伊坂幸太郎のレビュー一覧
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こちらは「新潮文庫の100冊」の50周年を記念したアンソロジーです。発売日に買ったのに、しかもテーマが「夏」だったのに、やっと読みました。
こちらのアンソロジーもそうそうたるメンバーですよね。最近、アンソロジー流行ってるんですかね?実はこの後読む予定の2冊も出たばかりのアンソロジーです。
SFあり、ファンタジーあり、ミステリーあり、青春あり、恋愛あり、とジャンルも様々でした。
私のお目当ては町田そのこさん。『コンビニ兄弟』のスピンオフという話を聞いていましたが…最後におぉ〜!となりました。すっごく良かったです。
安定の伊坂幸太郎さんと米澤穂信さん。お久しぶりの江國香織さんと梨木香歩さん。そしておそらく初めましての宮部みゆきさん。
恩田陸さんはデビュー作『六番目の小夜子』のスピンオフのようですね。未読なので、いまいちよくわからないままでした。
短編なので隙間時間に読めて、短編だけど間違いのない作家陣で読み応えもありました。大満足、とまではいきませんでしたが、充分満足な読後感でした。 -
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大地震、強毒性ウィルスの蔓延などで混乱に陥った世界で、それらの原因と考えられた謎の人工知能『天軸』を探して旅をするパーティの物語。
美しい装丁と挿絵で、大人の絵本・童話ともいえる作品。
天軸(てんじく)、十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)と、西遊記を思わせる言葉のチョイスでファンタジーかと思いきや、近未来という設定でした。
100ページにも満たない短い物語だけど、余韻が長く残る作品。
螺旋プロジェクトの第二弾として企画された「楽園プロジェクト」の”タネ”となる物語がこの作品だからでしょうか。
「楽園プロジェクト」のひとつ、町田そのこさんの『彼女たちは楽園で遊ぶ』がどう派生するのか、それも楽しみ。 -
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『夏』というテーマで7人の作家が書き下ろした短編集。『夏』という抽象的なテーマなので物語に偏りがなくて、色々なジャンルが一遍に読めました。『世にも奇妙な物語』を観ているイメージですかね?こういう短編集、いいですね。
どの話もよかったけど私が好きなのはこの3つです。
二つの宇宙 江國香織
初めて読む作家さんです。主人公のおばあちゃんは実在するのか?終始それが気になりました。
きっとあの日の光と同じ 町田そのこ
とにかく爽やかで眩しいくらいの青春の話。オチがまたいい。
見越しのマツ 梨木香歩
不思議な話。人と人の繋がりは大切だな、としみじみ思いました。
短編集なので、どの話ももっと読みたいなと物足りなさを感じました。
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ストーリー自体は常に死の匂いがしていて不穏なのだが登場人物のユーモラスな会話や心理描写のおかげで暗くなりすぎない辺りが流石の伊坂マジックだと感じた。
様々な殺し屋が登場するが自分は冷酷に任務を全うする蝉が好きだった。
岩西の死に際も格好良かった。自分も死ぬ時はあのように後悔なく死にたい。
鯨には自殺に追いやるためのなにか不思議な力があるのかと気になった矢先に死んでしまったのが残念であった。
殺し屋シリーズの第1作という視点で読んだので1冊だけでは物足りなく感じてしまった。
押し家の謎や槿の正体など気になることは多いので今後の展開も楽しみだ。