荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
虫嫌いな僕が読んではいけない本でした。
しかし『あの日にドライブ』『明日の記憶』『神様からひと言』など名作を上梓し、地元さいたま市出身(県立大宮高校卒)である荻原浩さんの本ということで手に取ってパラパラとめくってみたら、夢中になってしまいました。
表紙のインパクトがすごい。このイラストの通り、簡単に言うと島に発生した『巨大カマキリの群れ』との死闘を描いたもの。描写がリアルでめくるページが止まらなかった…
なんでカマキリが巨大になり、それも泳げないのに水中に入り死んでしまうのか…その理由がまた気持ち悪い。
(ネタバレです)
ハリガネムシという寄生中がカマキリの体に宿り、やがて脳を支配する。そして孵化するためにカマキリを水辺に移動させ、カマキリの体内から出てくる(カマキリは死ぬ)…ここまでは昆虫の世界では事実の話。そしてこの島では昨今は人間の入水自殺が多くなっている…これって何故?…これだけでもホラーでしょ。
怖い対象がモンスターではなく実在するカマキリという生き物というのが想像すると怖すぎる…人間を鎌で切り、捕食するシーンの描写は食事時には無理でした。
怖いもの見たさで読んでしまいましたが、カマキリ大好きな方がいたら読んでみてください。(そんな人がいるのかは知らんが)
詳しくは書きませんが、とある事象が起こり最後に怖さが倍増します…続編あるんかなぁ。
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Posted by ブクログ
傷んだ心に効く8つのエール
って帯にあったし、もっと温かい話かと思っていたら、もうこれホラーやんって話もあった。
「ヒット・アンド・アウェイ」
これはスッキリなお話。
ドラマ見てないから知らなけど、『あのクズを殴ってやりたいんだ』も、こんな感じの話なのかな。
「冷蔵庫を抱きしめて」
表題作。
これが一番好きだったかも。
なんだかいたたまれないけれど、最後に暖かい結末で良かった。
苦しんだけれど、それが報われるというかお互いわかりあえるというか。
タイトルも良いよね。
この本も、タイトル買いした感じあるし。
「アナザーフェイス」
これはホラー。世にも奇妙な物語的かな。
「顔も見たくないのに」
別れたクソ男がこんな風になったら、実際どうなんでしょうね。まぁ逆にこうなってヨリ戻したい的になったらそれこそなぁ。
「マスク」
これは、分かる。分かるけれど、ここまで来るとホラー。
「カメレオンの地色」
ゴミ出し、お片付けのところは分かるなぁ。
未だに、資源ごみ回収のところに人がいると捨てに行くのをためらうから。後にしようって。
「それは言わない約束でしょう」
これも世にも奇妙な物語感あるね。
面白い。
こういう生き方もありだと思う。
自分の本音を知れるなら、なんだかある意味いいなとも思ったり。
「エンドロールは最後まで」
これは暖かい方の話かな。
それこそ、最後まで読むとね。
久しぶりに荻原さん読んだなぁ。今回の話気に入ったの多かったから、また荻原さん作品読んでみよう。