荻原浩のレビュー一覧

  • メリーゴーランド

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    終盤の盛り返す感じはそれなりに楽しいんだけど、全体的に描写が分かりにくくて絵が思い浮かばない スイスイ読めなくて次のページに行きたいって感じにならない

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    2026年05月29日
  • 我らが緑の大地

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    後半はSFホラー的でスピード感があってドキドキしたが、動植物の学術書を読んでるような部分が多くて僕には難しく感じてしまいました。もう少し単純に楽しみたかったです。

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    2026年05月27日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    原始時代の部族とその生活・恋愛に触れることができた。
    最後は悲しい終わり方だったが、これもハッピーエンドかもしれない。
    熊との格闘、田んぼを耕す風景、縄文と弥生時代とは、、少し勉強になったかも?

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    2026年05月21日
  • 海の見える理髪店

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    ネタバレ

    表題作の「海の見える理髪店」では、理髪店の店主が淡々と自分の半生を語る形で物語が進んでいく。一見何気ない店主とお客さんの会話のように思えるが、最後直接の描写はないにせよ、2人が親子であり結婚の報告をしにきたという結末にはハッとさせられた。どの物語も色々な家族の形を題材にしていて、最後の展開に驚かされ心温まるような一冊だった。

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    2026年05月19日
  • 陰謀論百物語

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    読みた時の感触、イメージは「星新一」。短編集ですが、あまりキチッとした話の終わり方をしない話が多いと思いました。

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    2026年05月18日
  • 海の見える理髪店

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    家族、近い存在だから危うい。自分以外は全員他人だけど、やっぱり半分くらい自分に入り込んでいる。
    コントロールできない自分みたいな感覚で、心の行先を左右してしまう。

    近しいゆえに言葉足らずで、心のうちを想像してしまう。口に出せば済むことも多いはずなのに。

    家族の存在について、考え直す本だと思う。そして、自分もまた家族の半分であることを忘れないように。

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    2026年05月17日
  • 陰謀論百物語

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    表題作はタイトル通り、陰謀論の百物語で、それぞれの陰謀論が展開する。おかしな議論がもっと拗れまくって、何だったらその場で大乱闘とか、陰謀論も、もっと壮大で荒唐無稽なものを期待してしまっていて、ちょっと拍子抜けだった。
    コロナ以降クリーンに変貌した組織に順応できない組員。いじめで自殺した中学生の身代わりロボットの暴走。あるあるのパスワード地獄。
    忖度村の忖度の果て、村人には意外と受け入れられ概ね好評でよかったよかった。マスク警察vsマスク拒否男、こんなことは実際にあったかもしれない(いやないか)

    ちょっとしたきっかけから生じたずれがエスカレートするコメディ、久々の荻原ワールド全開、ではあったのだけれど。願わくばもう一声、ドッカーンと炸裂して欲しかった。面白かったけど。

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    2026年05月09日
  • 家族写真

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    色んな家族の姿をテーマにした短編7篇。外見は幸せいっぱいでも内面はそうじゃなかったり、どこもいろいろ問題抱えてる。
    波平さんのやつは面白かった。

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    2026年05月04日
  • 陰謀論百物語

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    世にも奇妙な物語のような短編集。
    全体的に雰囲気は好きだか、前半の結末は投げっぱなし感が強く消化不良。
    話しとしては後半の2篇が良かった。

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    2026年05月04日
  • 砂の王国(下)

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    宗教はビジネスであり、教義は後から捻り出すもの。ホームレスから始まった物語は、始まりに戻っていく。途中はご都合主義が多くてうーんと思うところもあったが、内部分裂して自己制御も効かなくなるあたりはリアリティが感じられた。

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    2026年05月04日
  • 笑う森

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    森で行方不明になった幼いASD児が、いかにして生き残ったのか。

    森の中の表現が素晴らしいと思った。悠久の時を生きる神秘的な森、光を拒むように伸びる枝々が容易く想像できる。
    鬱蒼とした暗さと不気味さに反して、優しいストーリーだった。
    可愛い子には旅をさせよってこと?違うか。
    行方不明児が発見されるところから始まるのでハラハラはせず、安心して読んでいられた。

    最後のくまさんはさすがに現実味がなさすぎるが、創作だからまあいいか。

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    2026年05月02日
  • 陰謀論百物語

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    7編からなる短編集
    SFのようで、ブラックな風刺が効いていて
    面白かった。

