伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    連作で、それぞれ作者が違う。
    こういうのは、それぞれがお題に沿って書くのだと思っていたら、他の話の人物が別の話に登場したりするのが面白かった。

    単行本のタイトルは『蝦蟇倉市事件』と漢字だったが、文庫本ではひらがなに改題された。
    漢字の方が不思議町っぽい雰囲気がして合ってると思うけど、読めない人が多くて改めたのかな。
    私も読めなかった。

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    2024年12月04日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    繭美の辞書に人助け、救い、助っ人の文字はなかったけど、何とかその言葉を探そうとして必死になってる姿はかっこよかった。
    有須睦子の話は感動した。なんだかんだで星野くんは5人の恋人の利益となっていて、過小評価している星野くんに皆にとって大事な存在だということを繭美は気づかせてあげたかったんだと解釈した。

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    2024年11月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編4部作
    脱走したオオカミの議論を重ねる物語、生贄文化を暴く黒澤の物語も面白かった。
    けど、特にラスト2作の伏線がすごい。

    フィッシュストーリーは時系列バラバラな描写。
    「届けよ、誰かに」「頼むから」
    彼らの想いが詰まった"無音"の部分。そのおかげで救われた命が連鎖していく、届いてる。

    『ポテチ』そのタイトルがかなり泣ける。
    「間違えてもらって、かえってよかったかも」
    この一言が知らぬ間に彼を救っていたんだね。

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    2024年11月24日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    男が女性に別れを告げにいくパターンが5回も続くのに全く飽きない。むしろ回をこなすほど面白い。

    ラストが曖昧にぼかされていて、自分の中であの"バス"が何なのかを想像するのが面白い。
    主人公は星野さんのようで、実は繭美だったのかも。

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    2024年11月23日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    なんとも憎めないけど、
    5股とかしちゃう星野くんの謎のお別れと
    繭美さんとの不思議な話。
    繭美さん、頭の中じゃランニングでムキムキなんだけど、、
    話が進むたびに姿形かわるわ

    謎が多すぎてまったくすっきりしないけど
    伊坂幸太郎のこの余白が好きで、
    読み終わったあとしばし、ふーーってなる
    でもはっきりしないところは気になるなあ

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    2024年11月19日
  • ガソリン生活

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    吾輩は猫であるの車verなのかな?
    何となく消化不良というか読者の想像に任せるといった感じで終わってしまったような気がする。

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    2024年11月17日
  • 首折り男のための協奏曲

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    2人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!って裏表紙に書いてあったけど、思ってたより繋がらなかった。でも話一つ一つは面白かった。

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    2024年11月14日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一部キャラがかぶるが、珍しく繋がりの薄い短編集。

    ◎動物園のエンジン
    動物園の元職員の謎について。

    ◎サクリファイス
    ある村の古くからのしきたりの謎について。少し怖さのあるミステリーチックな話。
    そういう絆もあるかーと。

    ◎フィッシュストーリー
    二十数年前、現在、三十数年前を起点にある文頭を元にした話。
    まぁ面白いけど、繋がりがわかりづらい。

    ◎ポテチ
    出来損ないの泥棒とその周りの人の話。
    個人的には1番好きだった。やはり全て幸せでなくてもハッピーエンドが好き。
    それぞれのキャラの人柄もよい。

    総じて、普通かな。ランキング上位だったので期待しすぎた。
    よくある連作短編集かと思いきやあ

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    2024年11月10日
  • 仙台ぐらし

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    口を付け、飲んでみる。コーラの味が少し、マイルドになり、美味しい。
    うん、美味しい、と内心で呟きながらも、やはりどこか、昔飲んだものとは異なっているようにも感じる。記憶というものは、常に変化し、誇張や嘘が混じるものなのだ。
    今回、このエッセイの序盤に、「仙台という街の大きな流れのようなものが観測できるかもしれない」と大きいことを書いたにもかかわらず、最終的には、小さな喫茶店の、ミルクコーラなどという、強末な話題になってしまい、少々、ばつが悪い気分ではある。
    ただ、様々な物が新しくなり、消えゆく中で、ミルクコーラが残ってたよ、というのもそんなに悪い話ではない。

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    2024年11月10日
  • 魔王 新装版

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    ネタバレ

    面白かった。まさか超能力バトルだとは。2005年の話なのに、憲法改正は割とタイムリーな話でもあり、「おっ」と思った。
    なんていうか、映像的だし読みやすい反面、登場人物がなんかアニメキャラみたいだなーと思った。超能力バトルだからかもしれない。弟の彼女、ふわふわした子だなと思ってたのに実際には結構考えているタイプだったりとか。職場で「っち」付けで呼ばんだろう、しかも「っち」はフルの名前にはつけなくないか。さとっちとか、短縮形+っちをつけるイメージ。まあそんな議論はどうでもいいんだけど。
    あとまさかの途中で終わると思わなかった。読むのを何度も中断しても話がわかりやすいから読みやすかったな。続編も読み

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    2024年10月23日
  • 夜の国のクーパー

