【感想・ネタバレ】楽園の楽園のレビュー

あらすじ

伊坂幸太郎デビュー25周年記念書き下ろし作品。
これはディストピア小説か? ユートピア小説か?

所在不明の人工知能〈天軸〉の暴走で、世界が混乱に陥る近未来。
開発者が遺した絵画〈楽園〉を手掛かりに
五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の選ばれし3人は、
〈天軸〉の在処を探す旅に出る――。

書き下ろしの短編小説を、気鋭のアーティスト、井出静佳の
装画・挿絵とともに味わう「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

伊坂幸太郎さん、デビュー25周年記念描き下ろし短編。短いながらも面白かった。

AI「天軸」暴走の謎に迫る、3人の選ばれし者。
あの古典のキャラクターや設定のオマージュがテンポ感を良くしている。

ディストピア小説とも言えるが、「神話」とか「神託」寄りにも解釈できる。
ヒトという生き物について、そして、この世界の理について考えさせられた。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

近未来の話だが、昨今のウィルス蔓延、異常気象など、世の中を取り巻く様々な出来事はもしかして…と思えた。
千里眼というか、なんか納得して信じてしまう。不思議なお話。

科学的で哲学的でありながら、サラサラ読めてしまう伊坂幸太郎ならではの小説で、とてもよかった。

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2026年03月23日

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​短い物語だが、伝えたいことがぎっしり詰まっている。
さすが伊坂先生。
先入観なしで読んでほしいので詳細は伏せるが、
一見ディストピアのような閉塞感がありつつ、
視点を変えれば不思議とユートピアのようにも感じられる。
その表裏一体の空気感がクセになる、伊坂マジック全開の一冊。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

人類の現状に対して、壮大ながらもどこかあり得る話だと感じてしまう。ストーリーを求める話は納得。伊坂さんもストーリを通じで、警鐘を鳴らしてるのだと思う。分かりやすいように。過去作品でも結構未来をあてているので、見えているのでは??笑

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

挿絵も多くてページ数もそんなに無いのでさくっと読めた。え、これで終わり?と思わず声が出たけど、心にじわじわと残るものは深い。
伊坂幸太郎ぽくないかなと勝手ながら思ったけど、登場人物はいつもの感じで、ところどころエッセンスもあった。
読んだ直後は星3つだけど、その後の考察や考えを巡らせる幅も含めて星4つにします。これだから読書はおもしろい。

科学が進歩しても根源的な部分は変わらないんだなあ。自然に囲まれる中で感じる畏怖の念は共通のものだろうね。
人間の生命が終わっても世界は終わらない。
ファンタジーなようで実は現実的な話なのかもしれないね。

いやでも待った、もしかしてNIという概念自体も、人間が作り出した、あてはめたストーリーで、自然は古くからただそこに在るだけで、意味も何も無いのでは。

答えのない問いだが、それを心に持ち続けること、考えることが、今ここに存在している自分と自然、つまり世界にとって良いことのような気はしている。


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2026年06月27日

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町田その子さんの長編を先に読みました。気になる参考文献→『ストーリーが世界を滅ぼす』『植物は〈知性〉をもっている』『植物は〈未来〉を知っている』

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2026年06月14日

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とても短い作品でしたが、挿絵がキレイで世界観は過去も未来も色々な時代が混ぜこぜになっていました。これから、人類はどうなっていくんだろうなと、考える先にこの楽園であれば、何かいいなと思います。

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2026年06月07日

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NI→nature intelligence(自然の知能)
自然は人間の神経ネットワークのようなシステムを持つ。知能は人間の持ち物だけではないのかもって思た本

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2026年06月01日

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短いながらに皮肉たっぷりで結構好みだった。今の現代のこと?と思う内容でのちのちこうなるのではないかと期待。上で偉そうにしている人間が嫌いには共感だけど自分もそれと気付かされた。

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2026年04月26日

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とても読みやすくて、なんだか大人の絵本のようなそんなかんじもしました。
ただ、内容は深く(その言葉が浅いのですが)、
例えば、人間が中心であると思っている私たちの価値観をコペルニクス的回転な動きとして描かれていたり、私たちの生活自体、意思をもってしているようでありながら、じつはさせられているのかもしれないという、なんとも言えない怖さみたいなものを感じたりしました。

そんな事を考えてを読まなくても、伊坂幸太郎さんらしい面白さが散りばめられていてとても楽しく読めました。

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2026年04月22日

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ネタバレ

不思議な感覚をもたらす本。
大人の絵本のような雰囲気。
願わくば、その楽園にたどり着き、その諦観の念を胸に抱き、肩をすくめながら最期を迎えたい

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2026年04月19日

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NIっていうのは本当にある言葉なんだろうか?
あるんだろうな。それっぽいもんな
ガイア理論か

優午の話がちょっとだけ出てきて嬉しい

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2026年03月28日

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ネタバレ

ファンタジー、SFが好きなのでとても刺さった。

感染症が流行り、AIのせいで天変地異が起きているとされる近未来なのに、この物語はなぜか原始的だ。
AIの暴走を止めるために、写真の手かがりを元に自然の深い場所に3人は向かわされる。

