荻原浩のレビュー一覧

  • 砂の王国(下)

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    救いようがなくなってゆく泥沼の後半戦に、もはや木島を応援したくなる気持ちが生まれてしまった、、、。あっという間に読み終わった。面白かった。

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    2026年05月17日
  • ストロベリーライフ

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    父親の脳梗塞を機に実家の農業を手伝いに来た主人公。苺を主に作っている。東京でデザイン事務所を経営しているが、今後はどうするのか?

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    2026年05月18日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    ホームレスから立ち上がり自分が作り上げた教祖と宗教団体がどんどん大きくなり、そのうち制御不能に。心理学やねずみ講の手法を取り入れながら会を大きくしていく様子は見ていてワクワクする。ただ、その会に排除されホームレスに戻った後、反撃を試みようとするがすぐに終わってしまう。非常に後味の悪い終わり方。続きがあるの?

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    2026年05月17日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    ホームレスから立ち上がり自分が作り上げた教祖と宗教団体がどんどん大きくなり、そのうち制御不能に。心理学やねずみ講の手法を取り入れながら会を大きくしていく様子は見ていてワクワクする。ただ、その会に排除されホームレスに戻った後、反撃を試みようとするがすぐに終わってしまう。非常に後味の悪い終わり方。続きがあるの?

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    2026年05月17日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    2026.05.16 (土)
    結構すきだった。「噂」以来の荻原さんなんだけど、やっぱり読みやすくて好きかも。
    民俗学おもしろいかも。納得だらけの3編だった。
    妖の淋しさが切なくてよかった。座敷わらしが特に切なくて良い読後感だった。
    毎作、終わりも綺麗で余韻も心地よかった。

    最初はボサっとした冴えない准教授の印象だったのに、真矢の心境の変化で後半布目先生が魅力的に映っていくのもよかった。
    2人にはずっと色んな場所で調査して仲を深めて時には真矢が布目先生をつっついてほしいな

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    2026年05月16日
  • 笑う森

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    ここ数ヶ月で読んだ本の中で1番面白かった。
    たくさんの人に助けられ、最後には本当に本人が話していたことと辻褄が合う出来事もあった。
    人間味と生命力を感じた一冊だった。

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    2026年05月15日
  • 明日の記憶

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    おもしろい、というのは表現が違うかもしれない。
    読みやすく、続きを知りたくて読みたいのに、恐ろしくて何日も放置することが多々あった。
    主人公と同年代、物忘れだってしょっちゅうする。
    自分もきっと主人公と同じような行動をとるだろう、きっと同じように考えるだろう、パニックにだってなる。
    自分はアルツハイマーではないのだろうか、そんなことをどうしても考えてしまい怖くなる。
    とにかく考えさせられた。

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    2026年05月14日
  • 陰謀論百物語

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    陰謀論百物語
    ハードボイルド・ルール
    サクマ型ロボット2号
    パスワードを入れてください、
    ああ美しき忖度の村
    モンクコング対ゴネラ2021
    戦争過敏シンドローム
     以上七つの短編集でした。
     荻原さんらしいユーモアセンスも健在で楽しく読みました。その一方で、「ロボット」「AI」「パスワード」「忖度」「コロナ禍」「戦争」など、世相が随所に描かれていて、現代社会に潜む問題も色々と考えさせられました。
     私は、中でも「サクマ型ロボット2号」が強く印象に残りました。クラスでいじめられて不登校になったサクマくんがロボットになって再登校し・・・深く心が痛みました。

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    2026年05月12日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    初めての作家さんが多かったが、いずれも猫をよく観察していて、ほのぼのとネコの温もりが伝わってくる楽しい掌編揃い。“ネコさえテーマにすればたいていの小説は面白い”か。今朝も4時半に起こされたけど「ネコは夜行性ではなく薄明薄暮性。一番活発になるのが、薄く明るくて薄く暮れた時」知らなかった…。老ネコと暮らして「かつてのこと、先のこと、そんなことを考えることなく、いまを悠々と生き切っている。できることに目を向け、登れない場所には踏み台を用意すればいい」短編もいい。

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    2026年05月08日
  • 陰謀論百物語

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    陰謀論、コンプライアンス、忖度、パスワード、マスク警察…現代の闇を煮詰めたようなコメディ短編集。どれも皮肉が効いていて素直に笑っていいのやら。結果、ずっと苦笑いという不思議な読書体験。陰謀論者の心得(?)を皮肉たっぷりに描いた表題作がやっぱり一番好きかな。特撮怪獣映画ファンとしては古典的名作『キングコング対ゴジラ』をコロナ禍のノーマスク派vs.マスク警察と重ねてみせる『モンクコング対ゴネラ2021』も良かった。

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    2026年05月03日
  • 花のさくら通り

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    おもしろかった、娘がいいなと思う
    自分の要因かもだけどオロロ、小鳩組の方がおもしろさがあった気がして、これは途中で読むのが失速してしまった。後半は一気に読めた

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    2026年04月30日
  • 砂の王国(下)

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    ひとつの嘘を取り繕うためにまたひとつ嘘の上塗りをしていく。
    いずれ破綻するであろう「嘘の波紋」というあり地獄に苦しめられる主人公。
    起承転結のうち、最後の「結」はバタバタで印象に残らない結末だったのが残念。

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    2026年04月22日
  • 砂の王国(下)

