伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 仙台ぐらし

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    『仙台で暮らすということのすべて』

    仙台といえば・・・と聞かれたら、牛タンと萩の月と、七夕祭りくらいしか答えられなかった私。

    この本を読んだあと、タクシーの数が日本一多い場所と伊坂幸太郎が住んでる街が追加された。

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    2023年10月20日
  • 終末のフール

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    8年後に小惑星が地球に衝突し、地球が滅亡すると予告されて5年が過ぎたころを舞台にした連作短編集。この5年が過ぎたという設定がさすが伊坂先生。各登場人物は一様に喪失感を味わいながらも、それなりに平常心を取り戻しています。3年間という限られた時間の中でどう生きるかを問うた作品。

    自分ならどうするでしょう? 長らく会っていない友人にかたっぱしから会いに行ったり、溜まっている本とブルーレイを消化したり。でも、3年あったら、仕事は辞めないかな。

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    2025年12月01日
  • 仙台ぐらし

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    タクシーの話と、映画化の話が面白かった。
    あと、久々に震災のことを思い出した。他の人の目線で震災を知ることが出来た。

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    2023年09月27日
  • 夜の国のクーパー

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    初めての伊坂幸太郎
    温かみのない淡々とした文章だし、なんか世界観が独自だしオリジナルな単語も多く、読みにくいかもと思いましたが、状況が細かく描写されているので脳内で想像しやすいかった
    後半でこれまでの話がうまくまとまっていくタイプの構成なので好みだった!

    あまりの独特の世界観で、自分とは全然考えることが違うタイプの作家なんだと思ってたんですが、解説を読んでみてそんなことなかったと思いました。戦争が怖いっていう誰もが持っている憂いをぶつけた作品なんだとわかった後だと、また見る目も変わりそうだし、諸々の真実を知った上で2回目を読んでみたらガラッとかわりそう

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    2023年09月02日
  • PK 新装版

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    、、、???ちょっと面白いとおもったけどだいぶ理解が足りてなくて???という気持ち。何回か読んだら理解できる???

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    2023年09月01日
  • SOSの猿

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    ファンタジー要素あって不思議な話だけど、さくさく読める
    西遊記の知識があまりなくてついていけないところがあったのと、自分の読解力のなさで分かりそうで分からないような部分もあった
    時系列順に読んでみたい

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    2023年08月15日
  • 仙台ぐらし

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    ネタバレ

    仙台に拠点をおく伊坂幸太郎氏のエッセイ。
    震災をはさみ、足掛け8年の仙台にまつわる氏のエッセイ集。飄々としつつ、若干小心?考えすぎ?な性格がユーモラスに描かれています。

    ・・・
    「〇〇が多すぎる」の定型タイトルが9つもあり、途中で強引?な印象も見え隠れ。自ら設定したマイルールに縛られ相当苦労された様子。

    なかでも印象的なのは「見知らぬ人が多すぎる」で、声をかけてくる見覚えのない人と氏とのやり取りを描きます。ある時はファンであったり(当然伊坂氏は知らない)、またある時は単なる隣人が声をかけてきただけだったりします(これまた「有名人になったかも?」という自意識過剰感を恥ずかしく思う)。仙台とい

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    2023年08月15日
  • PK 新装版

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    伊坂さんの本初めて読んだ。
    正直めちゃくちゃ難しいけど、最後意味が分かってうわあ〜ってなった。読み終わってからもグルグル本のことについて考えてた。ワールドには凄い入れたなあと思うけど、私には少し難しくてあ、この本面白いんだろうな〜という感じだった

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    2023年08月13日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    因果関係の話
    孫悟空が登場して、最初何がなんだかわからない。
    五十嵐の話になってなるほどってなる。
    伏線がちゃんと伏線だったり、ぜんぜん違ったり、不思議な話。
    面白かったけど、孫悟空の話をあんまり知らない事もあって星が3。

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    2023年08月11日
  • PK 新装版

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    「臆病は伝染する、そして勇気も伝染する」
    というフレーズが終始散りばめられている。
    大きな選択に迫られた時、私は勇気を持って行動することが出来るだろうか、と考えさせられた。

