伊坂幸太郎のレビュー一覧
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伊坂幸太郎さんのデビュー作。不思議な世界観のお話だった。
コンビニ強盗未遂を犯した主人公が目を覚ますと荻島という外界から閉ざされた島に辿り着いており、そこで嘘しか言わない画家や未来が見えるカカシ、殺しが許されている男など不思議な人物と遭遇し、さまざまな事件に巻き込まれていくというあらすじ。このあらすじを見たときは伊坂幸太郎作品ということもあり、ミステリーだと考えていたが、もちろんミステリーではあるのだがそれ以上に、人間の傲慢さといった部分が物語の根幹になっているのかなと考えた。
読後にこの小説のタイトルである、オーデュボンの祈りという言葉を考えると、カカシはまさに彼と同じ気持ちであったのだと -
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ネタバレ他人と過去は変えられないが、
自分と未来は変えられる。
かぁ。
人間の残忍さを、
テストステロンやジャバウォックのせいにしたい気持ちはよくわかる気がする。
そのヒトが悪いのではなく、
性質の問題だと分かれば、気が楽になるから。
人間が持つ攻撃性とスポーツの本質を説いていたのがおもしろかった。
でも、人間の本質は必ずしも悪だ。
なんてことはなかったよ。
と、桂さんに教えてあげたい。
子供は宝だもんね。
ミステリーかと思ったらファンタジーでもあり、?
現代の闇(ネット上での誹謗中傷)を交え、
人間の黒い部分や美しい部分をうまく描くなぁと思った。
サクサク進むけど、どこか掴みどころがな -
Posted by ブクログ
2026/9/5
とても豪華な作家陣による、夏をテーマにした作品集。
一冊で色々なジャンルのストーリーが楽しめてとても贅沢だった。
宮部みゆきさんの「真実のトランク」は最後ゾワゾワしたし、町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」はうってかわってすごく爽やかで良い読後感。
どうやら、コンビニ兄弟のスピンオフっぽい。読んだことないので、また読んでみたいな。
米澤穂信さんの「無明」は何とも言えない悲しい作品。
米澤さんも読んだことない作家さんなので、他の作品も読んでみよう。
1番良かったのは、梨木香歩さんの「見越しのマツ」。
ちょっと不思議で、最後はクスッと笑顔になった。
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読むのに時間がかかりすぎた。伊坂幸太郎っぽい爽やかな読後感は良かったが、色々予想通りに進んでいって、良い意味の裏切りはなかった。裏切りが全てという意味ではないけど。
破魔矢と絵馬が出てきた瞬間から、その会話の中に伊坂幸太郎節を感じた。危機的な状況でもペースを崩さず、軽快なやり取りをするキャラクターがめっちゃ好き。伊坂幸太郎の作品には多い気がする。
「逆だよ。自信なんてない。俺が何をやろうと世の中に大した影響はない。成功しようが失敗しようが。そう思っているからだよ。それに昔、非難された時に痛感したんだ。あの時は、日本のありとあらゆる奴らから責められていると思ったし、どこへ逃げてもそういう人間が -
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ずっと見ていたくなるような心地の良い会話のリズムは、やはり伊坂幸太郎氏にしか書けない。そんな愛おしさまで込み上げてくる。
最近戦争について色々考えたり意見を聞いたりしてる中で、妙にしっくりくることを言っていたので一部抜粋する。
確かに黒澤さんが言うように、愛国者で戦争反対、ってポジションはアリですよね。僕も、国を守る方法がそれしかないというのなら戦争だって致し方がないと思います。ただ、それは最後の最後だと思うんですよ。僕は別に、みんなを愛して仲良くしましょう、なんて博愛を訴えたいわけではないんです。ただ、すぐに、好戦的なことを言う人が果たして、国のことを考えているのかと言えば、そうは思えなく -
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伊坂幸太郎さん作家デビュー25周年という節目の作品。
「ジャバウォック」という不可解なモノが存在する世界で繰り広げられる、SF要素のあるミステリ作品。
序盤から何が起こっているのかよく分からないまま怒涛の勢いで物語が疾走していくので、ついていくのに必死!
でも、最後に明かされる衝撃の事実から一気に物語がつながっていく感覚が本当に爽快。
あの「全部が繋がった!」というカタルシスは、やっぱり伊坂作品ならではの醍醐味だなと感じます。
「ジャバウォック」は一見すると突拍子もない存在なのですが、読み進めるうちに「現実の世界でも、もしかしたら……」と思えてくるような奇妙なリアリティがあって、