伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • サブマリン

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    家裁調査官・陣内と武藤

    少年犯罪の被害者・加害者
    重いテーマなのに飄々とした陣内のおかげでいい意味で軽く読める

    「人の命は別の命じゃ埋まらねぇぞ」と言う一文がある
    なかなかに刺さる一文だった。
    これだけを見ると一生罪と向き合い許される事は考えてはいけないんだ!ととれる。
    過去に脇見運転の事故で死亡させてしまった少年ははたからみれば充分に罪をつぐなって更生している。
    でも被害者の近親者からは同じ目に遭えばいいと狙われる…

    最近のニュースでも高校生が被害に遭った。あのバスに乗っていた仲間たちは将来どうなるのだろう…
    ふとそんな事を考えてしまう一冊。

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    2026年05月16日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    いろんな事を心配してたくさんの時間を使っても、大抵実際に起こる事は心配していた事と違う事が起きる。
    だから、


    自分の好きな事をやろう。

    それ以外はクソ食らえだ。

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    2026年05月16日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    猪苗代湖を舞台にした作品
    並行している物語が繋がっている。扉が現れると別世界へいける。その扉の出現条件が何かが揃うというのが面白い。猪鹿蝶は最近、野生動物が増えてきたのであり得そう。さすがに名前と誕生日が一緒っていうのはなかなかないかも。
    不思議なかんじの物語でした。

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    2026年05月14日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    いろんな短編おもしろかった!「後ろの声がうるさい」がすべてに繋がっててたのしい。あの親子、どうにかお互い認識できないのかな、もどかしいな。
    短編、どれも読み味が違っておもしろい。「二月下旬から三月上旬」がいちばん不思議でちょっと読み直しちゃった。「一人では無理がある」「彗星さんたち」好きだな。

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    2026年05月12日
  • 終末のフール

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    実際「8年後に地球が滅亡します」って言われたらどうなるだろう…。たぶん暴動に巻き込まれて早々に死ぬんだろうな。万が一ある程度生き残ってしまったらどんなふうに過ごすんだろう…。家族や友だちを失ったとして、残りの期間も決まっていて、前向きに最期まで抗えるんだろうか。
    ストーリーについては尻すぼみ感が否めないけど(伊坂幸太郎に伏線回収を求めすぎた笑)、テーマはすごく面白いなと思った。

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    2026年05月12日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    私たちの近くにも
    マイクロスパイはいるのかも、と
    ちょっと期待しちゃう。
    気づいてないだけで
    この世界にも奇跡が溢れてるのかもね。

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    2026年05月12日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    読みやすく、さくさくと読めました。袖すりあうも他生の縁。人生、何がきっかけとなるのかは予想が不可能ですね。

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    2026年05月11日
  • ジャイロスコープ

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    好みの作品と全く好みじゃない作品と混在。
    この作者が大好きだった、かつての自分には
    もう戻れないんだ、と実感。

    感性も老化するのか。。。

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    2026年05月10日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎の小説って本当にキャラ立ちが凄い。
    今回はネコジゴハンターの2人がとても魅力的に描かれていた。
    主人公は中学の教諭で、こちらは飛沫感染させられた人間の未来が見えるといった特殊能力がある。そんな人間離れした特徴があるにも関わらず、読んだ人のほとんどは主人公よりもネコジゴハンターの2人のほうが印象に残るのではないか。
    殺し屋シリーズのマリアビートルに出てくる檸檬と蜜柑を思い出してしまった。

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    2026年05月09日
  • 砂漠

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    普段ミステリーを読むことが多いので、はじめは間延びしちゃってる感じがあったけど、どんどんなんだかリアルにも思えてきてじわじわ読んでいた。

    いわゆる普通の大学生とは違ったキャラの人がたくさんいたが、なんとも心くすぐられた。

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    2026年05月07日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎だ!めちゃくちゃ伊坂幸太郎!
    壇先生が良い。一見普通で、でもちょっと特殊な能力を持ってて、けれどすごく活躍できるかと言ったらそうでもない、善き人。駄目なものは駄目だよ!って言えるのは凄いことだ。

