荻原浩のレビュー一覧

  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    *「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く表題作、奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」、阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった…「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される人々を描くユーモア短篇集*

    文庫を見つけたので、久しぶりに再読。荻原作品の中ではかなり好きな部類だったことを思い出しました。
    とにかく、登場人物たちがみんな素敵!普通にいそうな人々なんだけど、なんだか憎めなくて、そこはかとなくチャーミングで愛おしい。
    特に「ちょいな人々」のオヤジ様方が最高。”「これから気をつけるんだぞ」俺にもな。”…っ

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    2018年06月27日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    ネタバレ

    最高に面白かった
    まさか最後まで犬を探すとは思わなかったけど笑

    荻原浩は二作目だけど、やっぱし面白いな~
    最後はホロリときちゃった
    二人とも似てたのね、本に影響されるの
    読みかけとか、、あー愛を感じる

    登場人物みんなの憎めないとことか、主人公の独白とかがだいすきでした
    クスッと笑っちゃう感じがね

    2018.06.04

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    2018年06月04日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    おじいさんのおじいさんの…とたった30世代遡っただけの、縄文時代と弥生時代の狭間のお話。
    150年しか人が生きていない私の街と違って、日本中のあちこちにきっとこんな物語があったんだと思う。

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    2018年05月26日
  • 恋愛仮免中

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    こういったアンソロジーの短編って物足りないことが多いからあまり期待していなかったけど。
    どれも読んでいて切なくなるいい話だった。
    好きな作家がそろっていたのも良。
    最後の作者の本は読んだことがない気がするけど、良い感じの文章だったから他の作品も読んで見たいな。

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    2017年12月04日
  • 花のさくら通り

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    いいね。荻原浩は
    ユニバーサル広告社の第3作とは気が付かなかった。
    確かに、1作目の「オロロ畑でつかまえて」も面白かったが、これもまたいい。
    すっかり、彼のファンになってしまう。
    シャッター街における、古参と若者の戦い。
    変化を求めない、従来の商店街と、変化しなければならないと考える次世代を考える若者。
    そこへ広告社のかかわり。

    面白い。他人に勧めたい一冊です

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    2017年11月24日
  • 四度目の氷河期

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    着想が面白い。
    その自分の出生が、最後まで貫かれている。
    終盤からは、一気に読み進まなければと思うほど
    吸い込まれてしまった。

    「こんな青春はいいなぁ」と思ってしまいました。
    そして、サチの人間性にも惹かれてしまった

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    2017年11月24日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

    *人気、実力とも当代随一の作家5人が腕を競う、恋愛小説アンソロジー。3年越しの恋人が無断で会社を辞めてショックを受け、結婚を焦るOL。夏の日、大人の異性との出逢いに心を震わせる少年と少女。長年連れ添った夫婦の来し方、そして行く末。人の数だけ恋の形はある―。人の心が織りなす、甘くせつない物語の逸品*

    どの作品も本当に素晴らしいです。どうにもならない、やるせない想いが行間から滲み出てくるかのよう。それぞれの結末の、その後の物語を読者にゆだねるような終わり方も秀逸。様々な角度から恋愛の繊細さに触れることが出来る、素敵な1冊。

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    2017年10月27日
  • さよならバースディ

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    苦手な分野が舞台なので、最初は読むのが進まなかったが、やはりこの方のお話は総じて温かくて優しい文章なので最後まで飽きずに読み進められた。

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    2017年10月03日
  • 恋愛仮免中

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    奥田英朗の小説が読みたくてググったら出てきたアンソロジー。

    日本の文芸界の最先端を駆ける5人の共演は、美しい交響曲のようだった。



    「あなたが大好き」奥田英朗

    自他友に認める平凡なOL・渡辺彩子、28歳。
    結婚を真剣に考えている。
    つきあって3年にもなる恋人香坂真二は、勝手に会社を辞めて放浪の旅に出てしまう。

    親友に相談すると、さりげなく素敵な男性を紹介される。

    誠実で堅実な彼に惹かれていくが、ある出来事をきっかけに自分の本当の気持ちに気がつく。


    「銀紙色のアンタレス」窪美澄

    夏と海が大好きな高校1年生の真(まこと)は、海沿いの祖母の家に泊まり込む。

    そこに幼なじみの同級生

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    2017年08月31日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    現代で見つかった古い時代の人骨を記事にしようとする香椰の物語と縄文時代の少年ウルクの成長の物語。

    ついウルクの物語にのめり込むと、ふと現代に引き戻されるようなありさまだった。

    縄文時代は当然、文献が残っているわけでもなく、個人的に興味があることも手伝って夢中になって読み進めた。描写も細かく、ひとつひとつの単語も現代の言葉に近い単語になっているため情景が想像しやすく、頭の中に映像が広がる。

    ウルクの物語と香椰の物語がどうつながって行くのか、次の巻も楽しみ。

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    2017年07月16日
  • 恋愛仮免中

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    表紙にマハさんの名前を見つけて、即購入。
    マハさんのお話を1番に読みました。
    読後のこの幸せ感、爽快感、読んで良かった感を味わわせて貰える読書って、本当にいいなぁ。
    短いお話の中にも、マハさんの大好きな美術の事がちゃんと入っていました。

