荻原浩のレビュー一覧

  • さよなら、そしてこんにちは

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    短編集。

    軽い気持ちでサクサク読める。
    つまらなくないし、読んでいる間は楽しい。

    しかし、3日後くらいに目を覚ました時、内容を覚えていない気がする。

    それでいいんだけど。

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    2025年04月07日
  • メリーゴーランド

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    奥田英朗の風味がする。

    堂々の星3つ。

    読んでいる間は楽しいが、そこまで。

    悪くはないけどね。

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    2025年04月06日
  • オロロ畑でつかまえて

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    笑いの要素が散りばめられているのは分かるのだが、なんか笑えない。つまらなくは無いのだが。

    何かもっとむちゃくちゃな笑いが欲しい。

    悪くは無い。

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    2025年04月06日
  • あの日にドライブ

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    たら、れば、ばっかりでどうしょうもない妄想ばかりで、半分くらいそればっかりで。
    タクシーの運転手にこういう人いたわー。自分は前どこどこの大企業で部長やってて、部下が何人いてー、とか。
    きっと牧村みたいな人だったんたろうな。

    プライドばかり高くて過去にしがみついて、それでいて何もできやしない。
    後半は自身を見つめ直して前を向いたものの、共感は一切しなかった。

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    2025年03月30日
  • 海の見える理髪店

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    家族小説6編
    過去と向き合い未来に踏み出す物語
    子どもがおらず大人になれない私には
    『いつか来た道』が印象的だった
    親のせいで窮屈で嫌な思いをしてもいくら傷ついたとしても親はやっぱり親で
    どうしたって変わらないし、なんだかんだ大切で、病気になったら悲しい
    友達や彼氏の定義は人によって変わるけど親は絶対親なのだ

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    2025年03月29日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    このアンソロジー、好きな作家さん揃い!
    しかも大好きな猫モノ。嬉しいですね!
    不思議な話しあり、切ない話しあり…。
    バラエティーに富んでいました。

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    2025年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    面白い話もあったけど、今まで読んだ猫アンソロジーの中ではそうでもないかなぁ…。それぞれに猫は出てくるけど何かパッとしない感じ。
    ミステリー要素や、毒気がないから楽しめなかったのだろうか?

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    1荻原浩『猫は長靴を履かない』
    2石田祥『ツレ猫婚』
    3清水晴木『いちたすいち』
    4標野凪『猫のヒゲ』
    5若竹七海『神様のウインク』
    6山本幸久『御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項』

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    2025年03月17日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    なんて素敵なタイトル。
    良かったのは 荻原浩さん石田祥さん。
    あとは…猫の事よく知らないのかなと思える方も…。
    ちょっと タイトルに期待しすぎました。

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    2025年03月01日
  • 楽園の真下

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    虫嫌いな僕が読んではいけない本でした。

    しかし『あの日にドライブ』『明日の記憶』『神様からひと言』など名作を上梓し、地元さいたま市出身(県立大宮高校卒)である荻原浩さんの本ということで手に取ってパラパラとめくってみたら、夢中になってしまいました。

    表紙のインパクトがすごい。このイラストの通り、簡単に言うと島に発生した『巨大カマキリの群れ』との死闘を描いたもの。描写がリアルでめくるページが止まらなかった…

    なんでカマキリが巨大になり、それも泳げないのに水中に入り死んでしまうのか…その理由がまた気持ち悪い。
    (ネタバレです)
    ハリガネムシという寄生中がカマキリの体に宿り、やがて脳を支配する。

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    2025年02月28日
  • 海の見える理髪店

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    ゆっくりなようで淡々と話が進んでいく印象。「いつか来た道」と「成人式」の話が良かった。過去への執着や喪失の中、なんとか光を探し出そうとする。
    辛い過去を忘れる必要はない、それぞれが自分からのペースで片す。ほんの少し見えるところへ。過去は前に進むためのお守りなのかもしれない。

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    2025年02月12日
  • ワンダーランド急行

