「明治」という国家[新装版]

「明治」という国家[新装版]

1,595円 (税込)

7pt

3.8

西郷隆盛や小栗忠順は何がすごかったのか? “武士”はどのようにして滅んだのか?──実は謎の多い幕末・明治の実情を巨匠が語り下ろした『NHKブックス「明治」という国家(上・下)』は、ベストセラー&ロングセラーとなり、日本人の「明治観」の基礎となった。従来の上下巻を読みやすくまとめた新装版、この一冊で幕末・明治の空気が実感できる!

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「明治」という国家[新装版] のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    封建国家から近代国家・国民国家に変わっていった日本を論じる本。
    ・小栗上野介、勝海舟、坂本龍馬、大久保利通、西郷隆盛といった近代日本を作り上げた人物に着目し、彼らが何に影響を受け、何を考え、行動したのかを論じており、彼らの足跡を辿ってみたいという思いを起こさせる。
    ・廃藩置県(=藩や身分制の廃止)が

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    「明治」という国家を、あくまで現在の日本とは切り離して、著者の歴史観をもとに論じている。著者は多くの人の死を好まない。そういった観点から勝海舟による無血開城が高く評価されている、等。

    ひょうひょうとした語り口と熱い語り口のテンポ感が好き。読ませる文章。

    0
    2019年06月29日

    Posted by ブクログ

    司馬史観の集大成として、明治国家を概観する。
    歴史が横でつながる。

    ◯三人の国家設計者
    ・改造:小栗豊後守忠順(上野介)
    ・解体:勝海舟
    ・文明という普遍性:福沢諭吉

    ・小栗上野介による横須賀ドックで、江戸幕府は土蔵付の売家に。

    ◯藩の多様性
    ・薩摩:物事の本質をおさえておおづかみに事を行う政

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の明治国家論なのであるが、明治国家そのものというよりも江戸時代からの継承について冒頭の多くを割いて述べており、実はその部分が面白かった。江戸の知識階級とそれ以外の二極分化、補佐政治、江戸時代に培われた多様性と薩長土肥のお国柄、慶喜と勝の精神構造、維新後の西郷の虚無など。その後の国造りの話は

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    NHKの吉田直哉氏が退職の制作のためにと、司馬遼太郎に持ち込んだ「モンゴロイド家の人々」という企画が発展して「太郎の国の物語」というタイトルになって、NHKでの「幻の放映」と言われる司馬遼太郎が出演した貴重な作品となった。
    それが出版され、タイトルも「明治という国家(上下)」になった。

    司馬遼太郎

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の書く明治の小説はいくつか読んだことがあったが、明治という時代全体に対して論じているのを読むのは初めてだった。たびたび話が脇道にそれるものの、それらが全て興味深くこぼれ話満載な一冊だった。

    0
    2020年06月16日

    Posted by ブクログ

    「明治」というのは、特に司馬遼太郎のように敗戦、戦後の高度成長を知る人にとっては、顧みるべき時代なのだろう。
    ただ、それは、今も何も変わらず、日本人としてのアイデンティティを考える際には、この時代を振り返り、何が起こり、誰がいて、その精神はどのようなものだったのか考える必要がある。
    「明治人」から思

    0
    2021年05月24日

    購入済み

    過大評価

    明治の暗い麺やはすべて目をつぶり、1部のエリートのみを取り上げて、駄作、

    0
    2021年03月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一章 ブロードウエイの行進
    遣米使節(1860年2月~11月)は、正使・新見豊前守正興、副使・村垣淡路守範正、目付・小栗豊後守忠順をはじめ、総勢77人。
    当時のアメリカ人は、日本人の挙手動作、品の良さ、毅然とした態度の未知の民族に、大変上質なものを感じたという。「明治は多くの欠点をもちつつ、偉大と

    0
    2021年06月13日

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