荻原浩のレビュー一覧
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めちゃくちゃリアル。
特にホームレス生活がリアルすぎて、作者の体験談なのでは?と思うほど。新興宗教を発足させる過程もリアルかつ納得できる仕組みで、これを参考に本当にできてしまうのではと思える。
しかし話が進めば進むほど、成功していく新興宗教とは反対に主人公のメンタルが追いやられていって、不安ばかりがつのっていく。下巻も途中まで読みましたがしんどくなってやめてしまいました。
それでも前述した点での緻密さや登場人物の心理描写の細かさ、無理のなさなどが素晴らしい作品。人間の愚かさをよく描けている。
そういった類の小説が読みたいひとにはおすすめです。 -
Posted by ブクログ
なんかしんみりしました。
トンネル鏡
住んでいる街が嫌で東京の大学に進み地元を出て行く。就職し結婚し子供が生まれ家を建てる。母も呼び同居するが嫁とうまくいかず母は故郷へ帰ってしまう。嫁との溝が深くなりやがて離婚。自分も故郷へ戻る事を考える最中母が倒れ他界。歳をとった自分が故郷へ帰る電車の中、トンネルに入ると窓に映る自分の姿を見て人生を振り返る。
上海租界の魔術師
家に祖父が帰ってきた。祖父は昔、上海で魔術師をしていた。孫のかなめはマジックに興味津々。祖父はかなめ相手に色々とマジックを見せる。やがてかなめは不登校になる。祖父はマジックでかなめを変えようとするが当然そんな事では変わらない。祖父 -
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ネタバレ文明とはかけ離れた秘境、牛穴村の未来を背負った青年会が村おこしの為に立ち上がる!倒産寸前の弱小広告会社、ユニバーサル広告社とのタッグが波乱を巻き起こす。
・田舎の故郷を卑下して、都会をたてる
←これ田舎者の特徴。自分も気をつけたい
・田舎者を蔑む大学時代の友人
← 一方が友人だと思っていても、もう一方がそのように思っているとは限らない。内面ではなく外面だけ見て、友達を選ぶような、友達をファッション程度にしか考えていない人によくありがち。付き合いたくない人種。
・地域資源を生かして伝説を捏造し、メディアの注目を集める事で村興しに繋げていく
→ありそうでありそうじゃない丁度良いラインの荒技で