司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 項羽と劉邦(上)

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    横山光輝氏の漫画版を読んでいたので物語視点では
    違いのない感じだが、秦帝国、陳勝の乱についての
    歴史的視点で深く改めてで楽しめました。

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    2020年11月16日
  • 風神の門(上)

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    本棚に著者の作品が自然と増えている、独特の歴史背景や歴史観に引き込まれてきたが、著書は作風が違うこれはこれで非常に面白い、ワクワクしながら冒険活劇を読んでいるよう、子供の頃NHKでの人形劇「真田十勇士」を観ているような懐かしさに引き込まれた。

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    2020年11月13日
  • 覇王の家(上)

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    こういった歴史小説はあまり読まないので、読みきれるか不安だったが、読んでみると家康の新たな一面が次々と露わになってきて、あっという間に読み終えていた。
    力強い肉体や、天才的な頭脳があったわけではなく、幼少期から人質生活を強いられ、常に誰かの顔色を伺いながら生きるようなその姿に、親近感が湧いた。
    そんな彼が、300年続いた江戸時代を作り上げたのだと思うと、私にも何かできるのではないかと根拠のない自信が湧いてきて、仕事を頑張れた。

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    2020年11月07日
  • 功名が辻(四)

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    功名の形は人それぞれ。
    現代でも通じる生き方。
    必死にがむしゃらに武功だけを求めていくだけじゃ、限界も見えるし、先が閉ざされることもある。
    細く?長く生きた成功例。ただ、成功してもまたその先は沼。

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    2020年11月03日
  • 竜馬がゆく(二)

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    竜馬を通した幕末史

    自らの生き方を模索する竜馬と、彼を取り巻く土佐藩士、国家変革の遠因となった土佐藩の階級体制などが生き生きと描かれています。

    竜馬自身の物語だけでも大変面白いのですが、動乱の時代に生きた人々の様子を通して、様々なことを考えさせられます。

    学生時代にこの本を読んでいれば、もっと歴史が好きになれたかも。

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    2020年11月01日
  • 「明治」という国家[新装版]

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    司馬遼太郎の明治国家論なのであるが、明治国家そのものというよりも江戸時代からの継承について冒頭の多くを割いて述べており、実はその部分が面白かった。江戸の知識階級とそれ以外の二極分化、補佐政治、江戸時代に培われた多様性と薩長土肥のお国柄、慶喜と勝の精神構造、維新後の西郷の虚無など。その後の国造りの話はそこまで真新しくも面白い訳でもない。

    なお、講義調であるため、全般に脱線が多くやや論旨を見失いがちになるきらいあり。細かい点で、ドイツが第一次大戦に入った理由をドイツの憲法制度に置いているのは浅薄かなとも思う。

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    2020年10月25日
  • 竜馬がゆく(二)

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    二巻では、江戸留学から脱藩までが書かれている。
    全体的に、二巻では登場人物や場所の解説が多く書かれており、史実に基づいた内容が多かった気がする。著者の司馬遼太郎さんが現地を訪れた雰囲気も伝わってきて、実際の土地などの風景を思い浮かべやすかった。
    面白かった箇所は、当時の志士(吉田松陰、西郷隆盛、坂本龍馬など)は、聞いたものを自分の足で伝えて、取材することが多く旅行家と言われていたそうです。このことから、百聞は一見にしかずって感じです。

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    2020年10月22日
  • 竜馬がゆく(三)

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    竜馬がゆくが、面白くなってきた
    今までは半分義務感、勉強感で読んでいた
    感情描写がすごい
    ちょうど京都旅行の前2週間に読んでいたので、なお面白かった
    早く続きが読みたい

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    2020年10月20日
  • 義経(下)

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    現代人がイメージする主従関係、戦術、戦略は、戦国時代のもので、平安末期、鎌倉時代のそれは非常に淡白であるけとがよくわかった。
    結局、最後まで頼朝の考えを理解できなかった義経。
    天才でありながら、鈍感。登場、活躍、栄華、没落が一生のなかで如実に分かれ、最後は悲しみを抱えながら、消えていく。
    作中にもあるように人々を惹きつける魅力が義経には揃っている。
    まさに、諸行無常を体現する人物。


    欲を言えば、義経が平泉で滅亡するまでを詳細に描いてほしかった。それにしても、頼朝、戦に行かなすぎ。

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    2020年10月15日
  • 城塞(下)

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    面白かった。
    家康が細々と布石を打って
    これぐらいやらないと
    安心して死ねないよね。

    大昔、大河ドラマで欣求浄土、厭離穢土
    唱えていて
    子供心にすんごい綺麗事だなと
    思ってました。
    ここまでやってくれると清々しい。

    でも狂言回しの主人公あんまり、
    お夏だって、やっぱり。

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    2020年10月13日
  • 街道をゆく 1

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    久しぶりに読み直しました。書かれてから時間も経っているので今の学説じゃそうではないのだが、とお申し込み箇所もありますが、こういう思索をしながらの旅も良いものだと思います。

