荻原浩のレビュー一覧

  • 我らが緑の大地

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    あり得ないとは言い切れない未来。
    荻原さんの楽園の真下でも感じたけど、もしかしたらあり得るかもしれないと思ってしまうことが、一番の恐怖。

    それぐらい近年の異常な温暖化や渇水、熊害、山火事など、現実として不安材料が多すぎるんだけど。

    人は森林を伐採しビルを建て、大地をコンクリートにし、いわば灰色の大地を作り上げて、地球の支配者になった気持ちでいる。
    でも本当の支配者は誰なのか、あらためて考えるきっかけになった。

    食物連鎖の上にいるからといって、生物として強いわけでも生き残れる訳でもない。
    人類は植物が無ければ絶滅するだろうが、植物は人類がいなくなっても生き残り続けるだろう。

    人が植物に対

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    2026年02月06日
  • 噂

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    小暮・名島コンビの人物描写がとにかく素敵。この先、刑事としてのよきバディが続くのか、少しはプライベートでも進展するのか。微笑ましくて、いつまでも見守っていたくなる。ドラマ化したとしたらキャストは誰?と想像するのも楽しかった。だが事件については、「そういう性癖の持ち主でした」オチはちょっと…。そんなん知るかいな、と置いてけぼり感。また最後の最後の衝撃的なオチについては帯などでも煽られていたので、読みながら「一番出てきてほしくない人が出てくるのでは…」と想像していると、当たってしまった。しかしこれも、驚かせる装置だけで、そうせざるを得なかった内面描写をもっとえぐってほしかった。お仕事ものとして読む

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    2026年02月05日
  • ストロベリーライフ

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    ネタバレ

    農業なんてかっこ悪い。
    と思っていたはずだった。
    イチゴ農家を継げと迫る母親。
    猛反対の妻。
    志半ばのデザイナーの仕事はどうする!?
    夢を諦めるか。
    実家を捨てるか。
    恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ!

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    2026年02月03日
  • 噂

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    "噂“が人と人とを伝播して、周りの人間を翻弄し続ける。"噂"一つで見えない凶器へと変貌するのが、本作の見どころであり、惹き込まれる特徴なのだろう。

     新ブランドのミリエルの香水を売り出すための販売戦略として、「香水をつけていない女子高生の足首を狙う」という、レインマンの噂を流し大ヒットさせるが、その"噂"通りのレインマンを模倣した猟奇的な殺人が巻き起こる。。。
     警察ものの小説はどうしても時間を要して、物語に入り込めないことも多々あるが、事件と噂がどう結びつくのか最後まで目が離せなかった。

     最後の一行は「おぉ…マジか。」と衝撃的ではあるが

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    2026年02月03日
  • あの日にドライブ

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    人生で確かにこう思ったことがある。って感じで話が進んでいきます。
    荻原先生の本は初めて読みましたが、私はすんなり入ってきました。楽しかったです!
    終わり方が個人的にはイマイチかなと。

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    2026年01月31日
  • 神様からひと言

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    会社ってやなとこだね
    涼平はよく成長した!一緒に働く仲間ってホントに大事だよね!基本的に働くって大変だもの
    いい仲間と成長していけるって最高!
    どこの3代目も同じだね。うちもしっかりして欲しい!俺のティンバーウルフも黙っちゃいられない!?

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    2026年01月26日
  • 噂

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    ネタバレ

    警察の捜査を丁寧に描いていて読み応えがあったけど、ミステリーとしてはあまりハマらず。犯人にも意外性がないし、足への執着も結局そこに落ち着くのかと、肩透かしを喰らった感じだった。ラストの一行も取ってつけた感があって、なるほどとしか思えなかった。

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    2026年01月24日
  • 押入れのちよ

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    ネタバレ

    タイトルにもある『押入れのちよ』に惹かれて購入。
    タイトル以外の物語もホラーから感動系、コメディ系から幅広く楽しめる短編集。短編集にしてはしっかりオチがしている感じがあった。

    特に『老猫』、『殺意のレシピ』、『予期せぬ訪問者』が良かった。
    ⭐︎『老猫』→徐々に家に住み着く老猫に魅入られていく一家が怖かった。食事が魚料理メインになったり爪研ぎを始めたり部屋を異様に温めたり家族が猫に取り憑かれていくような伏線がたくさんあって良かった。

    ⭐︎『殺意のレシピ』→冷め切った夫婦がお互いに殺害を企てる話。妻は山菜、夫は魚に毒を織り交ぜて上部だけの会話を重ねながら腹を探り合う様子が読んでいて面白かった。

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    2026年01月23日
  • 我らが緑の大地

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    ホラーのようなSFのようなというレビューで怖がる気満々で読み始めました。確かに内容としては怖い話。なのにコミカルな描写が多くて怖がれない。スピード感が緩くて緊迫感がない。折角だから思い切り怖がりたかったなぁ。