    ニーチェの件で最近読んだ本を思い出した。読書というのは一見同じものを読んでるようでも一つとして同じものはなく、読み手や状況によって常に変化するものなのかもしれないですね。

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    2026年05月06日
  • 楽園の楽園

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    これは大人の絵本
    近未来の世界観なのに思想は原始的で、この先何百年と時間が経って科学が成長しても、根本的な人間の考えってもう変わらないんだろうなぁと思った

    言葉よりも物語のほうが有効、インザメガチャーチでも言ってた。

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    2026年05月06日
  • チルドレン

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    久しぶりに伊坂作品読みたくって通読。
    仙台に帰ってきたからかなぁ。
    短編がいろいろつながり合って、良い感じ。
    陣内ファンになる⁈

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    2026年05月04日
  • オー!ファーザー

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    4人の父親がいる息子、由紀夫。

    普通に考えると、4人も父親がいることなマイナスに感じそうだが、読後にはそれぞれ4人のいいところを由紀夫が持ち合わせているし父親がたくさんいるのも悪いことではないと思えた。

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    2026年05月01日
  • 首折り男のための協奏曲

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    再読だけどすっかり内容を忘れてたので新鮮な気持ちで読めた。巷で話題の犯罪者、首折り男とその周辺を描く短編集。印象的だったのは凶悪事件が身近で起きているのに「あらそうなんだ」で済ましてしまう登場人物達…現実でもそんな感じだよなあと他人事感のリアルさがあった。
    特に『僕の舟』と『人間らしく』が好き。明確な勧善懲悪もハッピーエンドモないけれど読み終えたあとはなんだかスッキリした気持ちになっている。さすがの伊坂ワールド。


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    2026年05月01日
  • 楽園の楽園

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    町田 そのこさんの、「彼女たちは楽園で遊ぶ」の中でこちらの作品が出てきたので、続けて読みました。
    2つ並べるとなんかすごい世界観になるなぁと思いながら。

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    2026年04月28日
  • 砂漠

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    ただただ懐かしく美しい大学時代の青春物語。素敵な仲間がいて、事件や恋愛や色々ありながらも淡々と過ぎていく日々を描いた優しい話で、自分の大学時代を思い出して懐かしく感じたり、素敵な仲間に囲まれた主人公を羨ましく思ったりした。
    ただあまり特別なことを描いていないこともあり、読む手はそんなに進まない。私自身もこの物語の人物同様に大学時代を仙台で過ごしており、描写している風景がかなりわかる上でもこの程度なので、めっちゃくちゃ面白くて読む手が止まらない!みたいな物語ではない。穏やかな読書体験をしたいときに読みたい一冊

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    2026年04月28日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    独立した短編集と知らずに読み進め、ちょっとづつ繋がって来た!さすが伊坂幸太郎!と思ったら終わった笑
    でも面白かった!

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    2026年04月27日
  • 楽園の楽園

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    世界を救う為に「楽園」を目指して旅立った3人の若者。そこで待っていた真実とは。
    町田そのこさんの「彼女たちは楽園で遊ぶ」で聖書として出て来た本書。そのイメージが強くて物語をストレートに楽しむというより、もっと高尚なイメージで読んでしまった。
    世界を救う人間が凄いんじゃなく、人間も世界の一部、異物の1つであるという事なのかな。
    表紙の箔押しが綺麗だし、本文のイラストも美しく眺めていても楽しい一冊。

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    2026年04月24日
  • 仙台ぐらし

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    普段の伊坂さんが垣間見えて楽しく読んだ。
    私みたいにデータが消えて焦ったり、地球や世界の終わりを想像して怯えたりするんだなぁ。
    そんな伊坂さんだからこそ繊細で丁寧な小説が書けるんだと、勝手に納得しました。
    エッセイ苦手だってご本人が書いてたけど、また読みたいな

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    2026年04月23日