    《陰謀論百物語》
    高名な”陰謀論者”たちが、蠟燭を前に百物語を
    繰り広げる‥‥馬鹿々々しい説だが、
    一体何が本当で、何が嘘なのか?
    《ハードボイルド・ルール》
    刑務所帰りのヤクザ。突如厳しくなった
    コンプラに戸惑う。
    《サクマ型ロボット2号》
    不登校支援ロボット‥不登校支援の一環として
    ロボットが本人の代わりに出席するというのだが‥ブラックな話だった。
    《パスワードを入れてください》
    早く思い出さなければ、いけない時に限って、
    焦って出てこない‥ある、ある!
    まさに、パスワード地獄
    《ああ美しき忖度の村》
    題名からして、笑った。
    最後、尊鐸上人の着ぐるみ(←これが笑える)と
    盆踊りの曲との共演‥カオス‥笑
    《モンクコング対ゴネラ2021》
    この話が一番面白かった。
    マスク拒否男vsマスク警察‥
    マスク警察、あー確かにいたいた、
    コロナ時を思い出した。
    《戦争過敏シンドローム》
    ロシアによるウクライナ侵攻があった頃に
    著者はこの話を書かれたようだ。
    今、アメリカとイランがこのような状態になり、
    ますます戦争に対して皆が、過敏に成らざるを
    得なくなったように思う(もちろんこの話のように
    ここまで酷くはないけれど)

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    2026年05月02日
  • オロロ畑でつかまえて

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    広告業界の虚と村人の逞しさが笑える、村おこしのお話。
    荻原浩らしからぬ?毒のあるユーモアとなりふり構わぬ疾走感はこの本ならではの楽しさ。

    「嘘も百回言えば、本当になる。広告なんてのは、その最たるものだ。」

    オロロ、見てみたいかも。

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    2026年05月01日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    自分の好きなバンドのボーカルが紹介していたので呼んでみた。
    ドラマや小説にでてくる探偵に憧れたダメな男が主人公であり、雰囲気ある名探偵という感じではなくいかにも人間らしい主人公で、そんな男が不純な動機だろうと、恐ろしくて震えようと、探偵に対する憧れや自尊心を守るため、泥臭く事件解決に奮闘するという心暖まる小説だった。
    読みごたえという意味では物足りないが、持ち歩いてちょっとした空き時間や電車での移動時間などに気軽に読める小説だと思う。

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    2026年04月28日
  • 砂の王国(上)

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    上下巻の上はいっき読みレベルで面白かった。
    下の後半…。
    失速感が否めない。
    脳内ドラマでおもいっきり楽しめる。
    個人的には(^^)

    山崎遼一:松下洸平

    仲村健三:城田優または斎藤工

    錦織龍斎:酒向芳

    続きがあるのかな?
    と思わせる最後だったので、続編にきたいします!

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    2026年04月21日
  • 陰謀論百物語

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    デビュー当時のスラップスティック・コメディを思わせる短編集です。
    面白かったのは「ああ美しき忖度の村」。舞台は村の開祖・尊鐸上人にちなんで忖度村と改名した村。村興し協議会を設置したものの、年寄りの我儘や中堅メンバーの忖度に振り回され、若手村会議員が逆襲を試みるも・・・・。どこかデビュー作『オロロ畑でつかまえて』を思い起こさせる作品でした。
    その他に、似非陰謀論を流行らせて世界を混乱させようとする陰謀があるとする表題作、コンプラ重視のヤクザ集団を描いた「ハードボイルド・ルール」、やたらと必要になるパスワード世界に対する皮肉った「パスワードを入れてください」、双方から被害を受けた女性がマスク警察とアンチ・マスカーの対戦を仕組む「モンクコング対ゴネラ2021」など7編。
    楽しかったけど、あと一歩、哄笑と迄は行かず、、、、でした。

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    2026年04月20日
  • 砂の王国(上)

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    ホームレスからの逆転を目指すところまでは面白くてすらすら読めた。ただ、宗教が始まってからはもたつきが気になってしまった。下巻を最後まで読めるか不安。

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    2026年04月12日
  • 押入れのちよ

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    ウラ荻原さんの、ジェントルゴーストストーリーを堪能しました。チヨちゃんに美味しいものを沢山食べさせてあげたくなる。

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    2026年04月10日
  • 砂の王国(下)

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    ホームレスとなった主人公がホームレス仲間とともに宗教団体を作りそこでどうなっていくかという話。ざっくり過ぎだけど。以前読んだ「マルチの子」に近い読後感。宗教団体、それも、教祖足りうるホームレス仲間を見つけてからの金儲けを目的にという趣旨の団体なので、現実にあれば応援など絶対しない。でも読み進めれば、有能(と本人は思っていた)サラリーマンから落ちぶれた主人公の社会への復讐劇として応援はしたくなる。残念ながら最後は成功とは言えないがその過程は十分教訓として楽しめる内容だった。でもラストは⋯正直もっと続けてほしかった。

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    2026年04月09日
  • 海の見える理髪店

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    流石、直木賞作品。どの短編もほっこりさせる内容です。萩原氏の作品はこれまでも何冊か読んできましたが、その時代背景や語り口は浅田次郎さんとダブってしまう。優しい気持ちに浸りたい方にお薦めです!

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    2026年04月06日