荻原浩のレビュー一覧

  • メリーゴーランド

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    公的機関勤めの身としては、主人公が感じる理不尽さ、前向いてんだか後ろ向いてんだか分からない仕事、内部での足の引っ張りあい等、「分かる!」と共感できる部分が多かった。でも、そんなしょうもない世界に慣れてしまってる自分もいたりして。
    終始明るい文体で、読んでて楽しかった。メリーゴーランド乗りたくなりました。

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    2017年07月12日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

    個人的によかったのは、冒頭の『あなたが大好き』。

    わたしも、3年くらい付き合ってる彼がいて、いろいろと、状況が似ていて、物語に入り込めた。

    新しく出会った人とデートを重ねながら、どうなるのかとどきどきして読んだけど、結局、今まで付き合ってた彼と結婚することになることになる。

    わたしの人生は、どうしましょうかね。

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    2017年07月11日
  • 恋愛仮免中

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    恋愛小説アンソロジー、だけど「恋愛!」って感じはどうだろう……家族小説とか青春小説ぽい作風の短編が多いかな。「ドライビング・ミス・アンジー」原田マハさんの小説初めて読んだけどこれ好きかも。そのうちほかの本も読んでみようかな。

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    2017年06月25日
  • ひまわり事件

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    まるで「森友学園」のような舞台で繰り広げられる“老人と子供のポルカ”。子供の描き方の巧さはさすがで、年の差70歳以上、世代間ギャップの大き過ぎる交流が笑える。戦争を知らない子供が爺さんになり、今度は学生運動の語り部となる…ことには時代の流れを感じた。

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    2017年06月22日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    直木賞受賞作家の山風賞受賞作。個人的には、荻原作品初挑戦はこれしかないって感じで、文庫化を待って早速ゲット。日本史でありながら、まだまだ解明されていないことだらけの時代。研究に励む現代人をとっかかりに、物語は一気に悠久の古代へ。遊牧から定住を表のテーマに、井の中の蛙を裏のテーマに、山奥でひっそり暮らしていた若者が、数少ない他部族との邂逅を契機に、新しい世界の模索を始めていきます。現代といかにクロスするのか、村を出た主人公はどんな未来を手に入れるのか。後半にかけての期待が高まります。

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    2017年06月21日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

    アンソロジーって得意じゃないのだけど、結構よかった。奥田英朗が好きで読んだけど、やっぱり一番良かった。ほろりとさせられる。原田マハが描く女性はキラキラしてるなあ。

    恋愛仮免中って、そしたら私は仮免も取れてないかも笑。

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    2017年06月16日
  • 家族写真

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    安定の荻原浩。お父さんのキャラがどの話も面白い。ただ、ほかの登場人物はテンプレート感が否めない。『しりとりの、り』に出てくる雅之くん、地雷すぎます。ちょっと気持ち悪かった、ごめんなさい。また『住宅見学会』も貧乏家族=幸せ&裕福家族=難あり不幸…な図式がちょっとデジャブーでした。
    ただし、プラスチックファミリーは面白かった。菜実子さんと雪乃ちゃんとお父さんに幸多かれ!最後少しウルっと来ちゃいました。

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    2017年05月29日
  • 家族写真

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    全7話からなるいい感じでダメなおやじの話

    前半5話はダメダメでこりゃアカンてな感じで笑えるが6話で色が変わり7話で感動します

    7話それぞれ別の話ですがなんか繋がってる感じがしました。

    萩原さんのコメディーは笑えます。

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    2017年05月28日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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     地方支店への転勤で父親が見つけてきた物件は、市街地から離れた山の近くの古民家だった。
     嫌がる妻だが、子ども二人とその祖母が乗り気になり、数で押し切られて、その古民家に住むことになった。

     買い物にも通勤にも不便で、自転車通勤するといっていた父親は早くも音を上げた。
     ここから去る日も近いと思うほかの家族だった。

     ある日、息子がは裏庭で遊ぶ小さな女の子がいるのに気がつく。
     いまどき紺の着物に、おかっぱの女の子は自分が見るたびに影に隠れるが、目を離すとついて来る。
     ただし、どうやら自分以外の人には女の子の姿が見えていないようだ。

     座敷わらしが居つく家には繁栄が、座敷わらしが去った

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    2017年05月28日
  • 砂の王国(上)

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    「砂の王国」 荻原浩 ★★★★☆

    上巻(477P)+下巻(486P)の超長編です。
    面白いです。
    ホームレスに転落した証券マンが、仲間たちとともに宗教法人を作っていく過程が真実味があります。
    コールドリーディングなど、騙される人は騙されるよねーって手段を巧みに使い、一方で法を守ることを極度に意識して拡大していく。
    私は宗教は悪いものだとは思っておりません。それがカルトだとしてもそれで救われるのならいいじゃないか。
    ただ、他の人に迷惑をかけるようなカルトは論外です!
    宗教にはカリスマが必要。そしてカリスマは人々の中で一人歩きをしてさらに神になるのだ。
    砂上の楼閣だとしても人々は、信じたいものを

