伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一気読みじゃなかったからか、最後まで読んでも完全にストーリーが繋がらなくて、ん?ってなってしまった。複数の登場人物からの目線×複数の時系列×複数の世界線、はちょっと難しかった。解説を読んだらなんとなく納得したけど、難しかった。伊坂幸太郎の、複数の登場人物の目線からの物語が最後に繋がっていく感じはとても好きだが、他の要素が多くてうまく繋げられなかった。それぞれの物語は短編として読んでも面白いぐらいわくわくがあったし、読んでいて決して退屈はしなかった。特に、タイムスリップのジレンマに対して、多くの人を救うために1人だけにその皺寄せを飲んでもらうという、その人にとってはショッキングな結論を淡々と説明
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Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編集よりも、もっと緩い繋がりの短編集でした。
首折り男か黒澤さんがだいたい出てくる。
面白かったです。
掲載誌がバラバラだったからなのか、お話のテイストもバラバラでいい。
「似ている」と間違われまくってた男と、束の間のやり取りを遺して逝った首折り男の話「首折り男の周辺」、
おそらく月〜日と始めから順番通りに読むんじゃない気がする「月曜日から逃げろ」、
会社の状況などが山家清兵衛の逸話と似ている悪友の周辺で起こる不幸は怪異の仕業か…な「相談役の話」、
駆け引きしまくる合コンで爽やかな結末「合コンの話」、
この4作がが特に好きでした。
合コンのラストシーンで弾かれてたピアノに目を見開いて -
Posted by ブクログ
暴力を振るう父親のいる家に生まれた双子が、自分たちの持つ不思議な力を使いながら、二人で力を合わせて困難に立ち向かう話。
家庭環境は最悪なんだけど、双子はどこか飄々としていて、静かにその環境から抜け出すべく奮闘している姿が良かった。生命力があるというか。お互いがお互いを唯一無二、辛さがわかる存在として支え合っているのが伝わってきた。
双子って本当に不思議というか、通じ合っている感じがしてこの物語に出てくる様な力を現実に持ってるって言われてもなんだか信じてしまいそうな感じがする。
ただ、ほかの伊坂作品でも感じたけど途中物語がちょっとだれちゃうというか、冗長に感じてしまうんだよなあ。今の私にはちょっ