役に入り事をこなす。裏家業の人間だということがすぐに分かる人相をしているというのもその筋の人間として割り切っているようで好感が持てました。 山崎も、等身大の人間としての苦悩を持ち、苦労人として描写されていたのが、他の宗教幹部と違いかなり身近な人間として描写されていたので、勝手な親近感を抱いていた

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    2026年03月05日
  • 砂の王国(上)

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     何もかもを失った者が、再び栄光を取り戻すべく奮闘するお話。私も一時期ホームレスをしていましたので、冒頭は共感出来る部分もかなりありました。
     作品としては、人間の精神の脆弱さを主軸として描かれている気がします。 鬱屈とした日々を過ごし、現状を打破してくれる救世主を求める人。心の弱みを看過され、相手は超常的能力を持っていると誤解し傾倒する人。自らを評価して欲しいと願い、自己顕示欲求に呑まれる人。実体を伴わない形だけの宗教に入信する方々だけでなく、運営をする人間にも心に脆弱性はあり、誰しもが渇望を抱えて生きているのだという主張があるように私は感じ、またその描写に心打たれました。
     張りぼての宗教

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    2026年03月05日
  • 噂

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    めーちゃめちゃ面白かったです!無理矢理ではなく、ちゃんと書かれた上でこちらが騙されるので気持ちいい〜!平成を感じました。

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    2026年02月24日
  • 明日の記憶

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    若年性アルツハイマーの話し
    症状が悪化していく過程がリアル
    「あれ?なんだっけ?」から周りの反応とか
    荻原先生、何冊かしか読んでないけど、今のところ最高作

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    2026年02月23日
  • 月の上の観覧車

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    男性、女性両方からの物語が収められていて良かった。偏見だとは思うが、この年代の描く女性の物語は違和感があり共感出来ないことが多いが、今回はウンウンと大きく頷きながら読めた。

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    2026年02月22日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    5歳の男児が神森で行方不明になった。
    同じ一週間、4人の男女も森に迷い込んでいた。
    拭えない罪を背負う彼らの真実と贖罪。

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    2026年02月14日
  • 笑う森

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    面白かったです。思いがけない展開の連続でした。特に真人君のasd傾向の設定がとても良かったです。真人君のファンになりそうです。真人君だから5日6日目を乗り越えられたのでしょうね。

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    2026年02月13日
  • 笑う森

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    うっかり寝る前に読み始めて、徹夜で読んだ。
    装丁からなんとなく難解な内容なのかな?と思っていたが、個性ある登場人物が複数出てきて、森の中でのいろいろな物語が時系列を移動しながら語られるのが面白くて、読むのがやめられなかった。キャラクターもみんな魅力的。
    冒頭で結末がわかっているのも、読んでいて悪い意味でハラハラせずに済んだし(かといってそのせいで物語がつまらなくなるわけでないところが上手い)最後の物語も、好き嫌いはありそうだけど個人的にはめちゃくちゃ刺さった。こういうの大好き。
    久しぶりに時間を忘れて最後まで読み切れる本に出会えてうれしい。睡眠不足だけど。

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    2026年02月11日
  • 噂

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    ドラマを見てるみたいで、とっても楽しかった。
    読みやすく、いつもは読みながら違うことを考えちゃうけど、それがなく、とっても引き込まれた。
    あの二人のチームで、シリーズものにしてほしかった。

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    2026年02月04日
  • 楽園の真下

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    ネタバレ

    面白かった。
    巨大なカマキリに襲われる。巨大な寄生虫に寄生される。荒唐無稽な話だが、実際の生態を挟みながら少しだけありそうな話として展開していくので続きが気になってどんどん読んでしまった。最後の方はもう完全にファンタジーなのだが、臨場感溢れる描写に虫嫌いじゃない自分でさえゾッとさせられた。ラストも一件落着!ではなく、怖いオチ。結局人間は自然事象にはとうてい敵わないのだ。

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    2026年01月30日
  • 海の見える理髪店

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    溢れ出る「こういうのでいいんだよ」感。

    表題作の海の見える理髪店の展開にガツンとやられ、どの短編でも情景や儚げさを見事に表現されている。解説にもあるけど各物語のアイデアが素晴らしい。
    荻原浩は月イチぐらいで摂取したくなる。

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    2026年01月15日
  • 噂

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    衝撃のラスト一行に瞠目!
    ということでラストを楽しみに読み進めた。
    そして予想どおり笑、夢中になり過ぎてラスト一行のことを忘れ・・・
    正にラストの一行はヒョエ〜!!でした。
    いやぁ、そう来ましたか!いやはや動悸が・・・

    荻原浩さん、最近読んだ『笑う森』とは全く違う趣で本作は比較的初期の頃の作品。
    口コミを宣伝戦略にするというのは、今の時代ではメジャーだが、今から二十年前の作品でそれを題材にされたという先見性がまず凄い。

    連続殺人鬼である「レインマン」の正体には気付くことができたが、読者向けに割と分かりやすく描写されている。ということは、これ以外にも何かあるな・・・と思わせる演出がまた巧妙だ

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    2026年01月16日
  • 明日の記憶

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    これは重い物語だ。
    この作者の筆だからこそ読めたけれど、他のものは駄目だった。ちょうど 自分の夫が冒頭の主人公と似たような状況にあったからだ。
    自分の記憶があやしくなっていく感覚ほど恐ろしいものはないと思う。自分の視覚が、自分の聴覚が、信じられなくなっていく。当然周囲のひとのことばも行動も はてはそれが誰であるかも。

    認知症の経過は個人差が激しいが、共通するものの多くがここにある。知ってさえいれば備えておけることも多い。自分自身が今 という方には恐ろしすぎるかもしれないが、このラストは美しい。

    長谷川式で自分でチェックしてみて大丈夫そうだったから最後まで読みきれたのだが、診断がおりたあとだ

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    2026年01月11日
  • 神様からひと言

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    宗教的な話では全くない。
    コミカルで面白く読みやすいがじんと来るものがある、さすが荻原先生 と思った。日本のサラリーマンというものをまだ知らない若いひとにも、イヤっちゅうほど知ってしまった方々にもお勧めの一冊

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    2026年01月11日
  • 噂

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    新年1発目から
    とんでもない小説に出会ってしまった

    見事な伏線回収
    そして静かに迫る犯人の影…。

    スリリングな展開にページを捲る手が止まらなかった。

    呆然と圧巻のサイコ・サスペンス小説

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    2026年01月06日
  • 海の見える理髪店

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    それぞれの舞台や情景を、色味も含めて想像できる短編集。穏やかな物語の中に、ハッとさせられたり大転換が時折忍ばせてあり、読み進めるのが楽しい。

    海の見える理髪店、いつか来た道、成人式がとくにお気に入り。

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    2026年01月01日
  • 笑う森

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    殺伐としたそれぞれの“くまさん”の事情が語られるけど、読後は暖かい気持ちになれた。読んで良かったなと感じた。
    最後の“くまさん”の独白が面白い。

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    2025年12月08日