荻原浩のレビュー一覧

  • 海の見える理髪店

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     家族の絆を描いた6話の短編集。

     どこにでもいる・・・とは言えない境遇の家庭だけど、家族愛が切ないくらいに伝わってきた。

    「海の見える理髪店」
    「時のない時計」
    「成人式」が心に残った。

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    2025年02月12日
  • 海の見える理髪店

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    短編集。どの作品も読み終えた後、心の中がじんわりと熱くなるような感覚を覚える。
    複雑な生育環境・親子関係・過去の悲劇、人は皆大なり小なり苦悩を抱えて生きているけど、その中に少しの希望が見出せる気がするそんな本でした。さすが直木賞。
    どんな精神状態でも割と読みやすい。

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    2025年02月12日
  • 明日の記憶

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    ネタバレ

    病気の中でも記憶がなくなっていく恐怖はまた独特ですね。。
    病気が進行していく様子がリアルで考えさせられました。

    それでもラストが悲愴的な最後じゃなくてよかったです。

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    2025年02月09日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    ネタバレ

    猫好きだし、好きな作者が含まれいたので。

    好きな作者、若竹七海の「神様のウインク」は
    文字通り沈みつつある公団に住む中学生の話。
    幼い頃の火傷の痕が顔にある少年は、
    母親はいるが顔を合わせてもらえず、
    母親に代わって祖母の面倒をみるヤングケアラー。
    その相方は、
    そんな火傷の痕なんて大したことないと言って、
    父親によるたばこの痕で水玉模様になった尻を見せた同級生。
    相変わらずひりりとした話で、かつミステリー仕立てで面白かった。

    他の作者は全くチェックしておらず期待もしていなかったが、
    「オロロ畑でつかまえて」の作者はYouTubeでバズった猫の秘密、
    「ある日、あひるバス」の作者は四代に渡

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    2025年01月28日
  • オイアウエ漂流記

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     小型飛行機が悪天候のため遭難し、乗客が流れ着いたのは無人島。
     そこで繰り広げられるサバイバル生活。
    こんな状況でも、周りに威張り散らす上司や日焼けを気にする女性。
     個性豊かな登場人物がコミカルでした。 

     同時に、魚の釣り方や、ヤシの実の取り方、火の起こし方などサバイバルの知恵が詳細に書かれてありいざという時(?)役に立ちそうでもあった。

     細かな情景描写のせいで、700ページ弱の超長編ではあったが、そのおかげで私もサバイバルしているような臨場感たっぷりの中楽しく読めた。

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    2025年01月14日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫尽くしアンソロジーということで、手に取りました。
    タイトルと中身は…とりあえず全てのお話に猫ちゃんが出てきます。

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    2025年01月13日
  • 月の上の観覧車

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    全編にもの悲しさや温かさが散りばめられた、短編集。きっとこうゆうお話を描く萩原氏は優しい方だと思います。僕の生きた時代より少しだけ古い設定でしたが、それがさらにグッときました

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    2025年01月06日
  • メリーゴーランド

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     現在の地方公務員がこういう実態なのかどうかは分からないけど、古いやり方に固執したままの上司に逆らえない状況や妙な忖度など共感できる部分はあった。
     家族が壊れないでいてくれて良かった。

     アテネ村のイベントに行ってみたいなぁ。劇団ふたこぶらくだのお芝居も見てみたい。

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    2024年12月28日
  • コールドゲーム

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     「やめろよ」
     4年前にこのひとことが言えれば・・・。
    いじめられていた廣吉の復讐を両親が果たしていく。
     実際手は下さなくても同じ思いをしている人が現実にもいるだろう。 
    いじめる側もいじめられる側も一生残る傷ができるのだ。

     たったひとこと、「やめろよ」を言える勇気を持とう。

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    2024年12月24日
  • それでも空は青い

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    よくここまでいろんな幅の小説が書けるなぁと感心してしまった。しかも読後感がなんだかどれも心に入り込んでくる、というか。
    内容的にはそうでもないのになんだか後ろを向いていた自分の気持ちを前に向かせてくれるような作品達であった。
    文庫版の最後の中江有里さんの解説がまさに言い当てていて、小説読み終えて後に解説読んで、ウンウンと何度も頷いてしまった。

