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小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた――じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって? これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。
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Posted by ブクログ
とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、
愛おしい主人公でした。
博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。
サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。
…って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。
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