伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不思議な小説だった。
夢と現実を行き来するような設定は、具体例は浮かばなくともどこかで出会っている設定のはず。この小説は夢の中だけでなく現実世界でさえも現実離れしたようなイベントが起こり、主人公はなんとかして落ち着けて行くが、どこかずっとふわふわしたような雰囲気を感じた。あまり現実味がないというか。夢の中での勝敗がこちらの世界での何かに繋がっている。主人公がイマイチ半信半疑で進んでいくのは割と面白かった。最終的には目の前の事件の解決に向けて、逆説的に夢の中での敵を倒せば!となって寝ようとするのは面白かったし、そうくるか、と新鮮だった。
ところどころ入っている挿絵も可愛くてよかった。 -
Posted by ブクログ
▪️殺し屋シリーズ第1作目
現実離れした非常な世界だが、相変わらずのユーモアさを兼ね揃えていて面白い!
主人公である元教師の鈴木は、妻を轢き殺した復讐を果たすため、轢いた相手の率いる反社会組織に属する。復讐する機会を窺い、潜入していた矢先に復讐する相手を押し屋に横取りされる。
押し屋と呼ばれる殺し屋を巡って、自殺専門の鯨、ナイフ使いの蝉などの殺し屋が出てきて、押し屋をみんな追いかける中で、それぞれプロの殺し屋たちによるプライドをかけた戦いが交錯して、疾走感の溢れる描写が読んでいて、ハラハラドキドキしながら楽しめた!
鈴木、鯨、蝉の三視点で物語が進み、向かう方向は同じであっても、譲れないも