荻原浩のレビュー一覧

  • オロロ畑でつかまえて

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    初挑戦のユーモア小説。
    若干読みづらい方言に離脱しそうになのをこらえてなんとか冒頭部をクリアした。

    読み進めていくうちにだんだん面白みがわかってきて、文中の小技にニヤニヤしてしまう。
    村おこしを題材に物語は進んでいくが、終着点の意外性に何か希望のようなものを感じて読後感は良好。
    牛穴村の丁寧な描写のお陰で秘境の風景に自分が入り込んだようなとてものどかな気持ちになれた。

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    2024年09月08日
  • コールドゲーム

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    ネタバレ

    渡辺光也
    高校三年生。元野球部。

    高松
    野球部の監督。通称チョロマツ。

    山岸亮太
    高校を中退して働き始めて横浜に住んでいるが、実家は光也の家のすぐ近く。

    植村弘樹
    中学二年の時の同級生で、いつも亮太とつるんでいた悪ガキの一人。通り魔に襲われて鎖骨を骨折。市立北中の二年三組で一休と呼ばれていた。

    トロ吉
    廣吉剛史。中二の時に同じクラスだった廣吉のあだ名。中三で転校した。

    神野葵
    市立北中の二年三組だった。通り魔に襲われた。

    堀内美咲
    亮太が中学時代から付き合っている。同棲中。中三の時に父親を亡くし、定時制に通い、昼間は弁当屋で働いている。

    日下部しのぶ
    私立の受験に失敗し北中に来た

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    2024年09月05日
  • コールドゲーム

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    高三の夏に始まった、中ニ時代のイジメに対する復讐劇
    イジメ加害者達への犯行予告からの実行が続く
    彼らの中学での行為は イジメでなく犯罪
    復讐するは被害者にあり
    やっちゃえって心の声が出てしまう
    次々と襲われる元クラスメート達
    しかし 過去のイジメが露呈することを恐れて警察にも届けない
    復讐劇の真実はより悲哀な顛末
    復讐された者は、その罪の深さが理解できたように思えない
    やられた方は忘れない

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    2024年08月21日
  • あの日にドライブ

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    もう一度人生をやり直すことができたら…
    の、タラレバから始まる妄想による妄想。

    過去は変えるこてができないという事

    大事なのは『今』である事

    果たせなかった夢、選ばなかった人生、それらを全てひっくるめた『今』こそが、かけがえのないものである事

    結局は今をどう生きるかということなのかな。


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    2024年08月16日
  • 誰にも書ける一冊の本

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    本棚整理中につき再読 73
    人生は何をなしたかではない。何をなそうとしたかだ。この一文がすべてを語っていると思う。

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    2024年08月24日
  • 逢魔が時に会いましょう

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     大学生の女性と民俗学者の先生の現地調査の話。自分の好きな妖怪について、民俗学的な視点を交えて調査をしていく軽い感じで見れる連続短編集三編。遠野などの妖怪好きにはたまらない地名が出てきてわくわくします。少し軽すぎる作風が、個人的にはやや減点ポイントでしたが、おおむね楽しく読めました。

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    2024年08月11日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    ハードボイルドに憧れる三枚目私立探偵の一夏の冒険的な内容。
    小説で笑うことはあまりないと思うが、この本の登場人物の掛け合いにクスリと笑わせてもらった。ネットフリックスとかで映画化してくれたら面白いんじゃないかと思う。
    肩ひじ張らず楽しく読めた!

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    2024年07月27日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    この本のここが好き

    「ある程度まで育てば、宗教団体が大きな組織になることは、何らかの幸運でも、特別な努力の結果でもない。おそらく必然なのだ。熱心な信者が、どんなセールスレディ、セールスマンより、情熱的で精力的な勧誘者になるからだ」

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    2024年07月16日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    この本のここが好き

    「あなたは才気にあふれた方だ。人より才気がある。しかし、現状ではそれを生かしきれていない。もっと認められていいはずなのに。足りないのは周囲の評価とキャリアでしょう。本来は前向きな方だが、相手により場所により、うまく発揮できない場合もありますね」

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    2024年07月16日
  • ワンダーランド急行

