荻原浩のレビュー一覧

  • 幸せになる百通りの方法

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    どこにでもいそうな人々の日常を描いた7つの短編

    リストラされたサラリーマン
    婚活パーティに参加したアラフォー女性

    みんな幸せになりたいんだよね

    ふわっと元気をくれるような1冊

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    2020年10月30日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    特に座敷わらしの短編が良かった。
    「いやいや、そんなワケないでしょう!」って言いたくなる座敷わらし探し。座敷わらしがあまりに人間臭く可愛くてほっこりしました。
    研究一筋の布目准教授に対する真矢の心の呟きや突っ込みも絶妙で面白かったです。

    『驚きや不思議はいつもの毎日にいっぱい詰まっている』
    『見る目を少し変え、感じるこころをちょっと変えて』

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    2020年10月07日
  • オロロ畑でつかまえて

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    ありそぅで、無さそぅな話。田舎と都会の環境や人間関係について、何か忘れてたものを思い出させてくれた気がした。
    自分ん家の庭で見たからないものは、どこに行ったて見つからないかぁ。庭の無い家に住んでいる私には、そこだけが当てはまらないかなぁ…
    しかし、著書の独特の表現は、いつ読んでも楽しい。

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    2020年09月27日
  • 海馬の尻尾

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    600ページ超の長編。荻原さんらしくない冗長さでなかなか先に進めなかったが、残り200ページを切ってからは好テンポでラストまで一気。原発事故や海外派兵の問題を絡ませ、人命より経済が最優先される近い将来の日本という背景は、何やら今の状況に似たところがあり怖いと感じた。

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    2020年09月15日
  • 家族写真

    購入済み

    いまいち

    お父さん おじさんを主人公にした短編集。当然のことながら表題作が一番の自信作なのだろうな と思ったがピンとこなかった。古い写真館が舞台に設定された段階で、同じ設定が多い浅田次郎とどうしても比較してしまう。二人共語り口が達者ところは同様だが、浪花節 浅田節が効いている分、次郎さんの方が私にはぴったりくる。
    他の作品では、お父さんモード全開の第一話と、ストーリー設定がユニークな第五話かな。

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    2020年09月06日
  • ママの狙撃銃 新装版

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    主婦で暗殺者。このギャップをどう埋めるのか。
    エンタメに徹するのか、シリアス路線にするのか。
    難しい設定なんだけど、ほどよく、バランス良くまとめていると思う。
    ただ、やはりどうしても中途半端の感は否めない。

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    2020年08月30日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    サクッと読めて面白い

    題材に惹かれて読んだ

    座敷わらしや河童や天狗、いたら面白いけど逢うのは怖いから遠慮したい面妖なモノたち
    目撃した人、村起こしをする人たち、奉る人たち

    なんでいるかはわからないといえる布目先生のキャラクターがとてもよい
    助手の真矢さんの上から目線というかなんというかちょっとこまっしゃくれた感じがあまり好みではないので真矢さんが語り手なのは残念だった

    内容はとても面白かったので、続編があれば読みたい
    恋愛要素はなくても十分面白いかと

    天狗の正体、正体というか言い伝え?が布目先生の説だろうなぁと思ってたところに北欧神話のトロールやゴブリンが出てきてワクワクした
    たたら

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    2020年08月22日
  • 千年樹

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    短編ではあるものの
    千年生きた樹にまつわる物語であり
    どれも時を超えて繋がっている。
    不思議ながらもホッコリしたりこわかったり

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    2020年08月21日
  • コールドゲーム

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    爽快感が全くなくて最後まで胸糞だったけどページをめくる手が止まりませんでした。
    虐めに関与してた子達が一生心に傷を負って生きていくことになったのがせめてもの救いかもしれません。若くて浅くて誰かを傷付けて、自分は忘れてしまっても相手の人生には取り返しの出来ない傷になるかもしれない。そのことを登場人物達と一緒に強く考えさせられました。
    また、虐められていたトロ吉が面と向かって闘わなかった事、卑劣な方法で復讐した事に対して責める気持ちは起きませんでした。

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    2020年08月19日
  • 押入れのちよ

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    短編集。
    死者との「怖くない」繋がりを上手く書いているなと思った。どの話も面白く、楽しめた。
    肩の力を抜いて楽しめる一冊。

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    2020年08月16日
  • コールドゲーム

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    正しいか、正しくないかとかじゃなくて、一人称で18歳の主人公の感じ方がすごく鮮明で気持ちよかった。
    倍返しだ!!の実現。

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    2020年08月11日
  • 僕たちの戦争 <新装版>

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    予科練の特攻隊員と現代の若者が入れ替わってしまうタイムスリップもの。
    最終的に特攻は回天になるんだけど、最初から回天の練習生にしなかったのは「特攻」のイメージと「回天」の一般への知名度の問題だと思う。マニアの壁を考えなければ、最初から「回天」にするだろう。特攻隊員が現代に来たときに「異世界」であると少年倶楽部の小説から思いつく。当時から「異世界」という概念はあったのです。
    で、この物語の仕掛けは、入れ替わるということで、同時並行で現代と太平洋戦争末期が描かれるます。この手法は使えるかなと思うのです。異世界転移したときに現代人が異世界に行くだけではなく、異世界から現代の方にもやってくる。等価交換

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    2020年06月15日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    座敷わらし、河童、天狗と日本古来?の妖怪に焦点を当てた話。
    つまらなくはないが、もうちょっと掘り下げた内容だったら良かったかな?

