荻原浩のレビュー一覧

  • なかよし小鳩組

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    面白いが消化不良となる。 広告会社が暴力団のCIを担当する話。コマーシャルの替わりにマラソンに出場しTVカメラに映るためヤクザの若いのと一緒にトレーニング。本番走ってる途中でエンドとなり残念。走った後の展開を読んでみたかった。

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    2025年12月18日
  • 母恋旅烏(小学館文庫)

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    まぁまぁ娯楽として面白い。 大衆演劇について全く知らなかったので、へぇこんな世界もあるのかと。
    「自分が思っているほど他人は自分のことなんか気にしていない」

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    2025年12月18日
  • 家族写真

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    著者には大変失礼だが、よくいそうな家族のありそうな話。なのに…。男親のツボに優しく柔らかく命中する。心穏やかにこの物語が読める今の日々に感謝。

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    2019年09月09日
  • 誘拐ラプソディー

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    素直な伝助、間の抜けた誘拐犯。漫画のような逃亡劇だが、心踊るハラハラ感が好きだ。
    爽やかなハッピーエンドだけど、お務めが終わったら、おじさんは生きてられるのかなぁ。

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    2019年08月28日
  • ストロベリーライフ

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    嫌いだった…農業も田舎暮らしも。でも、そこに本当の自分はいた。父親の入院をきっかけに、主人公は人生や家族を見つめ直す。
    頑張っている主人公を応援したくなります。
    イチゴ農家の目線では、ツッコミ所満載ですが…,。

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    2019年08月25日
  • 花のさくら通り

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    これは少し私の好みとは異なって、読み進めるのに難儀した(^_^;)

    何処が悪いっていうわけではないのにな、、、何でだろう。いつもみたいに調子良くページを捲ることが出来なかった(^_^;)


    倒産寸前のユニバーサル広告社が、オフィスを都心から離れたさくら通り商店街へと移す。
    そこはスーパーの進出などで寂れてしまったシャッター街だった。
    コピーライターの杉山は、シャッター街に生き残り、商店街を変えたいと立ち上がる青年たちと共に商店街活性化の為に協力する。

    古くからの商店街の重鎮たち、新しい商店街の若者、様々な障害を乗り越えて、商店街の住人が心を1つに繋いでいく、ほんわかストーリー。


    長編大好きな私が冗長ではないかと感じでしまう厚みだったが、大衆に評価されている作品が悪い作品なわけもなく、最後はほわっとほっこりいい気持ちになる。そんな温かいストーリー。

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    2019年08月20日
  • 花のさくら通り

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    ある寂れた商店街に引越しをせざるを得なかった広告制作会社が、商店街の人たちと一緒に商店街を活性化させていく話。
    初めは受け入れられなかったが交流を重ねることでお互いに理解を深め合い、若手が一丸となってラスボスと言うべく長老たちを撃破する。
    現状に不満ばかり言っていても変わらない、変えようとしなければ変わらないというメッセージ。
    深く考えずにサクッと読める。

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    2019年08月20日
  • なかよし小鳩組

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    面白かった。単純にエンタメ小説として楽しめる。どのキャラも個性豊かで、人として活き活きとしてる。いろんな困難に際した時のそれぞれの反応が人間臭くていい。フィクションなんだけど、フィクションとしてリアル。というか、荻原浩の中でリアル。自分の世界観として完成されている作家さんなので、期待を裏切らないなあ。ヤクザもあくまでエンタメのなかのヤクザって感じで、きな臭くなくていい。誰も彼も、結局は人間なんだ。

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    2019年08月17日
  • あの日にドライブ

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    7/14の読売「空想書店(楠木新)」で取り上げられていたもの。タクシー運転手となった脱サラ(元)銀行マンのちょっと切ない妄想物語。散々妄想した後、結局、今の自分に前向きになる、というオチはちょっと安易だが、昔好きだったこと(信郎の場合、野球)に還って光明を見出すあたりは結構現実的かも。

