伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    記録。
    途中までは読むのがしんどかった。でも頑張って最後まで読んでよかった。少し涙が出てしまうくらい感情が動かされました。

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    2025年08月18日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    伊坂作品が少し苦手な私だけどこれは読みやすかった。クジラアタマの王様の題の意味が終盤で明かされスッキリ

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    2025年08月18日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    たとえ多くの人を救うとしても、目の前の自分の利益を優先させてしまう人の愚かさ。同じ罪を犯した人に対して、全く違う罰を平気で与えられる人の軽率さ。人間を動かすのはいつだって理屈や論理よりも感情で、そのことが伊坂節でコミカルに訴えられていて面白かった。

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    2025年08月16日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    音楽とアートのイベント「オハラ⭐︎ブレイク」の会場で配布された小冊子の短編をまとめた一冊。

    読むと心が温かく幸せになりました!気軽に読める内容でとってもよかったです。
    偶然が重なって誰かを助けたり、誰かに助けられたりという展開が面白かったです!

    トイストーリーのような世界観!失恋した社会人とスパイの視点が交互に切り替わり話が進みました。
    伊坂さんが巻末のインタビューでお話ししていた、「くだらない奇跡、笑える偶然」というフレーズがこの小説をよく表していると思ったし、素敵な表現だなと思いました。

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    2026年01月28日
  • 首折り男のための協奏曲

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    解説でへぇーとなったのが、「繋がりすぎる怖さ」。
    それぞれの章を読みながら、あれこの人物前の章のあの人じゃないのかーってなって期待を裏切られたような気もややしましたが、繋がりすぎると逆に陳腐になることを恐れたんでしょうか。そういうことなら理解できる。

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    2025年08月14日
  • サブマリン

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    チルドレンという前作があったことを知らずに読んだけど、楽しめた。でも、皆さんの感想を読んで、やはりチルドレンを読んでからの方が一層面白かったのだろうな…。
    それぞれのキャラの良さと思わぬところでの伏線回収はさすが伊坂さん!テーマは結構重めで考えさせられる…。陣内さんみたいな家裁調査官が本当にいたら良いのになと思う。

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    2025年08月14日
  • 夜の国のクーパー

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    猫と会話したり、木が動いて襲ってきたりと、ファンタジーではあるけれど、それがメインではなくて、根底には、そこに暮らす人々や動物、そしてこの世界に迷い込んだ現代人にとって真の幸せとは何か、大国や領主による支配から覚醒し、どう対抗するか、といった人間味あふれるテーマがあって、とても読みごたえがあった。

    クーパーとは、そういうものだったのね。伊坂さんも後書きで書いてたけど、登場人物の名前が個性的で面白い。

    ちょっと強引な部分もあったけど、特に後半は心が暖かくなる展開で一気に読めた。

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    2025年08月12日
  • シーソーモンスター

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    【2025年97冊目】
    昭和のバブルの時代、ご多分に漏れず一組の嫁姑がいがみあっていた。嫁である宮子はもともと諜報機関で働いており、人心掌握はお手の物だった、のだがなぜか姑とは馬が合わない。加えて姑の周りにはなぜか死人が多いようで――「シーソーモンスター」
    デジタル化が進んだ近未来で、水戸はアナログの郵便配達人として働いていた。依頼された手紙を札幌に届けるべく新幹線に乗った彼だったが、突如現れた男に仙台の旧友に手紙を届けて欲しいと依頼される。奇しくも新幹線が停車し、仙台に向かう羽目になった水戸は男との約束通り手紙を運ぶが、思わぬ事態に巻き込まれて――「スピンモンスター」
    昭和と近未来の二つの話

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    2025年08月11日
  • 首折り男のための協奏曲

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    よくある「別の話かと思っていたら、それぞれ少しずつ関係していて、最終章ですべてが繋がり伏線を回収して完結する」という話ではなくて、同じ登場人物の短編が少しずつ続いていく感じです。伊坂幸太郎の作風が好きな人は刺さると思います。
    個人的には、内容は可もなく不可もなく。
    伊坂幸太郎小説の特有の空気感だなという感想。

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    2025年08月10日
  • 魔王 新装版

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    それを狙って書いているのかもしれないけど、プチンと終わってしまった、、という感想です。読んでいる最中、物語の語り口は、おもしろかった。

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    2025年08月04日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    夢と現実がリンクしていくのはありがちだが、書き口のおかげで普通に面白くはなっている。
    俺はモンハンは苦手だが、これを見てちょっとしたくなった。
    基本面白いのだが、他の作品と比べると良い意味でも悪い意味でも平坦であり、イマイチ盛り上がりに欠ける。

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    2025年07月27日
  • 火星に住むつもりかい?

