荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ猫好きだし、好きな作者が含まれいたので。
好きな作者、若竹七海の「神様のウインク」は
文字通り沈みつつある公団に住む中学生の話。
幼い頃の火傷の痕が顔にある少年は、
母親はいるが顔を合わせてもらえず、
母親に代わって祖母の面倒をみるヤングケアラー。
その相方は、
そんな火傷の痕なんて大したことないと言って、
父親によるたばこの痕で水玉模様になった尻を見せた同級生。
相変わらずひりりとした話で、かつミステリー仕立てで面白かった。
他の作者は全くチェックしておらず期待もしていなかったが、
「オロロ畑でつかまえて」の作者はYouTubeでバズった猫の秘密、
「ある日、あひるバス」の作者は四代に渡 -
Posted by ブクログ
2005年第18回山本周五郎賞
2006年映画化
第一線で働く広告代理店営業部長
五十歳を前にして 若年性アルツハイマーと診断される
自分の記憶を守ろうと日記をつけ
できるだけメモに残して
仕事と生活を守ろうとする
何かを忘れているのではという不安の中
娘の結婚式まではと 記憶を残そうとする
それでも病気は少しづつ記憶を奪う
日々増えていくメモの束に苦しくなります
見慣れた場所が突然見知らぬ場所に
記憶を徐々に失う怖さと
一時前が思い出せない恐さ
ポケットに詰め込んだメモが舞い上がる様が
あまりに哀しい
発症年齢によりますが
仕事も家庭もまだ主軸であろう人生半ば
荻原さんは、いつも優しい