伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • PK 新装版

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    ネタバレ

    「3部作」であって短編集ではないこととサッカーメインの話ではないことは事前情報として持っててもいいかと思います。一気読み推奨。

    全体像としては複雑な設定に感じた……というか要所が(伊坂作品の中では比較的)一読じゃ気付きにくい気がする。

    本来の違う場面同士が徐々に繋がっていく伊坂さんの手癖的?だったものを変えたのか、一場面ごとに一部二部三部と順序付けして〜って方式にしたのは多分何か作者のチャレンジも兼ねてたのかな。前後の整合性を取ろうとしたばかりに分かりづらい叙述が発生したのかなと想像します。想像です。

    時間スリみたいなしょうもない能力の設定は好きでさすがだなと思いました。

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    2026年02月28日
  • 首折り男のための協奏曲

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    なんか、大きな事件が起こってるのに大きく見えないのも伊坂幸太郎って感じだし、小さな日常の変化の積み重ねが人生の転機につながるのも伊坂幸太郎って感じだった。

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    2026年02月27日
  • ジャイロスコープ

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    バラバラの作品とはいえ、整合性があるような雰囲気。

    「ギア」はなかなかの意欲作ではなかろうか。

    「彗星さんたち」が白眉。
    本書の中で一作選ぶとするならコレ。

    やはり「レアトラック集」的な印象は拭えない。
    伊坂先生の作品のなかでは初心者向けではないかも。

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    2026年02月27日
  • 残り全部バケーション

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    The伊坂幸太郎節な一冊。
    おもしろ登場人物たちがオムニバス調で描かれて最後に向かって気持ちよく収束していくのが、毎度さすがだなーと感心する。

    ただ最初の導入が面白すぎて、その後離婚夫婦がどうなったのか、娘ちゃんと岡田のやり取りに何の意味があったのか読んでる途中ずっと気になってしまって、結局プロローグの家族は岡田を紹介するための布石でしかなかったのがちょっとがっかりだった。岡田と溝口と毒島さんの関係性を描くためならもう少しあっさりしていてよかったな。

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    2026年02月26日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    ●「あのバス」がなんなのか最後にわかると思ってたから読者に委ねる系だったのは個人的に残念だったし全体的に好みではなかったけど、こういうのもありだよねとは思う。
    ●こんなに唐突に終わってるのに、どうなったの?どういうこと?って感じではなくてその後のストーリーを誰しもが想像できるラストの書き方は秀逸だと思った。

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    2026年02月26日
  • 火星に住むつもりかい?

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    平和警察のディストピアっぷりの描写が大半を占めて、終盤の急展開まで読み進めるのに人を選ぶかもしれません。

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    2026年02月25日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    シリーズ三作目。いつもの陽気なギャング四人組が事件に巻き込まれる。数々の伏線は凄まじいほどの面白さで回収されて行く。

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    2026年02月14日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    何日かに分けて読んだのでテンポに乗り切れなかったのがくやしみ。登場人物も多いし誰が誰か忘れないうちに一気読みが良さそう。衆人環視のディストピア(反理想郷)となった架空の日本(仙台)の話。平和警察やばい。拷問の描写エグくて怖かった。真壁捜査官好きだったから突然の爆死悲しかったけど、まさかの生きてて嬉しかった!ラストの床屋のシーンめっちゃ良い。あと、解説がぼくりり君だったのも嬉。彼の考察さすが。伊坂さん「火星に生物が?」を「火星に住むつもりかい?」に勘違いして生まれたタイトルなのも可愛くて推せた。

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    2026年02月12日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    関わることが無さそうな全く異なる職業の3人。あることがきっかけで思いもよらぬ共通点が見つかることに。夢での出来事が現実を左右する不思議なお話。今回も伊坂さんの世界観を楽しむことができました。

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    2026年02月10日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    伊坂幸太郎さん面白い!
    伊坂幸太郎が作家のなかで一番好き!
    という周囲の声を聞きすぎて期待値アゲアゲだったせいで、いや⋯割と普通やん⋯??ってなってしまいました。
    ちょっと良識人すぎて物足りなかったというか!
    まあ、オススメされたのは小説なのに、エッセイで評価するなって話ですけどね。ごめんなさい。

