荻原浩のレビュー一覧

  • 四度目の氷河期

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    思い込み激しい少年が
    アイデンティティを確立させるべく奮闘する話。

    <青春小説>なのかは疑問だが。

    最後がイマイチ好きじゃない。

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    2013年03月16日
  • 千年樹

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    タイトル通り樹齢千年にも及ぶ木を中心とした物語の短編集。
    短編同士がそれぞれリンクしてきて、一つの作品になっている。

    荻原さんの本としては、ちょっと異質な気がする。
    ただその分、この作家の幅の広さを感じられるような気もする。

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    2013年03月02日
  • 誘拐ラプソディー

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    面白くてスラスラ読みきってしまった。
    同じ時間軸で主人公にまつわる人たちが各々の方向に動いていて、まさかのところで交わるミラクル。

    最後までハラハラさせられた。
    さすが荻原氏。

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    2013年10月10日
  • 千年樹

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    樹齢千年の楠の巨木の下で起こる様々なドラマ。
    8つの連作短編ですが、うち6つはひたすら暗く重い。
    裏切り、飢餓、いじめ、殺人、発狂、自殺、強殺、子殺し(間引き)。
    帯には「切なさが胸に迫る連作短編集」とありますが、「切ない」と言うレベルでは無く、徹底的に陰惨な話ばかりです。わずかでも救いがあれば良いのですが、ここまで突き放されると読むのが辛くなってしまいます。
    7篇目の「バァバの石段」くらいから、救いの物語を作って行く積りだったのでしょうか。しかし、それにしてはやや唐突な最終篇でした。

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    2016年06月19日
  • ちょいな人々

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    ネタバレ

    決して大げさに、面白おかしくしているわけでなく、
    隣にいる、または自分、そんな人々の話し。

    いやあ、笑っているけど、笑えない、そんな短篇集でした。

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    2013年02月13日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    登録500冊目。

    久しぶりの荻原作品です。
    田舎暮らし。
    庭にネギやらっきょうを植える生活。
    羨ましいー。憧れます。

    私の家のクローゼットにも座敷童いないかしら!

    『一メートル先にいる家族のことすらわかってやしない』オヤジ。
    家族って時に他人の様に遠くなる事もあるけど、やはりそれでも愛おしい。

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    2013年01月21日
  • 四度目の氷河期

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    少年の創造力は偉大である。そして尋常ではない思い込みも兼ね備える。
    自分の父親はクロマニヨン人だと思い込んだ少年の壮大な青春記。周囲から疎外されつづけながらも、心をひとつにできる恋人と友人の存在が、そして苦楽をともにした母親が彼を支え、夢を叶えさせてくれる。
    少年よ、大志を抱け!

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    2013年01月01日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    荻原さんは、老人、中年、子供を書かせるとうまい。…全世代じゃないか。(笑)
    きっと「人間」が好きなんだろうなぁ。
    この先下巻でどう展開されていくのか楽しみ。
    座敷わらし、かわいいね(^^)
    でも、私は絶対こんな田舎に住むの無理だぁ~!(笑)

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    2012年12月25日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    都市から田舎へ引っ越してきた家族。
    しかしその家には既に住人がいた…?

    「押入れのちよ」で可愛いちびっこ妖怪を描いた荻原さんの作品なので、全然怖くはないものの、いきなり出くわしたらびっくりするだろうなぁ…

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    2012年11月05日
  • メリーゴーランド

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    荻原浩は 主人公の素直なつぶやきの 挿入が実にうまい。
    物語のナレーション役となっている。

    息子の哲平が お父さんは どんな仕事をしているの?
    と言う質問に対して・・・市役所の仕事を説明できない。
    まして あたらしく 出向した アテネ村リニューアル推進室 の
    仕事は いうことができない。

    公務員って 一体なにか?
    を突き詰めていく・・・・不思議な国アリスのような心境に陥る。
    主人公の啓一はいう
    『さぁ。行きましょう。椅子は立ち上がるためにあるのです。』
    変化が起こる。

    妻の路子にも 『なかなかいいヤツだと思うよ。・・・・
    ちょっとガツンって言う感じの迫力が足りない。』
    娘にも 『しょうしんもも』といわれてしまう。

    なかなか決めることができない・・・
    小心者である 啓一は
    いつのまにか 儲からない アテネ村の再建に 熱心に働くのである。

    平凡な中に潜む 英雄になろうとする心をくすぐる。
    平凡のなかに 非凡さがある。
    とりまきが 沢村 ふたこぶらくだの来宮 シンジ 柳井 徳永。
    それぞれ・・・個性が生きる。

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    2022年06月19日
  • さよならバースディ

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    ネタバレ

    心理学の研究助手・田中真は、類人猿であるボノボのバースディに大して言語習得実験を行っている。研究も軌道に乗り、共同研究者である大学院生・藤本由紀との交際もうまく行っているかに見えたが、、、



    真目線だからこその真実が明らかになっていく様子は、ミステリーの謎解きの様なんだけれども。伏線というか、謎がいくつも残ったままなのはどうもスッキリしない読後感。

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    2014年07月07日
  • ちょいな人々

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    「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く表題作、奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった…
    「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される人々を描くユーモア短篇集。

