荻原浩のレビュー一覧

  • コールドゲーム

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    ネタバレ

    野球の話かな?と思い買った一冊。

    野球の話ではなかった。

    中学時代にいじめてた同級生に復讐される話しだった。

    ひどいいじめだったので復讐されても自業自得だと思って読んでいたけど、殺人までいくとやり過ぎだ。

    小説の中のセリフで頭に残ったのは
    「自分にはたいした事ない事でも、他人には大切な事かもしれない」

    いじめをしている方はたいした事やってないと思ってるんだろうけど、いじめられてる方はいろんなものを失ってる。 

    早く気づいて欲しかった。

    意外な結末だった。

    主人公がこの事件で人間的に成長したのは良かったんじゃないかと

    マスターが隠れたヒーローだった小説でした。
    ネタバレになっち

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    2022年04月15日
  • 月の上の観覧車

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    闇に目が慣れる間もなく光の中へ引きずり出される。照明が点くより突然に。もし人間が産まれる瞬間を記憶することができたとしたら、その体感はこんなふうかもしれない。

    本人は黙して語らない写真の中の顔だけだ。母には自分の人生の綻びを、父親の死で縫い合わせる癖があったから、話に聞くほど悪い人ではなかっただろうと思う

    全員の笑顔が2の三乗になる

    雨がやんでいることを私は、田舎道を傘を差さずに歩く老婆の姿で知る。

    病気のためというより、出番が終わったステージから舞台の袖の向こうへ、すいっと姿を消したような死に方だった。

    「信じようと信じまいと、夢も現も、貴方しだい。それが魔術でござい」

    影を知

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    2022年04月11日
  • 楽園の真下

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    とある島で発生した巨大カマキリと人間との死闘をえがいた530ページの超大作。

    いやー面白かった。B級モンスターパニック的なノリが好きな人にはたまらない作品だとおもう。

    本作のキーワードは「カマキリ」と「不可思議な投水自殺」。あと「ハリガネムシ」。

    ナショナルジオグラフィックかなんかで、カマキリとハリガネムシの特集がやっていたので本作の内容はほとんど予想できてしまっていたけれど、それでも暗い森の中から人間サイズのカマキリが音もなく近づいてくるのを想像すると、怖い。いや、怖いなんてもんじゃない。怖すぎる。

    しかもラストがこれまた、いい。B級映画お約束の展開でついにやけてしまう。

    ただちょ

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    2022年04月10日
  • 誘拐ラプソディー

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    娯楽作品として楽しめた。
    完全に詰んでると思われた主人公は、実は超ラッキーを積み重ねてた。
    いい意味で予定調和。
    裏切らない作品でよかった。

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    2022年03月28日
  • 海馬の尻尾

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    人の心の痛みに関心が無かった主人公が一人の
    少女との出会いをきっかけに変わってゆくサスペンス
    ストーリー。ハラハラしながら一読しました。

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    2022年03月09日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

     5人の作家による「恋愛仮免中」、2017.5発行。奥田英朗「あなたが好き」と原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」が気に入りました。

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    2022年03月08日
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)

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    短編集。自分の好みでは好きな話とそうでないものが分かれた。男性主人公の話は尻すぼみ感がある。女性が主人公の話が好みです。

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    2022年03月04日
  • コールドゲーム

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    最後の数十ページで急展開。結末はもう少し深く書いてもよかったような。
    ガラケーや今は使わない省略した言葉もいい意味で時代を感じます。

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    2022年02月27日
  • 千年樹

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    ネタバレ

    千年という長い歳月を生きてきたと言われる巨大なくすの木の下で起こる数々の物語。

    時代も人も移り変わっているはずなのに、繰り替えさえられる人間の過ちや愚かさの全てを、このくすの木は見続けています。

    言葉を発することもできず、歴史を語ることもできず、ただ見続けているだけのはずのくすの木の存在感が圧倒的で、時には恐怖を感じ、時には暖かく見守られ、その時々でいろいろな表情を感じ取れるのがとっても不思議でした。

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    2022年02月17日
  • 砂の王国(下)

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    三人は新興宗教の設立から抜け出し、かなりの収入も手に入れた。しかし、新興宗教「大地の会」は「私」の予想に反して肥大化していく。そして、ついに肥大化した組織は、多くの人達を飲み込み始めた。 新興宗教が肥大化して、作成者の意図に反して変質していく様が面白い。そして、最後に「私」はどうするのか?もし、続編があったら読んでみたいですね。

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    2025年12月21日
  • 砂の王国(上)

