荻原浩のレビュー一覧

  • さよなら、そしてこんにちは

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    大好きな作品☆
    笑いもあり、読めばほっこりします。
    そして読んだ後、あたしもがんばろー!って気持ちにさせてくれます。

    個人的には、主婦の話が好き。スーパーの店員さんも・・
    あー、でもやっぱ全部好きだぁ!!!
    精神的に疲れたときに読みたい1冊です。

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    2013年10月03日
  • さよならバースディ

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    これは泣いた。最後の場面なんか涙がぼろぼろでて、ろくにページが見えなかった。バースディがとてもかわいい。

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    2013年09月10日
  • 四度目の氷河期

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    とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
    もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、
    愛おしい主人公でした。
    博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。
    サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。
    …って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。

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    2013年02月12日
  • 四度目の氷河期

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    これまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!

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    2012年12月18日
  • オイアウエ漂流記

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    コミュニケーションが取れていないグループの感じの悪さ、それが相手を知ろうとすることで徐々によくなって行くところは無人島でなくても当てはまる場面が多い。
    荻原浩さんの物語には心底悪い奴というのがいないので、読後が気持ちいい。

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    2018年09月22日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    頑張っている人たちがくじけそうになりつつも頑張るしかないよね、と前向きに生きていく物語。
    別作品の寿し辰も出てくる。

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    2018年09月22日
  • ひまわり事件

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    それをいつ聞いたのか、誰に言われたのかは覚えていなくても、小さい頃の体験がその人物を構成していくのだなぁと最後の一行で気持ちよく感じる。

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    2018年09月22日
  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    表紙にひとめぼれして購入。

    何となく結末が分かってしまう7つの短編集だったが、
    その結末が早く知りたくて一気に読破しました。

    電車や喫茶店といった公共の場で読みながら
    思わずニマニマしてしまったシュールな笑い。

    ・ちょいな人々
    ・ガーデンウォーズ
    ・占い師の悪運
    ・いじめ電話相談室
    ・犬猫語完全翻訳機
    ・正直メール
    ・くたばれタイガース

    これが笑えるのは「ちょいな人」だけだと思います

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    2012年06月28日
  • ちょいな人々

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    「犬猫語完全翻訳機」を開発した某会社には、これからもじゃんじゃん新製品を出し、伝説の業績(失敗)を残していただきたい!
    この会社の業績だけを集めた小説を書いてほしいなあ…。

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    2011年11月27日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    最近、長い物に手を出さなくなって、久しぶりに読んだ上下2巻の長編だったように思いますが、一気に読んでしまいました。軽さもあるのですが、面白さで手が止まらくなったせいです。
    家族5人、それぞれの悩みが解決されて行きます。つまり5つのストーリーが混在する形になるのですが、それが複雑になり過ぎる事も無く、納得できる形で進むのは、話の按分が見事なためでしょう。
    座敷わらしの存在感が見事でした。
    暖かな家族再生の物語です。

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    2016年07月30日
  • 噂

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    帯に紹介されていた「最後の1行」が気になってつい、読み急いでしまったが読み応えのある内容だったと思う。

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    2025年12月11日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    面白い程よくコミカルで程よくシリアス
    シュールでサクサク読める
    憎めない主人公やキャラクター達に引き寄せられる

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    2025年12月09日
  • 噂

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    警視庁や刑事の登場人物が沢山出たので少し読みづらかった。

    口裂け女や某ハンバーガー屋さんのパテは食用ミミズと『噂』があったのを思い出し、どこら来た『噂』だろ?と思いながら楽しく読んだ( ´Д`)y━・~~

    読み終えてピンと来なかったがブグログでネタバレ読んで後からぞっとした!
    色んな所にヒントあったんだわ!

    読み終えたが又途中から読んでもう一度
    ぞっとした。

    面白かった。

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    2025年12月04日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    真人が言うくまさんの中に、本物のくまさんがいたとは。笑
    くまさん目線のシーンもあるのが笑える。
    自閉症で言葉をうまく伝えられないけどだからといって何も考えていないわけではなく、うまく伝えられないだけ。
    真人の成長も感じられた

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    2025年12月03日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    5歳の真人が神森で行方不明になるけれど、生きて戻ることは最初に示されるので、安心して読み進められる。神森で過ごした7日間の冒険は想像以上で、ハラハラドキドキしながらページをめくり続けた。真人がしきりに言う「くまさん」の謎が終盤で明らかになり、まさかの展開に驚かされる。最終的には、真人だけでなく、家族や出会った大人たちにも前向きな変化をもたらし、心地よい余韻を残す作品だった。著者の作品は初めてだったが、ほかの作品にもぜひ読んでみたいと思った。

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    2025年11月28日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 噂

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    ネタバレ

    荻原さんの作品は初めて読んだが、語り手が移り変わる書き方が新鮮であり、慣れるのに時間はかかったが、特に読みにくいということはなかった。また、今はほぼ死後となっている平成初期の若者言葉に時代を感じた。西崎の目星は読んでいる途中になんとなくついていたのだが、最後の1行には衝撃を受けた。あの一言は文中で何回も見かけていたはずなのに、特に気にも留めていなかったから、その分背筋がゾクっとした。所々グロかったため耐性がない方は少しきついかもしれない。

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    2025年11月24日
  • 笑う森

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    感想
    最初は登場人物が多く、色々シーンが変わるので辛抱強く読む必要がある。後から答え合わせがある感じでスイスイ読める。最初はシリアスだが、だんだん陽気な展開に。

    なんで何回も置き去りにされるのかw


    あらすじ
    県内の小樹海の神森で5歳の男の子が行方不明になり、1週間後に発見された。シングルマザーの岬は真人が帰ってきてホッとしていたが、発達障害の真人は以前と変わったところがみられるようになった点が気に掛かっていた。

    真人がどのように1週間を過ごしたのか?美那は、衝動で殺してしまった彼氏を埋めるために神森に来ていた。彼氏の処理をしたと思ったところに真人と会い、飲み物とマフラーを与える。

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    2025年11月24日
  • 笑う森

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    真人の1週間の足跡を探すストーリーで、人と人とのつながり、めぐり合わせに縁を感じた。
    また、行く先々で石を並べる真人は普段と同じことをすることによって、心の安定を求めていたのではないかなあと思うと胸にくるものがある。友達の子供が自閉症なので重ねてしまった。

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    2025年11月22日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    探偵になりたくて探偵事務所に入ったが、体型がネックになってなかなかうまく行かない元力士。試用期間の間になんとか成果を一つは作りたい。そんなとき、ストーカーを捕まえる依頼に立ち会うのだが…。

    仕事で行き詰まったり、転職してうまく行かなかった人たちが、一発逆転に向けて仕事に立ち向かっていく短編集。

    いやあびっくり。というのも、1つ前に読んだ椰月美智子の作品と、テーマも短編の分量も内容もそっくり。芸能レポーターをやめて、地方のケーブルテレビ局のアナウンサーにチャレンジする話有ったよな?と読んでいる途中で引っかかったが、この本ではなく椰月美智子だ。

    また、再チャレンジする仕事も、探偵、演歌歌手、

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    2025年11月22日