荻原浩のレビュー一覧

  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 笑う森

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    感想
    最初は登場人物が多く、色々シーンが変わるので辛抱強く読む必要がある。後から答え合わせがある感じでスイスイ読める。最初はシリアスだが、だんだん陽気な展開に。

    なんで何回も置き去りにされるのかw


    あらすじ
    県内の小樹海の神森で5歳の男の子が行方不明になり、1週間後に発見された。シングルマザーの岬は真人が帰ってきてホッとしていたが、発達障害の真人は以前と変わったところがみられるようになった点が気に掛かっていた。

    真人がどのように1週間を過ごしたのか?美那は、衝動で殺してしまった彼氏を埋めるために神森に来ていた。彼氏の処理をしたと思ったところに真人と会い、飲み物とマフラーを与える。

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    2025年11月24日
  • 笑う森

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    真人の1週間の足跡を探すストーリーで、人と人とのつながり、めぐり合わせに縁を感じた。
    また、行く先々で石を並べる真人は普段と同じことをすることによって、心の安定を求めていたのではないかなあと思うと胸にくるものがある。友達の子供が自閉症なので重ねてしまった。

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    2025年11月22日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    探偵になりたくて探偵事務所に入ったが、体型がネックになってなかなかうまく行かない元力士。試用期間の間になんとか成果を一つは作りたい。そんなとき、ストーカーを捕まえる依頼に立ち会うのだが…。

    仕事で行き詰まったり、転職してうまく行かなかった人たちが、一発逆転に向けて仕事に立ち向かっていく短編集。

    いやあびっくり。というのも、1つ前に読んだ椰月美智子の作品と、テーマも短編の分量も内容もそっくり。芸能レポーターをやめて、地方のケーブルテレビ局のアナウンサーにチャレンジする話有ったよな?と読んでいる途中で引っかかったが、この本ではなく椰月美智子だ。

    また、再チャレンジする仕事も、探偵、演歌歌手、

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    2025年11月22日
  • 笑う森

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    森の中で迷子になって、色々な人や動物に出会って、無事生還できた。みんなに少しずつの幸せを残してあげられたのは、純真な心があったからなのかな。

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    2025年11月18日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    “自分はどこで 何を 間違えたのか…。”

    三人で立ち上げた宗教団体「大地の会」は設計図どおりに発展し 会員数は四桁にのぼり しかも勢いは止まらない。
    最初は 教祖である仲村も龍斎も会員たちもコントロールできていると思っていた。しかし段々と綻びが出始める。
    肥大した宗教団体は木島(山崎)一人で制御できるものではなかった─。

    上下巻通してとても面白かった。
    「大地の会」が木島(山崎)の手からこぼれ、龍斎や仲村の思惑をのせて会員たちとともにどんどん形を変えていく様子が生々しい。

    結局 山崎という人は幼少期の辛い経験もあわせて宗教というものにずいぶん翻弄されてしまった。

    最後 山崎は「大地の会

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    2025年11月21日
  • 神様からひと言

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    audiobookの無料体験中で、耳で読んだ。

    この作家さんは2冊目。
    実は先日、この作家さんの講演を聞く機会があり、また、読んだことがあった一冊も本当に素晴らしかったので、これを選んで聞いてみた。

    まずは講演での作家さんの印象から。
    講演前に会場に入り始まるまで黙って待っている姿の印象は気難しそうな人だった。年上の男性だし、作家先生は気難しいという先入観かもしれない。でも、講演を聞いて印象はガラリと変わった。共感性が高く、五感の感受性も高く、ユーモアに溢れる方。
    一人でパソコンに向き合う仕事ではあるけど、自分目線だけではなく、他者目線でも見れないと成り立たない職業なのだと実感した。

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    2025年11月15日
  • 砂の王国(上)

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    大手証券会社に勤務していた山崎は妻の美奈子が自分の判を押した離婚届をおいて家を出ていったことがきっかけで酒浸りになり会社を解雇された。四十歳だった。
    自分のキャリアなら再就職はそう難しくはないはずだと高を括っていたが
    そんなプライドは散々に打ち砕かれた。
    消費者金融の取立てから逃げ回ることに疲れ マンションを出た山崎は寝泊りしていたネットカフェで親しくなった若者に全財産の現金四十万と携帯電話を持ち逃げされる。
    そして彼は路上生活者になった─。