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    三人のホームレスが集まった。一人は証券会社の男、一人は辻占い師、一人は茫洋とした謎の男。証券会社である「私」は、辻占い師と組んで何かカリスマ的な魅力を持った謎の男を教祖として新興宗教を起こそうと企んだ。もちろん、一攫千金のために。 本書を読んで、新興宗教が(すべてとは言いませんが)信者を集金マシーンとしかみていないのがよくわかります。

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    2025年12月21日
  • さよならバースディ

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    「会話」ができるボノボのバースディだけが恋人の死の真相を知ってる。
    なんていうか。
    前半ちょっと気持ちが入らなかった。
    主人公とその恋人の恋愛がイマイチぱっとしない。
    なんとなく、おとなしい感じがするからかな。
    もし、もっと情熱的で、そこがグイッとつかんでくれてたら後に起こる悲劇に一緒に落ち込めたんだけど。
    すごく読んでて客観的になってしまった。

    滅茶残念。
    こういう話、もともとものすごく好きなタイプなんでするすると読めた。
    恋人の死の真相に迫りだしてからはすごく面白かった。

    ほんとのとこ、もっと前半のグダグダをなくしてガンガンいって欲しかった。
    なんとなく筋は読めてしまったけど、でもラス

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    2022年02月03日
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)

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    ヒットアンドアウェイはスッキリ!
    このままテンポ良く読めたらと思ったんだけど
    ちょっと集中して読む時間なくて飛び飛び読みになってしまったからか
    途中で失速…
    マスクまでで打ち止めとなりました…
    嫌いじゃなかったけど
    ちょっとライトというかチープというか
    ストレスでやられてなんっにも考えたくない時に読みたい感じの本

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    2022年01月30日
  • 「いじめ」をめぐる物語

     

    購入済み

    いじめられた人、いじめた人、友人、家族、教師。いじめには、様々な当事者がいる。7人の作家がいじめを巡る人々の心を描く短編集。

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    2022年01月16日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    フィリップ・マーロウに憧れてる割にはあまりハードボイルドな雰囲気はなかった。
    時々マーロウのセリフを引用する程度。中盤までのペットの捜索は少々退屈するが、殺人事件が起きてからは物語がスピーディーに展開する。探偵とお婆ちゃんが織りなすコメディ・ミステリーがベースだが、動物の命や人間の寿命、人との出逢いと別れの切なさ等を考えさせるテーマも内包した良作だと思う。普通に面白かった。

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    2021年12月29日
  • 月の上の観覧車

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    直木賞受賞作家荻原浩さんの短編集。身近に感じる物語が多く、引き込まれて読みました。しかし短編であるが故に致し方ないことですが、続きが読みたくなるものもありました。

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    2021年11月28日
  • 金魚姫

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    そうなのか~ってなんか切なくて…違うカタチで報われて欲しかったけど、でもこれが報われた形なんかなとも感じるし…

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    2021年11月09日
  • なかよし小鳩組

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    【おじさんが奮闘する姿が笑えて、爽快】

    倒産寸前の小さな広告代理店にヤクザのCI(コーポレイトアイデンティティ)の仕事が舞い込んできた。なんとか断ろうとするもの引き受けざるを得なくなる。杉山をはじめ、代理店に勤めるメンバーがいろんなアイデアを持ち寄ってヤクザのCIプロジェクトに奮闘する。

    杉山からすると、ヤクザのイメージアップのための仕事はなんだか気の重い仕事だ。そこに加えて、離婚した妻や離れて暮らしている娘が難しくなっていて、公私共になんだかなぁという生活である。

    でも、これじゃだめだと思い立ち、仕事にいろんな角度から取り組み、私生活も変えようと奮闘していて、読むと前向きになれる

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    2021年11月04日
  • 金魚姫

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    本やさんで見かけ、表紙のきれいなとことタイトルに惹かれて購入。

    ストーリーは面白く、描写もきれいに浮かぶ。
    リュウと主人公の絶妙なズレ具合の会話も、すごいなあと感嘆しながら拝読。

    ただ、全ては繋がっている。という流れでのラスト、というか、主人公へ繋げたことが、私的には納得いかないというか……。
    せっかく面白かったのに、、、という残念な気持ち。

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    2021年10月31日
  • 家族写真

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    家族を題材にした短編。特によかった作品はなかったけれど家族が題材となると身近であり他の家族をのぞき見できるようでつい手に取ってしまう。平凡な家族にもそれぞれに物語があるものだと改めて思う。

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    2021年10月13日