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    パラレルワールドに迷い組む話。
    これまでいくつもの人生の選択をしてきたが、違う選択をしていたら全く違う人生もあるのだろうと考えさせられました。
    考えたら怖い話だが、コミカルに描かれているので楽しく読めました。
    今の自分が選んだ人生を、世界を大切に生きようと思わせてくれる一冊でした。

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    2024年07月15日
  • さよなら、そしてこんにちは

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    短編集。様々な職業につく主人公の日々の仕事で対峙する課題、悩みについて面白くかいている。悩みすぎなんじゃないと思えるとき、
    実は自分が実世界で抱えている悩みも客観的に見たらたいしたことではないのではないかと思えてくる。
    そんなふうに感じることで心が軽くなるストーリーでした。

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    2024年07月07日
  • マウンドの神様

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    夏の甲子園を控えた今の時期にぴったりで、サクッと読めるアンソロジー。元球児含む野球好きの作家さんが集結。高校野球に纏わるあれこれが温かい視線で描かれる8編は、著者それぞれの個性がよく表れていたと思う。ドラフト指名を待つ球児の一日を描いた額賀澪さんの「肩車の権利」が一番好みかな。荻原浩さんと宮下奈都さんのエッセーもいい味を出していた。

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    2024年07月07日
  • メリーゴーランド

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    年功序列で、偉い人の意見が絶対
    上に立てば、自分本位で周りなど関係ない

    人は権力を持てば、なぜそんなに変わってしまうのだろうか。
    それまでの志、経験すべて消えてしまうのか。

    地方公務員として理不尽なことも多く胸糞悪い場面もたくさんありつつも正面から戦っていく物語。欲を言えばもっと反論しろよ!とか思う場面も多々...
    それだけ権力というものは力を持っているのだろう。
    違いはあれど似たようなことは現実でもあるのかなって思った。
    あまり最後はスカッと!っていうものではなかったけど、働くことの厳しさや理不尽さがありありと見える作品だった。

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    2024年07月04日
  • ワンダーランド急行

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    こんな世界に迷い込んだらガックリきそう。もう諦めて、元の世界に戻らなくてもいいやという気分になりそうだ。

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    2024年07月04日
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)

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    作品名に惹かれて購入したのだけれど、長い間積ん読でした。
    8つの作品が収められた短編集。
    いくつか面白いなと思った作品はあったけれど、私は短編集はやはり苦手です。
    どちらかといえば、続きが読みたくなる長編というか1冊で話が繋がっているものが好きです。きちんと1冊読み切ることができるので。
    だから、ずっと読まないでいたのですが、やっと読めました。

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    2024年07月03日
  • オロロ畑でつかまえて

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    何十年前の小説だっていうのに古臭さはあまり感じられずにスイスイ読めた。人と人の繋がりが多すぎてたまに誰だこれ?って思うときはあったけど、ところどころくすっと笑えて、何も考えずに楽しめるのが良いね。喜劇というかコントというか、どこか三谷幸喜感がある気がする。この豆どんな味がするんだろ?

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    2024年10月22日
  • ワンダーランド急行

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    うーん、面白くないわけではないけど、読むのに時間がかかってしまった、と、いうことは、面白くないってこと???

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    2024年06月17日
  • 明日の記憶

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    これ読んだ後、急に自分の記憶力に自信がなくなった笑
    いや笑い事ではないんだけど。
    明日は我が身と思って読みすすめた。

    それにしても陶芸の先生のとこ、気持ちがささくれだったなぁ。

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    2024年06月16日
  • ワンダーランド急行

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    世界はどんどん変わっていて
    ひと昔前から見たら今も異世界くらい違う。
    最後に野崎さん、、どこから来たの?!

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    2024年06月07日
  • それでも空は青い

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    普段はあまり短編小説は読まないのだが、著者のことをよく知らないのでお試しの気分で読んでみました。
    結論、面白かった。作家というのは感性が豊かで、色々な事を知っているんだなぁ、と子供のような感想を持った。
    特に最後の、じいちゃんと孫が野球を通じてコミュニケーションを取る話が秀逸。

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    2024年06月04日