荻原浩のレビュー一覧

  • 明日の記憶

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    めちゃくちゃ泣くようなことを想像してしまってたから拍子抜け
    日記からどんどん漢字が少なくなって、文章量が減って、同じ文章を繰り返してるときにはドキッとした。
    認知症になった主人公目線で話が進むから症状の進行具合がわからなかったけど、日記を途中途中で挟むことでここまで進んでますというのを定期的に伝えてくれるのはすごくいい方法だった

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    2025年12月16日
  • 笑う森

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    小樹海と呼ばれる神森で行方不明になった5歳の自閉症男児。
    5日後に元気な状態で発見される。帰ってきた後には、食べなかった物が食べれるようになり、どこで覚えたかわからない言葉を話すようになった。行方不明だった5日間になにがあったのかを紐解いていく。
    様々な人に出会うのだが、最後のくまさんで興醒めでした。ファンタジーでしたね。

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    2025年12月15日
  • 神様からひと言

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    「会社とはおでんの鍋のようなもんだ」

    転職先である食品メーカーの販売会議で問題を起こし、リストラ要員収容所と言われる「お客様相談室」へと異動になった主人公。
    半年前に彼女にも逃げられ、クレーム処理も握りつぶしてしまう会社。腰掛け程度で過ごしていく毎日だったが、個性溢れる面々とクレーム処理に明け暮れる毎日の中、自分の中での大事なものに気付いていく。

    会社に、上司に、お客様に挟まれるのはどの会社でもおなじこと。しかし、この小説はその辛さを綴ったものではない。
    主人公が自分の人生に何を求めるのか。心に忠実に生きることはどういうことか。表題の「神様」とは誰か。

    文頭のおでんの鍋の下りは正直この小

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    2025年12月11日
  • 噂

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    どんでん返しや衝撃のラストと言えば言及される本作。
    知名度は高く、本編中もドキドキしながら読み進められるが、むしろ最後のどんでん返し部分が本作の蛇足になっている気がしてならない。構成、筆力ともに高い筆者さんなので、本作をラスト1行の衝撃といった十角館系に寄せた紹介をした編集側のマーケティングにもやや難があったのではないかと感じる作品。事前情報無く読む分には、普通に面白い。

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    2025年12月08日
  • 噂

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    コギャルの時代背景で、懐かしさを感じました。
    事件はそこまでグロく表現されていないし(でも実際の死体はかなりグロそう)、読みやすかったです。
    最後のチャプターは帯で閉じてあって、ドキドキしながら読みましたが、最後の最後で暗くなりました。帯の前までは、かなりいい感じのハッピーエンド感が強かったので、どの落差はすごかったです。

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    2025年12月06日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫好きなのでつられ購入

    ねこにまつわる物語の短編集です。
    ほっこりする話もあれば悲しい話もありました
    作者さんによって、作風が様々なので
    それぞれ新しい気持ちで読むことができました。

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    2025年12月01日
  • 神様からひと言

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    『会社はおでん鍋のようなもの』という表現が言い得て妙。

    ろくでもない会社、ろくでもない役員、ろくでもない社員、ろくでもないクレーム客…主人公にとってはたまったもんじゃないけど、はたから見てると(読んでると)滑稽に感じてしまった。

    こんな会社や企業体質、上司は嫌だけど実際あるあるなんだろうなあと思うと…サラリーマンの皆さんに「おつかれさまでぇぇぇす!!!」とサマーウォーズばりに叫びたくなった。

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    2025年11月27日
  • 笑う森

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    3分の2くらいまでは面白く読めたが、そこから先の後半は飽きてしまった。ミステリーほどの謎解き要素があるわけではないので、この長さは読者を一気に最後まで引っ張るには長すぎるのでは? ヤクザの話とかは要らなかったんじゃないかと思う。
    あと、岬さんもボクシングなどやらない普通の母親で書いてほしかった。なんかリアリティがなくなってしまった(もちろんボクシングをやる女性もいるのだろうが、まだ少数・特殊だと思う)。
    それなりに楽しい読書体験はできたが、まあ星は3つかな。

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    2025年11月16日
  • 笑う森

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    深い森でASD児が行方不明になって1週間。あまり衰弱もない状態で戻ってくる‥
    不穏な雰囲気しかなくて、謎は深まるばかりなのですが、読んでいくとこの子の雰囲気やら登場人物のドタバタで何かほんわかしてきます。関わった大人たちの出会いとともに、どう過ごしたかが少しずつ明らかになっていく過程がおもしろかったです。


