荻原浩のレビュー一覧

  • 神様からひと言

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    お客様相談室という名前のクレーム対応部署を舞台にしたお仕事小説。読みやすかったけど、ふーんって感じで終わりました。

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    2026年06月30日
  • 神様からひと言

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    仕事や生活に無気力で無計画で衝動的に過ごしていた主人公が、お客様相談室の常識はずれな人々に影響され、少しずつまともになっていくのが面白い。
    大手広告代理店から玉川食品に転職した凉平。しかし入社すぐでトラブルを起こし、リストラ要員が送り込まれるという部署へ移動となる。
    全体的に荒唐無稽で現実感はないものの、テンポよく魅力的なキャラクターとエピソードに惹きつけられる展開。さすが荻原浩。

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    2026年06月21日
  • 噂

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    どんでん返し系が好きな人にオススメしたい。
    所々に伏線あって、必ず読み返したくなります。

    これ、シリーズ化してないのかな?
    小暮巡査部長と名島警部補コンビの。
    この2人のバディをもっと読みたい(ちょっとロマンスも期待)

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    2026年06月18日
  • 神様からひと言

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    パソコンの表現(会社で限られた人にしか操作できないような表現がされてる)とか女性社員に対する男性社員の発言とか、スマホない感じだし、上場してる会社にしてはコンプラなさすぎるだろとか、少し今見ると違和感を覚える点はあるものの、割と読みやすくて1日でサクッと読めた!
    何が言いたかったのかな、というところでは帯裏面にもかいてあったけど「(仕事ごときで思い詰めて)死ぬな」というところかなと思った。

    仕事も大事だけどとりあえずサラリーマンはあくまで駒でしかなくて、とりあえず生きていればなんとかなるしまずは手に届く人を幸せに、大切にすることが大事なのかなと思う。

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    2026年06月18日
  • 陰謀論百物語

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    あまりにナンセンスな陰謀論に唖然。星新一、筒井康隆テイストの風刺の効いたショートも。荻原さんらしい教訓も盛り込まれ考えさせられる。パスワードあるある、なんとかしてほしい。「現実を見なければいい。耳を塞げばいい。そう何も見なければ、何も知らなければ、なかったことと同じだ」それではダメと平和ボケの孫にじいちゃんから見せた妄想「くれぐれも忘れぬよう」にしたい。

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    2026年06月15日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    怖いもの見たさで妖怪にワクワクした子供の頃の気持ちを思い出した!軽快なタイトルや表紙の妖怪たちも可愛くて、読み進めるのが楽しみでたまらなかった。

    民俗学と聞いて思い浮かべたのは、以前読んだ夏川草介氏の『始まりの木』、本作はそれとは手触りがガラリと違っていて面白かった。特に、妖怪が実在するかどうかに関わらず、「なぜそのような伝承や口承が生まれたのか」という考察がとても興味深い。

    なかでも、座敷わらしの裏にある「間引き」の推察には、残酷な現実を綺麗事に変えた人間の闇に背筋がゾクッとした。
    でも、座敷わらしの一人多い「ちゃっかり感」や思わず手を挙げちゃう「やっちまった感」満載の子供らしさは、滑稽

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    2026年06月13日
  • 千年樹

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    千年を生きる樹。場面場面で出てくる子が、ちょっと前に読んだ押入れの千代を思い出させた。郭公の巣にゾワっとし、バァバの石段でほんわか。千年という壮大なスケールに圧倒された。

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    2026年06月12日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    新興宗教系の話はゲンナリしてしまうのですが、その中では個人的には面白かったです。
    元証券マンが、妻家を出て行ったのをきっかけにホームレスになり、そこで出会った3人で宗教は儲かるということから新興宗教を始める話です。
    フィクションではありますが、宗教ってこんな感じで始まるんだなっていうのが想像できました。
    そして終わってく様もリアルに想像できて面白かったです。

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    2026年06月11日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    新興宗教系の話はゲンナリしてしまうのですが、その中では個人的には面白かったです。
    元証券マンが、妻家を出て行ったのをきっかけにホームレスになり、そこで出会った3人で宗教は儲かるということから新興宗教を始める話です。
    フィクションではありますが、宗教ってこんな感じで始まるんだなっていうのが想像できました。
    そして終わってく様もリアルに想像できて面白かったです。

