荻原浩のレビュー一覧

  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    うんうん、なんて素晴らしいタイトル!
    そして、収録作品も、どれも大好き。
    若竹七海さんは、さすが、というか、イヤな感じの作品だけど、もちろん、とことん救いがないなんてことはないし。
    他は、にっこり、ほっこりな作品が多いのも嬉しい。
    特に好きなのは山本幸久さんの作品かな。何代も猫がいる会社なんて、それだけで最高!ま、社長さんがちょっと困ったさんなところもあるようで、シビアな展開も心配したんだけど、基本、猫と会社のつながりのお話。
    お初の清水晴木さんも好き。タイトルの「いちたすいち」の意味も、お話も私好み。夜だけの珈琲店も行ってみたい。

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    2025年01月16日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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     田舎の古民家へ引っ越してきた高橋一家。
    そこで出会うかわいい座敷わらし。
     「押し入れのちよ」を彷彿とさせるような、ちょっと不気味でちょっとかわいいお話。
     下巻が楽しみ。

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    2025年04月22日
  • 楽園の真下

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    巨大怪獣のようなリアリティのないものでは決してなく、体長40〜80センチぐらいと実際にいたら恐怖を感じる絶妙な大きさ。そして王道のラストのあり方も。昔懐かしいB級動物パニック映画を彷彿とさせる。

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    2024年11月17日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    たくさんの飾り物をつけた人間は、大抵人に物を分け与えるのが嫌いだ。

    「地震(じふるえ)、怖い」 「そうかな」家を直せば済むことだ。地震えで潰れるような家は、皆でひと働きすれば元通りになるし、柱が細いから大きな怪我もしない。地震えは、土の中に埋まった人や獣の塊が、蘇りのために一斉に外へ抜け出るときに起きる。ピナイではむしろ喜ばしい出来事だった。

    ウルク(縄文人)には、このクニの人間(弥生人)は面倒事が好きで、自分たちで勝手にそれを増やしているふうに見える

    、、、
    面白かった。最初から2人の運命はわかっていたから最後もそこまで悲しくはならずにすんだかな。

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    2024年11月12日
  • 噂

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    展開もスピード感あるし、キャラクター毎にちゃんと個性があって読みやすかった
    最後の最後で思わず、「あぁ」という声が出た

    #ダーク #アガる #ドキドキハラハラ

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    2024年10月02日
  • 砂の王国(下)

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    Netflixとかでドラマ化してほしい。最後の悪夢感が激しすぎて夢オチか??とざわついたけど違うくてよかった。

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    2024年09月10日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    ネタバレ

    田舎生活の描写がほのぼのとしていて癒されました。
    家族のメンバーそれぞれが個性豊かで、素敵な家族だと思いました。お隣さんもおせっかいなところもありますが、良い人でこんな人が身近にいたらいいなぁと思ってしまいました。座敷わらしも愛すべきキャラクターで、どのようにストーリーが進んでいくのかとてもワクワクさせられました。下巻を読むのが今から楽しみです。

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    2024年08月07日
  • ワンダーランド急行

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    もしもコロナがなかったら世界は、自分はどんなだったろう。あの時こっちの進路を選んでいたら 誰もがそう思ったことがあるはず。
    現実から逃避して会社と逆方向の電車に乗り、たどり着いた先は小さな寂れた駅。そこから花が咲き乱れ、小川が流れる原っぱに行き着くのが何ともノスタルジックで、秘密の場所めいてワクワクする。迷い込んだ異世界での妻や会社の同僚との関係も良好。心残りはあるけど、元の世界に帰らねば。
    わくわくとはらはら、しんみり、そして、えっ!?をこの一冊で存分に味わいました。

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    2024年06月18日
  • マウンドの神様

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    荻原浩さん、早見和真さんの出来れば物語で読んで見たかった。好きな作家ばかりで 特別感のある短編小説で得した気分
    2025/12/10 これ2回読んでたとは。額賀澪さんも書いてたとは、タスキメシの印象が感じられずなんだかなあー 名だたる野球小説でやっぱりいいですね

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    2024年06月04日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    2700年前のパートと現代パート、2つの自体を軸にストーリーが進みます。もちろんメインは前者のほうですが…まあ.とってもいい話です!その辺は他の方の感想を(ごらぁ

    現代のパートがなんだろ…2700年前のパートとのリンクが感涙もの。
    比較するのはおかしいけど、アサシンクリードシリーズ(ゲーム)もこのくらいやってくれるといいのに(笑)
    わかる人いるかなぁー?