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    勇敢で本能的なトムの描写がとにかく愛おしい

    序盤はなんとも恐ろしい、おぞましい展開。
    戦争で攻め込まれて、国王が殺されて、謎の化け物退治に行くために、勇ましくも報われない家族。

    そして何よりそんな人間の畏怖感情とは裏腹にとにかくのんきな猫たち。我を忘れて鼠を追いかける、大事な局面でも忘れぬ毛繕い、ここまで鮮明に猫の修正を描写に入れられる伊坂さんに脱帽。

    それでも要所要所に出てくるトムの活躍と、どんでん返しの物語がとても面白かった。

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    2024年10月20日
  • SOSの猿

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    んーーーわからん笑
    伊坂幸太郎ワールドなのかなぁ。作品によって使わなければいけない頭の場所が違うんだよなぁ。きっと。
    積読から調子に乗って読んじゃおう!ってなったは良いものの、続きを読もうとして毎回のように「で、何だったっけ?えっとー」ってなってしまいました。すいません。流し読みしてしまったので、また気が向いた時にリベンジします。

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    2024年10月15日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    ”僕の舟“好き。
    黒澤も好き。
    勝手に最後に怒涛の伏線回収があるかと期待してしまった分ちょっと物足りない終わり方だったけど、ひとつひとつは面白かった。

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    2024年10月12日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ようやく読んだ積読本。

    村上春樹作品の十八番と言えば美味しそうな食べ物と性描写、伊坂作品の十八番と言えば最近は生々しい拷問と大きな権力への対抗。

    作者はこの作品で何を問いかけたいんだろうと疑問に思う。

    最初に読んだ「死神の精度」の衝撃が凄すぎて他の作品も色々読んできたが、最近はとてもメッセージ性が強くそれをとてもポップに描いているので逆にモヤモヤする事が結構ある。

    世の中への不満を天邪鬼的に飄々と描かれると逆に重たくなる。

    最初は少し気分が重くなり、中盤は流石伊坂作品と高揚し最後は何だかなあって感じで読み終わった。

    良くも悪くも一気読みしてしまう伊坂作品。

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    2024年10月08日
  • あるキング

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    いつもの伊坂幸太郎作品とは違うと前置きがあったのでそれなりに心づもりして読んだが、多分にもれず「なんだこりゃあ???」と面食らった。伊坂さんが書きたいように書くとこんなテイストになるのかぁ。謎めいた抽象的な表現が多く理解が追いつかず、今は正直おもしろいとは思えなかったが、何年かして読んだら変わりそうです。
    「マクベス」は読んだことないけれど、色んな作家さんに引用されていて、興味深い。 (なかなか食指は動かないんだが)“Fair is foul, and foul is fair.”この作品のキーでもあるが、奥の深い一文。

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    2024年09月27日
  • 夜の国のクーパー

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    読み始めてすぐに思ったことは、この物語は伊坂さんの処女作オーデュボンの祈りを想い起こさせるファンタジー小説なんだろうと言うことだ。

    はじめのほうは物語の展開が全く読めない。かと言って読みにくいかと言うとそうでもなく、どんな展開を見せてくれるのか期待に胸を膨らませて読み進めていった。

    ぼくの視点と、猫のトム君の視点からこの物語が語られる。猫や鼠が喋ったり、鉄国と呼ばれる国が出てきたりで、中盤まではこのストーリーは破綻せずにしっかりと収束することができるのだろうかと心配になるほどだった。

    トム君たち猫と人間たちが暮らす街が、鉄国との戦争に負けたことで鉄国の兵士たちに占領されてしまったというの

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    2024年09月22日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    「救急車って、どこに行くの」
    「どこかでね、誰かが、痛い痛い、って泣いてるんだよ。だから、助けに行くんだよ」

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    2024年09月19日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    猫視点がかわいい!と思って読んだ。
    とある国をめぐる、戦争と統治の話。
    設定は面白かったのに、どうにも入り込めなかった。
    オチが気になって読んだけど、まさかの叙述トリック、しかもサイズ感!!!!

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    2024年09月01日
  • 夜の国のクーパー

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    初読。自分の持ってるのは旧版。けっこうおもしろかった。いろいろ明らかになるところがよかった。終盤でガリバーかよってなって、ちょっとうーんとなってしまった。でも改めてガリバーを検索したら最初からほのめかされてたのがわかったので、うーんが薄まった。自分の知識不足。
    解説でいろいろな作品に触れられてたけど、何でガリバーには触れないのかな?ってちょっと思った。

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    2024年08月25日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    『浜田青年ホントスカ』からはじまる不思議な短編集。まずは謎の相談屋の話。
    『ギア』ではセミンゴがキモすぎて、実在するのかググりながら読み、
    『二月下旬から三月上旬』は不安な気持ちになりながらも先が気になって仕方なく一気読み!
    (でも何が起こっていたのか解説というか、謎が全部繋がるのを期待してしまったけれど、説明はなかったです。。)
    『一人では無理がある』がちょっと粋なサンタシステムのお話で楽しく読めました!
    『彗星さんたち』も市川くんの仮説が面白すぎて最高!
    『後ろの声がうるさい』は全体のかるい受け皿、繋がりの回収って感じでした。

    ちょっと伏線回収を期待しすぎたかもしれない!
    構えずにもっと

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    2024年08月20日