荻原浩のレビュー一覧

  • 笑う森

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    読書備忘録942号。
    ★★★★★。

    ワタクシじじいですが、真人(まひと)をぎゅ~っとしたくなります!
    ああ、まひと!辛かったね!しんどかったね!(´;ω;`)
    まひとはじじいにぎゅ~ってされたくないと思うけど。

    胸にジワリと来るマサに荻原作品でした。

    神森という樹海。
    5歳の発達障害(ASD)児、山崎真人が母親の岬と逸れ行方不明になった。
    生死を分けると言われている72時間を超え1週間後、森の合体樹の洞で発見された。
    血色も良く健康状態に何ら問題なく・・・。
    そして、真人は「くまさんといっしょにいた」と繰り返した・・・。

    そして、この1週間の同じタイミング、神森には4人の悩み多き大人達

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    2025年09月23日
  • 神様からひと言

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    仕事なんて嫌なことばかり。明日まで働く。今週まで。今月まで。
    自分にはこんな仕事は向いてない、もっと自分に合う仕事がある。仕方なく働いてやってる。
    誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。

    最後の方のジャガイモだか大根だかの話(笑)が印象に残ってます。
    カレーの中のジャガイモと肉じゃがのジャガイモ。どろどろに溶けるか、主役になるか。置かれた場所の問題。
    ダメになるなら鍋から飛び出せ!
    明日からも頑張ります!(笑)

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    2025年09月15日
  • 笑う森

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    神森で5歳のASD児・真人が行方不明になった。1週間後無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみ、誰かが食べ物や防寒具を与えてくれたらしいが詳細は分からない。そこで叔父の冬也が調査に乗りだすと――いやぁ、森っていろんな人がいろんな事情を持って分け入っていく場所なんですねぇ。登場人物それぞれに様々な悩みや事情を抱えてますが、いかにも今っぽいものばかりで説得力があるといいますか…シリアスなだけじゃない軽さというかほのぼの感もあって、やっぱ荻原作品は安心して読めますね!そして残された2日間の謎が、よもやそんなことになってたとは…!!ラストシーンまでいいお話でした(^^)v

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    2025年09月14日
  • コールドゲーム

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    いじめから始まる話。
    誰にでも心当たりありそうで、ちょっと辛くなってきた。特に両親の話のあたり。。
    小説自体は読みやすく良かった!

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    2025年09月14日
  • 海の見える理髪店

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    短編なので小気味よく読み進められた。哀しいストーリーもあったがほろっとなれる話もあり、読後感はいい作品だった。荻原浩さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2025年09月14日
  • 明日の記憶

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    若年性アルツハイマーという重い題材
    にもかかわらず、
    ところどころユーモアな
    描写にクスッと笑ってしまう場面あり。
    笑って、泣いてあっという間に読み終わりました。

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    2025年09月13日
  • 噂

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    キャラが上手く書かれて想像しやすく本当に読みやすかった!
    最後の一行は確かにインパクトあって読んだ時
    えっ! って声が出てしまった!

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    2025年09月07日
  • 笑う森

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    森で行方不明になった子どもを探す母。発見と同時に浮かび上がる人との出会い。森の中で子どもに何があったのか、、、。

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    2025年09月02日
  • 押入れのちよ

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    10年以上前に読んだけど、ふと思い出すことがある作品。
    ちよかわいかったなーとか、なんかドロドロの話あったな、、とか。また読みたい。

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    2025年08月30日
  • なかよし小鳩組

    匿名

    購入済み

    今回もとんでもない仕事を引き受けてしまったユニバーサル社。今回は杉崎の人物像がよくわかる話しでした。やる気なさそうだけど、意外とやる男。楽しい話ばかりではなく、やっぱり組に入ってしまったら後戻りはできないのかと切なくもなりました。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年08月23日
  • 金魚姫

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    金魚のリュウが人間になった時の行動の一つ一つが可愛くて、クスッと笑える。

    リュウに振り回される男性・潤に少々同情するところもあるが、二人のやり取りが私は好き。

    『金魚』を学べる。
    不思議な体験をした気分になる。

    悲しい部分もあってつらいけれど、
    私はこの作品が好き。

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    2025年08月23日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    真人が純粋で無邪気でかわいくて、
    どんな時、どんな人(やクマ?)に対しても同じ
    素直な態度を取れるので
    可愛がられ助けられたのかなと思った。
    樹海のような森の中で子供を見失う
    なんて想像しただけで恐ろしく、
    森で会う人達も事情をかかえてることを
    考慮してもあまりに自分勝手で身勝手で許せない大人たちなのに、
    物語は暗くならずクスッと笑える優しいトーン
    なのはやはり真人の魅力と思う。
    最後の2日は自分で生きるために食べ物を見つけ
    寝床を見つけ、、、
    初対面の女に話すなと言われたからそれを守る、
    強さと従順さに心を打たれた。

