荻原浩のレビュー一覧
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パソコンの表現(会社で限られた人にしか操作できないような表現がされてる)とか女性社員に対する男性社員の発言とか、スマホない感じだし、上場してる会社にしてはコンプラなさすぎるだろとか、少し今見ると違和感を覚える点はあるものの、割と読みやすくて1日でサクッと読めた!
何が言いたかったのかな、というところでは帯裏面にもかいてあったけど「(仕事ごときで思い詰めて)死ぬな」というところかなと思った。
仕事も大事だけどとりあえずサラリーマンはあくまで駒でしかなくて、とりあえず生きていればなんとかなるしまずは手に届く人を幸せに、大切にすることが大事なのかなと思う。 -
Posted by ブクログ
怖いもの見たさで妖怪にワクワクした子供の頃の気持ちを思い出した!軽快なタイトルや表紙の妖怪たちも可愛くて、読み進めるのが楽しみでたまらなかった。
民俗学と聞いて思い浮かべたのは、以前読んだ夏川草介氏の『始まりの木』、本作はそれとは手触りがガラリと違っていて面白かった。特に、妖怪が実在するかどうかに関わらず、「なぜそのような伝承や口承が生まれたのか」という考察がとても興味深い。
なかでも、座敷わらしの裏にある「間引き」の推察には、残酷な現実を綺麗事に変えた人間の闇に背筋がゾクッとした。
でも、座敷わらしの一人多い「ちゃっかり感」や思わず手を挙げちゃう「やっちまった感」満載の子供らしさは、滑稽 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今砂の王国の上下巻を読み終わりました。
山崎のホームレスから宗教を立ち上げ、成り上がるまでの道筋が書かれてあり、非常に面白かったが、最後にかけての苦しみがすごい。
自分自身をとことん追い込み、理想を掲げ、サラリーマン時代と同じように誰にも頼らず心を広げず、当時、自分を育ってくれた母親が過信した宗教団体ではなく、綺麗な宗教団体を描こうとした。
今回これを読み終わって思った事は、やはり人は学ばないと同じ顛末を繰り返すのだと感じた。
木島となり、中村君も龍斎も全て操れると勘違いしていたのだ。
木島には、実は何度も変われる瞬間があったし、手を差し伸べてくれる人がいた。
それに気づきなかった末路なんだろ -
Posted by ブクログ
表題作はタイトル通り、陰謀論の百物語で、それぞれの陰謀論が展開する。おかしな議論がもっと拗れまくって、何だったらその場で大乱闘とか、陰謀論も、もっと壮大で荒唐無稽なものを期待してしまっていて、ちょっと拍子抜けだった。
コロナ以降クリーンに変貌した組織に順応できない組員。いじめで自殺した中学生の身代わりロボットの暴走。あるあるのパスワード地獄。
忖度村の忖度の果て、村人には意外と受け入れられ概ね好評でよかったよかった。マスク警察vsマスク拒否男、こんなことは実際にあったかもしれない(いやないか)
ちょっとしたきっかけから生じたずれがエスカレートするコメディ、久々の荻原ワールド全開、ではあったの