伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出版された頃に一度読み、20年ぶりに再読。
そんなに人を信じられるかな、と思ってしまった。でも青柳や森田たち大学時代の仲間の関係が羨ましい。
物語には引き込まれるので厚めの本だけどあっという間に読み進む。ただ、ふんわりした終わり方なので肩透かし。推理小説じゃないからこうなるんだけど、私は答えが欲しかったし、何故主人公がこんなことまでしなきゃならんのだ?って気持ちがいつまでも残ってしまう。
そういや20年前も同じことを思った気がする。
それでも本を処分せず残しておいたのは面白かったからなんだろう。
主人公の父が息子の事を語る言葉には感動する。
堺雅人で映像化されていることを知ったが、どこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ殺し屋シリーズ第三弾。伊坂氏の2017年の作品。
相変わらずの洒脱な会話劇、秀逸な人物設定、そして驚きの結末でした。
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今回の殺し屋は恐妻家。
奥さんを煙たがる話や恐妻家の話は、人と話すときの「つかみ」の典型の一つですね。私もことあるごとに家内をだしにして、「残業すると家内に殺されるので」とか何とか、嫁を悪者にすることが多いです。実際それで苦笑をいただき、定時前後の出たくない会議や出席要否がグレーなものが出席不要になることも。
ただ、本作の殺し屋の恐妻度は半端ない。
妻は絶対に正しいという前提のもとに動く様は苦笑なくしては読めません。また、ボルダリングジムで出会った松田さんと恐妻家 -
Posted by ブクログ
今度は伊坂氏作品読みなおしです。
なんとも不思議な世界観。
舞台は現代の仙台沖の離島のようですが、カカシがしゃべります。ファンタジーかと思いきや、現実に沿った話のようで、なかなか突飛です。また、この島は本島と断絶しており、そこに住む人たちも風変わりですが、同じ人間です。
離島というとのんびりしたいい雰囲気を思い起こしますが、どうもここは本島の縮図のように、犯罪も起こるようで、妙な窮屈さを感じました。
非現実と妙な現実感が混ざった不安定な感じです。
リョコウバト絶滅の話は衝撃でした。何しろ数字が桁違い。ちょっと信じられない感じですが、事実なんですよね。
また、本島では悪意たっぷりな悪事が描写