伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【2026年10冊目】
弱小プロ野球チーム仙醍キングスのファンである両親の元に生まれた山田王求は、まさに野球選手になるために生を受けたといっても過言ではなかった。才能と努力。だが、その野球人生は決して順風満帆とはいえなくて――君の番が来た。
読書好きの友人から完全版を勧められていたのをうっすら覚えていて、タイトルを見かけて手に取った一作でした。いやこれ、完全版ではないんですが。
主人公である山田王求の人生を見つめる語り手によって、物語は王求が生まれる前からその最後まで紡がれます。終わりは、ハッピーエンド好きとしては大いに不服でした。努力でも才能でもなんともならないことは世の中にいっぱいある -
Posted by ブクログ
なんだか変わったお話と構成だな~と思っていたら、元は音楽フェスの冊子用に書かれた一話完結型の短編だったようで。それを、音楽フェスに合わせて一年に一話続きを書く、という連載風にしたらこうなったと。
でも、それがなくても不思議なお話でしたね。現代とファンタジーの世界が交差する、みたいな。最初はどういうことかわからなくて、途中であらすじを読み直してやっと「そういうこと?」と理解しましたよ。
確かに、「知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり」していたら素敵ですよね。
あとは、優しい人が報われるというか、笑っていられる世界であればいいな、と私も思いました。