荻原浩のレビュー一覧

  • 花のさくら通り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユニバーサル広告社シリーズ3作目
    突然事務所を移転したユニバーサル、転居先は桜通り商店街の和菓子屋の二階。
    和菓子屋二代目で、妻・尚子を病気で亡くした守との関係を通じてシャッター通りになりつつある商店街の活性化に取り組む。
    行覚寺の跡取り・光照と教会の娘・初音の恋は光照の修行の為三年間の空白に・・
    ラーメン屋のオヤジ、蕎麦屋のオヤジ、
    伝説の美容室の寿美子先生、スイーツショップの経営者・紫苑は初音の異父姉。
    徐々に意識が変化して行く商店主達。

    お馴染み、石井のテキ屋凄テク、村崎のデザインセンス全開、そして音楽的才能も・
    猪熊も健在。最後は、幸子と早苗の転居。
    3作の中で一番面白かった。

    0
    2016年09月23日
  • 花のさくら通り

    Posted by ブクログ

    零細広告会社「ユニバーサル広告社」シリーズ第3弾。いよいよ都心のオフィスの家賃払いが厳しくなり、郊外のうらびれたとある商店街へ都落ち。新オフィスの入るビルは「ヒル・フォレストビル」。実は和菓子屋の2階。とうに桜の散った梅雨時期の行われる「さくら祭り」のチラシを請け負ったことからシャッター通り商店街と縁ができ、町おこしへと没入していくコピーライター杉山を筆頭に4名の広告マン・・・。

    長年、商店街を担当していることもあって「商店街あるある」にクスクスの連続。商店街ゆえ、登場する面々は商売も年代も商店街に対する思いもバラバラ。彼らの悲喜こもごもなドラマを随所にちりばめた、所謂「グランドホテル形式(

    0
    2016年09月13日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

    Posted by ブクログ

    2001年9月12日、
    ニートでサーフィン中の健太が、大波に呑まれ。
    1944年9月12日、
    海軍で飛行訓練中の吾一が、海上に、墜落。
    お互い、目が覚めた時、
    そっくりな二人は 入れ替わっていてーーー。
    欲張り放題、
    自分の幸せのためだけに生きる現代を、軍国少年・吾一は、嘆く。
    死ぬために生きる、命をかけて過ごす、
    そんな切迫感が当たり前の時代に、
    サーファー少年・健太は、たじろぐ。
    それぞれの時代錯誤のチグハグ会話に、クスッとなり。
    時空を超え、大切な人を信じ、想いを馳せる姿にウルっとなり。
    いろんな感情が、行き来する。
    いろんなものが、つまってる。
    最後まで、想像力掻き立てられて、
    物語は

    0
    2016年08月16日
  • 砂の王国(上)

    Posted by ブクログ

    上下巻読みました!読み始めたらマッハでした。
    大型ネコ科動物ナカムラが私の中では可愛くて仕方がなかったのだが、木島の手の中から出て行くにつれ、なんだか寂しく感じた。仲村が過去話を暴露してからは、夢から覚めたようにいろいろと醒めてしまった。どうやら、思っていた以上に木島に感情移入していたらしい。
    リアルなホームレスの描写で、食欲が減退した。

    にしても、面白い!伏線回収しきってない気がするけど続編とかあるのでしょうか?
    何が真実⁇
    その後が気になります!

    0
    2016年06月21日
  • 花のさくら通り

    Posted by ブクログ

    荻原節全開〜!あまりにも久しぶりすぎてユニバーサル広告社なんてすっかり忘れてた。それでも読み進むうちに記憶はよみがえる。懐かしくて、今回も楽しくて、ページが進むのがもったいないくらい。あの頃、荻原さんを知って、文庫で出ている本を一気に全部読んだ。あれから10年以上過ぎて、こんな本が出ていたなんて知らなかった。またまとめて読んでみようっと♪

    0
    2016年04月29日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

    購入済み

    この作家さんの書く世界、ホント好きです。
    その世界に流れる空気や、夏の日差しの暑さまで伝わってくるようです。

    文章に温かさとか優しさが含まれていて、自然と笑顔になっちゃいます。

    座敷わらしを通じて、家族再生の様子が描かれているのですが、その再生される様がとても自然でさりげなくて、いつの間にか『ああ、分かるな、こういうの』っていう気持ちにさせられちゃう。

