荻原浩のレビュー一覧

  • 笑う森

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    森の中で迷子になって、色々な人や動物に出会って、無事生還できた。みんなに少しずつの幸せを残してあげられたのは、純真な心があったからなのかな。

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    2025年11月18日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    “自分はどこで 何を 間違えたのか…。”

    三人で立ち上げた宗教団体「大地の会」は設計図どおりに発展し 会員数は四桁にのぼり しかも勢いは止まらない。
    最初は 教祖である仲村も龍斎も会員たちもコントロールできていると思っていた。しかし段々と綻びが出始める。
    肥大した宗教団体は木島(山崎)一人で制御できるものではなかった─。

    上下巻通してとても面白かった。
    「大地の会」が木島(山崎)の手からこぼれ、龍斎や仲村の思惑をのせて会員たちとともにどんどん形を変えていく様子が生々しい。

    結局 山崎という人は幼少期の辛い経験もあわせて宗教というものにずいぶん翻弄されてしまった。

    最後 山崎は「大地の会

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    2025年11月21日
  • 神様からひと言

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    audiobookの無料体験中で、耳で読んだ。

    この作家さんは2冊目。
    実は先日、この作家さんの講演を聞く機会があり、また、読んだことがあった一冊も本当に素晴らしかったので、これを選んで聞いてみた。

    まずは講演での作家さんの印象から。
    講演前に会場に入り始まるまで黙って待っている姿の印象は気難しそうな人だった。年上の男性だし、作家先生は気難しいという先入観かもしれない。でも、講演を聞いて印象はガラリと変わった。共感性が高く、五感の感受性も高く、ユーモアに溢れる方。
    一人でパソコンに向き合う仕事ではあるけど、自分目線だけではなく、他者目線でも見れないと成り立たない職業なのだと実感した。

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    2025年11月15日
  • 砂の王国(上)

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    大手証券会社に勤務していた山崎は妻の美奈子が自分の判を押した離婚届をおいて家を出ていったことがきっかけで酒浸りになり会社を解雇された。四十歳だった。
    自分のキャリアなら再就職はそう難しくはないはずだと高を括っていたが
    そんなプライドは散々に打ち砕かれた。
    消費者金融の取立てから逃げ回ることに疲れ マンションを出た山崎は寝泊りしていたネットカフェで親しくなった若者に全財産の現金四十万と携帯電話を持ち逃げされる。
    そして彼は路上生活者になった─。

    上巻の前半 結構なページを割いて山崎の一カ月にわたる路上生活が書かれている。
    路上生活の惨めさや安易さが山崎を通してこちらにも伝わってくる。最初はあっ

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    2025年11月14日
  • ストロベリーライフ

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    病に倒れた父の苺農園を嫌々継いだ長男と取り巻く人々の人間模様。ベタな設定ではありますが登場人物たちの個性や苺畑の景色が伝わってくる筆力は流石です。ほんわかしたストーリーはさわやかな読後感でした。主人公が旧態依然の畑作経営からの脱却を図りますが、それがいちご狩りであったことに斬新さ欠くように思いました。

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    2025年11月11日
  • 砂の王国(下)

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    上巻と同じく、先が気になるので読み進めることができた。
    大地の会は絶対モデルとなる宗教団体あるよなぁ。

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    2025年11月06日
  • 砂の王国(下)

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    なんだか切ないラストだった。
    最後は自分の功績に潰されるのが無念だった。

    宗教を信仰することで、心の拠り所を得て幸せになる人もいれば、宗教に人生狂わされる人もいて。
    宗教って怖いな、集団心理って怖いなと思った。

    結局ホームレスから一躍大金持ちになったとしても逆戻りして、地道にお金を稼ぐほうが堅実なんだなと思った。

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    2025年11月01日
  • 砂の王国(上)

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    展開が少しスローな感はあるけど、先が気になるためか500ページ近くあるけど、スイスイ読めた。
    下巻が気になる。

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    2025年10月31日
  • 笑う森

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    神森という小樹海と呼ばれる森。
    その森で行方不明になった5歳児の真人。
    真人には自閉スペクトラム症(通称ASD)の発達障害があり、
    一向に行方がわからないこともあって、その生存は絶望視されていた。
    だが行方不明から一週間が経過して真人は発見、無事に保護された。
    救出された真人は特に衰弱している様子もなく、
    この一週間の間、水分と食料はちゃんと取っていたとみられている。
    当の真人は「クマさんが助けてくれた」と語るのみで全容は把握できない。
    母の岬、そして義弟の冬也は真人が行方不明の一週間を解明しようと動き出す。
    そして真人が行方不明の一週間の間、
    森に迷い込んだ4人の男女の存在が発覚していく。