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    2019年07月20日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    それぞれちょっとイタイところのある主人公たちが奮闘する短編集。切なくも優しくて,語り口もユーモラスだった。
    最後の「あと描き」がとても上手でびっくり。

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    2019年04月17日
  • ひまわり事件

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    もっと若い頃に読んでたらこの長さも気にならなかったのだろうな。ここまで積み上げる必要があったのか…。あと、子供の設定はなんか違和感かなあ。荒木先生に一番感情移入したのだが、違う年齢で読んでたらまた違っただろうな。

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    2019年04月16日
  • ストロベリーライフ

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    ネタバレ

    全体の内容は良いが最後の苦労が報われそうな所をもうちょっと書き込みが欲しい。
    せっかく読んだのでそこのサービスは欲しいな。

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    2019年03月27日
  • ストロベリーライフ

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    最初は話のテンポが遅く、主人公がグダグダだったので読むのをやめようかと思ったら、後半から面白くなってきた。
    仕事や家族との向き合い方にハッとさせられた。
    読み終わるとイチゴが無性に食べたくなる話。

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    2019年03月21日
  • 幸せになる百通りの方法

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    遊興ゆうきょう 洗濯機と冷蔵庫を手にした主婦。助さん格さんを従えた黄門様みたいなもの。 欲しがりません勝つまでは 盥たらい 示談 情状酌量の余地もある 舌打ちを危うく堪える 息子を騙るかたる詐欺に引っかかる親がいるなんて信じられない 滑舌練習 元々「オレオレ」に比べて「アタシアタシ」は成功率がかなり落ちるのだ せつゆ説諭の段階を超えているとの判断で 蔑みの視線を浴びながら 聞きしに勝るな ゲネプロ通し稽古 原始人が洞窟に牛の絵を刻んでいた頃からの こうろう高籠城 美しい誤解の積み重ね 嘲笑が浴びせられた イントロデュース自己紹介 カップリングという流行りの言葉を直訳すれば「交尾」の事だ 口煩いしゅうと姑さんと病弱なしゅうと舅さん やっぱり人間の体内には予め繁殖戦略が備わっているのかも 遺伝子振り撒き本能が強い男 ハダカデバネズミ 巨大な牙を隠し持つカバ 恭順のポーズ 一夫一妻制というのは、動物の中では稀だ。 気が急いて 素浪人 お誂え向きの隠れ家 寄港地 失業保険の手続きだけでも 現実の厳しさを極めて実務的に教える場所だった 投函する 年齢を疎まれるだろうが 長曾我部元親ちょうそかべもとちか 錯綜する情報というのは 先ずは一献いっこん 主任は三十二歳。確か坂本龍馬が死んだ歳と同い年だ。 伊達政宗 オットセイをタタキにしたこともある 側室を七人 井伊直虎 日々の瑣末なルーティンはタイムを決めて終わらせる 世の詭弁 脳内改革のスキームのひとつ 雄々しいギターの音 彼岸花の咲く頃に やっと見つけたよ 稚児ちご がんしゅう含羞 温水ゆかり

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    2019年03月15日
  • あの日にドライブ

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    夫の友人からお借りしました。

    銀行員として順調に出世していたはずが、小さな失敗から会社を退職し、現在はタクシードライバーとして働いている中年男性のお話でした。

    彼は、今まで人生の分岐点に立った時のすべての岐路で誤った選択をしたと思い始めます。
    夢を追いかけて出版社に就職していたら・・・今の妻ではなく、昔の彼女と結婚していたら・・・銀行であの時上司にあんなことを言わなければ・・・
    たらればの世界にどっぷり浸かり、過去にしがみついた女々しい姿がうっとおしくて、基本的に主人公の成長物語が好きな私はイライラしっぱなし。

