荻原浩のレビュー一覧

  • さよならバースディ

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    学会の闇というか、そんな話は現実にも聞きますが、なんともやるせない。
    バースディは実験動物であるけども、主人公たちにとってはそれ以上の存在で。
    仕草や表情で気持ちがわかるほどの仲。
    それはもう家族みたいなものですよね。

    プロポーズした夜に彼女が死ぬ。
    事故なのか自殺なのか。
    こんなつらいことってないですよね。
    プロポーズされて自殺するって、どういう感情なんだろう。
    想像しようと思ってもできなくて。

    結末は予想外のもので。
    せつなくてもどかしい。
    行き場のない感情が残ります。

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    2021年07月16日
  • 月の上の観覧車

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    人生を前だけ向いて進んでいられるのは何歳まで?どこかのタイミングで自分の終着がなんとなくぼんやり見えてきて、今まで歩いて来た道のりをふと振り返る。そんな風景を描いた短編集です。
    僕はある程度歳食ってからの方が人生楽しいので、それほど振り返ってどうのという事はありませんが、過去にいい思い出が沢山あって、今は思った通りの人生を歩めていなければ、「あの頃は良かった」となりますよね。それはよく分かります。
    でもこの本は、ままならないままの今を慈しみつつ、過去をふと思い出すというもので、おっさんの胸の奥をキュッとさせる何かが有ります。やはり上手いです。

    あれだけ親密だったあの友人と一生会わないのだろう

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    2021年07月09日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    荻原ワールドの物の怪シリーズ。
    「押し入れのチヨ」で初めて出会った、物の怪と現代人のなんともほのぼのとした世界。
    時々無性に読みたくなるなぁ。

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    2021年07月01日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    「さよなら、そしてこんにちは」がよかったかな。
    「長福寺のメリークリスマス」は、覚念さんにエールを送ります!

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    2021年06月05日
  • 金魚姫

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    ネタバレ

    うーん、つまらなくもないが全体的に熱中して読めなかった。

    始めは主人公の会社のブラックさが酷くて、こちらも心苦しくなる。
    現在はこんな会社ない事を祈る。

    リュウとの生活や、死んで間もない人たちが見える辺りは楽しかった。

    あと、この作者さんは田舎描写が◎
    他の作品もそうだが、田舎で暮らしたくなる。
    今回はすごーーく長崎に行きたくなった笑

    ってかなんで主人公=(?)劉なのかが不明。
    絶対社長やと思ってた。

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    2021年05月30日
  • 極小農園日記

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    我が家にも同じくらいの広さの極小家庭菜園があります。

    ふむふむとうなづける事も多く楽しく読みました。
    新聞連載が元なので仕方ないが、文字数とかの制限がない中での菜園日記を読みたいと、激しく思いました。書きたいことは尽きないんじゃないかな。

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    2021年09月25日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    20210430
    貧乏女子大生の真矢が誘われたアルバイトは布目准教授の現地調査。天然准教授とガテン系女子の妖探しの連作短編集。
    3編しかないこともあって、真矢の将来への不安や二人の仲の進展についてはもう少しみたい!という状態で終わった。妖怪の正体については、それなりに納得できる部分もあった。妖怪、いつか見てみたい。

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    2021年05月01日
  • ストロベリーライフ

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    なかなか読み進められなくて、二週間ギリギリで読み終えました。いつも読んでる本とは違うたんたんと進むストーリーがなかなか乗れなかったけど、読んでいくと主人公に魅力を感じたり、奥さんの気持ちもわかったり。。最後まで読んで私の知らない農業の世界を少し知れて、またほっこりして良かったなと思いました。

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    2021年04月05日
  • 月の上の観覧車

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    ほろ苦い短編集。
    せっかく一度きりの人生、もっといろんな経験をしたいと思った、そしてきっとこの先人生を振り返ることがある時に、この本を読みたいと思った。

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    2021年03月21日
  • ちょいな人々

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    近所に住んでいそうな、職場で出会いそうな、街で歩いていそうな。そんな日常の手の届きそうな場所にありそうな人々のクスッと笑える物語集。
    クスッと笑えるというのがミソで、その程好く丁度いい感覚だからこそ余計に心揺さぶられる何かがある。
    「ちょいちょい」とツッコミを入れたくなるような人々だらけだけど、なんだか温かく、愛おしさが残る物語。

