荻原浩のレビュー一覧

  • それでも空は青い

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    7つの小さな物語。
    どれも、少しうまくいかない人が主人公。
    その中で聞き語りてきな『人生はパイナップル』は、不器用なじいちゃんの大切な昔話。

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    2024年01月04日
  • それでも空は青い

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    ちょっとダークな話もあったり、ほっこりする話もあったり。
    やっぱり荻原さんの短編集は好きだなーって思った。
    淡々としてるけど気づきが多い。読んだ後の満足感あるなぁ。
    ピッチャーのやつ好きだった。

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    2023年12月12日
  • 楽園の真下

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    強烈。
    もう、絶対ご飯食べながらは読めないし、めっちゃ面白いのにへこたれそうになった。
    南の楽園の、1番のウィークポイントだよね…でかい虫って。

    荻原さんの本大好きだから、まあ、絶対やばくなるよねーって構えて読んでたけど、ほんとに、もう。

    面白かったです。エンターテイメントばんざい。

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    2023年12月11日
  • さよならバースディ

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    後半の展開に一気読み。あらすじを見ずに読み始めたので、いい感じで裏切られた。マコとバースディがいいコンビ。いつか再開できることを祈ってます。

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    2023年12月10日
  • なかよし小鳩組

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    前作「オロロ畑でつかまえて」での村おこしの次は、ヤクザ小鳩組の企業イメージ戦略。相変わらずのドタバタ劇な感じだったけど、可愛らしい娘が出てきて程よくじんわり。

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    2023年11月26日
  • 千年樹

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    過去の時代はいつの時代も大変。
    現代の平和さに幸せを感じる一冊でした。
    そして人間の愚かさと、自分勝手さを感じました。


    怖いけれど面白かった!
    様々な時代の登場人物がいるけれど、
    昔の人は大変、、、。
    いつの時代も死が近くにあり、怖く、苦しくなるような話が多かったです。
    そんな中でも大切な人を助けに行くシーンや、思いやる人々もいて心があたたまりました。

    現代の自分は、平和に生きられているだけでもとても幸せなことだと改めて思いました。
    私の悩みも昔の人に比べれば大した事ないように思います、。

    怖い話が多い中、「ばあばの石段」はほっこり幸せを感じられるお話で好きでした!

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    2023年11月11日
  • それでも空は青い

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    人の心の動きって…目に見えないけれど、いや…目に見えないから…面白いのかな。切なくもあり、あたたかくもある7つの物語だ。

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    2023年10月18日
  • 砂の王国(上)

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    群衆心理を知りたいときに読むといいんじゃないかと思う。
    ほころんだ時に、都度都度修正していかないと、どんどん落ちていく人の果てを描いている。
    長編だが、非常に興味深い。

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    2023年10月14日
  • 金魚姫

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    祭りの屋台で掬った特別な金魚(琉金)の「りゅう」と、ブラック企業に勤め上司のパワハラと交際相手との破局で精神的に追い詰められた「僕」との物語。

    記憶を無くしたりゅうの過去に繋がる手掛かりを探し、過去と現在を往復しながら話が進む。
    先が分かりそうで分からない、けど何となく予想できてやっぱり〜という部分もありつつ、二人の関係の終着は意外なようで、けれど切ない夢の終わりを感じるようで。

    愛によって一つの結末にたど辿り着く話。

    ただ、元恋人のあの流れは効果的だけどちょっと唐突だなと感じてしまった。

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    2023年09月24日
  • 月の上の観覧車

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    子どもの頃、世界には希望が溢れていて、年を重ねていくうちに抱えていくものが増えていく。いつのまにか「先」の人生が短くなった時にふと、後ろを振り返りたくなる。
    この物語の主人公達はそれぞれ歩いてきた人生があって、その中で忘れられずずっと頭の中にこびりついている思い出がある。あの時こうしていれば。そういった後悔を抱えていたものもいる。
    しかしそれでも人生に2週目はない。死者は帰ってこないし、失ったもの、過ぎた時間は戻ってこない。
    だから与えられている今をただ生きていくしかない。当たり前のことだけど、この本を読んで再認識させられた。
    登場人物の関係性をあらわす繊細な描写がとてもすごいと思った。読んだ後、じんわり心が揺らぐような、そんな物語だった。
    『上海租界の魔術師』と『胡瓜の馬』が個人的に好きだった。表題作である『月の上の観覧車』は後半にいくにつれどんどん惹き込まれた。しっとりとした終わり方が良かった。

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    2023年09月07日
  • コールドゲーム

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    サイコミステリっぽい雰囲気を感じる。過去のイジメの復讐にひとりずつ同級生を襲う犯人を、いじめていた側の同級生たちが探していく話。復讐方法や犯人の行動が逐一不気味。次何が起こるのか気になって一気読み。

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    2025年02月01日
  • 楽園の真下

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    久々にこの方の作品読みました。
    面白かった!
    ジュラシックパークの昆虫バージョンって感じで,凄くハラハラドキドキさせられました。久々にドキドキさせたれて,余韻がすごいです!
    昆虫との格闘も凄いのですが、
    寄生虫の事について、ものすごく勉強になりました。Googleで調べまくりました!
    ただのスリラー氏右折ではなく,色々な学びがあった一冊でした。
    やはり,どんなジャンルの小説でも,新たな気付きがあるものはいいなぁと思いました。

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    2023年08月20日
  • ワンダーランド急行

