荻原浩のレビュー一覧
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ネタバレ【ビューティフルライフ】
家族のドタバタコメディ。キャラ全員立ってるし、父と母の漫才のような掛け合いが面白かった。特に好きなキャラは天然の母と、方言バリバリの鈴垣さん。むかし山形の親戚ん家に行った時の、何言ってるか分からない婆さん思い出したw
【スーパーマンの憂鬱】
スーパーマンってそっちかい!w
最後やけくそになって娘と同じ「やだやだダンス」踊るの笑える。
【美獣戦隊ナイトレンジャー】
冒頭イケナイ不倫系かと思いきや、テレビ越しの対面でほっこり。カズマの裏の顔が怖い...あんな本性見ちゃったらいくら推しでも興醒めですわ。実際のヒーローショーの上下関係も厳しいのかなぁ。口には出さない由美子 -
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ネタバレ荻原浩先生の初のエッセイ集(文庫版)。表題作の自家栽培のエッセイと、その他連載されたエッセイのまとめ。構成は、表題作(2008年栽培)とその他と表題作(2017年栽培)の、サンドイッチ方式になっている。この構成は良かった。なぜなら、正直表題作においてはとても面白かった(語り口、内容ともに)のだが、星3としたのはその他のエッセイの中弛み感が個人的に否めなかったからだ。ひとつひとつは悪くはないけれど、うーん…となってしまうことがあった。私の興味関心という部分だけでは無いだろうが。自家栽培のエッセイについては、まさに『家庭菜園エッセイ(東海林さだお版)』とも言える内容で、最初のつかみでばしっと結論を
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先日、友人に頂いたんです。荻原浩さんの短編集。
タイトル“押し入れのチヨ”⁉︎せめて、クローゼットのチェリーとかにならなかったのだろうかと。
「押し入れのチヨ」は、訳あり格安アパートの押し入れから出てきた明治生まれの女の子。この作品と「しんちゃんの自転車」は、恵まれない環境の中、幼い命を失い、少し現世に気持ちを残した優霊達。
ジェントル・ゴースト・ストーリーというジャンル。「コール」も、親友の好きな女の子と結婚してしまい、後悔を持ったまま亡くなった男の霊が、死後の二人を認めるという優霊系。
「殺意のレシピ」「介護の鬼」「予期せぬ訪問者」は、コメディタッチのホラーテイスト。
「お母さまのロシアの