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    2021年03月18日
  • 押入れのちよ

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    ホラー短編集。世にも奇妙な物語みたいな感じ。

    押入れのちよは面白かった。ホラー小説はあまり読まないのでたまには良いなと思いました。

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    2021年03月03日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    萩原浩の作品って現実はうまくいっていないけど、なんとかもがこうとしている人を明るく楽しく描いているから読んでて元気になれる気がする。

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    2021年02月24日
  • あの日にドライブ

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    元銀行員のプライドがすごくて(笑)
    夢想?妄想?がすごくて(笑)
    ウンザリ暗い気分でしたが
    今まで見えていなかったものが見えてきて、
    今の自分を受け容れられつつある伸郎を
    最後は応援することができました。

    プチリベンジもあったりしてね

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    2021年02月20日
  • 月の上の観覧車

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    歳を重ねた時にもう一度読みたい作品。
    ほとんどの話が40代以上の年代から
    過去を振り返る短編集だったので、
    その頃に読んだら、どう感じる自分になっているのか興味がある。


    全ての作品でどこか哀愁を感じたが、
    少し違った毛色の「レシピ」が好きだった。
    女性目線だから共感しやすかったのかな。

    また、表題作「月の上の観覧車」も良かった。
    私自身も月には不思議な力があると思う。

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    2021年02月14日
  • 恋愛仮免中

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    5人の作家さんの短編。それぞれ面白かった。
    アンソロジーで作家さんの作品がきにいったらその作家さんの作品を読んでみるきっかけになる。読書幅がひろがる。
    広がりすぎて積読がたまっていく。。。

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    2021年02月13日
  • ママの狙撃銃 新装版

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    荻原作品にしては珍しく「面白い!」って感じるまでに時間がかかる一冊でした。

    主人公の「仕事」のシーンはハードボイルド、「家庭」のシーンはドラマっぽくいろんなジャンルが混在している印象でした。

    最後の数十ページ、主人公の葛藤や明かされていく真実には涙してしまいました。。。

    そして、子どもの親の異変への敏感さはみんな共通なんだと改めて思いました。

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    2021年02月05日
  • 幸せになる百通りの方法

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    リストラされたサラリーマンにとっての日常と、お見合いパーティーに参加した女性の日常は当然の事ながら全く違って、その日常の中で、ほんの少しの変化を積み重ねて生きている人々の話。
    オレオレ詐欺の話とお見合いパーティーの話が特に面白かった。

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    2021年02月05日
  • 家族写真

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    「家族」をテーマにした短編集。

    「結婚しようよ」「磯野波平を探して」「内村さん一家176kg」 「住宅見学会」「プラスチック・ファミリー」 「しりとりの、し」「家族写真」
    これら7編が収録されています。

    どこかノスタルジック、昭和の家族を感じさせる様なストーリーで微笑ましく読む事が出来ました。

    個人的には森浩美さんの描かれる家族シリーズの方が好みですがこちらも読後感は「やっぱり家族って良いな」と思わせてくれる後味の良い作品集です。

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    2021年02月04日
  • オロロ畑でつかまえて

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    星3.8。
    登場人物達の表情が次々に頭に浮かび、とても面白かった。終始穏やかな気持ちで読める。
    重い本の間に挟んで読みたい1冊。
    シリーズ化してるようなので、次も読みたい。

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    2021年01月30日
  • 押入れのちよ

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    ネタバレ

    『お母さまのロシアのスープ』
     ロシアのスープってそういう事か。スープに入ってる肉ってロシア兵だよね。最初から殺すつもりで男を誘惑したのかな。それともこれが初めてじゃなく、今までもそうして生計を立てていたとか。お母さまとマァさんが何者だったのか、イマイチ分からず疑問が残る。
     わたしとソーニャが総合双生児だったのには驚いた。兵隊がわたしとソーニャにやたらビビってたのはコレのせいなのね。テレビでしか見た事ないから、申し訳ないけど実際に見たら俺も腰抜かしそう。

    『コール』
     前半は僕(岳)が死んでるかと思いきや、亡くなってたのは雄二のほう。台詞とト書きに混乱させられ騙された。
     話は男2人+女1

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    2021年01月24日