荻原浩のレビュー一覧
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ネタバレ米澤穂信の「犬はどこだ」も犬を探す探偵だったし、あらすじも知らず手に取っているわりには、最近なんだか軽い探偵ものによく当たる気がする…。
殺人事件が起こるまでは、やや中弛みして、あまりページが進まなかった。
貧乏でよく変な露出をする探偵に、嘘ばかり言うが実は淋しい境遇だったおばあちゃん、探偵と知り合いの臭いの酷いホームレスの人、これまた探偵と知り合いで日々ぎりぎりで生活している動物保護施設を運営する夫婦、夜逃げ寸前の依頼主…、なんだか、お金に恵まれずどこか物寂しい登場人物ばっかりで、読んでいて気が滅入るというか、あんまりのめり込めなかった。
おばあちゃんが最期に楽しい毎日を送れたのだとしたら、それは良かったと思うが、いまいち心に残るものが少ない作品だった。 -
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ネタバレ荻原浩の短編集
さよなら、そしてこんにちは
葬儀屋の陽介は近々娘が生まれる。その生と死のまさに狭間での心情を、霊安室にいたあの夫婦はどう受け止めるのか、その続きがきになった。
ビューティフルライフ
東京から田舎へ引っ越した一家。
まるで牧野つくしのようなお父さんで笑えるのだが、
やはり人の親、息子を案じてという理由もあったんだね。
家族が田舎暮らしに文句を言わないのがえらいね。
スーパーマンの憂鬱
スーパーの非生鮮部門の発注作業を担当する孝司はいつもテレビの健康番組の情報に翻弄されている。事前にその情報をキャッチして発注をしたいのだが、そのツテがない。ある日、テレビ関係者から連絡がくる。
美獣戦隊ナイトレンジャー
ナイトレンジャーのファンの由美子は息子を理由に毎週欠かさずこの番組を見ていたが、ある日、ナイトレンジャーショーとサイン会を見に行く。なかなか思い通りにサインがもらえず、思わず舞台裏に踏み込んでしまう!
…舞台裏は知らない方がいいよね、何事も。特にこういう人気商売ってやつは。
寿し辰のいちばん長い日
自分の腕に自信がある辰だったが、いつも店に来るのは常連で金払いの悪い近所の3人。たまーに来たと思えば年若いカップルだったのだが、ある日、グルメ調査員らしき人が訪れ、辰は舞い上がってしまう。
スローライフ
スローライフとは名ばかり、スローライフによって全く正反対の生活に陥ってしまう、美也子。もともとはスローなカンツォーネでゆっくり料理をという本を出しただけでスローライフではないのにスローライフを送る主婦になってしまい、殺人的スケジュールにはまってしまう。そして顕著たる有名なスローライフ研究家もまた…。
長福寺のメリークリスマス
お寺に嫁いできた奥さんが、クリスマスを祝いたいとご主人の住職におねだりする。袈裟や御堂の座布団などがクリスマスカラーになっていくところがかわいい。
住職もクリスマスパーティをする覚悟をするのだが、そこに住職の師が現れて、住職を翻弄させるのが面白い。
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笑い上戸で泣き上戸の営業マン・陽介の勤め先は葬儀会社だ。出産直前で入院した妻がいるがライバル社を出し抜いた葬儀があり、なかなか病院にも行けない。生まれてくる子供の顔を葬儀の最中に思い浮かべ、笑顔が出そうになって慌てる。無事仕事を終え、病院に向かう陽介にまた厄介な案件が……。(代表作)――人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く傑作短篇集!(裏表紙より) -
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萩原浩さんの短編集。
タイガースファンのわたくし。阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった…「くたばれ、タイガース」に惹かれて購入。
おもしろかったのは「ちょいな人々」「ガーデンウォーズ」「いじめ電話相談室」。
「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」はちょっと退屈やった。
「くたばれ、タイガース」はストーリーに意外性がなくて、普通に野球ファンあるある、やったかな?
阪神ファンになんか娘をやれるか〜的な感じのお父さん(巨人ファン)がちょっとかわいかった。
表紙のイラスト、虎とうさぎが手を繋いでるの「くたばれ、タイガース」のネタバレ???