荻原浩のレビュー一覧

  • 誰にも書ける一冊の本
    「人が生きるというのは、自分が主人公の物語を書き続けることだ」
    「だから、人生を終える時には、一冊の本が出来上がっている」

    自分にも書けるだろうか。
    親の人生を読んでみたら面白いだろうか。
    そもそも昔の親の人生とか知らないなぁ。。
  • 幸せになる百通りの方法
    いろんな人が懸命に生きている。些細な出来事に喜怒哀楽を感じながら。本当にちょっとした事で暖かい気持ちになれるし幸せを感じることができる。一日一日ちょっとした幸せのある時間を過ごせたらいいね。
  • オイアウエ漂流記
    遭難して無人島での集団生活
    生きてくために前向きに 汚い情景なく
    書かれているのが好印象 萩原さんらしい
    夏に読むとより雰囲気がいいです
  • さよなら、そしてこんにちは
    大好きな作品☆
    笑いもあり、読めばほっこりします。
    そして読んだ後、あたしもがんばろー!って気持ちにさせてくれます。

    個人的には、主婦の話が好き。スーパーの店員さんも・・
    あー、でもやっぱ全部好きだぁ!!!
    精神的に疲れたときに読みたい1冊です。
  • さよならバースディ
    これは泣いた。最後の場面なんか涙がぼろぼろでて、ろくにページが見えなかった。バースディがとてもかわいい。
  • 四度目の氷河期
    とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
    もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で...続きを読む
  • 四度目の氷河期
    これまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!
  • オイアウエ漂流記
    コミュニケーションが取れていないグループの感じの悪さ、それが相手を知ろうとすることで徐々によくなって行くところは無人島でなくても当てはまる場面が多い。
    荻原浩さんの物語には心底悪い奴というのがいないので、読後が気持ちいい。
  • ひまわり事件
    それをいつ聞いたのか、誰に言われたのかは覚えていなくても、小さい頃の体験がその人物を構成していくのだなぁと最後の一行で気持ちよく感じる。
  • さよなら、そしてこんにちは
    頑張っている人たちがくじけそうになりつつも頑張るしかないよね、と前向きに生きていく物語。
    別作品の寿し辰も出てくる。
  • 千年樹
    樹齢の古い木にはやっぱり神聖な空気が漂っている。
    人間の小ささ、人間一人の人生の儚さが身にしみた作品。
  • ちょいな人々
    表紙にひとめぼれして購入。

    何となく結末が分かってしまう7つの短編集だったが、
    その結末が早く知りたくて一気に読破しました。

    電車や喫茶店といった公共の場で読みながら
    思わずニマニマしてしまったシュールな笑い。

    ・ちょいな人々
    ・ガーデンウォーズ
    ・占い師の悪運
    ・いじめ電話相...続きを読む
  • ちょいな人々
    「犬猫語完全翻訳機」を開発した某会社には、これからもじゃんじゃん新製品を出し、伝説の業績(失敗)を残していただきたい!
    この会社の業績だけを集めた小説を書いてほしいなあ…。
  • 砂の王国(下)
    いくら立派に作り上げても脆く崩れる「砂」がタイトルにあるように、上巻で徐々に作り上げた新興宗教団体、そして団体と山崎が脆くも崩壊していく下巻。
    序盤のホームレスからは想像できない人間関係の発展と縺れ方が面白かった。そしてなにかに縋る人間が度を越した時の恐怖や、思わない人からの裏切り行為から、人間とし...続きを読む
  • 噂

    要所要所のミスリードが上手く作り込まれていて、噂というタイトルも、全部読んだ後だとスタイリッシュで洒落ている。あとはなんといっても、衝撃的なラストで、伏線箇所を読み返す事必至。面白かった。
  • 噂

    レインマンの正体が分かるシーンはハラハラドキドキ、さらに最後の1行でえ、、そうなるの!?と見事にひっくり返されました。

    途中途中の違和感が最後犯人に繋がってくる感じ、とても面白かった。まだ気づいていない伏線もたくさんあるはず、
    もう一度読み返したくなる本です!
  • 噂

     香水メーカーが販売促進のため「レインマンが現れて足首を切ってしまう」という噂を流し、それはやがて女子高生の間で都市伝説と化した。
     だがある日、レインマンの噂は現実となり、足首のない少女の遺体が見つかったーーー

     男女探偵バディもののミステリー小説。
     iモードやチェーンメールの時代が描かれてお...続きを読む
  • 噂

    最後の1行…覚悟して読んではいたものの、
    いざ読んだら驚きが隠せず見返してしまいました。
    最後までドキドキが止まらない‼︎
  • ストロベリーライフ
    独立はしたが、めっきり仕事の無くなったグラフィックデザイナー・恵介。ある日、故郷・静岡で農業を営む父が脳卒中で倒れ、収穫期真っ只中のイチゴの世話を”とりあえず”することにーーとくれば、ははぁ、いずれイチゴ狩り観光農園とか始めるのかね?と思ったら……まんま思った通りに展開しましたよ(笑)でもそこはやは...続きを読む
  • 砂の王国(上)
    信じることと宗教たることとの境目とは。

    どこまでも満たされない、どころか、さらに追い詰められる山崎の生き方。何に縛られてるのか。自分を信じられないからなのか。