荻原浩のレビュー一覧

  • 海の見える理髪店

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    過去の悲しみ・後悔が様々なアイテムから語られる所が面白かった。それでいて、前向きな未来を想像させる結末が良かったです。

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    2025年06月15日
  • 神様からひと言

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    ネタバレ

    女性に対する視点や世間話の延長線に出てくるジョークがかなり昭和のエロオヤジ臭のする小説。笑

    言葉に品が無くて苦笑いした部分もあったけど、20年前の本だからあらゆるハラスメント全部乗せってかんじで、そりゃ今の感覚とは違ってあたりまえか。笑

    とはいえ、いち社会人として普段関わらない業界・部署が舞台になっていたこともあり、勉強になった部分も多くある。

    「お客様相談室」に左遷された主人公が、謝罪のプロ 兼 離婚危機を抱える賭博大好き中年上司から相手の怒りに応じた謝罪の作法を学ぶ、というストーリー。

    さすがにここまで苦情くる食品会社ってやばくないか…と思いつつ、ありえん話ではないかもしれない。

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    2025年06月14日
  • 我らが緑の大地

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    ある種の植物は害虫などからの危機にさらされると天敵となる生物を呼び寄せたり自身に毒を生成したり。また自身の繁殖のために自然発火で山火事を起こしたりという生態で知られている。これはある種の知性なのではないか?そこでAIを使って植物の声を聴くことを試みるが・・・

    植物による反乱を描いたパニックサスペンスなお話。なかなかに興味深かったけども、アカシアで人間を操るまでいっちゃうとなんか行き過ぎというか万能すぎて逆にリアリティ薄く感じてしまって萎えちゃったかも。考えてみたら途中の緊迫感ある部分も、植物が原因であるにせよ、手を下してるのは動物であり人間だしなあ。半端にAIが絡んできたのも物語をしては余計

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    2025年06月12日
  • 我らが緑の大地

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    2025年にこの本を読んだ私達には少し未来の物語だが、10年後に読んだらどんな感想を持つのだろうか。予言書になっていたりして。
     人間にもいろんな人がいて、植物もいろいろ。
     人間が傲慢であれば、植物も動物も怒る。
     米の不作は反乱なのか。

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    2025年06月11日
  • 我らが緑の大地

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    世の中、さまざまな研究がされていると思いますが、もしもこの小説のような事が実際に起こったらと思うとゾッとする半面、植物の気持ちが理解出来たら面白い、と思ってしまった部分もありました。SFの要素が入っておりテーマが壮大でした。

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    2025年06月09日
  • 極小農園日記

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    最初の極小農園は、20年近く前の話なのに、内容がもっと昔のような気がする。
    中盤のエッセイは、年齢が同じこともあり、同感多数。
    面白い人だね、荻原さん。

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    2025年06月07日
  • 家族写真

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    7つの短編。どこにでもありそうな家族の話。
    男手一つで育てた娘からの結婚宣言、夢のマイホームを手に入れるための見学会、肥満家族のダイエット、マネキンで作る理想の家族、渋滞でしりとりする家族、父親の病気きっかけに疎遠だった兄妹が集まり撮る家族写真。
    クスッと笑える話から、ジーンとする話まで1話がそれほど長くないので隙間時間に読めます。
    楽しかったです。

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    2025年06月01日
  • 神様からひと言

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    凉平さんを取り巻く物語。お客様相談室に配属になり、登場人物に個性がありすぐに惹き込まれました。
    副社長、良くあるパターンかな。しかし、凉平さんと篠崎さんとのコンビ、テンポが面白く痛快でした。

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    2025年05月31日
  • 極小農園日記

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    春から体験農園で畑デビューを果たしたものの
    畑の知識ゼロで、畑の先生から呆れられる日々…

    isaoさんの本棚からこの本を知り、気軽に読めそうと手に。

    極小農園日記と題しているものの、畑話は前後半分ほどのエッセイ集。自作のイラストもかわいい。
    畑とは無縁のエッセイも半分ほど。

    荻原さんの自宅の庭での野菜作りのコツや失敗談がユーモア混じえて楽しめる。
    家庭菜園をされている方には、あたりまえの知識でも、未経験者にはなるほどと思うことばかり。
    それが、オヤジギャグ満載に描かれていて笑いを誘う。