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    2023年10月27日
  • 誘拐ラプソディー

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    古典的なドタバタ逃走劇。だがそこは荻原浩、たっぷり笑わせ、最後はホロリとさせる人情味溢れるコメディーとなっている。登場人物全員が憎めないキャラ。漫才のような会話シーン、特に主人公(秀吉)と子供(伝助)のとぼけたやりとりは、もっと読んでいたいと思った。

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    2017年04月07日
  • あの日にドライブ

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    エリート銀行マンだった主人公、たった一度上司に反逆した為に会社を辞め、タクシー運転手に。
    外から見ただけでは分からない人の人生。
    人生にとって本当に大切なものは何か?
    家族の大切さ、失敗とはなんの失敗なのか⁉︎
    無い物ねだりをせず、見方を変えれば自分の人生も違ってくる。
    隣の芝生を眺めず、自分のうちの草取りをするべきかな(^^)

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    2017年04月04日
  • 花のさくら通り

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    久々、荻原作品ですが…やっぱ荻原氏は長編ですね~。キャラがそれぞれ立ってて面白いし、さらっと軽めのタッチで描かれているのでとても読みやすい。個々のキャラの顛末が見たい!と思わせるところはさすがだと思う。希望にあふれたラストではあるけれど、実際のところ小売業はキビシイんだろうなぁ…。前作「小鳩組」は読んだけど、「オロロ畑」は未読なので読んでみようと思った。実写ドラマで見てみたいと思わせる作品。

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    2017年03月21日
  • 千年樹

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    ネタバレ

    千年の昔、餓死した子どもの口から飢えて舐めていたクスの種がポロリと零れ、大地に根を張り巨樹になりました。この作品はその巨大なクスの樹の下で起こったあらゆる人々の悲喜こもごもの連作短編集です。命短し人間の愚かで悲しく美しい面々を淡々と見つめた巨樹には、小さな子どもの精霊が宿っています。木の下で局面を迎えた人々は樹の霊に翻弄され、救われたり死に導かれたりする。御神木となった巨樹は人々を助けたりしない。ただ高みから尊大に見下ろしているだけ。ドラマチックで悲しく少し怖い短編集でした。

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    2017年03月01日
  • ひまわり事件

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    有料老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」は壁を隔てて隣り合っている。
    ふたつの施設の経営者は同じで、建設会社の社長で、議員でもある。
    選挙戦を有利に闘おうと打ち出された、老人たちと園児たちの交流。
    壁は取り払われて自由に行き来ができるようになる。
    子どもが大嫌いな老人と、老人をゾンビ並みに怖がる園児たち。
    徐々に距離を縮めていく老人たちと園児だが、近づきすぎて起こるエピソードが面白い。
    老人ホームで行われる「不在者投票」。
    認知症の症状が出た入居者への一方的な退去勧告。
    老人たちは立ち上がる。
    「大人の事情」なんてわからない園児たちも、老人たちといっしょに闘うことを選ぶ。
    老人たちと園

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    2017年02月27日
  • あの日にドライブ

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    自分も主人公と同じような心境。「たられば」が無いと分かっていても、ついつい想像してしまう。
    物語を読み進むつれて、今の自分が置かれている状況のなかで、いかに努力をして、なりたい自分に近づけることが大切だと感じた。
    そして、偶然は待つんではなく、偶然を引き寄せるため技術と努力が必要という一文が心に響いた。

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    2016年12月19日
  • 家族写真

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    たかが家族されど家族。世界レベルでは小さなコミュニティである家族でも、事が起きれば大事件。そんな家族の笑って泣ける七つの物語。
    まずは直木賞受賞おめでとうございます。デビュー当時から愛読している私にとって、本当にやっとという気持ちです。本作も荻原さんらしい、あったかい気持ちになる短編集です。小春日和の日に日向ぼっこしている感じ。いい時間を過ごすことができました。

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    2016年11月07日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    ネタバレ

    直木賞作家の作品。
    2001年を生きるフリーターの健太と、1944年を生きる軍人の吾一がお互いにタイムスリップして入れ替わるストーリー。
    死と隣り合わせの環境に放り込まれた健太と、自分が守ろうとした日本の未来に驚愕する吾一の描写が時に面白く、時に考えさせられる内容だった。

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    2016年10月27日
  • なかよし小鳩組

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    倒産寸前の広告代理店 ユニバーサル広告社 苦し紛れに社長が請け負った仕事は暴力団小鳩組のCI(コーポレートアイデンティティ)制作
    暴力団と言ってもなぜか憎めない面々
    しかし、なんとか仕事を断わりたいユニバーサル広告社
    いやいや、今後の契約も社長と済ませていると仕事の続行要求
    前作と同じでドタバタ感ありです。
    暴力団とのやりとりとは別ラインでコピーライター杉山の家族模様も書かれており最後は少し寂しくなりました。

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    2016年10月21日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    え、え~。
    後は、読者に任せるってか!
    でも、なんかいい。
    出てくる子たちもいい子だね。
    こんな話もあって、そして読んでほしいねえ。

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    2016年10月27日