荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2004年に刊行された小説
広告代理店の営業部長が50歳で若年性アルツハイマーと診断された。自分の親もアルツハイマーであったことから将来を案じながらの日々の生活が始まる。
記憶が薄れていく中で、なんとか社会と会社と、自分の置かれた立場にしがみつきもがくが、同僚に気付かれてしまい会社を後に。
途中、勝手に病気が進行してどうなってしまうかを想像すれと読み進めることを躊躇ってしまうぐらい、息苦しさを感じます。
最後は、薄れゆく記憶の中で、家族の思い出と愛に気付き、受け入れて行く。切ない。
この小説の最後は、切なさが残る。
でも、実際はもっと家族の苦悩は計り知れないのではと考えてしまった。 -
Posted by ブクログ
ぼっち飯のアンソロジー。
子ども達の夏休みも終わりに近づいて、夏休み疲れの母にはピッタリの気軽さ。
ぼっち飯のイメージは、人それぞれ。
ぼっちという言葉は寂しいイメージだけれど、一人で食べることがむしろ嬉しかったり、楽しんでいる人も少なくない。
特に毎日食堂のオバチャンよろしく家族のためにせっせと食事の支度をしている母達にとっては、一人で好きなものを好きなように食べられるというのは最高の贅沢だったりする。
いろんな立場の人が、一人で食べることに喜びを見いだしながら食べる様子を小説やエッセイで読むのもまた楽しい。
でも…
最後に登場する矢部太郎さんの漫画にも描かれているけれど、結局はぼっち飯といいつつも誰かが作ってくれていたり、命をわけてもらっていたり。
誰かと繋がっているからこその食事なわけで…
ぼっち飯といいつつも、ぼっちじゃない食事タイムがあるからこそ、食べることを楽しめるのかもしれないな。
食事作りは億劫な時ばかりだけれど、やはり食べることを抜きには何事も始まらないのである。
さて、まだまだ「一人で食べるのは寂しい」と言う娘のために今日もまた食事を作ろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高橋史子
晃一の妻。専業主婦。東京生まれで田舎暮らしに抵抗がある。
高橋晃一
四十七歳。食品メーカー課長。転勤が決まり、会社が斡旋してくれた支店近くのマンションを借りるつもりだったが、いい場所の一軒家に住むことにした。課長職で地方支店への異動主流から外れたことを意味する。
高橋智也
晃一・史子の長男。小学校四年生。サッカーが好き。
高橋梓美
晃一・史子の長女。中学二年生。
クッキー
高橋家の飼い犬。コーギー犬
高橋澄代
晃一の母親。
高橋礼次
亡くなった晃一の父親。元郵便局員。
照子
澄代の長女。
光子
照代の次女。
六助
東京の親戚に貰われた澄代の末の弟。空襲に遭って死んでしまった。
座敷わらし
菊地米子
高橋家の近所に住む老婆。
ホスター
フォスター。高橋家が住んでいる家に以前住んでいた人。
聡子
米子の末の娘。長男の嫁と良好とは言えないらしい関係。
安藤
梓美の担任。顔がまんまるで、広いおでこがてかてか光った男の先生。
タケちゃん
智也がサッカーの仲間に入りたいと言った男の子。
カッちゃん
女の子。サッカーチームのエース。六年生。菊地桂。何年か前までは兵庫県にいて、そこのジュニアユースに入っていた。
米子の孫
シュウタ
サッカーチーム。小三。
タク
四、五歳の子。
小関
増淵
及川
ヒナ
タクの妹。
和子
澄代の末の妹。
岩瀬
ガンコ。梓美の同級生。クラスのリーダーっぽい女の子。