荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大人気作家の荻原浩さん。
が、自分にとっては、多分これが2冊目?だった気がする。
倒産寸前のユニバーサル広告社に、暴力団小鳩組がなぜかCIの制作を依頼してくる。
頼りにならない石井社長のもと、翻弄されるコピーライター、杉山。
ユニバーサルの面々も曲者ぞろいだが、小鳩組の方もすごい。
何とか逃げようとする広告社の面々と、手放さじとする小鳩組との間で繰り広げられるスラップスティックが、面白くないはずがない。
一方、杉山の私生活はなかなかほろ苦い。
アルコールの力に依存し、その結果、家庭を壊した。
娘の早苗はマイペースな子どもらしい子ども。
「もっちロンドンパリ」の口癖がこっちにもうつりそう。
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購入済み
いまいち
お父さん おじさんを主人公にした短編集。当然のことながら表題作が一番の自信作なのだろうな と思ったがピンとこなかった。古い写真館が舞台に設定された段階で、同じ設定が多い浅田次郎とどうしても比較してしまう。二人共語り口が達者ところは同様だが、浪花節 浅田節が効いている分、次郎さんの方が私にはぴったりくる。
他の作品では、お父さんモード全開の第一話と、ストーリー設定がユニークな第五話かな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレサクッと読めて面白い
題材に惹かれて読んだ
座敷わらしや河童や天狗、いたら面白いけど逢うのは怖いから遠慮したい面妖なモノたち
目撃した人、村起こしをする人たち、奉る人たち
なんでいるかはわからないといえる布目先生のキャラクターがとてもよい
助手の真矢さんの上から目線というかなんというかちょっとこまっしゃくれた感じがあまり好みではないので真矢さんが語り手なのは残念だった
内容はとても面白かったので、続編があれば読みたい
恋愛要素はなくても十分面白いかと
天狗の正体、正体というか言い伝え?が布目先生の説だろうなぁと思ってたところに北欧神話のトロールやゴブリンが出てきてワクワクした
たたら -
Posted by ブクログ
予科練の特攻隊員と現代の若者が入れ替わってしまうタイムスリップもの。
最終的に特攻は回天になるんだけど、最初から回天の練習生にしなかったのは「特攻」のイメージと「回天」の一般への知名度の問題だと思う。マニアの壁を考えなければ、最初から「回天」にするだろう。特攻隊員が現代に来たときに「異世界」であると少年倶楽部の小説から思いつく。当時から「異世界」という概念はあったのです。
で、この物語の仕掛けは、入れ替わるということで、同時並行で現代と太平洋戦争末期が描かれるます。この手法は使えるかなと思うのです。異世界転移したときに現代人が異世界に行くだけではなく、異世界から現代の方にもやってくる。等価交換 -