荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
極端なキャラを「これでもか」と集めてきて、さてどこまでふざける気かしらん、と思いきや、意外に真面目な漂流記でした。もちろん荻原さんらしい笑いは随所にありますけど。
真面目さとおふざけのバランスが微妙です。
これ以上ふざけると、話自体がグチャグチャになりそうな限界レベル。
しかし、立てたキャラから見れば、やや不足。
まあ、ここまで極端なキャラを揃える必要は無かったという事なのですが。
多くの人が「長すぎる」と言う感想を持たれたようですが、実は私はすっかり嵌りこんでしまい、ちっとも気になりませんでした。
しかし、紹介の「サバイバル小説の大傑作」は言い過ぎです。 -
Posted by ブクログ
今回は、早い段階で、大変危ない空気が漂う。
おー、ハードボイルド風じゃん。
ペット探しの術はプロ級に上がったけれど、
そればっかりじゃないって、見栄張る最上氏。
33歳なんだぁ。なんだ、すごく若いやん。おっさんぽいなぁ。
これもハードボイルドってことか。
「J」も健在で、最後に泣きながら最上氏に電話かけてくるあたり、
類は友を呼ぶって感じだなぁ。
全体的にはおもしろかったんだけど、ヒロインがちょっと、可哀そう。いくらなんでも10代の女の子を危ない人たちの事務所に1人でいかせるなんて。。
ちょっと、おいおいと思った。
本人、そうダメージうけてなかったけれど。
解離性同一性障害っていうのはちょっ -
Posted by ブクログ
荻原浩さんの短編集
ユーモアの強いもの、社会性のあるもの、
少しビターで残酷なものまで幅がある。
けれど、一貫して、
何かが欠けていても、
何かを失っていても、空は青い
「スピードキング」
恵まれた体躯と高い意識を持つ高校の同級生。
彼はプロ野球の道へと進んでいった。
その生き方を間近で見ながら、
そこへ行くことのできなかった「普通の男」の人生が語られる。
才能の差、進む道の分岐、
置いていかれた側の時間。
その中で 交差した一時。
「妖精たちの時間」
40歳を前にした同窓会。
私はいろんな事情で出席したことはないけれど。
中高が同じ友人、だったと思っている
人生で知り合った中でもトップ -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリ部分は軽いノリで、荻原さん得意の滑らかな味のある作品。軽いといっても独特の雰囲気があり、重々しい警察小説に比べて親しみやすかったということで。
ユニバーサル広告社を舞台にした「オロロ畑でつかまえて」は小説すばる新人賞をとり、デビュー作ながら絶妙な舞台装置と語り口だった、続く「なかよし小鳩組」までも鮮烈ユーモア小説だった。
こういった話(地球を回すギャングとか三匹のおじさんとか)大好き人としては、完成度の高い作品でデビューしたのだから、続きがでるだろうと期待して待っていたが「シャッター通り」までで、路線変更するとは思わなかった。まだ続きを諦めてはいないけれど。
荻原さんを気にしている -
Posted by ブクログ
借りた本だったので、全く内容知らずに読み始める。登場人物が書いてあるページを見て、
ん?何?タイムスリップものなの?
謎の国の話?
ちょっと苦手かなーと思った。
読み進めていくと、まさかの縄文時代?弥生時代?
こんな設定初めて読んだ。
半分ファンタジーみたいで、下巻はかなりスピードアップ。イーとかヌーとヌペとか、それが何を指すのかだいぶ読み進まないと分からなくて、ちょっともどかしかった。私の理解力がないのか…
でも、最終的には
とにかくロマンですなー。って感じ。
古代や原始の時代も人と人は思いあったり、触れ合ったりするんだなーと。
結末が分かりながらだから、なおのこと切ない。
ラストはもう