荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかったです。
荻原さんらしくない?物語だけど、
小説の出来ばえのうまさ、スゴさは、
荻原さんらしいと言えます。
物語の技巧的うまさが、読後の余韻と共に
感じられました。
それはきっと
読んだ人 みんなに共感するポイントだと思います。
ただ時代が交互に描かれるだけでなく、
過去の出来事と現代の事件が、
リンクしていきます。
でも、巨木はそこにずっとあり、それらを千年の間見守っています。しかも、ただ見守るだけではなく、
まるで「意識」をもった観察者の様に描かれています。
全編を通して、暗く重い話が続くのですが
最後の章では、希望の光が差すので、
後味はよいです。とっても、。
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Posted by ブクログ
ネタバレ最後の1行が…と話題で読んでみましたが、さすがでした。驚きました!
最後の驚きを抜きにしても、読みやすくてハラハラドキドキ楽しかった。懐かしい?古い?当時の描写もそこまで気にならず。
作者さんの誘導にしっかり騙され、西崎のことばっか気にしてました。
17歳に手を出す30歳気持ち悪…とか、三崎康代→サキかな?とか、西崎の語りで高原美幸と青田久美のことをやたら知ってる口調に違和感を感じて満足していた。
読み返すと冷蔵庫を開けると必ずサキと会話してたり、サキが腐らせた、とか。サキの足を眺める描写とか。そもそもサキとの会話は全部サキ(足首より下)なのに〜
西崎の遺体と会話できちゃう精神状態が仇となり、最後はサキとのゴミの日の会話で飛び降りることになるとは。
最後、杖村の足首を切断した凶器が見つかってないのはなんでだろう?と思ったものの、その後の小暮さんと名島さんのほのぼのシーンでそんなことはどうでもよくなり、小暮さん、名島さんのことワンチャン狙ってるのがえ?て感じで歳近いのか?同じ30代?うーん…などと思っていたら。
菜摘、ノーマークでした!
やたらきもさぶが強調されてると思ったのはこのためだったのね(泣)
青田久美の復讐ということよね?
何回も泊まりに行ってたエリちゃんと一緒に?
「今夜はエリと約束しちゃった」っていうのは杖村殺害の約束?
復讐にしても、くすくす笑いながら人殺せるってなかなかだと思うんだけど…逆にこれだけだよね?!他はやってないよね?!と心配になる。
最後にしっかり驚かされて大満足でした…! -
Posted by ブクログ
陰謀論百物語
ハードボイルド・ルール
サクマ型ロボット2号
パスワードを入れてください、
ああ美しき忖度の村
モンクコング対ゴネラ2021
戦争過敏シンドローム
以上七つの短編集でした。
荻原さんらしいユーモアセンスも健在で楽しく読みました。その一方で、「ロボット」「AI」「パスワード」「忖度」「コロナ禍」「戦争」など、世相が随所に描かれていて、現代社会に潜む問題も色々と考えさせられました。
私は、中でも「サクマ型ロボット2号」が強く印象に残りました。クラスでいじめられて不登校になったサクマくんがロボットになって再登校し・・・深く心が痛みました。