絶体絶命のカウントダウン、天才強盗4人組に強敵あらわる! 陽気なギャング一味の天才スリ・久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う週刊誌記者・火尻を暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。正体を気づかれたギャングたちの身辺で、トラブルが頻発。強敵の連続攻撃で、人間嘘発見器・成瀬ら面々は断崖に追いつめられた。必死に火尻の急所を探る四人組は、やがて絶体絶命の窮地に! 映画化もされた大人気シリーズ第3弾!
Posted by ブクログ 2023年01月05日
いつものメンバーが帰ってきました。銀行強盗四人組の奇想天外な日常を描いた傑作娯楽小説でございます。第三作目となる本書は、懲らしめるべき悪党が、極悪非道なやつだけに最後のカタルシス、高揚感は今までの作品の中では一番だと思います。
なんとも楽しいひとときを過ごせたことが、ただ幸せです。
2018年に文庫...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月15日
面白かった!
ただもう、それだけ。
ウィットに富んだ会話、テンポの良さ、伊坂さんの思惑にまんまと引っ掛かる嬉しさ。
こういう読書は本当に楽しい。
このシリーズ大好きなのに、1作目も2作目もレビューを書いていない模様。
今年は伊坂作品をできるだけ読み返そうと思っているのでレビューはその時に。
2...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月18日
3作目にもなると、陽気ではない事態に巻き込まれるでしょう。
3作目にもなると、WAKAMAN30号も約13年の月日の経過で、マスクの下の顔が老けていることでしょう。(中の人だれ?)
ホテルマンって、学天即のんか?笑
借金だらけで尻に火が着いた男「火尻」とか、クワガタみたいな「大桑」「宮間」とか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月17日
部屋の整理をしていて、この本読んだっけ?となった。読み始めてすぐに読んだわーと思ったものの、面白くてやめられなくなった。
伊坂先生の本は、予想外の展開もスッキリ終わる結末も好みなんだけれど、何度読んでも楽しめるユーモラスな会話も魅力だと思う。
共感度は高いのに、自分にはない表現で言い表されていると、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月17日
銀行強盗の成瀬ら四人組が、ちょっとしたミスでロクでもない記者に付きまとわれ、以後あの手この手で脅してくるストーリー。
成瀬ら四人と、その記者に恨みをもつ複数人も絡みあい協力しつつ記者に対抗し反撃を試みるが。
まさかの3作目から読みめてしまったが問題なく話に入り込め面白かった。
伊坂幸太郎作品は本当...続きを読む