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    2024年12月14日
  • 家族写真

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    様々な家族の形を描いた短編集。
    幸せの形も人それぞれ。
    「肉村さん一家176kg」がなんとも微笑ましくて温かい気持ちになれた。

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    2024年12月05日
  • コールドゲーム

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    イジメが題材。周りの同級生が次々と事故に遭い、中2の時にクラスで虐められてたトロ吉が犯人じゃないかと探り始める。遂に殺人も起き、次は親友の番となって...。
    荻原浩にしては重め。読みやすいけど後味は宜しくなかった。最後のトロ吉の両親の展開も納得行く形だし、ふと見えた幻覚?も荻原浩っぽくてよかった。ただいつもみたいに痛快!!とまではいかない。イジメ描写がまあまあキツめ。

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    2024年11月15日
  • 押入れのちよ

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     「世にも奇妙な物語」を観ているようでした。
     背筋がゾクッとする話あり、怖かわいい話あり、怖可笑しい話、怖切ない話など楽しく読めました。

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    2024年11月06日
  • 楽園の真下

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    面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。
    ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には先が読める部分も有るのですが、このハリガネムシに着目して壮大なサスペンスにしたのは天晴れで、現実に起こってもおかしくない理論がありました。
    少しB級映画的な大袈裟感は否みませんでしたが、面白くて一気読みでした。
    万事落着と思いきや、、、の終わり方もそれは良し!

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    2024年11月05日
  • 月の上の観覧車

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    哀愁漂う心に残る作品だった。
    人生どこかで上手くいかなくなってしまった人が、過去を振り返る作品が多い。
    あの時ああしておけば…と振り返ることは誰にでもあるが、コントロールできないこともあるし、全てが上手くいくことなどはあり得ない。そういった現実を受け入れて消化していき、人生を終えていくということを教えてくれる。

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    2024年11月03日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    短編集。毎回どの話も、読んで良かったとその度に思いながら読んでいた。ちょっとイタイ一面を持った人たちが一生懸命足掻いて生きている姿勢に勇気と元気が出た。また近い未来に読み返したくなるであろう大切な一冊。

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    2024年10月26日
  • 明日の記憶

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    2005年第18回山本周五郎賞
    2006年映画化

    第一線で働く広告代理店営業部長
    五十歳を前にして 若年性アルツハイマーと診断される
    自分の記憶を守ろうと日記をつけ
    できるだけメモに残して
    仕事と生活を守ろうとする
    何かを忘れているのではという不安の中
    娘の結婚式まではと 記憶を残そうとする

    それでも病気は少しづつ記憶を奪う
    日々増えていくメモの束に苦しくなります
    見慣れた場所が突然見知らぬ場所に
    記憶を徐々に失う怖さと
    一時前が思い出せない恐さ
    ポケットに詰め込んだメモが舞い上がる様が
    あまりに哀しい

    発症年齢によりますが
    仕事も家庭もまだ主軸であろう人生半ば
    荻原さんは、いつも優しい

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    2024年10月11日
  • オロロ畑でつかまえて

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    大手広告会社と競合のゴムのプレゼンの様子がおもしろい。これからどうやって村おこしにつながるか楽しみ。

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    2024年10月06日
  • ワンダーランド急行

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    今いる世界と違う世界に迷い込んだ男。こんな可能性や選択だったらどう世界は変わっていただろうか。見えるものが一変していたら確かに戸惑うだろう。牛が絶滅し羊肉が定番になってたところは面白かった。

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    2024年10月01日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    面白かった、怖かった〜

    全くの嘘、中身などないはずの「大地の会」がいつの間にか3人が居なくても回っている状況が怖かった。
    自分の小さいコマの一つあったはずのモノが知らないところで大きくなりすぎて自分を脅かすの、恐ろしすぎる

    主人公が「どこから間違えた?」となんども自問していたが、そもそも人の祈りや心の拠り所を気軽に扱うべきじゃなかったんだな
    龍斎くらい振り切れていれば楽なんだろうな〜
    結末は再出発を感じられて、よかった

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    2024年09月16日