    それぞれの話で各地域に行くんやけど、そこでの田舎の風景の描写がすごく良かった!
    日本の良き風景みたいな感じで、旅したくなった!

    座敷わらしの話が1番好きだな!

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    2020年05月31日
  • 砂の王国(下)

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    人は誰かに救いを求めたい。
    誰かに自分を肯定してもらいたい。
    優しく包んでもらいたい。
    救いを求めたかったのは、誰なのか。
    新興宗教を立ち上げた男なのか──
    それとも教祖だったのか──
    救いの声は、誰から発せられるのだろうか。

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    2020年05月07日
  • 誘拐ラプソディー

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    最初の誘拐までの流れとその後の逃走劇は読んでいてハラハラドキドキの連続。まるでそのシーンが目の前にあるように想像ができる、とても丁寧で平易な文章。

    読んでいてとっても爽快な物語でした!

    誘拐される伝助に対する視点を誘拐する側される側、その間に入る立場から表現されており、それぞれの立場の人間の表の顔と裏の顔をうまく文章に落としてます。

    表に見える部分がどんな人間でも、その奥には悲しい側面や楽しい側面、暗い場面、その人の人生がある。秀吉のやったことは許される行為ではないけど、それでもその行為に至った背景にも注目しながら読みました。

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    2020年05月06日
  • 誘拐ラプソディー

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    秀吉はダメ人間。借金はあるし、前科もある。挙句の果ては、勤め先の社長を殴って逃走してしまうという。

    そこで一人の少年を誘拐し、身代金を得ろうと試みる。だがしかし、その少年はヤクザの息子だったのだ。

    子供は父親を成長させてくれるというが、この少年も秀吉を成長させていたと思う。
    子供にとって何が大切なのか?そんな事を考えさせられた一冊。

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    2020年05月05日
  • 砂の王国(上)

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    どん底まで落ちた男が再起を誓った。
    ホームレスにまで落ちた男が、這い上がるために用いた手段は新興宗教。
    上巻は、まだまだ序の口。
    ここから、宗教の恐ろしの本領発揮なのか。

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    2020年05月04日
  • オロロ畑でつかまえて

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    ネタバレ

    終始いい意味で下らないユーモアな作品だった。
    なんもこれといって名産も名所も著名人もないようなど田舎に対してどのように町おこしをしていくのか、その様はとても予想外で面白かった。
    最後後味悪く終わるのかなと思えたが、脇坂涼子によってなんかうまくいったかのようになった。タイミングでマスコミの意識を全部塗り替えやがった、MVPはこの子で間違いない。

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    2020年04月19日
  • あの日にドライブ

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    荻原浩ってば、大ヒットメーカーですね。
    これまで、「僕たちの戦争」「ハードボイルドエッグ」「明日の記憶」なんかを読んできましたが、この小説も読みやすい本です。

    銀行員(だった)が主人公。
    とある問題から銀行を辞め、タクシードライバーの職に就くがプライドを捨てきれずに、いつか転職を考えている。
    しかし、そう甘くはなく、将来を夢見て、さまざまな妄想を繰り広げる。
    現状に挫折し、将来の夢が見られなくなったら、今度は昔の妄想に耽る。だから「あの日にドライブ」
    物語が進むにつれ、いつ良い事が起こるのか、という展開に期待するが、半分以上読み進めてもいっこうに主人公の人生は好転しない。
    結局、最後まで妄想

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    2020年04月16日
  • ストロベリーライフ

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    はじめは『ツヨシしっかりしなさい』かと思った。東京でデザインの仕事をしていた恵介は、父が倒れたのを機に静岡の実家の苺ハウスを手伝うことになる。妻は都会育ちで手タレをしているので、夫は静岡、妻子は東京の別居暮らしをしながら、恵介は農業に次第にのめり込む。農業の描写もかなり詳しく書いてあるのだけれど、正直別居生活で夫婦はうまくいくのだろうかとそっちが気になってしょうがなかった。物語としてはいつもの安定のほのぼのとした荻原さんの作品という感じ。私はこの作者だと、ちょっとブラックさを感じる作品の方が好みだ。

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    2020年03月16日