荻原浩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『お母さまのロシアのスープ』
ロシアのスープってそういう事か。スープに入ってる肉ってロシア兵だよね。最初から殺すつもりで男を誘惑したのかな。それともこれが初めてじゃなく、今までもそうして生計を立てていたとか。お母さまとマァさんが何者だったのか、イマイチ分からず疑問が残る。
わたしとソーニャが総合双生児だったのには驚いた。兵隊がわたしとソーニャにやたらビビってたのはコレのせいなのね。テレビでしか見た事ないから、申し訳ないけど実際に見たら俺も腰抜かしそう。
『コール』
前半は僕(岳)が死んでるかと思いきや、亡くなってたのは雄二のほう。台詞とト書きに混乱させられ騙された。
話は男2人+女1 -
Posted by ブクログ
大人気作家の荻原浩さん。
が、自分にとっては、多分これが2冊目?だった気がする。
倒産寸前のユニバーサル広告社に、暴力団小鳩組がなぜかCIの制作を依頼してくる。
頼りにならない石井社長のもと、翻弄されるコピーライター、杉山。
ユニバーサルの面々も曲者ぞろいだが、小鳩組の方もすごい。
何とか逃げようとする広告社の面々と、手放さじとする小鳩組との間で繰り広げられるスラップスティックが、面白くないはずがない。
一方、杉山の私生活はなかなかほろ苦い。
アルコールの力に依存し、その結果、家庭を壊した。
娘の早苗はマイペースな子どもらしい子ども。
「もっちロンドンパリ」の口癖がこっちにもうつりそう。
-
-
購入済み
いまいち
お父さん おじさんを主人公にした短編集。当然のことながら表題作が一番の自信作なのだろうな と思ったがピンとこなかった。古い写真館が舞台に設定された段階で、同じ設定が多い浅田次郎とどうしても比較してしまう。二人共語り口が達者ところは同様だが、浪花節 浅田節が効いている分、次郎さんの方が私にはぴったりくる。
他の作品では、お父さんモード全開の第一話と、ストーリー設定がユニークな第五話かな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレサクッと読めて面白い
題材に惹かれて読んだ
座敷わらしや河童や天狗、いたら面白いけど逢うのは怖いから遠慮したい面妖なモノたち
目撃した人、村起こしをする人たち、奉る人たち
なんでいるかはわからないといえる布目先生のキャラクターがとてもよい
助手の真矢さんの上から目線というかなんというかちょっとこまっしゃくれた感じがあまり好みではないので真矢さんが語り手なのは残念だった
内容はとても面白かったので、続編があれば読みたい
恋愛要素はなくても十分面白いかと
天狗の正体、正体というか言い伝え?が布目先生の説だろうなぁと思ってたところに北欧神話のトロールやゴブリンが出てきてワクワクした
たたら