荻原浩のレビュー一覧
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禁忌を犯した主人公の男の子は、おとなになる儀式を済ませたあと、部族の集落を追放される。集落に戻るため、また病気の弟を直す薬を手に入れるため、熊を倒して肝を手に入れるというミッションと、未知の食料である米を入手するというミッションを持って再び南の森にはいる。
下巻は、熊との手に汗握る対決にハラハラする。食うか食われるかの頭脳戦。圧倒的な強さを見せるクマの描写に、昨年日本全国でニュースが相次いだ熊による被害を連想し、縄文時代と現代がこの日本という地で地続きであることに思いを馳せた。
いよいよ弥生人の村にたどり着く。米を分けてほしい主人公。主人公をとらえ奴隷のように扱う弥生人。恋する相手との再会 -
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縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて、今まで教科書でしか認識がなかった時代の人たちの生活や人生がかなり立体的に感じられた。どうやってこんなにリアルに?おそらく想像のものも多いのだろう。
主人公は縄文時代のティーンエイジャーの男の子。おとなになる直前の、早くおとなになりたいと願う少年。長の娘に淡い恋をしている。厳しくて小うるさい母がいる。病弱な弟がいる。 -
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Posted by ブクログ
現実には難しそうな出来事が連続して起こるけれど
こんなことがあるなら世の中も…生きにくくはあるけど捨てたもんじゃないよね
童謡の「森のくまさん」が現実に起きたら…という感じ、少しほっこりした
最後の答え合わせは蛇足というか
結局真相は分からないけど今があるからいいよね
不可思議で理解不能な力にニンゲンは生かされてるものね、と締めてもよかったのではと個人的には思う
真人くんを助けようとした二人と結果的に置き去りにした二人、明暗が分かれたのが皮肉というか
世の中そう上手くは行かないなぁという気がして、残念だけど仕方ないのかな、とも思ったり
全編通じて真人くんの可愛さに救われた思いでした