荻原浩のレビュー一覧
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購入済み
もう一捻り欲しかったかな
荻原浩の作品、どれを読んでも優しい気持ちになります。そして中だるみを感じさせない、馬が颯爽とかけていくようなリズムで読み進めていける。
この作品も、登場人物全てに人間臭さがあって、引き込まれました。
平凡な主婦が実は暗殺者だった、という個人的に大好きな設定。
でしたが、ここまで『人を殺してしまった』という葛藤の煩悶を全面に出されてしまったのが、うーん、という感じ。。まぁ確かに『殺人』はそれだけ重い許させるものではないんですが。
もっと『殺されても当然』くらいな極悪人を成敗する痛快ストーリーでも良かったんだけどなぁ。
せめて最後にはどんでん返しみたいな展開があれば、スッキリ読み終えたん -
Posted by ブクログ
【ちゃんと働くっていいことだと思う】
公務員の仕事とは本当にこういうものなんでしょうか。同じ部署のメンバーにお茶を出したり、会議は採決を挙手にするか無記名投票にするかを決めることから始まったり、本来なら一日で出来上がるポスター作りの工程に一週間かかってしまったり……。
市役所勤めの主人公は赤字経営のテーマパークの立て直すため、周りの人たちの協力を得て、市役所に勤めてから初めて多くの残業もして、お役所ルールを時にはごまかし、時には破り奮闘します。
ある程度脚色されていると思うのですが、民間の会社で働いていて良かったなと思いました。忙しくても、「どうせ変えられない」「どうせ上手くいかな