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    リアルなホームレスと宗教の話。
    ホームレスって遠い世界の生活に見えるけど、ちょっとしたきっかけで誰がなってもおかしくないと思う。そして新興宗教を信仰する生活も。どちらもハマる抜け出しにくい。
    今の会社辞めたいけど、思いとどまれたかも。
    でも何が幸せなのかはわからない。

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    2026年04月19日
  • 砂の王国(下)

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    救いを商いにしてしまった自分は、どこに救いを求めればいいんだ的なことが書かれていたのが言い得て妙だなと思った。
    本当に救って欲しい自分は、救って貰えないなんて。

    山崎の幼少期のこともあるが、結局それに戻ってしまうのは仕方ないことなのかな。
    元奥さんの伝えてた過去の山崎のことは、本当にトラウマになってしまっていて少し同情した。

    きっとこう終わるんだろうなという終わり方とは少し違かったけど、仲村の気持ちは最後聞いてみたかったなと思った。

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    2026年04月15日
  • 砂の王国(上)

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    かなり絶望的なシーンから始まったので、ここから回復というか良くなることってあるのかな?と思いながら読んだ。
    お金を得た方法がまたなんとも現実味がなかったが、こういうことは無きにしも非ずということで、トントン拍子に進んで行った。

    途中から龍斎のことが煩わしくてイライラしたが、木島と仲村だけだとここまでちゃんとしていなかった気もするので、必要な存在だったのかもしれない。
    いま現在の収支がどうなってるか分からないが、決してプラスではなさそう。

    下巻どうなるか楽しみ。

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    2026年04月15日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    (下 未読) 

    冒頭部分のホームレスの描写が生々しくて読み進めるのが億劫になったが、先が気になって約1日半で全部読んだ(暇人)
    仲村の顔を想像しながら読むのが楽しい。
    競馬、そんな簡単に当たるかね?
    ここからどんな展開が待ってるのか楽しみ!

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    2026年04月06日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    禁忌を犯した主人公の男の子は、おとなになる儀式を済ませたあと、部族の集落を追放される。集落に戻るため、また病気の弟を直す薬を手に入れるため、熊を倒して肝を手に入れるというミッションと、未知の食料である米を入手するというミッションを持って再び南の森にはいる。

    下巻は、熊との手に汗握る対決にハラハラする。食うか食われるかの頭脳戦。圧倒的な強さを見せるクマの描写に、昨年日本全国でニュースが相次いだ熊による被害を連想し、縄文時代と現代がこの日本という地で地続きであることに思いを馳せた。

    いよいよ弥生人の村にたどり着く。米を分けてほしい主人公。主人公をとらえ奴隷のように扱う弥生人。恋する相手との再会。埋まらない人種間の差別と、それでも人種を乗り越える恋。この小説でたまに現代パートが挟まる意図が、わかってくる。つまり、人種間の争いも、人種間の差別も、人種問わぬ恋も、2700年前から今に至るまで、ずっと変わらないのだ。

    上巻で描かれていた縄文人の暮らしの原始ぶりに、これは大変、自分には無理だと思いながら読み、下巻で描かれる弥生人の生活に親近感を持つものの、主人公の「つまり米を生産し続けるには人は一日中労働しなくてはならないのだ、それは楽しいのか?」という問いや、「(稲作の土地を求めて戦をする弥生人に対し)なぜ人が人を殺す?自分たち(縄文人)のあいだではそんなことはあり得ない」という感想に、ハッとしたり、しみじみ思ったりなどした。

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    2026年04月05日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて、今まで教科書でしか認識がなかった時代の人たちの生活や人生がかなり立体的に感じられた。どうやってこんなにリアルに?おそらく想像のものも多いのだろう。

    主人公は縄文時代のティーンエイジャーの男の子。おとなになる直前の、早くおとなになりたいと願う少年。長の娘に淡い恋をしている。厳しくて小うるさい母がいる。病弱な弟がいる。父は早くに亡くなっている。年に一度海の民と交流し物々交換がある。チームで狩りをして部族は食をつなぐ。神に気遣いながら生きる。

    主人公はある日禁忌の森に誤って足を踏み入れる。そこで、部族以外の女の子とすれ違い、ひとときの交流を持つ。この女の子、自分たちとはだいぶん違う見た目と服装だ。読者はわかる、この子は弥生人で、つまりこの時代は、縄文時代と弥生時代の狭間なのだ。そして、主人公の男の子は、そうと気づかずこの弥生人の女の子に本気の恋をする…

    時折挟まれる縄文ワードが面白い。鳥の巣に卵、で、たぶんという意味。好きな人のことを考えて頭がぽーっとなることを、頭が陽だまりになる、と表現する。突拍子もないという意味で、夏の雪、と言う。完全に作者の創造だと思うが、面白かった。

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    2026年04月05日
  • オロロ畑でつかまえて

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    ネタバレ

    オロロ豆、ゴンベどり、へらちょんぺ、うごめくクモタケ…鹿谷のクーちゃん(剥製)とか、話もおもしろかった

    三谷幸喜の有頂天ホテル、昔映画で見て、内容はもうほとんど覚えてないけど、それを思い出した

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    2026年04月01日
  • 砂の王国(下)

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    仲村の得体のしれなさが最後まで守られていて面白かった。宗教にハマる人、脱会する人だけじゃなく、その創造主側が自らの作った教義とシステムによってどう崩壊していくのか目を離せない作品だった

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    2026年03月27日