伊坂幸太郎のレビュー一覧
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人生3作目の伊坂作品に触れてみた。この夏は出版順に制覇できたらな〜。1作目と5作目はすでに読破済ゆえ、2作目から始めたい。
エッシャーの騙し絵、「上昇と下降」を見る人々。歩みを進める列に加わっている者、外から見る者、下でしゃがみ込んでいる者。兵士たちそれぞれの人生があって、それぞれの見方がある。この本のタイトルのラッシュライフも、捉え方によって複数の意味となる。
人々が騙し絵に騙されるように、私も作中何度も騙されたと感じる瞬間があった。また私含め読者は、1人外で人々のラッシュライフを外から悠々と眺める兵士として、物語を読み進める構図が出来上がっているような気がする。だが、私達は普段は列に加わ -
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【2025年97冊目】
昭和のバブルの時代、ご多分に漏れず一組の嫁姑がいがみあっていた。嫁である宮子はもともと諜報機関で働いており、人心掌握はお手の物だった、のだがなぜか姑とは馬が合わない。加えて姑の周りにはなぜか死人が多いようで――「シーソーモンスター」
デジタル化が進んだ近未来で、水戸はアナログの郵便配達人として働いていた。依頼された手紙を札幌に届けるべく新幹線に乗った彼だったが、突如現れた男に仙台の旧友に手紙を届けて欲しいと依頼される。奇しくも新幹線が停車し、仙台に向かう羽目になった水戸は男との約束通り手紙を運ぶが、思わぬ事態に巻き込まれて――「スピンモンスター」
昭和と近未来の二つの話