荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本が書かれた2000年頃のサラリーマン生活、会社情勢は私には未知な生活であったけれど、令和になった今の時代にも通ずることがあると思う。現代人も何かに苦しんだり、現状に反感を持っていたりして、仕事を辞めたいと感じているにも関わらず、将来の不安や周りからの目に恐れていたり、勇気が出せずにいたりして、おでん鍋に居続ける人は少なからずいるんじゃないかなー。
今ある仕事から抜け出したいと考えている人を「おでん鍋で苦しく煮込まれる必要はない、飛び出してみてもいいのでは?」と、そっと背中を押してくれるような本。私はこれが読者への「神様からのひと言」だと勝手に解釈。この本はこのひと言が必要な方に読んで欲し -
Posted by ブクログ
最後の1行が…が謳い文句だったので、ラストを見ないようにどう締め括るのか楽しみに読み進めました。結果、知らないでラストだけ先に読んでしまっても意味がわからないものでした。
なるほど…。
時代が20年近く前で、まだスマホがない社会の物語です。iモード、チェーンメールなど懐かしい言葉が出てきて、まだパソコンでのネットが広まったくらいの時。
新商品を宣伝するのに、いまならSNSだと思うけど、それがまだない社会なので口コミで広めて貰う地道な作戦。ただの宣伝では広まりが少ないので、高額バイト料+不穏な都市伝説的な噂をつけることで無名の香水の売上をアップさせた。
都市伝説(レインマン)が実際に現れて -
Posted by ブクログ
「お客様相談室」へ左遷された主人公が会社の劣悪を味わう。それは2代目3代目によくある資産の食い潰しをしていく姿だ。権力で下を抑え自己満足的な経営をしていく、何か不都合、不採算が起きても部下の所為にする体制だ。気づいた時には取り返しのつかない事態となっているのが多い、この小説にもある家族経営企業だ。本書にある「クレームの窓口」で参考になるのは謝罪の基本である。
1、まずは謝る、相手はそれを期待して電話をかけてくる
2、相手が言いたいことをまずは言わせ、我慢強く聞く事
3、聞く方は攻撃的で怒りを出さず、聞き流しする
4、「責任を取る」とは言わないで、「責任を持って伝えます」だけに止める
ユーモア溢 -
Posted by ブクログ
しんさまのレビューを見て。
面白かった〜!(*´▽`人)アリガトウ♡
神森と呼ばれる森で 母親がほんの一瞬目を離した隙に5歳児の真人がいなくなってしまった。
捜査隊がどんなに探しても見つからかったのに、生存を諦めかけた1週間後に なんと無事保護された。
ASDの真人に問いただしても「クマさんに助けてもらった」というばかりで詳しい事情はつかめない。
この1週間で新しい事をたくさん覚え、随分と成長した感じの真人。
一体彼はどのようにして1週間をすごし生き延びる事が出来たのか?
クマさんとは?
空白の1週間を探る物語。
表紙を見て ちょっとホラーっぽいのかとドキドキしたけど そんなんじゃな