荻原浩のレビュー一覧

  • 押入れのちよ

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    ゾッとする話からコメディ調、切ない話までと色々詰まった短編集。
    一話目が思いがけずゾッとするお話で、今はちょっと一旦本棚へと仕舞ったら10年以上が経っていた。
    一話ごとに全く違った趣の話なので飽きずに読める。
    表題作の押入れのちよが好き。

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    2025年09月22日
  • 海の見える理髪店

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    やーっと読み終わった。
    短編が苦手なんだけど、知らずに買ってしまった。
    理髪店の話、最初は「何を聞かされてるんだろう」という思いで、読み進めるのが苦痛だった。ここで何度か挫折したけどついに読み切った。
    話の後半はとても良かった。一冊全部読み終わった後に、また理髪店だけ読み直した。

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    2025年09月09日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

    5人の作家さんが恋愛をテーマに描いた短編集。年齢も様々な登場人物が物語を動かしている。人の数だけ恋愛の形があると感じさせてくれる本。特に原田マハさんの「ドライビング・ミス・アンジー」が面白かった。甘くて、切ない。

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    2025年09月05日
  • 月の上の観覧車

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    ネタバレ

    短編で読みやすかった。中にはその後の続きが気になるような話も。人生においてやり直しはできなくて、自分も後悔していることがある。本作では、人生の先輩たちが過去を振り返っており、自分の生き方やこれからの人生の選択を考えさせられた。

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    2025年09月05日
  • 我らが緑の大地

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    子供の事を言っていて、
    2027年生まれは22世紀を見る、というくだりに
    ほうほう、だいぶ未来の設定なのね…
    ん?いや?となった。
    そっちに衝撃笑
    あり得るのかな〜。
    でも、うちの鉢植えセロームちゃんとか
    とっても穏やかに見えるけどな。

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    2025年09月03日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    6人の作家によるオムニバス
    ねこちゃんが大なり小なり出てくればOKのようで、必ずしもほっこりしたお話ばかりではない。

    見知った作家さんたちばかりなので読んでみました。短編だからかいつもの作風と少し違ったりしておもしろかった。
    猫、というはっきりしたキーワードの中で違いを出すのも難しいとは思うけれど、やはりもっと読みたい!と思わせるほどの作品はなかったかな。

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    2025年09月02日
  • 花のさくら通り

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    商店街の変なプライドとお歴々笑の「今までも、そうだった」分かるわー!

    街はよそ者・若者・馬鹿者が変えるなんて言葉があるけれど、正にそんな内容でした。
    淡々と進むけれど、それがリアルに平凡な地域の日常だよなぁと、笑いが込み上げました。




    えーと、、今更シリーズ物の最後の作品だと知り、やってしまった感。

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    2025年08月31日
  • 明日の記憶

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    山本周五郎賞受賞作
    働き盛りの営業部長の佐伯は、若年性アルツハイマーと診断された。
    本人、家族は戸惑い、なかなか受け入れず、
    仕事をしながらも症状は緩やかに進行していく。

    徐々に記憶が失われる男性の視点で物語が展開していくのは、読むのが辛くなる。

    介護に携わっている身として、
    若年性アルツハイマーの方と関わっているが
    その人らしささえあれば、良いと思えた

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    2025年08月24日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    タイトル通り猫に関する短編集
    序盤でなんだかんだハッピーな感じの作品が続いたので身構えていたら後半でバランス取った印象

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    2025年08月15日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    短編6編を収録した猫アンソロジー。
    さくっと読めましたが、少し物足りなかったです。
    その中でも猫のヒゲが良かったです。老後気になるし、自然体に今を生きていきたいと思えたから。

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    2025年08月10日
  • 我らが緑の大地

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    この著者には珍しいホラー。前半はじわじわとした怖さがあって良かったけど後半失速した。どうせならもっとホラーに振っても良かったと思う

