荻原浩のレビュー一覧

  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    禁忌を犯した主人公の男の子は、おとなになる儀式を済ませたあと、部族の集落を追放される。集落に戻るため、また病気の弟を直す薬を手に入れるため、熊を倒して肝を手に入れるというミッションと、未知の食料である米を入手するというミッションを持って再び南の森にはいる。

    下巻は、熊との手に汗握る対決にハラハラする。食うか食われるかの頭脳戦。圧倒的な強さを見せるクマの描写に、昨年日本全国でニュースが相次いだ熊による被害を連想し、縄文時代と現代がこの日本という地で地続きであることに思いを馳せた。

    いよいよ弥生人の村にたどり着く。米を分けてほしい主人公。主人公をとらえ奴隷のように扱う弥生人。恋する相手との再会

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    2026年04月05日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて、今まで教科書でしか認識がなかった時代の人たちの生活や人生がかなり立体的に感じられた。どうやってこんなにリアルに?おそらく想像のものも多いのだろう。

    主人公は縄文時代のティーンエイジャーの男の子。おとなになる直前の、早くおとなになりたいと願う少年。長の娘に淡い恋をしている。厳しくて小うるさい母がいる。病弱な弟がいる。

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    2026年04月05日
  • オロロ畑でつかまえて

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    ネタバレ

    オロロ豆、ゴンベどり、へらちょんぺ、うごめくクモタケ…鹿谷のクーちゃん(剥製)とか、話もおもしろかった

    三谷幸喜の有頂天ホテル、昔映画で見て、内容はもうほとんど覚えてないけど、それを思い出した

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    2026年04月01日
  • 砂の王国(下)

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    仲村の得体のしれなさが最後まで守られていて面白かった。宗教にハマる人、脱会する人だけじゃなく、その創造主側が自らの作った教義とシステムによってどう崩壊していくのか目を離せない作品だった

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    2026年03月27日
  • 噂

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    「噂」
    レインマンに出会うと足首を切られちゃうんだって。でもミリエルの香水をつけてると狙われないんだって。

    口コミを利用した香水の新ブランドの販売戦略。
    でもその噂通りに足首の無い少女の遺体が見つかる…

    小暮と名島コンビのやり取りが心地いい。

    事件の真相!
    ラスト数ページの衝撃!
    というかラスト一行∑(°口°๑)❢❢
    まじ?

    西崎とサキのやり取りの真相だけでもびびったのに…( ˙-˙ )

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    2026年03月23日
  • ひまわり事件

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    保育園と高齢者施設の日常が交錯し事件があり…。
    その中で園児と高齢者の絆ができていく、楽しく愉快なはなし。

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    2026年03月19日
  • オロロ畑でつかまえて

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    面白かった。久々に本読んでて笑えた。
    話の内容は全体的にドタバタしてて忙しいけど笑える所も一杯あって良かったね。
    あとオロロ豆食べてみたい…。w

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    2026年03月15日
  • 噂

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    最後の一文が難しい!

    わかりやすい違和感がなかったからか、伏線に気付けていなかったのかも。
    ネタバレコメントを読み漁っても、まだ消化できていない感じもある。

    刑事もののどんよりした雰囲気がなく、捜査パートも読みやすかった。

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    2026年03月14日
  • 噂

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    再読
    香水の拡販の為のネガキャンクチコミが噂に噂を呼んでレインマンが足首を切る殺人を繰り返す

    この本の怖いところは最後の一行

    崖から突き落とされる感じ

    ミステリ、伏線回収、イヤミス

    全部が面白い

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    2026年03月05日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    好きな噺家さんの寄席を聴いてるように、目の前に、くっきり映像化された場面場面が出てきて、おもしろかったぁー
    勢いよくてあげちゃうとことか、にんまり笑ってるとことか、宴の薄暗さとか。あー面白かった

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    2026年03月04日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    移り変わりのグレーの時代、
    当然ありますよね。
    言われてみれば当たり前だけど
    そこまで考えた事がなかったなあ。