    普通やん?とは書きましたが、特に面白くもないエピソードを、そこそこオチがついた形で書いてはいるのです。私なら「…で?」と聞き返されて終わりですから、そこはもう、伊坂さんの力です。
    世代や男女や経験の違いで、イマイチ「わかるわかる!」ってならなかったせいであんまり刺さらなかったんだと思います。

    で、文中にすごくいろんな本や映画の話が出てくるのですが、それらはみんな面白そうでした!好きなものについて書くと、やっぱり作家さんでも筆が走るんですね。
    そういう伊坂さんの好きなものを拾いながら読むと面白いかもしれません。

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    2026年02月14日
  • シーソーモンスター

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    相性合わない人ってどうしてもいるけれど、山族と海族のような関係がもしもあったら仕方ないなって逆に安心できるかもな、、、 

    でも相手のことをすごく疑ったり自分の都合のいいように記憶をすり替えたりできてしまったら怖すぎる…

    時代によって対立の仕方は変わってくるけれど、どの時代の対立の仕方も恐ろしいと感じた…

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    2026年02月09日
  • 残り全部バケーション

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    明らかに悪者なのにどこか憎めない不器用でまっすぐで、ずるくもあり自分の興味や気持ちに素直な主人公たち。キャラクター設定が人間の弱さや複雑さを際立たせていて秀逸。時間もエピソードのつながりも飛びつつバラバラな時系列てつながる小編たちが最後のエピソードで収斂する組み立てが良き哉。

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    2026年02月08日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂さんのエッセイ初めて読みました!
    伊坂さんの書くキャラクターは面白い人が多いですが、エッセイを読んで伊坂さん自身が面白いキャラクターだなと感じました。
    日常の出来事をこんなに面白く書くことができるのはやっぱりすごいと思いました。

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    2026年02月07日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    短編集は久しぶりに読んだが、たまに読むといいなと改めて思わされた。
    父がボブディランやストーンズ、ビートルズが好きで私も幼い頃から聴いていたのでフィッシュストーリーで出てきてなんだか嬉しくなった。
    作中に出てくる黒澤という人物は別の小説でも出てくるようなので、そっちも読んでみようと思う

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    2026年02月07日
  • PK 新装版

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    3つの話がパラレルワールド的に繋がっている。
    「密使」の人間の未来を担う密使はゴキブリが最適だという説明が面白かった。あと、握手した人から6秒もらえる能力という微妙な能力も面白かった。

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    2026年02月02日
  • 残り全部バケーション

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    短編集まとめと認識して読まないと、普段の小説より各章の連結や時間軸の飛び方が大きく混乱する
    やはり伊坂幸太郎は良い人も悪い人も魅力的に書くことに長けていて、とにかくキャラクターに惹かれる


    ⭐︎1 読んだ時間が無駄だった
    ⭐︎2 面白くない
    ⭐︎3 普通
    ⭐︎4 人に薦める
    ⭐︎5 自分で何回も読み直したい

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    2026年01月22日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    挿し絵がなにを意味するのか段々わかってきて面白くなっていく。
    エンタメ小説として読むのに適している。

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    2026年01月18日
  • シーソーモンスター

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    最初はなかなかストーリーにハマれず、読むのに時間がかかったけど、中盤からはみるみるいつもの伊坂幸太郎ワールドに引き込まれて、睡眠時間を削って読んでしまった。

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    2026年01月17日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    まるで映画を観ているようなスピード感満載な話です。伊坂幸太郎作品とも違う阿部和重さんとの合作ならではの物語でした。

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    2026年01月17日
  • あるキング

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    伊坂の中では、あまり見たことの無い話だなぁ、と思いながら読み、何を想定しているんだろうと解説を読むのが楽しみになりながら読んでた。

    最後の描写とかから、全員が楽しみにすること(今回なら野球だけど、出産とか)っていうのは、ファウルな中であってもフェアなことで、みんなに幸せを与えられることなんだみたいなことなのかなと

    伊坂っぽい皮肉も多くて最高だったね

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    2026年01月17日