    最後の最後に、みんなを許し、救ってきた母の気持ちが救われてよかったなぁと思いました。

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    2025年11月15日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    良くも悪くも山が無い
    こんな生活送ってる人いるんだろうな〜ってやんわり思えるくらい現実的なてんやわんやのストーリー。面白い!って感じでもなかった

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    2025年11月15日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    原生林で行方不明になったASDの5歳児の奇跡的な生還に寄与した大人たちのビターでペーソスとユーモアにあふれた物語。

    殺人を犯した女性、ユーチューバー、現金を持ち逃げしたヤクザ、自殺願望の教師らの視点で5歳児との遭遇を描かれるのですが、この一人称が著者らしくてクスッとしつつも泣けてきます。
    叔父が行方不明の間の5歳児の軌跡を追うのですが、最後の遭遇者はほぼ童話で、現実の獣害被害を意識してしまってちょっとほっこりできなかったのが残念。
    母親や4人の男女の周りのキャラも立っていて、さすがでした。

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    2025年11月15日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    妖怪の話の出所を探るというところが面白かった。
    仮説でしかないのかもしれないけれど、なるほど!と思った。

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    2025年11月09日
  • 噂

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    ラスト一行の衝撃という帯が目立つが、ストーリーやキャラクター、題材が魅力的で、ラスト抜きにしても面白い。シングルファザー刑事小暮と娘菜摘のほっこり仲良し家族パート、小暮と年下女性上司の名島のバディものパート、大胆な広告策を打つミステリアス杖村と下請け広告会社の面々。そしてあのラスト。
    世の快楽殺人者の三タイプも興味深い。違和感やヒントは散りばめられていた、ただ騙された、これが気持ち良い。

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    2025年11月03日
  • 噂

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    「最後の1行」の謳い文句が気になった

    前半部分は退屈な印象があった
    なんでもないシーンが多いなーと思った

    事件についても有る程度は予想できた結末
    途中、読み返しても意味不明だったところが回収されたのは気持ちよかった

    最後の1行はツッコミどころはあるけどびっくり

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    2025年10月30日
  • 明日の記憶

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    広告代理店の営業部長、佐伯。
    50歳にして、若年性アルツハイマーと診断された。
    仕事では、プロバイダー『ギガフォース』向CMという大きな案件を抱え,家庭ではひとり娘・梨恵がまもなく結婚を迎えようとしていた…

    若年性アルツハイマー。
    佐伯よりも少し上だが、自分がそうなったら、と…
    そういえば、最近、人の名前が出てきにくくなったが、大丈夫かと…

    突然、襲ってくるのだから、どうしようもない…
    個人差があるとはいえ、佐伯の場合は少し早過ぎるような…
    もう少し、孫との関わりを楽しませてあげたかった…

    すべてを忘れていく佐伯の姿も見たくないが…

    ここで終わるのはちょうどよかったのか…
    ここから始ま

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    2025年10月26日
  • 明日の記憶

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    2025.10.26 J:com 渡辺謙、樋口加南子
    広告代理店営業部長の佐伯は、齢(よわい)五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう! 山本周五郎賞受賞、映画化もされた感動長編。待望の電子書籍化!

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    2025年10月26日
  • 海の見える理髪店

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    短編はあまり好みませんが

    それぞれ胸の奥にポンと残る感じでした。

    特に最後の「成人式」が印象に残る。

    短編にしては、って感じです。

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    2025年10月24日
  • 我らが緑の大地

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    スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?人間が植物に駆逐されるとは思わないけど、近年の熊による被害なんかを見ていると自然の脅威を感じます。

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    2025年10月14日
  • 我らが緑の大地

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    荻原浩のこの手のSFもなかなか面白い!ノンストップのパニックサスペンスで先が気になりハラハラしながら読み進める事が出来ました。
    メガソーラー計画の為の大規模な森林伐採や止まることの無い地球温暖化を考えると、フィクションでは終わらないかも?!と空恐ろしくなるお話しでした。流石に植物との会話や、植物が動物や人間を操ると言うのは有り得ないと思いますが、、、
    植物との共存の大切さを啓蒙するには良い小説だと思います。

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    2025年10月03日
  • 楽園の真下

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    子猫が酷い目に合うので注意

    あらすじには「パニックホラー」とあったけど、パニックしてくるのはかなり後の方になってから。なので、展開を遅く感じる人はいるかもしれない。
    でも、一歩ずつ着実に深まっていく異常事態と、これに対していくメイン2人のバランスが良かったと思う。生き延びてほしい。

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    2025年09月29日