荻原浩のレビュー一覧

  • サニーサイドエッグ

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    私立探偵最上俊平・・・失踪したペットの捜索を請け負っている。ある日和服を着た若い美女に「うちの猫を探して欲しい」と言われ、喜んで引き受ける。しかし猫探しはただの猫探しではなくなっていくのだった。

    ユーモア・ミステリー。
    ハードボイルドを気取る主人公が今ひとつかっこよくなれない感じが楽しくてよかったです。
    ずーっと猫探しの話が続き、普通なら飽きちゃうところをあきさせないのはこの人の筆力ゆえでしょうか?
    最後もなかなか面白くまとまっていました。ただ解離性同一障害というテーマは安易に扱わないでほしいと思いますが・

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    2009年10月07日
  • 母恋旅烏(小学館文庫)

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    2008/4/15
    おもしろかった!
    出てくる人がみんないい。
    でもお母さんはどこ行っちゃったんだろうね。

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    2009年10月07日
  • オロロ畑でつかまえて

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    おもしろかった! 
    ものすごい田舎の村が、村おこしのために広告代理店に宣伝を依頼する…という話。
    キャラクターがみんな魅力的で、読んでておもしろかった。
    この人は本当にいろんなテイストの話が書けるんだなぁ。

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    2023年08月28日
  • サニーサイドエッグ

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    私は最上俊平、私立探偵である。ペット専門の探偵ではないのだ。ある日、
    若く美しい女性が事務所を訪れてきた。ペット捜しなら、もう――「うちの猫
    を捜してほしいんです」はい喜んで。1カ月ぶりの仕事ではないか。しかも
    そうこうするうち、「ブロンドで青い目の若い」秘書まで雇えることに。え、
    な、なんだこいつは!? おまけに猫捜しも、ただの猫捜しではなくなって
    いくのだった……あの名作『ハードボイルド・エッグ』続編!

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    2009年10月07日
  • 誘拐ラプソディー

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    なかなかよかった。
    誘拐される子が、変に大人びた感じじゃなく、ちゃんと子供なのがよかった。
    けっこう笑えるし。

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    2023年08月29日
  • 噂

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    本編は読みやすく、事件の先が気になって一気に読める作品だった。
    一方でラストは、物語全体の見え方をひっくり返すようなどんでん返しというより、最後にもう一発驚かせるための“ジャンプスケア”的な印象。
    驚きはあるものの、物語の根幹を揺るがすほどではなく、少し蛇足にも感じた。
    爽快な伏線回収ではなく、嫌な感触だけを最後に残すタイプの結末だった。

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    2026年09月08日
  • 今夜も、ぼっち飯

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    ぼっち飯のアンソロジー。
    子ども達の夏休みも終わりに近づいて、夏休み疲れの母にはピッタリの気軽さ。

    ぼっち飯のイメージは、人それぞれ。
    ぼっちという言葉は寂しいイメージだけれど、一人で食べることがむしろ嬉しかったり、楽しんでいる人も少なくない。

    特に毎日食堂のオバチャンよろしく家族のためにせっせと食事の支度をしている母達にとっては、一人で好きなものを好きなように食べられるというのは最高の贅沢だったりする。

    いろんな立場の人が、一人で食べることに喜びを見いだしながら食べる様子を小説やエッセイで読むのもまた楽しい。

    でも…
    最後に登場する矢部太郎さんの漫画にも描かれているけれど、結局はぼっ

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    2026年08月29日
  • 海の見える理髪店

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    空気みたいな本
    どれも淡々とストーリーが進み心地よい
    特段印象に残らない分、いつも鞄に入れておいて気が向いた時にさらっと読むのもいいかな

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    2026年08月28日
  • 噂

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    ネタバレ

    3.5
    犯人は序盤で分かってくる仕様で、どんな仕掛けで裏切ってくるんだろうと思ったけど、あっさりそのままでした。最後の一文がどんでん返し要素ではあるんだけど、女社長を殺したのはレインマンではないんだろうなと予想できたし、その犯人たちも想定内でした。小説って難しいな。

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    2026年08月28日
  • 噂

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    最後の着地点はとっても好き
    最後でエッ!てなった。
    でも、途中の3分の2くらいは展開が進む遅さがきつかった。

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    2026年08月28日
  • 明日の記憶

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    アルツハイマーの擬似体験。年齢も近く描写がリアルでこわくなった。
    小説としておもしろいか?という疑問はもった。妻目線、娘目線、会社の部下目線などの他者の視点も読んでみたかった。
    あまりそこにこだわりはないのか、起承転結も少なく、事実を淡々としっかりと書かれたという印象。フィクションと読めば現実はそうなのかもしれない。
    また、裏表紙に「いくつもの深い愛」とあったので会社の仲間含めもっと感動的な展開を期待してしまった。あれはちょっとミスリードでは?