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    2024年04月27日
  • ワンダーランド急行

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    久しぶりに荻原さんの作品を読みました。今の現実と違う世界は、自分の人生の選択によって色々なんだなと痛感した。今の現実を悔やんで昔を振り返ってばかりいる僕も、現実にはあのお婆さんのいる店に行くことは出来ないのだから、せめて今を受け入れて、これからの人生の選択をちゃんと考えていこうと思いました。小説のようにはいかないけど僕もちょっとだけ野崎に似てるのです、どうしてもエビは虫みたいで好きになれないのです。

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    2024年02月01日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    ネタバレ

    下巻まで読んでの感想。座敷わらしカワイイ。以前『噂』を読んだ事があるのですが、同一人物が書いたとは思えない位、こちらはやさしくて癒されるお話でした。実家が岩手なので小さい頃から、座敷わらし伝説はよく耳にしていました。それでも間引きの話は知らずにショックを受けました。あと米子さんの訛りは祖母と同じで懐かしく嬉しい気持ちになりました。梓美のお別れシーンも良かったです。ベタだなぁ…と思いながら泣いてしまいました(笑)ラスト1行も、その先の楽しい事が色々想像できて好きです。

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    2024年01月23日
  • 家族写真

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    ネタバレ

    どの話もとても楽しかった。
    主人公たちの空回り具合が笑ってしまう。
    でもどの話も優しい家族の話で暖かい気持ちになった。

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    2024年01月22日
  • ワンダーランド急行

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    どこにでもいるようなちょっと疲れたサラリーマンの野崎(男・40歳)が勤め先と反対方向の急行列車に乗り、異世界へと行ってしまう。ラノベの展開であるが、主人公がおじさんというところが自分に刺さる。おじさんだって異世界に行きたいのだ。苦しい世界から逃避したいのだ。異世界が良いところとは限らないだろう、でも、隣の芝は青く見える理論で、異世界というだけで期待してしまうのだ。さて、異世界でも野崎は存在しており、そこに順応しつつ異世界を楽しみながら、元の世界に戻ろうとする。異世界は自分が採らなかった選択肢の世界のようであり、人生をやり直していたら、こんな感じだったのかというのを描写する。人生をこんな感じでリセットできると楽しいのかなと思う一方で、何気ない人生の選択が大きく自分を変えてしまうことを知ることができた。今更だが。

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    2024年01月10日
  • ワンダーランド急行

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    ネタバレ

    パラレルワールドものは個人的に大好きなので、どういう原理で時空を移動したのか気になりながら読み進めていました。
    コロナがなかった世界だけなら良かったけど、自分の常識が通じなかったりして、あの世界には行きたくないかな。
    ハッピーエンドなのかは分からないけど、頑張れ野崎。
    世にも奇妙な物語とかで映像化したら面白そうです。

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    2024年01月04日
  • 花のさくら通り

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    ユニバーサル広告社シリーズ第三作、今回はさびれた商店街を盛り上げる話。ヘルキャーとジストマのライブを聴きながら揚げ大福を食べたい。今回も、早苗ちゃんが可愛いかった。

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    2023年12月13日
  • 海馬の尻尾

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    ものすごくよかった。主人公が徐々に変わっていくところ、ところどころ笑ってしまうところもよかった。しばらくしたらまた読みたくなるだろうなって本。

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    2023年12月13日
  • 楽園の真下

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    かなり面白いです
    久しぶりに満足できる1冊
    なにより繋がる二本柱がよかった
    読みはじめからは全く想像できない展開で
    物語に入り込める。
    冷静になれば荒唐無稽だけど。それを感じさせない

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    2023年10月13日
  • それでも空は青い

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    短編集でかなり好きな部類の作品でした。同作者の直木賞のより好き。
    ジャンルバラバラなので、7冊の本を読んだ後みたいな感覚。その分、読むのもスローペースになりました。
    牛男の話が一番好き。
    日常の延長みたいな話を続けた後に変化球、ちょっと凝った文体の話を挟んで、最後は正統派。構成も好きでした。

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    2023年10月01日
  • 恋愛仮免中

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    プロポーズ待ちの彼女の悩み、長年連れ添った夫婦の行く末、中学生女子の甘酸っぱい初恋など、それぞれ異なるカットでちょっぴり切なくも朗らかに恋模様が描かれる。

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    2023年07月15日