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    2026年06月11日
  • 笑う森

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    面白かったけど、長かった…。
    え、この人たちやば。と思いながらも、グッとくるところもある。
    真人くんの成長ぶりに、1番感動したかも。

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    2026年06月10日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    今砂の王国の上下巻を読み終わりました。
    山崎のホームレスから宗教を立ち上げ、成り上がるまでの道筋が書かれてあり、非常に面白かったが、最後にかけての苦しみがすごい。
    自分自身をとことん追い込み、理想を掲げ、サラリーマン時代と同じように誰にも頼らず心を広げず、当時、自分を育ってくれた母親が過信した宗教団体ではなく、綺麗な宗教団体を描こうとした。
    今回これを読み終わって思った事は、やはり人は学ばないと同じ顛末を繰り返すのだと感じた。
    木島となり、中村君も龍斎も全て操れると勘違いしていたのだ。
    木島には、実は何度も変われる瞬間があったし、手を差し伸べてくれる人がいた。
    それに気づきなかった末路なんだろ

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    2026年06月05日
  • 陰謀論百物語

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    星新一や筒井康隆等が全盛期の70年代SFを彷彿とさせる様な短編集。収録7編全て良しとは言えず、話毎の巧拙はあるが"パスワードを入れてください"は正にスマホ全盛期の現代を痛烈に皮肉っていて秀逸だった。

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    2026年06月04日
  • メリーゴーランド

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    終盤の盛り返す感じはそれなりに楽しいんだけど、全体的に描写が分かりにくくて絵が思い浮かばない スイスイ読めなくて次のページに行きたいって感じにならない

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    2026年05月29日
  • 噂

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    え?これ映像化されていないの?と思うくらい読みやすい。
    主人公の2人組が最高のバディで読んでいて楽しい。
    あと、人間のフェティシズム怖すぎ問題。

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    2026年05月29日
  • 我らが緑の大地

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    後半はSFホラー的でスピード感があってドキドキしたが、動植物の学術書を読んでるような部分が多くて僕には難しく感じてしまいました。もう少し単純に楽しみたかったです。

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    2026年05月27日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    原始時代の部族とその生活・恋愛に触れることができた。
    最後は悲しい終わり方だったが、これもハッピーエンドかもしれない。
    熊との格闘、田んぼを耕す風景、縄文と弥生時代とは、、少し勉強になったかも?

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    2026年05月21日
  • 海の見える理髪店

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    ネタバレ

    表題作の「海の見える理髪店」では、理髪店の店主が淡々と自分の半生を語る形で物語が進んでいく。一見何気ない店主とお客さんの会話のように思えるが、最後直接の描写はないにせよ、2人が親子であり結婚の報告をしにきたという結末にはハッとさせられた。どの物語も色々な家族の形を題材にしていて、最後の展開に驚かされ心温まるような一冊だった。

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    2026年05月19日
  • 陰謀論百物語

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    読みた時の感触、イメージは「星新一」。短編集ですが、あまりキチッとした話の終わり方をしない話が多いと思いました。

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    2026年05月18日
  • 海の見える理髪店

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    家族、近い存在だから危うい。自分以外は全員他人だけど、やっぱり半分くらい自分に入り込んでいる。
    コントロールできない自分みたいな感覚で、心の行先を左右してしまう。

    近しいゆえに言葉足らずで、心のうちを想像してしまう。口に出せば済むことも多いはずなのに。

    家族の存在について、考え直す本だと思う。そして、自分もまた家族の半分であることを忘れないように。

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    2026年05月17日
  • 陰謀論百物語

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    表題作はタイトル通り、陰謀論の百物語で、それぞれの陰謀論が展開する。おかしな議論がもっと拗れまくって、何だったらその場で大乱闘とか、陰謀論も、もっと壮大で荒唐無稽なものを期待してしまっていて、ちょっと拍子抜けだった。
    コロナ以降クリーンに変貌した組織に順応できない組員。いじめで自殺した中学生の身代わりロボットの暴走。あるあるのパスワード地獄。
    忖度村の忖度の果て、村人には意外と受け入れられ概ね好評でよかったよかった。マスク警察vsマスク拒否男、こんなことは実際にあったかもしれない(いやないか)

    ちょっとしたきっかけから生じたずれがエスカレートするコメディ、久々の荻原ワールド全開、ではあったの

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    2026年05月09日