荻原浩のレビュー一覧

  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    2001年9月12日、
    ニートでサーフィン中の健太が、大波に呑まれ。
    1944年9月12日、
    海軍で飛行訓練中の吾一が、海上に、墜落。
    お互い、目が覚めた時、
    そっくりな二人は 入れ替わっていてーーー。
    欲張り放題、
    自分の幸せのためだけに生きる現代を、軍国少年・吾一は、嘆く。
    死ぬために生きる、命をかけて過ごす、
    そんな切迫感が当たり前の時代に、
    サーファー少年・健太は、たじろぐ。
    それぞれの時代錯誤のチグハグ会話に、クスッとなり。
    時空を超え、大切な人を信じ、想いを馳せる姿にウルっとなり。
    いろんな感情が、行き来する。
    いろんなものが、つまってる。
    最後まで、想像力掻き立てられて、
    物語は

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    2016年08月16日
  • 砂の王国(上)

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    上下巻読みました!読み始めたらマッハでした。
    大型ネコ科動物ナカムラが私の中では可愛くて仕方がなかったのだが、木島の手の中から出て行くにつれ、なんだか寂しく感じた。仲村が過去話を暴露してからは、夢から覚めたようにいろいろと醒めてしまった。どうやら、思っていた以上に木島に感情移入していたらしい。
    リアルなホームレスの描写で、食欲が減退した。

    にしても、面白い!伏線回収しきってない気がするけど続編とかあるのでしょうか?
    何が真実⁇
    その後が気になります!

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    2016年06月21日
  • 花のさくら通り

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    荻原節全開〜!あまりにも久しぶりすぎてユニバーサル広告社なんてすっかり忘れてた。それでも読み進むうちに記憶はよみがえる。懐かしくて、今回も楽しくて、ページが進むのがもったいないくらい。あの頃、荻原さんを知って、文庫で出ている本を一気に全部読んだ。あれから10年以上過ぎて、こんな本が出ていたなんて知らなかった。またまとめて読んでみようっと♪

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    2016年04月29日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

    購入済み

    この作家さんの書く世界、ホント好きです。
    その世界に流れる空気や、夏の日差しの暑さまで伝わってくるようです。

    文章に温かさとか優しさが含まれていて、自然と笑顔になっちゃいます。

    座敷わらしを通じて、家族再生の様子が描かれているのですが、その再生される様がとても自然でさりげなくて、いつの間にか『ああ、分かるな、こういうの』っていう気持ちにさせられちゃう。

    梓美の友人関係での恐怖や、史子の他人を許せない心理も、とても共感できました。

    一度読んで終わりではなく、二度三度と繰り返し読みたいと自然に思わせてくれる作品でした。

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    2015年09月25日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    自分、こういう、父から子へっていう話に弱いんだなってことに気付かされた。

    原稿の中の父と原稿を読む子の人生が重なり合うような重なり合わないような、付かず離れずな空気感からこの親子のいままでの関わり方を感じた。

    家族のことはよく知っているようで、本当は何も知らないのかもしれないと思った。

    短いながらも、心に染み込んでくるような味わいのある作品でした。

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    2015年09月05日
  • 砂の王国(下)

    myu

    購入済み

    力作

    文庫上下巻の力作。
    インチキ宗教の立ち上げと、そこからの脱落の凄まじいお話しです。
    カリスマ教祖に会ってみたい!

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    2015年06月08日
  • なかよし小鳩組

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    主人公の杉山だけでなく、出てくる人物が曲者揃いだが、可愛いところがあったり、一生懸命だったり、でもやっぱりヤクザはヤクザだったり。人間味があってよかった。元気の出る小説。
    小鳩組の面々が、いい人過ぎないのがよかった。

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    2015年01月22日
  • 千年樹

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    この人は最早、泣かせという点で浅田次郎を越えてしまったような気がする。本作では涙腺が緩みっぱなしだった。いじめや老人など現代の問題と、古い時代の生き様とを対比させているところも秀逸。普通の人びとが主人公であるところも感情移入しやすいと思う。

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    2014年11月14日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    「人が生きるというのは、自分が主人公の物語を書き続けることだ」
    「だから、人生を終える時には、一冊の本が出来上がっている」

