篠田節子のレビュー一覧
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キレのいい話しです。
母親は 看護婦さんだった人
身体も丈夫 気も強い 仕事もできたんでしょうね。
痴呆になると大変です。
二人部屋の 相手の人を叩き出したり
一方 篠田さんは乳がん
かの有名な 聖路加病院に入院
食事は 派手ではないが美味しい!と書いてある。
乳がんて 全摘すると ...続きを読むPosted by ブクログ -
もう初版が出た時に読んでますから、20年以上は経ってますよね。
紙媒体(ハードも文庫も)だって持ってるのに、いつでも読める様にしておきたいが為に電子にて購入しました。
内容については、他の方のレビューで沢山書いてあるので、そちらをご覧くださいw。
とにかく、自分の中では篠田節子さん...続きを読む -
生活に困って、新興宗教を立ち上げた主人公のお話。始祖として、試行錯誤しながら成り上がっていく姿が上巻。さくさく読めます。入信してくるのは訳ありな方々ばかりで、こんな世界もあるのかと、ホラーとは違った怖さを覚えます。Posted by ブクログ
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「家族だからできる」と言われていることは、家族だからこそできない。きっと、家族だから、より残酷で、逃げ場がなく、追い詰められていく。最後の一言を何度も呑み込みながら、耐えながら。
3編の主人公は、このままでは逃げ出すしか救われない。そんな気がする。介護退職なんてもっての外、どうやって生活するの?看...続きを読むPosted by ブクログ -
長女体質…主人公3人の思考、行動、いちいち同意出来た。ヤダヤダと思うけど、生まれてからの環境で、こういった性分は出来上がるのではないか?
今まさに直美と彗子と同じ状況。
きっと死ぬまで私は変われないだろうな。Posted by ブクログ -
p.58
多くのものを受容し、肥え太ってきた組織は、不純なものを排除し、先鋭化しようとする内側からの欲求に、常に対峙しなければならない。
p.91
「去っていかないでください、うちを」
p.222
「自分の人生が自分のもので、いかようにも切り開けるなどというのは、何一つ持たずに生まれてきた者の戯言だ...続きを読むPosted by ブクログ -
p.27
世界の終末のような光景に、救いめいたものを見いだしていた。
これからどうなっていくのか!?
続きが気になってしょうがないです。Posted by ブクログ -
本書を読んで『神の座-ゴサインタン』の淑子の不可解さが、ようやく理解出来た。
この作品に登場するロサも「生き神/処女神」だった経験があり、ロサが語る生き神の生に衝撃を受けた。
彼女らは「生き神/処女神」として選ばれると、幼い頃から、現実の世界と隔絶され、祭文を覚える等以外は、人としての教育は何一つ受...続きを読むPosted by ブクログ