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    名前からは考えられないほど重いストーリー。
    ディストピアに蔓延する臭気を、1人のヒーローが取り払っていくのは二十世紀少年に近いものがあるな、と。
    ラストは少し無理矢理感があるが、きちんと伏線を回収して終わらせてくれるのは流石と言った所だろう。
    虫は嫌いだったが、今は少し好きになった。

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    2025年07月28日
  • フーガはユーガ

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     読みやすい話だった。主人公が生い立ちから現在までを対話形式で進めていきながら、謎がわかっていく物語だった。
     双子にしかわからない話はある。この物語は上手く書いてある気がする。物語の能力までいかないが、双子はお互いの考えが話さずともわかると思う。一卵性は一種の能力かもしれない。
     解説に書いてあった優しいという意味が心に残った。憂を知ることが優しさ。
     この物語は謎が解けていき悪が退治されるが、辛い描写が多い物語だ。人の痛みを知ることでまた一つ人に優しくなれたことを教えてくれる作品だと思う。

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    2025年07月27日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎さんの初エッセイ。

    作者の人となりがよくわかるよか面白かった。
    峩々温泉のところで、自分以外の上位の存在を思うからこそ、謙虚でいられる、みないな言葉が大好きになった。
    最近自分自身が傲慢になっていないか、すぐイライラしている気がするので心に留めたい。

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    2025年07月26日
  • ジャイロスコープ

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    浜田青年ホントスカ、彗星さんたち
    が好きだった。

    短編の作風自体もそれぞれ全く異なるけど、どれもいつもの伊坂さんとはひと味違う感じ。
    伊坂さんの本はいつも後書き(今回はインタビューだが)がしっかりあるところが好きだなぁ。

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    2025年07月26日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    がまくら市という架空の都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
    道尾秀介さんの作品は『いけない』収録作で既読だったので、なんとなく他の作品が追随しているように見えてしまう。
    好みの作品と、ちょっと読み進めづらい作品があった。
    自分的ベストは福田栄一さんの『大黒天』。初めての作家さんだったけど、かなり引き込まれる文章で面白かった。

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    2025年07月25日
  • PK 新装版

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    一気読みじゃなかったからか、最後まで読んでも完全にストーリーが繋がらなくて、ん?ってなってしまった。複数の登場人物からの目線×複数の時系列×複数の世界線、はちょっと難しかった。解説を読んだらなんとなく納得したけど、難しかった。伊坂幸太郎の、複数の登場人物の目線からの物語が最後に繋がっていく感じはとても好きだが、他の要素が多くてうまく繋げられなかった。それぞれの物語は短編として読んでも面白いぐらいわくわくがあったし、読んでいて決して退屈はしなかった。特に、タイムスリップのジレンマに対して、多くの人を救うために1人だけにその皺寄せを飲んでもらうという、その人にとってはショッキングな結論を淡々と説明

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    2025年07月24日
  • サブマリン

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    サラッと読めた。
    未必の故意?不能犯?大学の刑法の授業を思い出した。
    因果とは…最後の逆恨みおじさんも、もしかしたら同情できる背景があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
    重要なのは結果なのか過程なのか?答えのない問いを考えさせられるお話。

    陣内さんのキャラが好き。

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    2025年07月24日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    連作短編集よりも、もっと緩い繋がりの短編集でした。
    首折り男か黒澤さんがだいたい出てくる。
    面白かったです。
    掲載誌がバラバラだったからなのか、お話のテイストもバラバラでいい。

    「似ている」と間違われまくってた男と、束の間のやり取りを遺して逝った首折り男の話「首折り男の周辺」、
    おそらく月〜日と始めから順番通りに読むんじゃない気がする「月曜日から逃げろ」、
    会社の状況などが山家清兵衛の逸話と似ている悪友の周辺で起こる不幸は怪異の仕業か…な「相談役の話」、
    駆け引きしまくる合コンで爽やかな結末「合コンの話」、
    この4作がが特に好きでした。

    合コンのラストシーンで弾かれてたピアノに目を見開いて

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    2025年07月23日
  • 仙台ぐらし

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    お風呂本。
    エッセイが苦手という伊坂さんが書く、エッセイのようなフィクションのようなエッセイ、らしい。
    結構過剰な心配症なエピソードがあったが、わかるなぁ〜と思いながら楽しく読みました。
    震災の時のお話や、それを題材にした短編小説もあり、伊坂さんらしさを感じることが出来た。

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    2025年07月22日