    そして、印象的だったのは、
    昨今の野菜は美味しくなり、臭みがなかったり形も整い虫食いもない。歓迎すべ

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    2025年05月30日
  • 我らが緑の大地

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    今までのように心安らかに森を歩けなくなるような気にさせられ、残り僅かで撤退。萩原さんは好きな作家さんだったのにどんどん遠のいていく・・・。

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    2025年06月07日
  • 我らが緑の大地

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    植物が意思を持ち人間を排除しようとしている。AIが植物の言葉を翻訳して伝えてくると余計に怖く感じる。夜散歩のときに聞こえてくる木々のざわめきは植物の会話なのかもしれない。

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    2025年05月27日
  • 砂の王国(下)

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    大凡こんな展開になるのは想像ついてましたが、なんか中途半端に話終わってません?
    奥さんとの話やら大地の会を潰しにいく話は?
    前振りだけしといてあそこで終わるのは、
    如何なものかと。

    私は主人公の魂?過去?からの解放は、大地の会をぶっ潰すことでしか成し得ないと思ったから、そこまで話続けて欲しかったな。
    砂の塔から追い出されたけど、まだ塔は聳え立ってますよ。

    面白かっただけに残念。

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    2025年05月24日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【収録作品】
    「猫は長靴を履かない」 荻原浩
    「ツレ猫婚」 石田祥
    「いちたすいち」 清水晴木
    「猫のヒゲ」 標野凪
    「神様のウインク」 若竹七海
    「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」 山本幸久

    どよんとする話やイタイ話もあるが、結局のところ、猫っていいよね、という話。
    取り立てて猫好きでなくても楽しめる。お話としての猫は好き。
    表紙もかわいい。

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    2025年05月22日
  • 我らが緑の大地

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    寝不足注意!中盤からは特に、もう寝なきゃ!って思っていてもやめられませんでした。
    読後、植物を見る目が変わった。野菜の味、剪定した時の匂い。何か訴えているのかも?と思わずにはいられない。

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    2025年05月19日
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)

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    いろんな家族、夫婦、若い人、趣きの違う物語8つ。短編集の醍醐味というか味わえる1冊だった。楽しめるけどすぐに忘れてもしまうんだよな…シリーズ(長編)の合間の息抜きに丁度いい感じかも。解説を読んで内容をさっと思い出せれば大丈夫だけど、再読するなら積読を減らさないと。

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    2025年05月13日
  • 海の見える理髪店

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    短編集のためとても読みやすかった

    様々な家族の形、人とのつながりを感じることができた。

    母の日の直前に読めてよかったと思った。

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    2025年05月09日
  • 海の見える理髪店

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    6つの物語からなる短編集

    書名になっている「海の見える理髪店」がしみじみしてよかった

    どの話も先が気になってやめられないという感じではなく
    のんびりと読める話ばかりなので
    時間をかけてゆっくり味わえると思う

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    2025年05月06日
  • 我らが緑の大地

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    荻原浩さんには『楽園の真下』という巨大カマキリが登場する昆虫版ジェラシックパークとも言うべき作品が有りますが、これは「植物版ジェラシックパーク」ですね。
    植物たちも独自の知性を持ち、危険を感じれば化学物質を放出し、地中に広がる菌糸を使って森全体で情報を共有し、必要と有れば自ら倒木となって次世代を育てると言ったことが最近の研究により明らかになってきた。
    それを利用し、食用植物の改良や、AIを用いた植物との会話を研究する施設で次々に異変が発生する。自然発火による山火事、猿やシカ、猪などの動物の異常行動、さらには植物に憑依される人間まで現れて・・・・。
    主人公の1歳の子供を持つ研究助手の野乃を次々に

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    2025年05月03日
  • 明日の記憶

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    若年アルツハイマーを宣告された会社員と寄り添う妻の物語。
    得意先との約束を忘れて、道に迷い、自尊心が破壊されていく。
    それでもメモを取りため、抗う姿が見ていて悲しい苦しい。
    結末は分かっていても切なくて、
    胸が押し潰されそうでした。

    映画化されていれば、
    観たいと思って調べると、
    主演が渡辺謙さん。絶対観よう。

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    2025年04月30日
  • 神様からひと言

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    珠川食品でのお客様相談室が舞台。先輩篠崎など良いキャラが揃うが、副社長の不倫や癒着などによる私利私欲を発端にした製品開発、品質不良などちょっとあり得ない感じ。たまに登場する神様?もあまり意味がわからない。とはいえ楽しくは読めた。

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    2025年04月25日