篠田節子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
篠田節子さんの作品は、アクアリウムを読んで以来、のめりこむこともなく、ずっと仲の良い男友達、みたいな読み方が出来ている。
たまに勘に触ることがあっても、まっいっか・・とさばけるような・・何故なら、とっても大好きな部分があるから。
着かず離れずのお付き合い、そんな感じです。
それが今回、とてもよくわかっちゃいました。
私は本を読む時に、いつも小さなノートを横に置き、読めなかった漢字や、変わった言い回し、意味のわからなかった語句や素敵な言い回しなんかも書いたりしているのだけど、今回は上下巻読んで一個もナシ!
自分でも不思議なくらい・・・
と言う事は、私と丁度良いくらいに、色んな具合 -
Posted by ブクログ
篠田節子さんの作品は、アクアリウムを読んで以来、のめりこむこともなく、ずっと仲の良い男友達、みたいな読み方が出来ている。
たまに勘に触ることがあっても、まっいっか・・とさばけるような・・何故なら、とっても大好きな部分があるから。
着かず離れずのお付き合い、そんな感じです。
それが今回、とてもよくわかっちゃいました。
私は本を読む時に、いつも小さなノートを横に置き、読めなかった漢字や、変わった言い回し、意味のわからなかった語句や素敵な言い回しなんかも書いたりしているのだけど、今回は上下巻読んで一個もナシ!
自分でも不思議なくらい・・・
と言う事は、私と丁度良いくらいに、色んな具合 -
Posted by ブクログ
ジャーナリズムの世界に飛び込んだ主人公の寿美佳は、素人が発信する大量の低俗な情報と競いながらもなんとかフリーのジャーナリストとして生き残って来た。
ある日、発生生物学分野のクセナキス博士の妻と名乗る女性から、主人を救い出して欲しいとの依頼があった。
当時の保守政権下のアメリカ大統領から、博士が訴追される事態に追い込まれ、その直前に博士はオーストラリアに逃れた。
しかしオーストラリア政府はアメリカに忖度したのか、政治犯として博士を逮捕し、摂氏60度に達する砂漠の真っ只中に存在している悪名高い精錬所を併設している鉱山で、博士は強制労働に充てられているとの噂があった。
その地から夫を救ってくれと云う -