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    2026年08月27日
  • 噂

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    普通に刑事系ミステリとして面白かった。噂や口コミが題材になっていること、警察内部の描写も面白かった。
    ラスト1行は衝撃だが、大きなどんでん返しかというとそうでは無かった。どんでん返し系として読み始めてしまったので、少し物足りなかった。

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    2026年08月25日
  • 今夜も、ぼっち飯

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    個々の話は善し悪しありましたが、全体的にはよくまとまっており楽しく読めました。
    悪しが足を引っ張るので、アンソロジーは難しいですね?

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    2026年08月20日
  • 月の上の観覧車

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    私自身40歳になり、本当にこれでよかったのか?と思うこともたくさんある。戻ることのできない過去がもう40年分出来上がってしまっていることが怖くなる時もある。
    でも今では後悔していることも、きっとその時その時の自分の一番の生き方だったんだろうなと思う。

    "たられば"は考えたらキリがないけれど、でもこれまで自分が歩いてきた道を見ないふりしたり、否定する必要はないんだなと思う。
    これまでの自分とこれからの自分。どちらもそのままでいい。優しい気持ちで希望を忘れずにいたいなと思う。

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    2026年08月17日
  • ひまわり事件

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    幼稚園と隣接する老人ホームの交流を図ろうとする園長、理事長のアピール作戦によって晴也、秀平、和樹、伊梨亜はホームの入居者の誠次、寿司辰、トキ婆達と麻雀をしたりひまわりの種をまくことに。
    ホームと園の不正を糾弾する元・活動家の片岡が企てた立てこもりにホームのマドンナ満須子達と共に協力することに。
    ひまわりが一面に咲き誇る光景を、誠次にも見てほしかった。

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    2026年08月16日
  • 楽園の真下

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    絶対に無くはないという、カマキリが超巨大化するというお話。
    単純な話ではあるのだが、それだけにグイグイと引き込まれて行く感覚が心地良い。
    最後の終わり方も含みのある感じでニヤッとしてしまい面白かった。

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    2026年08月09日
  • 噂

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    ネタバレ

    「噂」ってタイトルだからもっと噂を使って事件が起きたり、解決するのかと思った
    全然予想もしてなかったからか最後の一行は
    「えっ!?」ではなく「ん?」だった
    もう一回読めば伏線が散りばめられていて最後の一行で「えっーーー!!!」ってなるのかも

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    2026年08月06日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    ネタバレ

    高橋史子
    晃一の妻。専業主婦。東京生まれで田舎暮らしに抵抗がある。

    高橋晃一
    四十七歳。食品メーカー課長。転勤が決まり、会社が斡旋してくれた支店近くのマンションを借りるつもりだったが、いい場所の一軒家に住むことにした。課長職で地方支店への異動主流から外れたことを意味する。

    高橋智也
    晃一・史子の長男。小学校四年生。サッカーが好き。

    高橋梓美
    晃一・史子の長女。中学二年生。

    クッキー
    高橋家の飼い犬。コーギー犬

    高橋澄代
    晃一の母親。

    高橋礼次
    亡くなった晃一の父親。元郵便局員。

    照子
    澄代の長女。

    光子
    照代の次女。

    六助
    東京の親戚に貰われた澄代の末の弟。空襲に遭って死んで

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    2026年08月05日
  • 噂

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    衝撃結末って言うので犯人が誰か確定できないままワクワクして終盤まで読んだけど、ヌルっと犯人が暴露されてしまったのでうーんという感じだった(犯人を序盤から推定できていたらしいのにそこに意外性を求めて読み進めていたっぽいよく分からない読者もいるようですが)

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    2026年08月04日
  • 海の見える理髪店

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    ネタバレ

    喪失と、その先のささやかな希望を描いた家族もの短編集。
    6編それぞれが、母と娘、父と息子、夫と妻といった近くて遠い関係を扱っている。

    表題作「海の見える理髪店」は
    人里離れた海辺の理髪店に、
    ある想いを胸に「僕」が訪れる。
    店主が語り続ける身の上話を聞くうちに、二人の関係が静かに明かされていく構成が見事。

    どの短編も、派手な事件は起きず沁みてくるお話。

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    2026年08月03日