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    2025年08月22日
  • オロロ畑でつかまえて

    匿名

    購入済み

    ユニバーサルにいる人達って、すごくユニークで会話の掛け合いも漫才みたいで面白かったです。
    広告代理店てこんな事までするの?と、驚きましたが、ユニバーサル広告代理店だけが特別なのでしょうね。村の人達も可愛くて楽しそうで村の風景が目の前に何度も現れました。楽しかったです。

    #ほのぼの #笑える #ドキドキハラハラ

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    2025年08月19日
  • コールドゲーム

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    10代後半の多感な世代のグループが進めるストーリーなので懐かしく(少し古い発刊なのでスマホも無くパカパカ携帯)

    しかしながら、テーマがいじめられっ子の復讐という。

    面白いし、ラストどうなるのかハラハラしてページが止まらず。

    最後の最後に ? を残して幕を閉じるのも、うーん考えさせられる。
    罪の気持ちを、やられた側が忘れられない「いじめ」以上に抜け辛い棘にされたような復讐劇。(なかなか良い表現、私)

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    2025年08月18日
  • 笑う森

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    タイトルからホラー系かなと思って読み始めたが、良い意味でかなり裏切られた最高の一冊でした。荻原浩さんの小説はいつも、こんなストーリー良く浮かぶなあと感動するんですが、今回も本当に最高でした。必読です!!

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    2025年08月18日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    下巻

    ・総じて面白かった。

    ・ホームレスにまで落ちることになった人生、自分を侮蔑したら人たち、過去への逆襲物語

    ・最大手証券会社で華やかで、一般的には勝ち組と言われていた栄光からの転落から、大きくやり直したい、過去を捨てて反撃したい主人公から、人間は一度失ったものは形が変わってもいいから何がなんでも取り戻したくなるのかなと思った。(物語序盤でもラスト共通)


    ・カルトを作った側の目線からストーリーが進むので、信者たちが信じてるものがハリボテで、そんなもを崇拝してて悲しいというか哀れな感情が湧いた。

    ・この作中では重点的ではなかったけど、信者の家族は家のお金を嘘っぱちでなんの効果もご利

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    2025年08月03日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    気になってた砂の王国の上巻

    ・最初のホームレス生活があまりにもリアルすぎる
    (地面に寝っ転がって横を通る人たちから侮蔑の目を向けらても平気になる→精神的には無敵
    水をかけられることには敏感になり、逃げる とか)

    ・競馬で勝つ瞬間が印象的だった
     主人公のマインドチェンジ?みたいなものの描写がうまく、それまでとそこからの見方がガラッと変わった。

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    2025年08月03日
  • 砂の王国(下)

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    下巻は没入感2倍。

    予想の斜め上を行く展開でした。集団心理は怖い。

    ラストは『追跡中』の逃亡者に似たソワソワ感が続き、この後どうなるんだ⁈で終わり。

    これだけ長い作品なのに最後2ページ足りない。みたいな。

    どうなったんだろう、、(明日には気にしてないけど)

    長々で進みがゆっくりな本作は、改めて考えると描写や人物のやりとりがかなり丁寧に書かれているからかも。

    だから読みやすいし、ページを戻って見返す事なく最後まで読めました。

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    2025年07月26日
  • 砂の王国(上)

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    上下共、分厚い上に話の進行はゆっくり。

    ぎゅっとしたら1冊になるよな多分、、

    何度もそう思いながら、あえて時間の流れをゆっくり細々書いた作者の意図を探りつつ上巻読破(折り返し地点で未だ意図探れず)

    3人のホームレスが起死回生の為に宗教を立ち上げる話。その日暮らしが未来を語り出し、無茶苦茶。

    話は兎に角面白いしサクサク読み進められます!!(何故か強気)

    個性的過ぎる3人のやり取りが面白いのと、話の主題が①ホームレスとして生き抜く話しから②宗教団体の成長に切り替わっていくので、飽きないです。

    下巻スタート。

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    2025年07月24日
  • マウンドの神様

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    もっと早く読めばよかった。タイトルと表紙から、甲子園の話かなと思ったけど。野球って括りね。東川さんのベースボールキャップにまつわる話しが面白かった。

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    2025年07月19日