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    2026年01月22日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    私立探偵の最上俊平。レイモンドチャンドラーをこよなく愛する。仕事はもっぱら行方不明の犬や猫の捜査ばかりだったが、ある殺人事件に巻き込まれてしまう。秘書の片桐綾こと、婆さんと事件を追う。

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    2026年01月20日
  • 笑う森

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    発達障害のある真人が森で出会う人たちはみんな訳アリでその事情で読まされる。みんな目の前の子どもの命を守ろうとするところは人として真っ当だけど、全部都合良すぎて何だかなぁ。

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    2026年01月14日
  • 噂

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    まだiモード全盛の時代、女子高生の「噂」を利用したマーケティング戦略で香水をヒットさせるが、その噂の登場人物である「レインマン」をモチーフとした殺人事件が発生する。
    最後の一行で明かされる驚愕の真犯人とは?
    伏線もしっかり散りばめられており、まんまと驚かされた。

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    2026年01月11日
  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    少しイタい人がイタい人に出会って化学反応が起こる物語と、欠陥だらけの発明品が日常をおかしくする物語が半々くらいの割合で詰まっている。冷静に見たら取り返しがつかない展開なんだけど、どこかコミカルで、社会風刺の効いたギャグ漫画を見ているような気持ちになれた。

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    2026年01月11日
  • 噂

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    最後の一言は、あーなるほどという感じで、めちゃくちゃ衝撃という感じではなかったなというか、取ってつけた感が出てしまった。「騙された」ではないよなぁと。
    小暮さんと名島さんのコンビが見ていて楽しかったから面白く読めた。

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    2026年01月10日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    就職の決まらない大学4年生の真矢が布目准教授の助手として民俗学「怪し」の研究を手伝う。
    布目は真矢の怪しを惹きつける特異体質に惚れ込む。
    少しラブコメもありつつ、面白おかしいお話。

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    2026年01月03日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    割と長めで、何回か戻って読んだ。真人くんがずっと話せなかった理由が最後分かってすっきりした。
    神森に行く理由が人それぞれなんだけど、真人を助けようとする気持ちはみんな一緒でよかった。谷島には生きていてほしかったな。奥さんたちいつ知ることになるんだろう。後半につれて冬也が冴え渡っていて気持ちよかった。畠山先生も真人と少し似てるところがあるのかなと思ったりした。
    最後らへん、くまの気持ちの描写がでてきて面白かった。

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    2026年01月01日
  • 笑う森

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    「樹海」と聞くと、暗くて静かで、人が寄りつかない場所を想像してしまう。
    そんな先入観を持ったまま読むと、笑う森は、かなり意表を突いてきます。

    本書に描かれる樹海には、人がいる。しかも一人や二人ではなく、それぞれの事情を抱えた人たちが、まるで一つの社会をつくるように生きている。その描写に、最初は戸惑い、やがて強く引き込まれました。

    物語は群像劇として展開し、誰か一人に感情移入するというより、「なぜこの人はここにいるのか」を考え続ける読書になります。善悪や正解がはっきりしない分、登場人物たちの選択がリアルに迫ってきます。

    印象的だったのは、樹海が特別な場所としてではなく、社会の延長線上にある

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    2025年12月23日
  • 噂

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    犯人は途中でわかってしまって、何がひっくり返るんだろう?と思いながら読んだが、ある意味びっくりした。
    香水のプロモーションとしては過激だなと思ったけど、どの時代も信ぴょう性のない噂と、謎の解決策はセットだから、そうなるのかもしれない。
    読み終えたという満足感はあったが、あまり印象には残らなかった。

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    2025年12月23日
  • 笑う森

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    作品としては面白い
    くまさんとはいったい誰なのか謎を解きながら話が進む
    5歳の真人も母、岬も、叔父も
    そしてくまさんも皆何かしらおかしみがあり、シリアスにならないところが意外だった
    ラストはすっきり解決とはならず
    洋画のラストみたいな含みを持たせた感

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    2025年12月21日
  • 神様からひと言

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    なんだろこの本の雰囲気!
    初めてすぎる!
    好きか嫌いかを選べと言われたら嫌いかもしれない!(笑)

    でもどっちか選ばなくても良いのであれば、好きでも嫌いでもないし、読んでみて良かったと思える本です。

    本として摂取したことのない時代の日本の雰囲気!
    何の前知識もなく読み始め、途中で「なんだこの時代感は!本で読むのは初めてすぎる!」と気になりすぎたので、本の最後に書いてある出版された年を見に行ってみました。
    そしたら2006年と書いてある!
    ということは平成何年?と考え始め、平成18年だ!と判明。
    ということはまさしく平成のど真ん中くらい。
    確かに、私はこの時代の特色をガッツリ描いている作品を全

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    2025年12月17日