荻原浩のレビュー一覧

  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    私立探偵の最上俊平。レイモンドチャンドラーをこよなく愛する。仕事はもっぱら行方不明の犬や猫の捜査ばかりだったが、ある殺人事件に巻き込まれてしまう。秘書の片桐綾こと、婆さんと事件を追う。

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    2026年01月20日
  • 笑う森

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    発達障害のある真人が森で出会う人たちはみんな訳アリでその事情で読まされる。みんな目の前の子どもの命を守ろうとするところは人として真っ当だけど、全部都合良すぎて何だかなぁ。

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    2026年01月14日
  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    少しイタい人がイタい人に出会って化学反応が起こる物語と、欠陥だらけの発明品が日常をおかしくする物語が半々くらいの割合で詰まっている。冷静に見たら取り返しがつかない展開なんだけど、どこかコミカルで、社会風刺の効いたギャグ漫画を見ているような気持ちになれた。

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    2026年01月11日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    就職の決まらない大学4年生の真矢が布目准教授の助手として民俗学「怪し」の研究を手伝う。
    布目は真矢の怪しを惹きつける特異体質に惚れ込む。
    少しラブコメもありつつ、面白おかしいお話。

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    2026年01月03日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    割と長めで、何回か戻って読んだ。真人くんがずっと話せなかった理由が最後分かってすっきりした。
    神森に行く理由が人それぞれなんだけど、真人を助けようとする気持ちはみんな一緒でよかった。谷島には生きていてほしかったな。奥さんたちいつ知ることになるんだろう。後半につれて冬也が冴え渡っていて気持ちよかった。畠山先生も真人と少し似てるところがあるのかなと思ったりした。
    最後らへん、くまの気持ちの描写がでてきて面白かった。

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    2026年01月01日
  • 笑う森

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    「樹海」と聞くと、暗くて静かで、人が寄りつかない場所を想像してしまう。
    そんな先入観を持ったまま読むと、笑う森は、かなり意表を突いてきます。

    本書に描かれる樹海には、人がいる。しかも一人や二人ではなく、それぞれの事情を抱えた人たちが、まるで一つの社会をつくるように生きている。その描写に、最初は戸惑い、やがて強く引き込まれました。

    物語は群像劇として展開し、誰か一人に感情移入するというより、「なぜこの人はここにいるのか」を考え続ける読書になります。善悪や正解がはっきりしない分、登場人物たちの選択がリアルに迫ってきます。

    印象的だったのは、樹海が特別な場所としてではなく、社会の延長線上にある

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    2025年12月23日
  • 神様からひと言

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    なんだろこの本の雰囲気!
    初めてすぎる!
    好きか嫌いかを選べと言われたら嫌いかもしれない!(笑)

    でもどっちか選ばなくても良いのであれば、好きでも嫌いでもないし、読んでみて良かったと思える本です。

    本として摂取したことのない時代の日本の雰囲気!
    何の前知識もなく読み始め、途中で「なんだこの時代感は!本で読むのは初めてすぎる!」と気になりすぎたので、本の最後に書いてある出版された年を見に行ってみました。
    そしたら2006年と書いてある!
    ということは平成何年?と考え始め、平成18年だ!と判明。
    ということはまさしく平成のど真ん中くらい。
    確かに、私はこの時代の特色をガッツリ描いている作品を全

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    2025年12月17日
  • 明日の記憶

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    めちゃくちゃ泣くようなことを想像してしまってたから拍子抜け
    日記からどんどん漢字が少なくなって、文章量が減って、同じ文章を繰り返してるときにはドキッとした。
    認知症になった主人公目線で話が進むから症状の進行具合がわからなかったけど、日記を途中途中で挟むことでここまで進んでますというのを定期的に伝えてくれるのはすごくいい方法だった

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    2025年12月16日
  • 神様からひと言

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    「会社とはおでんの鍋のようなもんだ」

    転職先である食品メーカーの販売会議で問題を起こし、リストラ要員収容所と言われる「お客様相談室」へと異動になった主人公。
    半年前に彼女にも逃げられ、クレーム処理も握りつぶしてしまう会社。腰掛け程度で過ごしていく毎日だったが、個性溢れる面々とクレーム処理に明け暮れる毎日の中、自分の中での大事なものに気付いていく。

