荻原浩のレビュー一覧

  • あの日にドライブ

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    自分も主人公と同じような心境。「たられば」が無いと分かっていても、ついつい想像してしまう。
    物語を読み進むつれて、今の自分が置かれている状況のなかで、いかに努力をして、なりたい自分に近づけることが大切だと感じた。
    そして、偶然は待つんではなく、偶然を引き寄せるため技術と努力が必要という一文が心に響いた。

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    2016年12月19日
  • 家族写真

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    たかが家族されど家族。世界レベルでは小さなコミュニティである家族でも、事が起きれば大事件。そんな家族の笑って泣ける七つの物語。
    まずは直木賞受賞おめでとうございます。デビュー当時から愛読している私にとって、本当にやっとという気持ちです。本作も荻原さんらしい、あったかい気持ちになる短編集です。小春日和の日に日向ぼっこしている感じ。いい時間を過ごすことができました。

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    2016年11月07日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    ネタバレ

    直木賞作家の作品。
    2001年を生きるフリーターの健太と、1944年を生きる軍人の吾一がお互いにタイムスリップして入れ替わるストーリー。
    死と隣り合わせの環境に放り込まれた健太と、自分が守ろうとした日本の未来に驚愕する吾一の描写が時に面白く、時に考えさせられる内容だった。

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    2016年10月27日
  • なかよし小鳩組

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    倒産寸前の広告代理店 ユニバーサル広告社 苦し紛れに社長が請け負った仕事は暴力団小鳩組のCI(コーポレートアイデンティティ)制作
    暴力団と言ってもなぜか憎めない面々
    しかし、なんとか仕事を断わりたいユニバーサル広告社
    いやいや、今後の契約も社長と済ませていると仕事の続行要求
    前作と同じでドタバタ感ありです。
    暴力団とのやりとりとは別ラインでコピーライター杉山の家族模様も書かれており最後は少し寂しくなりました。

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    2016年10月21日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    え、え~。
    後は、読者に任せるってか!
    でも、なんかいい。
    出てくる子たちもいい子だね。
    こんな話もあって、そして読んでほしいねえ。

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    2016年10月27日
  • 砂の王国(上)

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    凄い。
    一気に読み終えてしまいました。
    宗教を、立ち上げるホームレス。
    テーマが際どすぎる。
    下巻が楽しみです。

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    2016年09月07日
  • オイアウエ漂流記

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    サバイバル小説のエンターテイメント。

    無人島に漂流した10人と一匹の暮らしぶりが楽しい。
    この10人の色分けも面白いのだが、果たして助かったあとの人間関係(会社関係)はどうなっていくのか、それは想像次第。

    ただ、ちょっと長めかなぁ。

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    2016年08月23日
  • 家族写真

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     様々な家族の姿を描いた短編集

     祝直木賞! ということで久々の荻原浩さんの小説を読みましたが、ユーモラスな話も、シリアスな話も、どちらも登場人物の心理描写が相変わらず丁寧でそしてリアルです。

     この荻原さんの心理描写のリアルさの根底にあるのは、様々な登場人物の、それぞれの情けなさをしっかりと描いているからこそだと思います。

     シリアスでいえば、男手一つで育てた一人娘の結婚に複雑な心情を抱く父を描く「結婚しようよ」

     古くからの写真館を営む父に反発し家を飛び出し、独自で写真の仕事を続ける息子。しかし父が倒れたという連絡を受け、その息子や娘たちが写真館に集うことになる表題作の「家族写真」

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    2016年08月13日
  • 幸せになる百通りの方法

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    これも荻原節ですね〜♪なかなか大変な世の中だけど、視点を変えて前向きにしてくれるお話。最後は"よ〜し、頑張ろう"だけど、私はもうムリかも…

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    2016年07月04日
  • 誘拐ラプソディー

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    父とキャッチボールをしたことのないヤクザの息子。
    あるのは借金と前科。金無し、家無しの誘拐犯。
    なんともキュートな誘拐物語。
    思っている以上に親子の絆わ深く複雑
    そして子どもは偉大な存在

    面白おかしく書かれてるのにそこにはじーんとくるものがあったりと作者の表現の仕方が大好きな1冊

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    2016年05月17日
  • 家族写真

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    20160506

    久しぶりに読んだ荻原作品。

    やはり目のつけどころと表現方法が面白い。
    家族のあり方を考えさせる短編集。

    今度は長編が読みたくなったなぁ。

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    2016年05月06日
  • 幸せになる百通りの方法

