荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025年度の「全国高校生ビブリオバトル」決勝大会で少尉介されていた作品です。
時代設定は平成前期で(携帯電話がようやく普及し始めたころでネット黎明期であるような描写があります)、令和の高校生が「面白い」と紹介したことには驚きました。
とはいえ、いまでこそSNSや動画配信サイトなどで情報が伝達する速度は増したとはいえ、「口コミ」の情報や噂が広まってゆく様子やその侮れない影響力、という点については昔も今も変わっていません。不確かな「都市伝説」のような情報に左右される様子に「古さ」を感じさせないのはそのあたりが理由かもしれません。
ミステリとして読めば、商品販売のために作られた噂である「レイン -
Posted by ブクログ
現実には難しそうな出来事が連続して起こるけれど
こんなことがあるなら世の中も…生きにくくはあるけど捨てたもんじゃないよね
童謡の「森のくまさん」が現実に起きたら…という感じ、少しほっこりした
最後の答え合わせは蛇足というか
結局真相は分からないけど今があるからいいよね
不可思議で理解不能な力にニンゲンは生かされてるものね、と締めてもよかったのではと個人的には思う
真人くんを助けようとした二人と結果的に置き去りにした二人、明暗が分かれたのが皮肉というか
世の中そう上手くは行かないなぁという気がして、残念だけど仕方ないのかな、とも思ったり
全編通じて真人くんの可愛さに救われた思いでした