    そして大昔のひとも僕たちと同じく生きていたんだよね。その視点を得れたのが良かったです。

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    2026年03月03日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    冒険恋愛小説としてワクワクが止まらない。

    ありえないくらいドラマチックな終わり方だった。

    もう少し、主人公の故郷についても触れてほしかったし、もっとハッピーエンドであってほしかった。

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    2026年03月01日
  • 笑う森

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    真人が神森で行方不明になりクマさんに助けてもらった1週間。助けてくれたクマさんとは…
    真人が救出後に覚えた謎の言葉や歌、真人が神森で出会った人たち、あたかも関係ないそれぞれのピースがひとつずつはまって少しずつ明かされる空白の1週間にどんどん引き込まれページがすすんだ
    お尻しー拭こうがかわいかった

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    2026年03月01日
  • 噂

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    2025年度の「全国高校生ビブリオバトル」決勝大会で少尉介されていた作品です。

    時代設定は平成前期で(携帯電話がようやく普及し始めたころでネット黎明期であるような描写があります)、令和の高校生が「面白い」と紹介したことには驚きました。
    とはいえ、いまでこそSNSや動画配信サイトなどで情報が伝達する速度は増したとはいえ、「口コミ」の情報や噂が広まってゆく様子やその侮れない影響力、という点については昔も今も変わっていません。不確かな「都市伝説」のような情報に左右される様子に「古さ」を感じさせないのはそのあたりが理由かもしれません。

    ミステリとして読めば、商品販売のために作られた噂である「レイン

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    2026年02月28日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    文字に起こせば誰の人生も一冊の本になる。

    生き方や死に方を本から学ぶことが多い。その理由にも頷ける。

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    2026年02月26日
  • 我らが緑の大地

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    ネタバレ

    ドキドキハラハラのストーリー。言葉の遅い子供が緊迫のストーリーの中に良い味出してる。
    映像化したらおもしろそうだなあと思いながら読みました。

    この物語は別として、植物が意思を持ってるとかありうるのか考えたら、こわくなってくる…けど、人間だけが特別って事はなさそうなのは理解できる。

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    2026年02月25日
  • 噂

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    ずっと気にはなってたけど、後回しになってた一冊。

    小暮刑事が終始素敵なお父さん。
    人としても出来ている。

    、、、なのになぜ!?という感想。
    ラスト1行より、違う事に驚いた。

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    2026年02月23日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    好きな作家さんの話が短編集になって詰め込まれてて得した気分になった。
    やっぱり猫って独特の雰囲気があって
    何か悟っている様子があるけどどの話もそれが忠実に描かれてきてやっぱり猫っていいなと思った

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    2026年02月21日
  • 笑う森

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    装丁に引き込まれて読み始めた作品。

    樹海と呼ばれる森から救助された真人くんの空白の1週間を追う事で、そこに関わった人々の人生を垣間見ることができるストーリー。
    そして、人はいかに自己中心的な生き物かという事も。

    関わる人全てがキャラ濃すぎるのは、エンタメとして飲み込む。
    人間のドロっとした部分が沢山感じられる一方で、真人くんの愛おしく癒しとなる言動が良い塩梅となっている。
    そのため、設定としては重苦しい物語になりそうだが、所々息抜きができ一気に読むことができた。
    とても楽しい作品でした。

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    2026年02月21日
  • 神様からひと言

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    広告代理店から食品製造業の販売促進部門
    に転職した27歳の元バンドマンのお話。
    鬱屈とモヤモヤ感を抱えたまま進んでいく物語。
    最後の最後でようやく胸をすくような大立ち回り。
    閉塞感が大きかったからこそ、爽快感たっぷりでした。
    「実際にはこんなことできないよな」とは分かっているものの、心のどこかでこのような行動を取れることに憧れを抱いてしまう。
    自分もまだまだ青臭いのかなと思ってしまいました。
    久しぶりに小説を読むと面白いですね

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    2026年02月19日