    「いじめ電話相談室」がスカッと気持ちよかった。

    「ちょいな人々」
    突然のカジュアル・フライデーに翻弄されるサラリーマン
    「ガーデンウォーズ」
    ガーデニングにハマり、隣の老人とトラブる主婦
    「占い師の悪運」
    当たらないのに、うっかり流行ってしまった三流占い師
    「いじめの電話相談室」
    「100%解決します」いじめ電話相談室の相談員
    「犬猫完全翻訳機」
    もし、ペットの心の声が聞こえたら?と思う飼い主
    「正直メール」
    ホンネじゃないメールのやり取りに疲れた女子高校生
    「くたばれ、タイガーズ」
    義理の父(予定)が巨人ファンだった筋金入りの阪神ファン

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    2012年11月06日
  • 四度目の氷河期

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    笑っちゃいけないけど、誰にでも自分の外見に悩む時期はあるはず。。ただ、ここまでの思い込みってすごいかも。そして、ワタルの行動力もすごすぎる!おもしろかった!

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    2012年10月11日
  • 四度目の氷河期

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    小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた―じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって?これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。
    (BOOKデータベースより)

    ***


    氷河期と聞いて(見て)、まず思い出すのは地球のことではなく、就活のこと。…哀しい、自分。

    環境が悪かったんだよなぁと思います。
    せめて母子共に疎外されない土地だったら。
    父親が現代日本人だったなら。
    ワタルの悩みは決して無駄ではないだろうけど、もう少し楽に生きれただろうに。
    それが良いか悪いかは別としても(もちろん、この人生でなければワタルはワタルではなくってしまうし)。

    今後、2人はどう生きて行くのかな。
    最後のはさすがにまずいんじゃなかろうか。

    途中ちょっとダレた印象はありつつ、楽しめました。

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    2012年10月08日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    ほのぼのとしてて気持ちいい。ただ家族全員をとりまく環境や全員の心境が少し重い。これが座敷わらしと関わってどう変化していくのか下巻での展開に期待。

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    2012年09月21日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    貸して貰った本で全く内容を知らずに読んだのですが、
    荻原さんにしちゃえらく子供っぽいなって印象・・・。
    まぁ現代のファンタジーって感じでしょうか。
    上下巻ありますが、最後まで思った通りの展開で、
    意外性はありません。
    1冊で十分な気がします。
    こう書いて言うのもなんですが、まぁいい本ですよ。
    全く毒がないので、ほのぼのしててどの年代の人でも
    安心して読める本と思います。

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    2012年08月13日
  • ちょいな人々

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    ちょっとイタイ人達を描いた7つの短編。ユーモアあふれるお話ばかり、気軽に読めて面白かった…たまにはこんなのもいい。

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    2012年08月01日
  • ちょいな人々

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    最近で一番驚いたことかもしれない。
    大好きな作家さん、と言えるレベルだと思っていた
    荻原浩なのに今回、作品がすごく、読みづらかった!!


    なんだろうあれあれあれれ?
    と、しばし混乱。あんなに大好きだったのに。
    ママの狙撃銃、コールドゲーム、噂、押し入れのちよ、ハードボイルド・エッグ、
    なかよし小鳩組、誘拐ラプソディー、神様から一言。
    いやーんどうしよう、好きな作家さんの作品がこんなにも嫌んなってる。
    作風がガッツリ変わったわ、あなたも変わってしまったのねもうお別れよふっ‥
    だったら仕方ない。最近の伊坂作品へのあたしの気持ちはまさにコレ。

    でも、荻原作品のこれは、そうじゃない。
    言ってみれば、昨日まであんなに大好きだったカレ(ハート)が、
    いきなり嫌になってしまったみたい。
    穏やかで優しい、が、優柔不断でなよなよしい、
    人当たりが良くておしゃれ、が、八方美人のナルシスト、
    と、こっちの評価ががらりと変わったごとし。

    あたしの好きだった荻原節は健在なのに、
    あたしの気持ちがそれを、受け容れてない。
    いつの間に壊れたんだあたしのレセプター。

    いつもの軽妙な言い回しも今のあたしにはノイズに聞こえる。
    特に最初の「ちょいな人々」がもう、最悪。
    なんかオッサンの独白が痛くてキモイ。


    どうしちゃったんだあたし????


    犬猫語完全翻訳機・正直メールはもう、筒井康隆作品に見えて仕方なく、
    あやうく途中で脱落しそうだった。
    最後の最後、もう息も絶え絶えにたどり着いた「くたばれ、タイガース」だけ、
    ようやく少し、好きになれたけど。

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    2012年07月31日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    表題作「さよなら、そしてこんにちは」を含む7編の短編集。
    「さよなら、そしてこんにちは」も好きだけど、一番おもしろかったのは「寿し辰のいちばん長い日」
    腕に覚えがある、こだわり職人の「寿し辰」の主人。
    「こだわり」は自信があるからこそで美徳だと思う。
    でもそこには「いい塩梅」が必要なのかも。
    こだわりも度が過ぎると自分を見失ってしまうことになって、こんな結末を迎えるのこともあるのかも…
    結末には、うわぁ~そうきたか!と思いつつ、ちょっと笑ってしまう。

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    2015年08月27日
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】

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    映画の原作で前から気になってた。
    上下2巻の作品。上巻ではまだあんまり話の展開が変化少ない。
    荻原さんの作品、サクサク読めるんだけど今の所、あまり変化ないので少し退屈…
    下巻に期待するとします。

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    2012年07月01日