荻原浩のレビュー一覧
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購入済み
もう一捻り欲しかったかな
荻原浩の作品、どれを読んでも優しい気持ちになります。そして中だるみを感じさせない、馬が颯爽とかけていくようなリズムで読み進めていける。
この作品も、登場人物全てに人間臭さがあって、引き込まれました。
平凡な主婦が実は暗殺者だった、という個人的に大好きな設定。
でしたが、ここまで『人を殺してしまった』という葛藤の煩悶を全面に出されてしまったのが、うーん、という感じ。。まぁ確かに『殺人』はそれだけ重い許させるものではないんですが。
もっと『殺されても当然』くらいな極悪人を成敗する痛快ストーリーでも良かったんだけどなぁ。
せめて最後にはどんでん返しみたいな展開があれば、スッキリ読み終えたん -
Posted by ブクログ
ネタバレ第十回小説すばる新人賞受賞作。井上ひさし氏が選評で「文章は軽妙にしてユーモアに満ち、話は風刺の力に溢れて爽快であり、近ごろ稀な快作である」と絶賛しただけあって、ドタバタのユーモア小説で、ほんとうに気持ちよく笑えました。
タイトルが「オロロ畑でつかまえて」なので、何を捕まえるの?ってずっと気になりながらも、別の線で話が進見続けるので、あれ?と思っていましたが、タイトルからして伏線だったんですね。
途中にも伏線はられてたのに、気がつかず。
最後に、おっきな夢と希望を見させてもらえ、やられた!うまいなぁと思いました。
萩原浩さん、いいなぁ。
ユーモア小説の二冊目「なかよし小鳩組」と軽ハードボイル