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    2025年10月26日
  • 恋愛仮免中

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    「恋愛」をテーマにした
    5名の作家さんによるアンソロジー

    収録は以下の5作品
    「あなたが大好き」 奥田英朗
    「銀紙色のアンタレス」 窪美澄
    「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」 荻原浩
    「ドライビング・ミス・アンジー」 原田マハ
    「シャンプー」 中江有里

    窪美澄さんの作品は『夜に星を放つ』で既読だったが、好きな作品なので再読した。
    他作品は、私は初めてのものばかりだった。

    どの作品もそれぞれに趣が違っていて、個性豊かで、色々な恋愛模様がたのしめる。
    こんなに大当たりばかりのアンソロジーは、なかなかないと思う。しいて選ぶなら、私は荻原浩さんの作品が特にグッときた。

    読んでいて気恥ずかし

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    2025年10月25日
  • 砂の王国(上)

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    どう展開していくんだろうと思いながら読んでいたけど、なるほどな〜主人公頭良いなと思った。
    実際にホームレスになったことないし、未知の世界だけど、それなりに生きずらさや不安があるんだなと思った。
    下巻もどう展開していくのか楽しみ。

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    2025年10月19日
  • 海の見える理髪店

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    どの話もグッとくるものがありました。
    ほっこりして、切なくなって、悲しくなって。
    話ごとで、感情を揺さぶられました。

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    2025年10月16日
  • 我らが緑の大地

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    ネタバレ

    植物を見る目が変わる…!クーデターや反乱じゃないよね、人間は地球の支配者じゃない。身勝手しすぎてるかも…
    そしてピンチの時は、考えろ、考えろ 自分!

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    2025年10月20日
  • メリーゴーランド

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    ネタバレ

    あー悔しい!!私も似たような体質のところで働いていて、同じような事態に陥っている最中なのでとんでもなくシンクロして読めた。
    前市長も新市長も一緒。ボトムアップなんか無理。
    でも遠野はきっと大丈夫。せめてメリーゴーランドだけでも残してもらえないのかな…
    徳永、幸せになってほしいな…

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    2025年10月03日
  • あの日にドライブ

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    たらればを考えていても仕方ないことがよくわかる
    今を大事に生きよう
    過去への後悔が出てきたらまた読み直したい

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    2025年09月28日
  • 海の見える理髪店

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    色々な人や家族のエピソード風の物語を集めた短編集でした。
    それぞれの物語とも、どこか哀愁を漂わせつつ、最後は心温まるストーリーでした。
    よまにゃん特別カバーに惹かれて買いましたが、直木賞受賞作だったのですね、とても良い物語の集まった1冊でした。

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    2025年09月28日
  • 海の見える理髪店

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    どの話も面白かった。
    海の見える理髪店が特にストーリーに引き込まれた。
    他の話も、「切ない」の一言では表せられないような読後の余韻があって素敵な短編集だった。

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    2025年09月22日
  • 「いじめ」をめぐる物語

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、いじめをテーマにしたアンソロジー。
    どのお話もいじめの描写が出てくるため何度も胸がぎゅっとなる。
    いじめた側はいじめていたことをすぐに忘れるが、いじめられた側は一生忘れない。
    大人になってからもずっと。
    どんな言葉を吐かれたか、その時どんな感情が湧いたか、当時のことを鮮明に思い出せるのはいつもいじめられていた側。
    それだけ、いじめる側は軽い気持ちであり、いじめられる側はその何倍もの深い傷を負っているのだろう。
    いじめる側の無自覚さが恐ろしい。
    自分も気をつけなければと思った。

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    2025年09月18日
  • 海の見える理髪店

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    ・海の見える理髪店
    ・いつか来た道
    ・遠くから来た手紙
    ・空は今日もスカイ
    ・時のない時計
    ・成人式

    「家族」をテーマにした短編集。
    どれもこれも切なくて、ちょっと苦しい。けれども、止まってしまった時が動き出すような、細い光が見える作品が多い。
    父と息子、母と娘、夫婦…など。関係が難しい時期があったり、何かきっかけがあったりだけど、近いからこそ空いた距離を縮めるのは難しいこともあって、自分を思い出してむず痒くなったり、胸の奥が少し痛くなったりする。
    読後感は良かった。いい短編集だったな、と思う。

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    2025年09月16日
  • 月の上の観覧車

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    かけがえのない過去を振り返り、未来に向かう。と解説に書かれていた。すうっと腑に落ちる。60歳を過ぎて良い出会いであった。

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    2025年09月11日