伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 残り全部バケーション

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    裏稼業を殺伐でもなく淡々とこなす岡田とその上司?の溝口。仲良しでもないがそれなりのパートナー。そこそこ酷いことをしているはずなのに、憎めないどころか、なぜか愛すべきコンビ。伊坂ワールド全開だ。
    第二章のタキオン作戦がすごく好き。
    一片ずつ繰り出されるエピソードが、カチッ、カチッとレゴブロックのように、はまってゆくのが心地よい。岡田の「相手がつらそうにしてるのを見るってあんまり楽しくない」が、いなかったはずの友達に繋がり、溝口を動かす。
    最後の1ピースだけを残して物語は終わる。無事に残り全部バケーションとなりますように。

    解説が佐藤正午さん。

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    2026年01月17日
  • シーソーモンスター

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    螺旋プロジェクトとは、共通ルールを決めて原始から未来までの歴史物語を複数の作家が描く競作企画のこと。いくつかのルールやテーマに従い、それぞれの作家が少し変わった物語を紡ぐ。

    というプロジェクトは伊坂幸太郎氏の呼びかけで始まったようで、本作はそのプロジェクトを代表する一作。
    なんてことを全く知らずに手に取ったので、もちろん他の同プロジェクト作品を読んだわけでもなく、読み始めは「大丈夫かな?」と思ったのですが、これ単独でも十分楽しめる作品でしたのでなんの心配も不要でした。

    本書では「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」の2作が収録。前者はスッキリと終わる一方で、後者はちょっとしこりが残る

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    2025年10月15日
  • 残り全部バケーション

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    登場人物が法に反することをしている悪人なんだけど、飄々としていて憎めない
    最近やっと伊坂ワールドってこういう感じのことだなっていうのが分かってきた気がする!

    と、思っていたのだけど、、
    さっき同じ本を読んだ人に話を聞いたら全然伏線回収できてなかったϵ( 'Θ' )϶

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    2025年10月14日
  • オー!ファーザー

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    父親が4人、どんな奇妙な展開になるんだと思っていましたが、みんな仲良しの友達みたいな感じでした。
    父親って何人いてもみんなヒーローになれるんですね。

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    2025年10月10日
  • 死神の浮力

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    う〜ん。どうなんだろう面白かったのかなあ。
    小説として面白くはあったんだろうな
    死神が登場するんだもんななんでもありか。

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    2025年10月10日
  • 首折り男のための協奏曲

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    機内用に手に取った一冊。ついつい題名にそそられて。
    さて、久々の伊坂作品。
    首折り男と泥棒の2人の主人公から成る短編集。と言っていいんですかね。
    それぞれに主人公のエピソードは伊坂作品らしく、伏線と伏線が最終的に綺麗な一本の線に繋がる絶妙なタッチで描かれてますが、2人の主人公のエピソード同士がうまくクロスオーバーできていないかも?と思ったので星3つ。(単に私が読みきれてない可能性あり)
    それでも伊坂作品はいつ読んでものめり込みます。是非。

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    2025年10月09日
  • エール!(3)

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    日明恩作品を初めて読みました。公務員関連の話が多いみたいです。名前の読み方が難しくて、書棚で探すのが大変そうです?

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    2025年10月03日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    『自分自身が納得していないものを他人に納得してもらうことはできない』

    夢の世界はどうすることもできない。現実もきっとそうだ。だけど、夢よりかは、きっともっとできることが、抗えることがあるはずだ。

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    2025年10月01日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    姿勢に隠れている銀行強盗たちが、些細なことからチンピラ記者に目をつけられるが、沈着冷静な作戦により、間一髪ながら逃れて、平穏な日常を戻していく物語。相変わらずスピード感の作品だ。そして作中では人が死なない(これが大事!)。

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    2025年09月27日
  • 残り全部バケーション

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    それぞれの章だけ読んでもストーリーがあって、おもしろいです。全体通して、きれいにまとまるのは安定の伊坂作品という感じでした。溝口と岡田の関係がよかった。