    自分にも書けるだろうか。
    親の人生を読んでみたら面白いだろうか。
    そもそも昔の親の人生とか知らないなぁ。。

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    2014年10月18日
  • 幸せになる百通りの方法

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    いろんな人が懸命に生きている。些細な出来事に喜怒哀楽を感じながら。本当にちょっとした事で暖かい気持ちになれるし幸せを感じることができる。一日一日ちょっとした幸せのある時間を過ごせたらいいね。

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    2014年09月21日
  • 誘拐ラプソディー

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    おもしろかった~!!
    正直、ここまでおもしろいとは思ってなかった。
    ところどころに笑えるシーンがあり、おかしくて電車の中で何度もニヤニヤしてしまいました。
    ラストに向けてどう収束していくのか、まったく予想できなくて、、こう来たかーーー!って感じで、ラストもすごく良かった。
    ベトコン式、どんな式なのかサッパリわからないけど、一番ウケた。(@^▽^@)

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    2014年05月15日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    大好きな作品☆
    笑いもあり、読めばほっこりします。
    そして読んだ後、あたしもがんばろー!って気持ちにさせてくれます。

    個人的には、主婦の話が好き。スーパーの店員さんも・・
    あー、でもやっぱ全部好きだぁ!!!
    精神的に疲れたときに読みたい1冊です。

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    2013年10月03日
  • 四度目の氷河期

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    とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
    もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、
    愛おしい主人公でした。
    博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。
    サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。
    …って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。

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    2013年02月12日
  • 四度目の氷河期

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    これまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!

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    2012年12月18日
  • オイアウエ漂流記

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    コミュニケーションが取れていないグループの感じの悪さ、それが相手を知ろうとすることで徐々によくなって行くところは無人島でなくても当てはまる場面が多い。
    荻原浩さんの物語には心底悪い奴というのがいないので、読後が気持ちいい。

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    2018年09月22日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    頑張っている人たちがくじけそうになりつつも頑張るしかないよね、と前向きに生きていく物語。
    別作品の寿し辰も出てくる。

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    2018年09月22日
  • ひまわり事件

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    それをいつ聞いたのか、誰に言われたのかは覚えていなくても、小さい頃の体験がその人物を構成していくのだなぁと最後の一行で気持ちよく感じる。

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    2018年09月22日
  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    表紙にひとめぼれして購入。

    何となく結末が分かってしまう7つの短編集だったが、
    その結末が早く知りたくて一気に読破しました。

    電車や喫茶店といった公共の場で読みながら
    思わずニマニマしてしまったシュールな笑い。

    ・ちょいな人々
    ・ガーデンウォーズ
    ・占い師の悪運
    ・いじめ電話相談室
    ・犬猫語完全翻訳機
    ・正直メール
    ・くたばれタイガース

    これが笑えるのは「ちょいな人」だけだと思います

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    2012年06月28日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    最近、長い物に手を出さなくなって、久しぶりに読んだ上下2巻の長編だったように思いますが、一気に読んでしまいました。軽さもあるのですが、面白さで手が止まらくなったせいです。
    家族5人、それぞれの悩みが解決されて行きます。つまり5つのストーリーが混在する形になるのですが、それが複雑になり過ぎる事も無く、納得できる形で進むのは、話の按分が見事なためでしょう。
    座敷わらしの存在感が見事でした。
    暖かな家族再生の物語です。

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    2016年07月30日
  • 笑う森

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    現実には難しそうな出来事が連続して起こるけれど
    こんなことがあるなら世の中も…生きにくくはあるけど捨てたもんじゃないよね
    童謡の「森のくまさん」が現実に起きたら…という感じ、少しほっこりした

    最後の答え合わせは蛇足というか
    結局真相は分からないけど今があるからいいよね
    不可思議で理解不能な力にニンゲンは生かされてるものね、と締めてもよかったのではと個人的には思う
    真人くんを助けようとした二人と結果的に置き去りにした二人、明暗が分かれたのが皮肉というか
    世の中そう上手くは行かないなぁという気がして、残念だけど仕方ないのかな、とも思ったり

    全編通じて真人くんの可愛さに救われた思いでした

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    2026年02月13日