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    とかく現代は気疲れする毎日だ。それでも、私たちは生きていくために懸命に何かを為さなければならない。そんな私たちのユーモラス&ビターな人間愛あふれる七つの物語。
    お気に入りは『ベンチマン』。サラリーマンの悲哀と家族の温かさが心に沁みる。いつ降りかかってくるかわからない悲劇が、荻原さんの手にかかると妙に滑稽だ。でも、それ以上の前向きさを与えてくれるやさしい短編。

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    2016年05月02日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    終わり方がいい。読み終わって本を閉じて、目を瞑り、しみじみと想いを馳せる本だった。
    私も父親とはあまり話さなかった。なぜか小さい頃からむしろ避けていた。私が30過ぎの年に父が亡くなり遺品の整理をしていると、小説の原稿は出てこなかったものの父が10代の終わりから20代にかけての日記が出てきた。あの父にこんな時代があったのかと涙にくれた。平穏に見えて波乱万丈な人生。本当はひとりひとり全員が送っているのだろう。いま自分も終盤に差し掛かり、つまらない生き方をして来たと思っているが…

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    2016年04月19日
  • なかよし小鳩組

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    ユニバーサル広告社シリーズの復習。
    荻原浩ファンとなるきっかけとなった作品。猪熊の背景設定だけはちょっとご都合主義っぽくて残念だが、まあ許せる範囲。

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    2016年04月17日
  • 家族写真

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    いろいろな家族の話たち。

    どんな状況でも家族は家族。
    それでもずっと同じじゃなくて
    変わっていく中でその時々のいい関係であればいいですね。

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    2016年04月10日
  • 誘拐ラプソディー

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    最高にキュートな誘拐物語。そうね、その通り。思わずニヤリとしてしまうユーモアは、どのように活きてるんだろう?文体?シャープなリズム?語彙?あざとくもなく、スルリと笑のツボに入り込んでくる。
    ハチャメチャストーリーを上手く追っていく。キャラ立ちもいい。登場人物が出てくるタイミングも絶妙。良くも悪くも読み手の脳に負担を与えない、ほのぼのエンタメ小説。
    荻原浩は優しいなぁ。

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    2016年03月27日
  • 誘拐ラプソディー

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    ラストまで一気に面白いんだけど、誘拐を題材にしといてなんかそんな綺麗な終わり方ないだろうよと少し意地悪な気持ちになった。シレっと流されてるけど割り食った人たちかなりいるよな。でも、やっぱこの話好き。ガキとおっさんってのはダメだよな、泣いちゃうよ。

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    2016年03月13日
  • 家族写真

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    予想通りのキタコレ短編集。いきなり泣かせ、いきなり笑わせ、俺の感情弄ぶなや!とブラマヨ吉田もきっとこう言うだろう。昔と今の家族事情は違うのだがやっぱり家族は家族なのだ。なんやかんや言ってもそこには家族の絆があるのだ。縁があって家族になったんだから。しかしこの人のコミカルでテンポのある文章で描く中年男性の悲哀は秀逸。本当に哀しいと思うし、1周回って笑えたり出来るのだ。加齢臭さえ感じるのだ。家族ならではの心にじんわり染み込むアノ気持ちを存分に感じられるオススメの家族小説です。

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    2016年03月07日
  • 家族写真

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     2015年4月に文庫化されたのが、荻原浩さんが書かれた「家族写真 (講談社文庫)」という一冊。7つの家族のそれぞれの思いを綴った、心温まる短編集だ。

     男手ひとつで育てた娘が、いつのまに大人になって結婚することになった。彼氏を自宅に連れてきて結婚の挨拶をさせようとするが、話を巧みにすり替えたりはぐらかしたりするのが、父親の最後のささやかな抵抗だ。亡き妻の遺影とかすかに残るテープレコーダーの声を聞きながら、妻との出会いや結婚してからの生活、娘との家庭生活を淡々と、そして大切に思い出す父の姿があった。(「結婚しようよ」)
    他にも、妻に先立たれて町の小さな写真館を営みながら子ども達を育てた父親が

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    2016年01月17日
  • オイアウエ漂流記

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    ネタバレ

    個性的な登場人物、すぐ目に浮かぶ風景描写、随所にちりばめられるコミカル具合がたまらなく面白い!無人島に持って行けば実用書として活躍しそうな細かい説明もいい。帰還できた(と信じてる)後のストーリーも見たくなってしまう。きっとそこだけで何ページも楽しめそう。

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    2016年01月07日