    上巻の前半 結構なページを割いて山崎の一カ月にわたる路上生活が書かれている。
    路上生活の惨めさや安易さが山崎を通してこちらにも伝わってくる。最初はあっ

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    2025年11月14日
  • ストロベリーライフ

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    病に倒れた父の苺農園を嫌々継いだ長男と取り巻く人々の人間模様。ベタな設定ではありますが登場人物たちの個性や苺畑の景色が伝わってくる筆力は流石です。ほんわかしたストーリーはさわやかな読後感でした。主人公が旧態依然の畑作経営からの脱却を図りますが、それがいちご狩りであったことに斬新さ欠くように思いました。

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    2025年11月11日
  • 砂の王国(下)

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    上巻と同じく、先が気になるので読み進めることができた。
    大地の会は絶対モデルとなる宗教団体あるよなぁ。

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    2025年11月06日
  • 砂の王国(下)

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    なんだか切ないラストだった。
    最後は自分の功績に潰されるのが無念だった。

    宗教を信仰することで、心の拠り所を得て幸せになる人もいれば、宗教に人生狂わされる人もいて。
    宗教って怖いな、集団心理って怖いなと思った。

    結局ホームレスから一躍大金持ちになったとしても逆戻りして、地道にお金を稼ぐほうが堅実なんだなと思った。

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    2025年11月01日
  • 砂の王国(上)

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    展開が少しスローな感はあるけど、先が気になるためか500ページ近くあるけど、スイスイ読めた。
    下巻が気になる。

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    2025年10月31日
  • 恋愛仮免中

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    「恋愛」をテーマにした
    5名の作家さんによるアンソロジー

    収録は以下の5作品
    「あなたが大好き」 奥田英朗
    「銀紙色のアンタレス」 窪美澄
    「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」 荻原浩
    「ドライビング・ミス・アンジー」 原田マハ
    「シャンプー」 中江有里

    窪美澄さんの作品は『夜に星を放つ』で既読だったが、好きな作品なので再読した。
    他作品は、私は初めてのものばかりだった。

    どの作品もそれぞれに趣が違っていて、個性豊かで、色々な恋愛模様がたのしめる。
    こんなに大当たりばかりのアンソロジーは、なかなかないと思う。しいて選ぶなら、私は荻原浩さんの作品が特にグッときた。

    読んでいて気恥ずかし

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    2025年10月25日
  • 砂の王国(上)

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    どう展開していくんだろうと思いながら読んでいたけど、なるほどな〜主人公頭良いなと思った。
    実際にホームレスになったことないし、未知の世界だけど、それなりに生きずらさや不安があるんだなと思った。
    下巻もどう展開していくのか楽しみ。

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    2025年10月19日
  • 海の見える理髪店

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    どの話もグッとくるものがありました。
    ほっこりして、切なくなって、悲しくなって。
    話ごとで、感情を揺さぶられました。

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    2025年10月16日
  • 我らが緑の大地

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    ネタバレ

    植物を見る目が変わる…!クーデターや反乱じゃないよね、人間は地球の支配者じゃない。身勝手しすぎてるかも…
    そしてピンチの時は、考えろ、考えろ 自分!

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    2025年10月20日
  • メリーゴーランド

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    ネタバレ

    あー悔しい!!私も似たような体質のところで働いていて、同じような事態に陥っている最中なのでとんでもなくシンクロして読めた。
    前市長も新市長も一緒。ボトムアップなんか無理。
    でも遠野はきっと大丈夫。せめてメリーゴーランドだけでも残してもらえないのかな…
    徳永、幸せになってほしいな…

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    2025年10月03日
  • あの日にドライブ

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    たらればを考えていても仕方ないことがよくわかる
    今を大事に生きよう
    過去への後悔が出てきたらまた読み直したい

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    2025年09月28日
  • 海の見える理髪店

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    色々な人や家族のエピソード風の物語を集めた短編集でした。
    それぞれの物語とも、どこか哀愁を漂わせつつ、最後は心温まるストーリーでした。
    よまにゃん特別カバーに惹かれて買いましたが、直木賞受賞作だったのですね、とても良い物語の集まった1冊でした。

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    2025年09月28日
  • 海の見える理髪店

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    どの話も面白かった。
    海の見える理髪店が特にストーリーに引き込まれた。
    他の話も、「切ない」の一言では表せられないような読後の余韻があって素敵な短編集だった。

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    2025年09月22日