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    2025年08月07日
  • 明日の記憶

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    広告代理店営業部長、50歳の佐伯は若年性アルツハイマーになる。作品の中では徐々に症状が進んでいく様子がリアル、日記にひらがなや漢字の間違いが出てくるなと描写が細かい。
    佐伯が「もしも私の体から記憶を奪おうとしているのだとしたら、それを防衛しなくてはならない。自分を守るのだ。自分自身から。」というフレーズはなんとか病に抗おうとする焦りが伝わる。
    人ごとではない気がして読み終えた。

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    2025年07月27日
  • 金魚姫

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    理不尽な仕事に追われ彼女とも別れてしまい、虚無感に満ちた現実に疲弊し自死を考える主人公。
    金魚に変化できる不思議な力を持ち、悲惨な過去を抱えながら古より不老の体で生きる美女リュウ。
    数千年の時を超えて、彼の未来と彼女の過去が交わる物語。

    ドラマ化はされているようだが、アニメの方で見てみたい。(99%ありえないとは思うが)
    内容がファンタジーということから、アニメの方が描写に違和感が生じにくく自由度が高いため
    視聴者が受け入れやすいと思われる。

    *****以下、ネタバレ要素あり*****





    良かった点
    中後半から終盤にかけての展開は変化がありテンポが良く、スムーズに読み進められた。

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    2025年07月13日
  • 我らが緑の大地

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    少し冗長に思えた。最初の4分の1を読み進めるのに恐ろしく時間がかかった。

    「楽園の楽園」を思い出した。

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    2025年07月13日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    父が残した自伝の如き小説。フィクションも交えている、と息子は思うが葬式に現れる人たちを見て、全てが真実と悟る。題名からも、皆ドラマのような人生があるものだ、と感じる。自分も書けるか、と思わせられる。良い話ではあるがインパクトは少なかった。

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    2025年07月10日
  • 我らが緑の大地

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    植物が高度な知性を持っていてそれに操られて…といったパニックサスペンス系でチョットやり過ぎ感はあれど昨今の米不足とか考えると妙なリアリティも
    同氏の「笑う森」や「楽園の真下」、伊坂幸太郎の「楽園の楽園」っぽい雰囲気

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    2025年07月04日
  • メリーゴーランド

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    何かで紹介されていた。

    都会での民間企業勤務に疲れて地元に戻って市役所職員になった主人公が、赤字のレジャー施設の立て直しを命じられ、周りの人の力を借りながら奮闘する、という内容。

    4月に発令された異動で、5月のGWのイベントを企画実施というのは、時間がなさ過ぎて現実的ではない。既得権益にどっぷり浸かっていて、現状に文句は言いつつも、前例を踏襲したがる上層部との対立を面白く描きたかったのだろうけど、もう少し現実に即した設定にした方がよかったと思う。

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    2025年07月02日
  • 神様からひと言

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    再読⭐️
    お客様相談室という部署からのユーモアたっぷりの出来事。
    最後には神様は見ていてくれてるんだという希望ももてます。

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    2025年06月29日
  • 我らが緑の大地

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    植物への意識を改めさせられる一冊。弱い動けない生き物なんかじゃない、戦略的で恐ろしい生き物。自分が動けない代わりに他の動物を呼び寄せ、奴隷にし、実をわざと減らして自分たちを食べる動物を滅ぼす。いや怖すぎる。小麦の話ー小麦が人間を選んだーという話もなかなかゾッとさせられた。

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    2025年06月25日
  • コールドゲーム

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    ネタバレ

    いじめた側の視点で話が進んでいく。
    よくある復讐劇だと、被害者視点が多く、加害者は絶大な力を持っており、それを何とかして復讐を成し遂げるものだが。
    視点のせいで、強大な復讐者からの攻撃をかわして、打開策を見つけるような作品になっている、未成年というのが拍車をかけている。
    これが40くらいの中年で25年前の・・・だとまた全然イメージが変わるんだろうな。

    文章は読みやすく、会話と情景描写がいい塩梅で、ほかの作品を読みたいなーといった感じです。

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    2025年06月15日