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    2025年09月26日
  • ガソリン生活

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    自分も車を買い替える時に必ず写真を撮るけど、そうしてきて良かった。
    あとずっと車目線なので、
    普通の小説なら知り得るところがわからなかったり、逆に知り得ないことがわかったり。そういう新しさはさすがです。

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    2025年09月24日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    公的機関による監視社会、事実が捻じ曲げられるディストピアとなった日本。
    正義のヒーローが立ち上がり、最後には既存の仕組みが緩やかに破壊される。

    緩やかにというのが面白かった。結局仕組みを破壊するためには、リーダーをすげ替えて既存の仕組みから新しい仕組みに移行させる必要がある。
    今の仕組みに問題があるからと言って真っ向から戦ったとしても、相手がその仕組み上のリーダーであれば、よっぽどのことがない限り変えられない。
    しかし、その仕組みを提唱するリーダーを失脚させ、すげかえることで仕組みを変えられる。
    そんなメッセージを受け取ったように感じた。

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    2025年09月21日
  • フーガはユーガ

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    幼少期から過酷な環境に身を置く双子は、誕生日に2時間おきに瞬間移動で入れ替わる能力がある。その能力を使って誰かを支配しようとする奴らから同級生、恋人、そして自分達自身を救い出す。切なくなるラスト。風我と優我は間違いなくヒーローだった。

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    2025年09月20日
  • サブマリン

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    チルドレンに続き、こちらも読み返した。
    陣内さんと武藤さん、それぞれの形の優しさがあるなあと思った。ちゃんと伝わる優しさは、触れると温かい気持ちになる。

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    2025年09月18日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ストーリーの本筋が持つ牽引力以外に、キャラの掛け合いで客を引き込める(こいつらの会話ずっと聴いてたいな)作品は強いよなぁと思う

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    2025年09月17日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    ・海で遭難し、流れ着いた先で、喋る猫からある国同士の戦争の話を聞かされる。
    ・喋る猫、独特な名前の人々、某暴れ柳を彷彿とさせる化け物樹木・・・と変わった世界観ながら懐かしさを感じたのもそのはず、デビュー作が喋るカカシがいる奇妙な島の話だったことを思い出した。
    ・鼠が猫に同胞を差し出す交渉をするくだりみたいな、「これは示唆的だぞ」という描写がしっかり後に繋がってると気持ちいいね。良い意味で予想通りという。
    ・途中参加の傍観者的主人公が最後にしっかり活躍してくれたのも良かった。
    ・戦争に負けると要るものも要らないものも奪われるという様な台詞をはじめ、敗戦後の顛末が示されるとこは沈んだ。やーねー戦争

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    2025年09月16日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    前作ほどのインパクトやパンチ力はないけど、前作を読んでいるからこそ、各パート読みやすかったし、何よりも登場人物の性質を理解しているから、何の違和感もなく読めました。ページを読み進めるごとに過去の伏線をしっかり回収していくところも気持ちよかったです。

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    2025年09月12日
  • シーソーモンスター

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    読んでいる時は面白かったけど まあまあかな
    お姑さんとの絡みをもう一押し欲しかった
    強い女の人好き

    スピンモンスターはあんまり好きではなかった
    消化不良と言うか 説得力が無いし。
    読後の爽快感のために最後はハッピーエンドであって欲しいのだ

    もう少し面白く出来たんではないかと思ってしまった
    螺旋プロジェクト 読んでみようと思う

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    2025年09月11日
  • オー!ファーザー

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    初伊坂幸太郎作品
    4人の父親が素敵でそれぞれに愛着を感じる
    作中の会話が秀逸でスリリングだけど楽しんで最後まで読めた

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    2025年09月07日
  • 首折り男のための協奏曲

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    まず、短編集だと思ってなかったからはじめのへんはん?ってことが多かった。後になって短編って気づいたけど他の短編ででできた人がこっちの短編でもでてくるみたいな感じ。だけどストーリー的には繋がらない。なんか焦ったい感じだったけど逆にそれに新鮮さを感じた。解説のところで繋がりすぎて平凡に陥ることへの対策らしい。それがわからないとなんだこれってなりそう。

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    2025年09月06日