    ただ、人生には何度か岐路があり、あの日に戻れたら、と想像することは誰にでもあると思います。
    そういう意味では読者の共感を呼ぶのかな。
    うっとおしいといいながら、私もたらればを想像することはありますしね。
    でも、ふと思ったのは、過去にこだわりすぎることは愚かだし、たらればの世界はないし、身近なものが大切だと気が付いたときに急に世界は変わるものだという事は女性の方が知っているのかもしれません。
    この主人公もエンディングではそれに気が付き、前を向くことができたのでほっとしました。
    サラリーマンのおじさんて、会社という狭い世界だけで生きているから息苦しいんでしょうね。
    女性の方が、働いたり子育てしたりでいろんな世界を持っていて、しかも夫次第で生活が変わることを覚悟して結婚しているから割り切りも折り合いも、頑張りどころも柔軟に対応できるんです。
    今の自分は自分自身が選択し続けた結果ですよ、(なんか上から目線だけど・笑)世の中のおじさん達、それに気づいて頑張って!と言いたい気分になりました。

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    2019年03月07日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    昔、「コールドゲーム」と「噂」を読んで、おもしろっ!と思っていたのに、なぜか他の本に手が伸びていなかった荻原浩。「押入れのちよ」も気になりつつ読めてません。本書は短編集ですが、やっぱりどれも読みやすい。

    どの主人公も成功を渇望してもがいています。今はパッとしない彼らのうち、何人がチャンスをモノにできたんでしょう。たとえこの物語の中で巡ってくるチャンスを逃したとしても、読者からは見えない未来で、チャンスに挑戦し続けるんだろうな、という希望が見えるキャラクターばかりで爽やかな読後感に包まれます。

    どこかの細菌学者の名言「幸運は準備のできている人にしか訪れない」みたいなものを思い出しました。

    ただ、個人的な好みとして、荻原浩はホラーとかミステリーみたいなドキドキさせられるテイストの方が好きだなあとも思いました。

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    2019年03月05日
  • ママの狙撃銃 新装版

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    惜しい!!何かが惜しい作品だ。ママの銃を操る姿はカッコイイし、暗殺者の祖父に小さい頃から教えこまれてる語りも読み応えあるのに・・・何かが足りない気がしてしまった。
    娘を虐めから守るママは、有り得ない程にぶったまげだし、、面白かったのに・・・何故か、惜しい!!と思ってしまいました。何が惜しいのかは、まぁ読んでみて下さい(人に丸投げw)

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    2019年03月02日
  • 四度目の氷河期

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    生まれたときから父がおらず、人と違う外見で差別されてきたワタルが自分のアイデンティティーを確立するまで。特別扱いを嫌だと思いつつ、どこか自分は人とは違うのだと思いたいという気持ちもある。まさに青春である。
    しかし、ラストは若干ぶっ飛び過ぎているような。確かにクロマニヨン人と向き合うことは、ワタルにとって非常に大きい出来事だったわけだが、明らかにやりすぎ。クロマニヨン人のことだけでなく、申告外の滞在なんかも、その後、大変なことになるのではないかという気がするのだが。余計な話なのだが、そこが気になって、なんとなく余韻に浸れないのであった。

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    2019年02月03日
  • ひまわり事件

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    ちびっこにとってはお年寄りって理解不能で怖い存在、お年寄りにとっては幼稚園児は異星人。しかし、幼稚園と老人ホームの相互交流によって少しずつ距離を縮め、思わぬ騒動へと進んでいく。そのあいだの心の交流やその後の様子など暖かな気持ちで楽しく読めた。

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    2019年02月03日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    様々な職に就く夢を諦めることができない人々の、不器用だけど愛すべき八人の物語。
    荻原さんはちょいな人々を書かせたらホント巧い。どこかで道を誤ったのか、それとも覚悟が足りないのか。私たちにも少なからずある思いを、本作の登場人物たちも抱えている。面白いのは、元ロックシンガーの演歌歌手とゆるキャラの公務員。そして、『あとがき』ならぬ『あと描き』が文庫版特別収録でお得感いっぱい。

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    2019年01月31日