荻原浩のレビュー一覧

  • 陰謀論百物語

    Posted by ブクログ

    荻原氏の作品は、個人的に玉石混交だと思っているが、本作は石の方だった。シニカル奇譚集なんだろうが、全体的にボヤっとしてて面白さが薄い。「忖度の村」と書き下ろしの「戦争過敏シンドローム」はまあまあ読める程度。

    0
    2026年04月06日
  • 陰謀論百物語

    Posted by ブクログ

    短編集。「パスワードを入れてください」はなんかありそうでモヤモヤした。そうならないようにメモしまくりだけどね。「ハードボイルド・ルール」も面白かった。

    0
    2026年04月06日
  • 明日の記憶

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    認知症患者の主人公の一人称視点で構成される話。
    だんだんと狂っていく記憶の感覚、その描写が悲しくて、寂しくて、辛さが募る。
    最後に忘れきった主人公と奥さんが出会うシーンが、とても良い。

    0
    2026年04月04日
  • 陰謀論百物語

    Posted by ブクログ

    現代社会への皮肉たっぷりの短編集。
    タイトルにもなっている陰謀論百物語が一番笑えた。
    強すぎる主張もないので、娯楽として良い。

    0
    2026年03月29日
  • 海の見える理髪店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作の「海の見える理髪店」
    客が息子だと店主はいつ気づいたのか。つむじを見つめた瞬間だろうか。頭のかたちや生え癖は親子で似る。床屋という職業だからこそ、そこに「あ」と来たのではないか。
    過去をたくさん語ったのは、残したかったからではなく、ただ話したかったからだと思う。その「ただ話したかった」に、会えなかった年月の重さがある。
    読みながら、もう話せない父のことを思った。今、目の前にいる家族と、タイミングを待たずに話そうと思う。

    0
    2026年03月28日
  • ワンダーランド急行

    Posted by ブクログ

    03月-08。3.0点。
    ある平凡なサラリーマン、通勤電車の逆側に乗り、降りた商店から出ると、タイムスリップして。。。

    流石の作者、タイムスリップモノも読みやすくすいすい進む。
    惜しいのが、終盤が駆け足になりすぎ感が。

    0
    2026年03月23日
  • 我らが緑の大地

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近未来の植物パニックサスペンス。

    久しぶりにこの分野の物語を読んだ。
    大御所キングも最近はミステリーかエスパー系が多いのでうれしかった。
    筆者のSFも久しぶりかな。
    植物が人類に反旗を翻すのはネタとしてありがちだけど、最近の異常気象や野生動物の出没などを考えると、リアルっぽくてちょっと怖い。

    0
    2026年03月15日
  • 神様からひと言

    Posted by ブクログ

    ちょっと読むの時間かかった。

    篠崎がいいキャラクターだった。

    気持ちのよいラストを用意してくれていながら、
    社会で大人として生きるリアルさもあり、涼平の気持ちが分からないでもなかった。

    おでん鍋、確かにな〜
    会社ってそんなもんだよな〜
    っていうのが、時に視野が狭くなり、落ち込むこともある自分には、気楽さをもたらしポジティブに受け取れた。

    0
    2026年03月14日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

    Posted by ブクログ

    当たり前の事ですが
    僕も縄文時代からの積み重ねの
    結果だと言うことに気付かされました。
    もしかしたら、今の自分たちと同じように
    古代人が悩み生きた結果が僕らなのかもしれないなぁ。
    さぁさぁ、下巻が楽しみだ。

    0
    2026年03月02日
  • 逢魔が時に会いましょう

    Posted by ブクログ

    大学4年生の高橋真矢は、布目准教授の助手の下でアルバイトをすることになった。
    座敷わらし
    河童
    天狗
    怪しいものたちの調査に同行するうちに、真矢の心で布目の存在が大きくなる。
    ふたりの会話も軽快で軽妙で楽しめる。

    0
    2026年02月26日
  • 神様からひと言

    Posted by ブクログ

    過去録

    萩原浩作品で1作目に読んだ小説。
    著者らしい作品。読みやすい。

    お客様相談室という名のクレーム処理室。
    コールセンターで電話対応をしていた時の仕事の参考に。。。はならなかったけどw納得するようなところもありつつ。

    トップがダメだとやはり会社は崩れる。。。

    0
    2026年02月25日
  • 我らが緑の大地

    Posted by ブクログ

    なんと突飛なストーリーですが、あながちそうでもないかも。なにしろ大国のリーダーが堂々と自国ファーストでやりたい放題なんやから。広大な麦畑から反乱が始まっているのかも。小麦たちに操られた大国の為政者。アカシアの蜜も舐めたのか?アカンで!

    0
    2026年02月24日
  • 楽園の真下

    Posted by ブクログ

    巨大カマキリをテーマにした、パニック系の小説。
    萩原浩さんの小説は、ハートウォーミングなものを多く読んできたので、こういった類のものも書けるのかと驚いた。

    前半2/3くらいは、とある出来事の真相を探るための過程が丁寧に描かれているので、少し展開が遅く感じた。色々な虫についての描写が多いので、虫好きにはたまらないかも。

    0
    2026年02月17日
  • 神様からひと言

    Posted by ブクログ

    思いのほか、というか全く暗い話じゃなかった。
    篠崎らの新会社が今の時代にあったらどこまで成長してるか見てみたい!