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    2017年06月01日
  • 花のさくら通り

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    できれば季節に応じた本を読みたいから、桜の季節の話に今ごろ手を出す気なんてなかったのですが、大好きな荻原浩をどうしても読みたくなり。抱腹絶倒かつ泣かせるユニバーサル広告社シリーズ、『オロロ畑でつかまえて』と『なかよし小鳩組』に続く第3弾。閑古鳥の鳴くさくら通り商店街にオフィスを移転せざるを得なくなった同社が、祭りのチラシ作成を頼まれたことから、商店街の活性化に力を注ぐことに。ところどころに挟まれる、主人公の娘から届く手紙がワラかすわ泣かせるわで、最後は涙でかすみそうになったほど。お寺の息子と教会の娘の純な恋からも目が離せず。冬桜も咲きました。やっぱり大好き、荻原浩。

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    2017年04月25日
  • ひまわり事件

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    理事長を同じくする2つの施設。老人ホーム“ひまわり苑”と“ひまわり幼稚園”は隣り合って建っている。ひまわり苑の所長は理事長の義弟、ひまわり幼稚園の園長は理事長の娘。県会議員選挙に出馬予定の理事長は、自らのイメージアップに必死。老人と幼児の交流を図ろうと、苑と園の間の壁を取り払うのだが……。

    幼稚園時代をここで過ごし、園の中でも特に問題児と言われた4人―晴也、伊梨亜、秀平、和樹―が、当時に交わした約束を果たすため、13年後に更地となったこの地を訪れるシーンで物語は始まります。以降の章は当時の様子が描かれ、約束の中身が明かされるのは最終章。

    小分けにされた章は、妻に先立たれて苑に独りで入居する

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    2017年04月23日
  • なかよし小鳩組

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    倒産寸前の零細広告代理店に、嘘のような大仕事の話が舞い込みます。社長が小躍りしている姿は、たいてい不吉な前ぶれ。「ヤクザだったりして~♪」と相手のオフィスへ行ってみれば、これがほんとにヤクザで……というお話。主人公のバツイチでアル中のコピーライターが実に情けなく、だらしなく、だけど熱くて、ヤクザとのやりとりはもうたまらん。彼の娘である小学生がまた男前で。ラストはきちっと、じんわり。憎いです。前作の『オロロ畑でつかまえて』を読んでからなら、よりいっそう楽し。

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    2017年04月23日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    ネタバレ

    2001年9月12日、サーフィンをしていた少年尾島健太は大きな波にのまれてしまう。
    目を覚ますとそこは1944年の日本で?

    一方、1944年9月12日に飛行練習をしていた、同じく19歳の石庭飛行兵長は飛行機のコントロールを失い、気づくと2001年の病院に居て…。

    そっくりな容姿により、入れ替わってしまった二人。はたして新たな世界になじむことはできるのか。
    現代から戦中へ向かった健太、戦後の事情を知った石庭。
    ふたりの運命はどうなるのだろうか。

    健太は無事に帰ってこれるのか。


    歴史知識に欠ける健太に、というより現代人の健太に感情移入してしまう部分が多かったですが、戦中から見れば「乱れた

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    2018年01月17日
  • なかよし小鳩組

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    ユニバーサル広告社シリーズ第2段。ヤクザの小鳩組のイメージアップを図ること担ったコピーライターの杉山は何とか断ろうとするものの引き受けざるを得ない状況に陥る。コマーシャルが無理ならばと考えた杉山の秘策とは...。別れた妻の娘の早苗が家に転がり込んできちょっぴり切なさもあるが、笑いどころ満載のストーリーは読んでいて全く飽きない。

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    2016年12月14日
  • 砂の王国(上)

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    【異色のサクセスストーリー】
    ホームレスから新興宗教ビジネスマンへ。前半のホームレス生活はかなりリアルに書かれていて面白いが、思ったより少々長い。

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    2016年11月13日
  • 花のさくら通り

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    ユニバーサル広告社シリーズ三作目です。
    今回は多様な登場人物の群像劇としての側面もあり実に読み応えがありました。
    結末も含め三部作では一番好きです。

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    2016年11月07日
  • 花のさくら通り

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    ユニバーサル広告社シリーズ第3段。
    閑古鳥が鳴いているさくら通り商店街の活性化に立ち上がる。
    お祭りのチラシから始まり最終的には商店街のCM作成まで、一癖も二癖もある商店街の面々と杉山とのやりとりが面白い。
    所々で社長、猪熊、村瀬が良い味出してくれています。
    最後は本内容とは関係ない1作目から続いている杉山と早苗親子の関わり。少し寂しい感じになっております。

    このシリーズはこれで終わりなのかなぁ
    次回作も出れば是非読みたいです。

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    2016年10月29日
  • ちょいな人々

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    どこにでもいそうな「ちょっと残念」な「ちょいな人々」をテーマにした短編集

    うん、いるいる!って感じでクスッと笑えます
    単純に楽しめる1冊

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    2016年10月02日