    梓美の友人関係での恐怖や、史子の他人を許せない心理も、とても共感できました。

    一度読んで終わりではなく、二度三度と繰り返し読みたいと自然に思わせてくれる作品でした。

    2
    2015年09月25日
  • 誰にも書ける一冊の本

    Posted by ブクログ

    自分、こういう、父から子へっていう話に弱いんだなってことに気付かされた。

    原稿の中の父と原稿を読む子の人生が重なり合うような重なり合わないような、付かず離れずな空気感からこの親子のいままでの関わり方を感じた。

    家族のことはよく知っているようで、本当は何も知らないのかもしれないと思った。

    短いながらも、心に染み込んでくるような味わいのある作品でした。

    0
    2015年09月05日
  • 砂の王国(下)

    myu

    購入済み

    力作

    文庫上下巻の力作。
    インチキ宗教の立ち上げと、そこからの脱落の凄まじいお話しです。
    カリスマ教祖に会ってみたい!

    0
    2015年06月08日
  • なかよし小鳩組

    Posted by ブクログ

    主人公の杉山だけでなく、出てくる人物が曲者揃いだが、可愛いところがあったり、一生懸命だったり、でもやっぱりヤクザはヤクザだったり。人間味があってよかった。元気の出る小説。
    小鳩組の面々が、いい人過ぎないのがよかった。

    0
    2015年01月22日
  • 千年樹

    Posted by ブクログ

    この人は最早、泣かせという点で浅田次郎を越えてしまったような気がする。本作では涙腺が緩みっぱなしだった。いじめや老人など現代の問題と、古い時代の生き様とを対比させているところも秀逸。普通の人びとが主人公であるところも感情移入しやすいと思う。

    0
    2014年11月14日
  • 誰にも書ける一冊の本

    Posted by ブクログ

    「人が生きるというのは、自分が主人公の物語を書き続けることだ」
    「だから、人生を終える時には、一冊の本が出来上がっている」

    自分にも書けるだろうか。
    親の人生を読んでみたら面白いだろうか。
    そもそも昔の親の人生とか知らないなぁ。。

    0
    2014年10月18日
  • 幸せになる百通りの方法

    Posted by ブクログ

    いろんな人が懸命に生きている。些細な出来事に喜怒哀楽を感じながら。本当にちょっとした事で暖かい気持ちになれるし幸せを感じることができる。一日一日ちょっとした幸せのある時間を過ごせたらいいね。

    0
    2014年09月21日
  • オイアウエ漂流記

    Posted by ブクログ

    遭難して無人島での集団生活
    生きてくために前向きに 汚い情景なく
    書かれているのが好印象 萩原さんらしい
    夏に読むとより雰囲気がいいです

    0
    2014年08月19日
  • 誘拐ラプソディー

    Posted by ブクログ

    おもしろかった~!!
    正直、ここまでおもしろいとは思ってなかった。
    ところどころに笑えるシーンがあり、おかしくて電車の中で何度もニヤニヤしてしまいました。
    ラストに向けてどう収束していくのか、まったく予想できなくて、、こう来たかーーー!って感じで、ラストもすごく良かった。
    ベトコン式、どんな式なのかサッパリわからないけど、一番ウケた。(@^▽^@)

    0
    2014年05月15日
  • さよなら、そしてこんにちは

    Posted by ブクログ

    大好きな作品☆
    笑いもあり、読めばほっこりします。
    そして読んだ後、あたしもがんばろー!って気持ちにさせてくれます。

    個人的には、主婦の話が好き。スーパーの店員さんも・・
    あー、でもやっぱ全部好きだぁ!!!
    精神的に疲れたときに読みたい1冊です。

    0
    2013年10月03日
  • 四度目の氷河期

    Posted by ブクログ

    とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
    もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、
    愛おしい主人公でした。
    博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。
    サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。
    …って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。

    0
    2013年02月12日
  • 四度目の氷河期

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!

    0
    2012年12月18日
  • オイアウエ漂流記

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションが取れていないグループの感じの悪さ、それが相手を知ろうとすることで徐々によくなって行くところは無人島でなくても当てはまる場面が多い。
    荻原浩さんの物語には心底悪い奴というのがいないので、読後が気持ちいい。

    0
    2018年09月22日
  • さよなら、そしてこんにちは

    Posted by ブクログ

    頑張っている人たちがくじけそうになりつつも頑張るしかないよね、と前向きに生きていく物語。
    別作品の寿し辰も出てくる。

    0
    2018年09月22日
  • ひまわり事件

    Posted by ブクログ

    それをいつ聞いたのか、誰に言われたのかは覚えていなくても、小さい頃の体験がその人物を構成していくのだなぁと最後の一行で気持ちよく感じる。

    0
    2018年09月22日