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    ネタバレ

    異世界(パラレルワールド)に行くという王道のストーリーでした。主人公のキャラクターが憎めない感じで好きでした。ストーリー性としては、意外性が乏しかった為、☆3にしました。

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    2025年02月11日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    題名通りの話ですね。
    当初、暗い話だなぁ。と思い読み進めるとどんどん明るくなっていき、読み終えるとほのぼのと気持ちになって読破しました。
    著者の小説はよく読みますが、湊かなえさんと違い⁈心が温かくなります。
    映画にもなっているそうで時間があったら観てみようかな。

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    2025年02月07日
  • 海の見える理髪店

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    家族って良いなって思わせてくれる。
    大人になって好きな人と結婚して子どもが生まれて初めて、「自分の居場所」が出来た気がした。家族って良い…

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    2025年02月06日
  • 海の見える理髪店

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    すべての物語が、予想を裏切る結末だった。
    悪い意味ではなく...いつからか小説の中の
    ストーリーは、非日常的な奇跡のような結末へ
    誘われるものだと思い込んでいた。
    理髪店を訪れた青年も、久し振りに母に会った娘も、家を飛び出した妻も、保護された子供も、父の時計を修理した息子も、娘の成人式に出た夫婦も。
    どの話しも、リアリティーに満ち溢れてて。
    小説は、逃避行するものではなく。
    日常を良いものにするために考えさせられるものだと実感しました。

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    2025年01月20日
  • 明日の記憶

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    実体験のように描かれており、とても良く調べたんだと感じた。
    メモ書きにひらがなが多くなったりするところも、この病気の怖さを表現していると思う。
    妻の献身的な振る舞いと、最後の結末は泣ける。

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    2025年01月16日
  • 神様からひと言

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    【要約】涼平は不本意な業務「クレーム対応」を通して、あがきながらも関わる問題に立ち向かい、自分にとって必要な事をみいだしていく。

    【感想】涼平にとっての「希望」は、自分にはない「自由さ」をもつ元カノ リンコだったのだろう。それをみつけられた事で、仕事においても信じる道を疑わずに突き進めたのだと感じた。題名は「神様からのひと言」であるが、涼平にとっての神様は信仰や畏れ多いものでなく、日常にあるもので背中を押してくれるものならなんでもよかったと思う。

    この本を読んで、人生がクレーム対応の連続であり、気にしすぎずに謝る事が生き方上手なのだろうと感じた。

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    2025年01月15日
  • 明日の記憶

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    若年性アルツハイマーと診断を受けた男性の物語。
    穏やかに、けれど確実に進行する病が丁寧に描かれています。
    ラストは、もう少しインパクトが欲しかったです。

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    2025年01月08日
  • 四度目の氷河期

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     訳あり母子家庭の子、ワタルの幼少期から17才11ヶ月までの回想記。

     「ぼくはクロマニヨン人の子供」
    やや多動(?)で山を駆け回る少年期から、様々な人たちとの出会いの中、身体や心の変化に戸惑いながら成長していく。
     そこまでは力強いワタルを応援したい気持ちで読めた。

     母親の病死後ロシアへと旅立ち、アイスマンを強奪する場面はやや非現実的だったし、
     サチのためとはいえサチの父親への殺人未遂ともいえる行動はあまり共感はできなかった。

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    2025年01月03日
  • あの日にドライブ

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     あの時こうしてたら。
     あの時あれをしなければ。

     やり直したい事やリセットしたい事があるのは事実だけど後戻りはできない。
     それなら、自分が迷って迷って進んできた道を丸ごと自分の人生として受け止めたい。
     そしてこれからも迷いながら自分だけの人生の道を堂々と歩きたい。

     荻原さんの作品で私も背中を押された気持ちです。

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    2024年12月29日
  • 神様からひと言

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    篠崎と宍戸とのやりとりが良い。
    長めだったけど、テンポが良いので割とサクサク読める感じ。
    最後は勧善懲悪ですっきりな終わり方ではあるものの、ちょっとやり過ぎかなぁ、惜しい


    途中のラーメン七杯目は電車で笑いそうになった。

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    2024年12月27日