長女たち(新潮文庫)

長女たち(新潮文庫)

作者名 :
通常価格 737円 (670円+税)
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作品内容

あなたは、そこまでして私の人生を邪魔したかったの――。認知症の母を介護するために恋人と別れ、仕事のキャリアも諦めた直美。孤独死した父への悔恨に苛まれる頼子。糖尿病の母に腎臓を提供すべきか苦悩する慧子。老親の呪縛から逃れるすべもなく、周囲からも当てにされ、一人重い現実と格闘する我慢強い長女たち。その言葉にならない胸中と微かな希望を描き、圧倒的な共感を呼んだ傑作。(解説・徳川家広)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2021年06月04日
紙の本の発売
2017年09月
サイズ(目安)
1MB

長女たち(新潮文庫) のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2018年11月13日

    身につまされる話
    家守娘の母娘の会話はリアル
    いつの時代も、いや 今の時代だからこそ核家族になり突きつけられる現実。
    他人ではないから甘えがあり、思い出があり、切なさとの葛藤を抱えながら行き着く思い。親子でなければ行き着かない結果だと思う。

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    Posted by ブクログ 2020年10月26日

    恐ろしい本だと思った。3編の短編小説はいずれも長女が主人公だが、現代の深い問題をえぐりだすような内容となっている。解説者の言葉を借りれば、「老人が尊厳をもって天寿をまっとうすることと、数が少なくなった若者が幸福で充実した人生を送ることと、両立が困難だということ」がテーマになっているように思われる。第...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月23日

    介護などの重いテーマの3つの物語。
    全部長女が主役の話だが少しサスペンスやホラーに近いものがあった。
    私も長女なので長女の不器用さ、責任感や、ある種の図太さなど共感できる所が多かった。
    実の親だからこそどんな状況になっても捨てられないという現実を突き付けられたような気がして読んでいて苦しかった。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月28日

    絶望の淵ギリギリを歩く女性たちを描く作品。
    彼女らの苦悩をこれでもかと描き、最後には光とも呼べない薄明かりのようなラストを見せる篠田節子先生の筆致は大変素晴らしい。

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    Posted by ブクログ 2021年01月29日

    著者は大人の内面の葛藤を、ひねりの効いた設定の中で生々しく描くのが本当に巧みだと思う。
    本書はなかなかどの話も客観的に見ると救いがないけど、でもそんなの関係なくて本人たちはただ自分の引き受けることになった人生に向き合って進んでいっている、そんな長女たちのたくましい話だった。

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    Posted by ブクログ 2021年01月27日

    3つの中編が収められています。

    「家守娘」では長女の言い分、次女の言い分 それぞれの気持ちに共感する部分があり、ノンフィクションの様な作品でした。

    平均寿命が延び、長男・長女と言うだけで感じる重圧 親子とは言え、そこには情だけでは乗り切れない感情も生まれます。

    家族みんなが少しでも幸福に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月14日

    ついあてにされ、行動でも心意気でも妙に力んで引き受けてしまう、これが長女に生れたついた者のサガ、わたしも長女だからよくわかる。わかるけれども、お人好しな要領が悪いところもあるようだ。
    という『長女たち』の「家守娘」「ミッション」「ファーストレディ」中編3つの内容。

    3編とも母親を介護することにな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月22日

    「長女たち」というタイトルに魅かれて読んだ。
    自分も長女だし娘も長女。
    一作目の「家守娘」と三作目の「ファーストレディ」は母と娘の物語。痴呆の母と糖尿病末期の母を世話する娘の葛藤のドラマ。自分と娘に重ね合わせて読んでしまう。
    ただ作品は娘の視線から描かれていて母側の葛藤が伝えられきれていないのが残念...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月01日

    久々の篠田先生。
    うわー自分の数年後を見てるような。
    もし同じ状況になったらどうしようかと、現実をまざまざと感じさせられました。

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    Posted by ブクログ 2019年07月07日

    自分も長女なので見につまされながら読みました。
    長女に限らないかもしれないけれど家族の中でそんな役回りの人っていると思う。
    かなり重たい題材ですが、少しミステリーっぽい仕上げになっているので読み物として面白かった。

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