    最後の物語のつながりは鳥肌が立った。

    構成は難しい。日を跨いで読むと登場人物と時系列が曖昧になってくる。また暇が出来たらもう一度読みたいと思う。

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    2023年07月19日
  • PK 新装版

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    非常に複雑で難解。解説を読んでモヤモヤが少しは晴れたがもう一度読まないと全てを理解するのは難しい。ただ、あとから「密使」を加えて先の二篇をまとめあげる構成はさすがとしか言いようがない。

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    2023年07月17日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    ネタバレ

    2000年にデビューして10周年を迎えた著者が、それまでに綴ったエッセイをまとめたエッセイ集。365日✕10年でうるう年が2回あるから3652日ということでこのエッセイ集のタイトルが決まったらしい。
    島田荘司愛が伝わる「豊かで広大な島田山脈の入り口」では島田作品のお勧め10作を挙げているが、「占星術殺人事件」「斜め屋敷の犯罪」という国内ミステリー史に輝く2作品を敢えて入れなかったのは、初めての人間には難易度が高すぎるのではないか、と思ったからというこだわりよう。

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    2023年07月11日
  • PK 新装版

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    伊坂幸太郎らしい本だと思った。
    ためになるような、だが読後は忘れている。
    なんか良かったような普通だったような、という読書だった。

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    2023年06月24日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    伊坂さんの淡々とした言い回しとユーモアで日常で感じたことが綴られている。
    伊坂さんに影響を受けた身として伊坂さん自身が影響を受けた作品を知れたのが嬉しかった。

    エッセイが苦手と言いつつも苦手なんだよなぁどうやって原稿を埋めようかなぁなどと悩んだ描写の後にうまいオチがつくのが流石だった。

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    2023年06月20日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    最後までなんとなく退屈で眠くなりながら読んだ。それぞれの話が少しずつ近づいてくっつくのはよかった。
    ・偶然と思われる事柄も、離れて大きな視点から眺めると、何か大きな意味がある。

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    2023年06月18日
  • SOSの猿

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    猿の話と私の話 交互に綴られていく。伊坂トリック、完全に悪で完全に善 なんてのはない、悪魔みたいな分かりやすい物のせいにすると心は楽になる。2023.1.3

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    2023年06月08日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    面白いは面白いけど、もしかしてお互いの良さがちょっとずつ消えている感じでは…?阿部和重の単著を読んだことないのではっきりしたことは言えないけど、伊坂幸太郎の良いところは薄まってしまってるような。テイストはふんだんに感じるけど。
    あとあまりにもご都合展開大団円という印象が拭えず、(私が読んだ他の伊坂作品もそういうものはあったのかもしれないけど、あまり気になったことはなかった)そのあたりの大衆小説とそんなに変わらないような。たしかに、「ヒーロー物」をモチーフにしているからこそご都合主義であってもみんな幸せになりましたという結末なのは分かるけど。もう一捻り欲しかった。(欲張り)

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    2023年06月04日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    このエッセイ集を通して伊坂さんの日常を少ししれた気がします。伊坂さんが書く本と日常生活のギャップが大きすぎてビックリです(笑)
    伊坂の物事に対する考え方、捉え方に触れられた気がして嬉しかったです!

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    2023年06月01日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    双子が誕生日に入れ替わる。そんなファンタジーかつコミカルな雰囲気を想起させる設定だけに惹かれて、他の情報は全くないまま軽い気持ちで手に取ったこの本。

    読み始めてすぐに後悔に襲われた。
    家庭環境の悪さに心の醜い人たち、そこに抵抗することのできない無力で可哀想な人たち。
    あまりにもストーリーが重くて読めば読むほど苦しく辛くなっていった。

    話の展開が読めないままラストスパートで怒涛の展開が来る感じはさすが伊坂幸太郎さんの本!という感じで面白かったけど、苦味が残るような終わり方は自分好みではなかったかな。
    今はひたすら爽快感やハッピーを求めて別の作品に逃げたいと思うほどに、この本の影響力は大きい。

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    2025年01月13日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    不思議な世界観だったけど、こうだと思い込んできたことは実は違っていたとか
    何かを変えるには少しだけ自分の行動や考えを変えてみる、勇気を与えてくれそうな本だった
    ガリバーとか進撃の巨人を回想した

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    2023年05月10日