ホームレスとなった主人公がホームレス仲間とともに宗教団体を作りそこでどうなっていくかという話。ざっくり過ぎだけど。以前読んだ「マルチの子」に近い読後感。宗教団体、それも、教祖足りうるホームレス仲間を見つけてからの金儲けを目的にという趣旨の団体なので、現実にあれば応援など絶対しない。でも読み進めれば、有能(と本人は思っていた)サラリーマンから落ちぶれた主人公の社会への復讐劇として応援はしたくなる。残念ながら最後は成功とは言えないがその過程は十分教訓として楽しめる内容だった。でもラストは⋯正直もっと続けてほしかった。