    会社に、上司に、お客様に挟まれるのはどの会社でもおなじこと。しかし、この小説はその辛さを綴ったものではない。
    主人公が自分の人生に何を求めるのか。心に忠実に生きることはどういうことか。表題の「神様」とは誰か。

    文頭のおでんの鍋の下りは正直この小

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    2025年12月11日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫好きなのでつられ購入

    ねこにまつわる物語の短編集です。
    ほっこりする話もあれば悲しい話もありました
    作者さんによって、作風が様々なので
    それぞれ新しい気持ちで読むことができました。

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    2025年12月01日
  • 神様からひと言

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    『会社はおでん鍋のようなもの』という表現が言い得て妙。

    ろくでもない会社、ろくでもない役員、ろくでもない社員、ろくでもないクレーム客…主人公にとってはたまったもんじゃないけど、はたから見てると(読んでると)滑稽に感じてしまった。

    こんな会社や企業体質、上司は嫌だけど実際あるあるなんだろうなあと思うと…サラリーマンの皆さんに「おつかれさまでぇぇぇす!!!」とサマーウォーズばりに叫びたくなった。

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    2025年11月27日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    良くも悪くも山が無い
    こんな生活送ってる人いるんだろうな〜ってやんわり思えるくらい現実的なてんやわんやのストーリー。面白い!って感じでもなかった

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    2025年11月15日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    妖怪の話の出所を探るというところが面白かった。
    仮説でしかないのかもしれないけれど、なるほど!と思った。

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    2025年11月09日
  • 明日の記憶

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    広告代理店の営業部長、佐伯。
    50歳にして、若年性アルツハイマーと診断された。
    仕事では、プロバイダー『ギガフォース』向CMという大きな案件を抱え,家庭ではひとり娘・梨恵がまもなく結婚を迎えようとしていた…

    若年性アルツハイマー。
    佐伯よりも少し上だが、自分がそうなったら、と…
    そういえば、最近、人の名前が出てきにくくなったが、大丈夫かと…

    突然、襲ってくるのだから、どうしようもない…
    個人差があるとはいえ、佐伯の場合は少し早過ぎるような…
    もう少し、孫との関わりを楽しませてあげたかった…

    すべてを忘れていく佐伯の姿も見たくないが…

    ここで終わるのはちょうどよかったのか…
    ここから始ま

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    2025年10月26日
  • 明日の記憶

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    2025.10.26 J:com 渡辺謙、樋口加南子
    広告代理店営業部長の佐伯は、齢(よわい)五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう! 山本周五郎賞受賞、映画化もされた感動長編。待望の電子書籍化!

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    2025年10月26日
  • 海の見える理髪店

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    短編はあまり好みませんが

    それぞれ胸の奥にポンと残る感じでした。

    特に最後の「成人式」が印象に残る。

    短編にしては、って感じです。

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    2025年10月24日
  • 我らが緑の大地

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    スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?人間が植物に駆逐されるとは思わないけど、近年の熊による被害なんかを見ていると自然の脅威を感じます。

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    2025年10月14日
  • 我らが緑の大地

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    荻原浩のこの手のSFもなかなか面白い!ノンストップのパニックサスペンスで先が気になりハラハラしながら読み進める事が出来ました。
    メガソーラー計画の為の大規模な森林伐採や止まることの無い地球温暖化を考えると、フィクションでは終わらないかも?!と空恐ろしくなるお話しでした。流石に植物との会話や、植物が動物や人間を操ると言うのは有り得ないと思いますが、、、
    植物との共存の大切さを啓蒙するには良い小説だと思います。

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    2025年10月03日
  • 楽園の真下

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    子猫が酷い目に合うので注意

    あらすじには「パニックホラー」とあったけど、パニックしてくるのはかなり後の方になってから。なので、展開を遅く感じる人はいるかもしれない。
    でも、一歩ずつ着実に深まっていく異常事態と、これに対していくメイン2人のバランスが良かったと思う。生き延びてほしい。

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    2025年09月29日
  • 押入れのちよ

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    ゾッとする話からコメディ調、切ない話までと色々詰まった短編集。
    一話目が思いがけずゾッとするお話で、今はちょっと一旦本棚へと仕舞ったら10年以上が経っていた。
    一話ごとに全く違った趣の話なので飽きずに読める。
    表題作の押入れのちよが好き。

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    2025年09月22日