伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どこの書店でもイチオシされていたので思わず手に取った一冊。恥ずかしながら伊坂幸太郎作品を初めて読んだが、既に代表作と言われる『ゴールデンスランバー』や『グラスホッパー』を直近読みたい積読リストに入れたほど刺さるものがあった。
正直に言うと、読んでいる間や読み終わった瞬間ははてなマークが浮かんだ。イチオシされた本がこんなものなのかと。そんな自分は浅はかだった。伊坂幸太郎の作風を知らないまま読み進めてしまったせいで、張り巡らされた伏線や登場人物一人一人の魅力に気づけず、盛り上がりに欠けると感じてしまい、この作品を楽しみ切ることができなかったのだ。モヤモヤしてネットで解説記事を読んでみると、想像以 -
Posted by ブクログ
著者の作家生活20周年を記念した作品で、得意とするエッセンスがこれでもかというほど詰め込まれています。
「砂漠」の北村を彷彿とさせるちょっと特殊能力のある主人公、「マリアビートル」の蜜柑と檸檬を彷彿とさせるロシアンブルーとアメショーなど、伊坂ワールドが散りばめられています。
作中作として登場する小説が現実と交錯する構成は、正に伊坂節全開で来たなと胸が弾けました。
著者の作品らしいユーモアとサスペンスが融合した一冊で、ファンにはたまらない作品です。 
ただ、著者の他の作品を読んだことがなく、著書を初めて読んだ方には、オマージュの部分まではわからないので、ちょっと勿体無い気もしてしまいました。