    0
    2026年02月16日
  • それでも空は青い

    Posted by ブクログ

    荻原浩さんの短編集
    ユーモアの強いもの、社会性のあるもの、
    少しビターで残酷なものまで幅がある。
    けれど、一貫して、
    何かが欠けていても、
    何かを失っていても、空は青い

    「スピードキング」
    恵まれた体躯と高い意識を持つ高校の同級生。
    彼はプロ野球の道へと進んでいった。

    その生き方を間近で見ながら、
    そこへ行くことのできなかった「普通の男」の人生が語られる。
    才能の差、進む道の分岐、
    置いていかれた側の時間。
    その中で 交差した一時。

    「妖精たちの時間」
    40歳を前にした同窓会。
    私はいろんな事情で出席したことはないけれど。
    中高が同じ友人、だったと思っている
    人生で知り合った中でもトップクラスの美人。
    その彼女が自殺していたと知ったときの動揺を、思い出した。
    18歳やそこらでも、人はもう、いろんなことを隠しながら生きてるのか

    「あなたによく似た機械」
    凪良さんの「イチゴショート」風に言うなら
    記憶が薄かった俺氏の嫁の覚醒。
    辛いけど、記憶は生きてるから。

    「僕と彼女と牛男のレシピ」
    歳上で子どもを持つ看護師。
    彼女と付き合いたい、家族になりたい
    そんな男子の奮戦記

    「君を守るために、」
    彼女を守る亡霊と、
    大人しいストーカー。

    「ダブルトラブルギャンブル」
    一卵性双生児に起こりそうな、あれやこれや。
    私はラスト、
    「あちらも双子だった」というオチを予測していたけれど、外した。

    「人生はパイナップル」
    戦時中の台湾で野球をしていた祖父と、
    おとなしめな孫。
    ふたりのあいだで交わされる、
    心象のキャッチボール。


    0
    2026年02月13日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

    Posted by ブクログ

    借りた本だったので、全く内容知らずに読み始める。登場人物が書いてあるページを見て、
    ん?何?タイムスリップものなの?
    謎の国の話?
    ちょっと苦手かなーと思った。

    読み進めていくと、まさかの縄文時代?弥生時代?
    こんな設定初めて読んだ。
    半分ファンタジーみたいで、下巻はかなりスピードアップ。イーとかヌーとヌペとか、それが何を指すのかだいぶ読み進まないと分からなくて、ちょっともどかしかった。私の理解力がないのか…

    でも、最終的には
    とにかくロマンですなー。って感じ。
    古代や原始の時代も人と人は思いあったり、触れ合ったりするんだなーと。
    結末が分かりながらだから、なおのこと切ない。
    ラストはもう、ウルクがカヒィを思う故に取る行動が、全て切ないし哀しいし。
    でも、最後は2人一緒に更に時を超えて、ずっとそばにいれたんだよね。

    いやー。ロマンだ〜

    0
    2026年02月07日
  • 我らが緑の大地

    Posted by ブクログ

    あり得ないとは言い切れない未来。
    荻原さんの楽園の真下でも感じたけど、もしかしたらあり得るかもしれないと思ってしまうことが、一番の恐怖。

    それぐらい近年の異常な温暖化や渇水、熊害、山火事など、現実として不安材料が多すぎるんだけど。

    人は森林を伐採しビルを建て、大地をコンクリートにし、いわば灰色の大地を作り上げて、地球の支配者になった気持ちでいる。
    でも本当の支配者は誰なのか、あらためて考えるきっかけになった。

    食物連鎖の上にいるからといって、生物として強いわけでも生き残れる訳でもない。
    人類は植物が無ければ絶滅するだろうが、植物は人類がいなくなっても生き残り続けるだろう。

    人が植物に対してやっているのは共生ではなく侵略だ。
    いつまで植物が傍若無人の侵略を許してくれるんだろう。

    自分も0歳の子供がいるから、22世紀も遠くない未来に感じる。
    どうか子どもが大人になっても緑の大地と共に生きていけますように。

    たくさんの人に読んでほしいと思った。

    0
    2026年02月06日
  • ストロベリーライフ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    農業なんてかっこ悪い。
    と思っていたはずだった。
    イチゴ農家を継げと迫る母親。
    猛反対の妻。
    志半ばのデザイナーの仕事はどうする!?
    夢を諦めるか。
    実家を捨てるか。
    恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ!

    0
    2026年02月03日
  • あの日にドライブ

    Posted by ブクログ

    人生で確かにこう思ったことがある。って感じで話が進んでいきます。
    荻原先生の本は初めて読みましたが、私はすんなり入ってきました。楽しかったです!
    終わり方が個人的にはイマイチかなと。

    0
    2026年01月31日
  • 神様からひと言

    Posted by ブクログ

    会社ってやなとこだね
    涼平はよく成長した!一緒に働く仲間ってホントに大事だよね!基本的に働くって大変だもの
    いい仲間と成長していけるって最高!
    どこの3代目も同じだね。うちもしっかりして欲しい!俺のティンバーウルフも黙っちゃいられない!?

    0
    2026年01月26日