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    こんなことが現実にあったら、自分はどうなってしまうのかな。ある程度似ているならそしてそれが嫌な世界でないのなら、そのままいるのではないだろうか。この話のように、あの時こうしてたらどうなってたかなと思うことはあるけれど、ここ数年はそんなことも殆どないのだから、この人生はこの人生で、自分は良いと思えているのかな。日常、色々思いはあるけれど。

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    2023年08月16日
  • 押入れのちよ

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    短編集で、どれも面白かった。幽霊が関わる作品が多くてホラーが苦手な私は読むのを少し躊躇したが耐えきれない怖さではなく無事に読み進めることができた。
    個人的に好きな作品を挙げようと思ったが、どれも異なる良さがあって絞りきれなかった。

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    2023年08月14日
  • コールドゲーム

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    読みやすい、伏線をわかりやすく置いてくれているので回収しやすくて楽しい。
    自分自身いじめる側にもいじめられる側にもなったことがあるのでとても考える作品でした。
    過去に起こしてしまったことはどうにも変えることはできない。謝ったとしてもそれで終わりというわけにはいかない。お互いが受け止め考えることが大事だなと思いました。
    シャングリラのマスター最高に好きです。

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    2023年07月23日
  • ワンダーランド急行

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    94パラレルワールドの物語りだけど、手垢がついた焼き直しでなく、戻れそうでちょっと違う世界が無数にあって自分が選べるというユニークな展開。昭子ばあちゃんが無事帰れていれば良いけど。

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    2023年07月22日
  • ワンダーランド急行

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    コロナ禍の中、40歳の主人公・野崎修作が、通勤と反対方向の電車に魔が差して乗ってしまったことを機に、似て非なる世界に迷い込んでしまうという小説。
    世界の分岐の可能性に思いを巡らすことができ、社会風刺も効いていて、なかなか面白かった。

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    2023年07月02日
  • 金魚姫

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    ネタバレ

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    あの一言をきちんと考えて配置してあるのが良かった。

    もし社長だとすると展開がみえないから、
    もしかしたらなーと思いながらではあったけれど。

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    2023年06月30日
  • 恋愛仮免中

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    私にとって、よく名前もみるし、代表作も分かるけど、読んだことはない作家さん達の恋愛小説アンソロジーとのことで面白そうだなと思い購入しました。
    それぞれに面白かったり、感動したり、共感したりしてとても良かったです。

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    2023年06月30日
  • ワンダーランド急行

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    ネタバレ

    読書備忘録743号。
    ★★★★。

    荻原さんの作品は、心に染み渡る作品が多い。
    この作品は面白かったけど、個人的にはめっちゃ苦手分野。笑
    私は、戻れる場所が普遍的に存在するということが、絶対的な安心感として必要とする性格。
    なので、なんか知らんけど家に帰れないという嫌な夢を小さいころから良く見る。ほんとに嫌だった。笑

    この作品。最初に言ってしまうと(ネタバレ)多次元世界のお話。
    主人公はふとした事から、ちょっとだけ違う世界に紛れ込んでしまう。そしてもとの世界に戻るために頑張るのだが、多次元世界は無数にある。だから戻れない・・・。めちゃくちゃ嫌だ!エンディングが嫌だ!主人公が元の世界に戻れました!というエンディングにして欲しかった!

    主人公はどこにでもいるうだつの上がらないサラリーマン、帝通プランニングという広告代理店に勤める野崎修作。40歳。
    サラリーマンなら100人中100人が経験する「朝会社に行きたくない。下り電車に乗ってしまいたい症候群」に罹った。笑
    そして、下り電車に乗ってしまった。笑 ただ、次の駅で降りて上り電車に乗るつもりだった。しかし乗った電車は急行。あれよあれよという間に終点の駅に。

    もう会社に間に合わない。
    開き直って、近くに見えたふたコブ山に登ってみようと、駅前にあった雑貨屋のような店で腰の曲がったおばあさんからサンドイッチとビールを買って登り始める。
    そして、異世界へ・・・。

    そこには、妻の美冬はいた。
    コロナが流行っていなかった。
    その代わりMCDウィルスとかいうウィルスの影響で牛が絶滅しており、牛丼が無かった。マトン丼があった。
    そしてこの世界で野崎はヒット企画を連発していた出来るサラリーマンだった。
    すぐに戻ろうかと思ったが、妻は子宮筋腫に罹っており、手術をする。夫としてそれを見届けなくて良いのか?
    しかし、亡くなった親が生きている。やはりこの世界は自分の世界ではない。
    野崎は再び下り電車に乗り、終着駅に。
    そして再び雑貨屋のようなよろず屋に。再びおばあさんからサンドイッチを買って山に。
    「良いところですね」と自分。おばあさんは「短いあいだしか居なかったのになにがわかる」。「えっ?」
    もやもやを抱えつつ山に。そして下る。そこは更に全然違う世界だった・・・。
    妻は美冬ではなく、会社の同僚でちょっとだけつき合ったことのあった女性。ちょっと抜けた部下の多田が専務になっていた。玉の輿?
    そして思考警察なる、マスク警察の発展版みたいなとんでも警察がネットに蔓延っていた。
    そして再び下り電車に。
    次は日本が内戦状態の世界。
    そして、多次元世界の交差ポイントに驚くべき事実が明かされる。そしてあるロジックに従い、いよいよ無数にある世界から元の世界へ戻ろうとする修作!
    やった!戻れた!
    そこには慣れ親しんだ世界が広がっていた!そして新聞には平成33年という日付が・・・。

    が~ん。ハッピーエンドが良かった。涙
    しかし流石は荻原さん。めちゃくちゃユーモアにあふれた文体は健在。楽しめました。

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    2023年06月25日