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    2020年10月08日
  • 峠(上中下) 合本版

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    神の視点で評価してはならない

    戊辰戦争における「敗者」の立場から描かれた小説。歴史の経緯結果を知っている後世の我々の立場から主人公河合継之助を評価すると、無駄な戦をして 領民を苦しめて ということは容易である。しかし、武士としての男としての 美学を貫き 一縷の逆転に望みをかけたという生き方にはやはり感銘を受ける。 結果を知っている 神の視点で評価してはならない と自戒する。
    この小説のできとして、名作ぞろいの司馬遼太郎としては 少し冗長なところがあったような気がする。

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    2020年09月07日
  • 国盗り物語(三)

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    信長・光秀編のはじまり

    道三のおわり

    史実はどうあれ司馬遼太郎の道三の成り上がりの格好良さに痺れる

    そして信長をそこまで英雄豪傑に書いていない、光秀に偏重しているところが面白い

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    2020年09月01日
  • 国盗り物語(一)

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    松浪庄九郎の成り上がり劇!油商人から美濃一国を
    治めていく手腕が痛快。結構色めいたシーンがあり、それも含めて楽しめました。

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    2020年08月31日
  • 新史 太閤記(上)

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    ここのところ、どんどん司馬遼太郎ワールドへのめり込んでいく気がする、現代の歴史ドラマや小説は、視聴率やベストセラー狙いで、感動や涙を誘う演出・脚本ストーリーを盛っているような気がしてならない、しかし、この太閤記もそうであるが時代背景を元に淡々と進行していくようであるが著者の想いが伝わってくる、飾りすぎず、商売が原点でなく、とことん人物や時代に拘った作風が最近心地よく感じてしまう。

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    2020年08月25日
  • 竜馬がゆく(七)

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    司馬遼太郎の長編時代小説の7巻目

    長州と幕府の戦いを終えた海援隊,戦には勝ったもののお金に困窮するところから始まる.龍馬の人望と展望でまさかの土佐藩と手を組み,時代の活路を見出そうとする.

    あくまで日本にとっての未来を考えて動く姿は周りに理解されないかもしれないが,本当にかっこいいと思った.芯のある人なのだなと今作でも感じた.一方で中岡慎太郎も行動家で「足で稼ぐ」ように各地各所へ赴き説きまわり,政治を動かす姿も感動した.

    7作にもなると明治維新で活躍する偉人が続々と登場するのも印象に残った.学校で習う歴史の明治の偉人も江戸末期に坂本龍馬と接触・影響を受けて世を動かしたところが面白い.

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    2020年08月23日
  • 国盗り物語(一)

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    司馬遼太郎が描く戦国の世と私が価値観を同じくしているとは、決して言えないが、面白い。ひとまとめに言うと、仏教の教理を言い散らして、スムーズな対話が交わされるなどというのが私には疑問で、僧侶ならともかく、庶民がそういう会話に進んで加わったという設定は不自然に感じた。また、当時の武士として当然であろうが、一夫多妻の実際の状況はあまり好感が持てるものではない。しかし、決闘や合戦や主従のやり取りは、私が堅物なためか、血が騒ぐように爽快な気持ちだった。読む中で、斎藤道三と自分を比べてしまうが、そもそもからして、筋骨隆々たる道三には体は及ぶべくもなく、強烈な自信もない。この頃思うのが風狂と言われた芭蕉に影

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    2020年08月21日
  • 世に棲む日日(一)

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    以前読んだときはただ高杉は直感的行動的な人で、短い人生を駆け抜けたという印象があったが、今回は、駆け抜けなければいけなかったというような何か悲しい側面もあるのではと思うようになった。松陰との対比、身分への葛藤や父への想いなど。
    龍馬と並んで、その人間性や考えに共感できる人物。

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    2020年08月20日
  • 項羽と劉邦(下)

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    項羽は、劉邦に負けたのではない。
    天に負けたのだった。

    紀元前2世紀といえば、ローマではスキピオとハンニバルが争っていたころである。
    ここの歴史も読み応えがあるし、もちろん項羽と劉邦も読み応えがある。
    なんと言ってもそれらの歴史が残されているというところにも特筆するべきだと思う。

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    2020年08月17日
  • ビジネスエリートの新論語

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    司馬遼太郎こと、福田定一のサラリーマンエッセイ。
    前半は箴言を交えた皮肉含みのユーモアにニヤリ。
    後半の市井にそっとさく老サラリーマンの物語りにはぐっとくるはず。ナンバーワンにもオンリーワンにもならなくていい。それも生であろう。

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    2020年08月17日