そんな原始的な地こそが本来の地球の姿で人間は邪魔者だ。大いなる意志にそう告げられるような話の展開は神秘的で面白かった。

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2026年03月11日

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ネタバレ

間違いなくヒトよりも自然の方が世界を変えられる、実はヒトをコントロールしていると思うと恐ろしくなった。AIではなくNIにのってヒトが絶滅する可能性を感じた。

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2026年03月02日

購入済み

さらっと

久々の新刊書き下ろしで楽しみにしていました
さらっとあっさり数時間で完読。

相変わらずの伏線回収で感心
あんまりエンタメ要素は少なめ
現代社会のトレンド入ってる

星少なめも納得
紙媒体の装本は評判みたいなので本屋さんに
出掛けてみます。

#シュール

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2025年01月30日

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分厚い本だと勝手に思い込んでいたので見て驚きました!サクッと読めた!
SF系なのかなぁ〜??うまく言葉にできないですが、考えさせられるお話しでした。
キャラクターの名前と、「天軸(てんじく)」ってうまい具合にかけてあるし西遊記を彷彿とさせユニークだなと思いました。途中挿絵もあって絵本を読んでる感じになりました(^-^)

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2026年06月30日

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先日読んだあの小説に登場して
え?実在する本?しかも伊坂?
(なぜ読み逃していたのだろう)

ということで読んだわけだが
そこはさすがの伊坂作品

あっちの小説にあんな使われ方したオリジナルとは思えない
読後感のよさ

作者のお二人はこういう場合
やはり内容について話し合うのだろうか?
いや引用させてもらう許可を得るだけ?
聞いてみたい

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2026年06月25日

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最新のテクノロジーとしてのAI(人工知能)と楽園として描かれるNI(自然知能)の関わり。人の脳は「物語」を求めているというところに、西遊記を彷彿させる登場人物。近未来の話のような昔ばなしのような不思議な感覚

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2026年06月10日

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久しぶりの伊坂さんは、不思議なファンタジー。
西遊記を思わせる三人の主人公たち。「天軸」のある楽園を目指す。
フワフワした感じで、最後まで一気読みでした。
人ってどんな存在なんでしょうか?

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2026年06月09日

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短編ながらも伊坂さんらしさ全開
西遊記の3人のキヤラっぽい感じ も楽しかった
自然災害、ウィルス感染、システム障害、立て続けにおこる異変を修復すために
人工知能 天軸 を探しに旅に出る3人
現実に起こりうるかもって思わせてくれる作品でした。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

人工知能「天軸」の行方を追う話。短編やけども世界観は壮大で、ファンタジーと切り捨てられず現代とのリンクを感じる。全然遠くない未来にありそうで他人事じゃないねんなぁ、これ。あとこれを踏まえた上で町田さんの「彼女たちは楽園で遊ぶ」を読むと尚良し。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

これは大人の絵本
近未来の世界観なのに思想は原始的で、この先何百年と時間が経って科学が成長しても、根本的な人間の考えってもう変わらないんだろうなぁと思った

言葉よりも物語のほうが有効、インザメガチャーチでも言ってた。

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2026年05月06日

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町田 そのこさんの、「彼女たちは楽園で遊ぶ」の中でこちらの作品が出てきたので、続けて読みました。
2つ並べるとなんかすごい世界観になるなぁと思いながら。

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2026年04月28日

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世界を救う為に「楽園」を目指して旅立った3人の若者。そこで待っていた真実とは。
町田そのこさんの「彼女たちは楽園で遊ぶ」で聖書として出て来た本書。そのイメージが強くて物語をストレートに楽しむというより、もっと高尚なイメージで読んでしまった。
世界を救う人間が凄いんじゃなく、人間も世界の一部、異物の1つであるという事なのかな。
表紙の箔押しが綺麗だし、本文のイラストも美しく眺めていても楽しい一冊。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

装丁も挿絵もすごく綺麗!
だけど短編すぎて物足りない。長編でなくともせめて中編くらいで読みたい!

自然の知能(NI)
植物が誘い彼らを連れてきた、って話で植物学者である稲垣栄洋先生のいくつかの著書を思い出した。

・面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ
・面白くて眠れなくなる植物学
・眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話
・怖くて眠れなくなる植物学

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2026年04月05日

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彼女たちは楽園で遊ぶを読んでから読みました。「地球にとって人間はがん細胞」そんな言葉を連想した私は、NIとやらにすぐ影響されちゃうのかも。
壮大なストーリーの中で、人間の本質的な部分を突かれた気がした。(物語に引かれるってこと含めて)

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2026年03月25日

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五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗が先生と「天軸」を探す旅。
大人の寓話。
宗教的で戒め的なメッセージが含まれている。
設定がとても面白いのに、短編なので物足りなさを感じる。
なんだか長いストーリーの最後だけを読んでる感覚。
それでも圧倒的な存在感のある物語。
途中に案山子の話が出てくるところもファンには嬉しい。
300ページくらいの長編で読みたい。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

大規模停電、強毒性ウィルス、大地震、放射能漏れ、飛行機墜落事故、そしてAI。挿絵の付いた短編。大人向けの現代の寓話。著者は面白いジャンルに取り組んでいる。

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2026年03月12日

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100頁足らずの本なのでサクッと読めます。
登場人物の名前が某有名な物語のパロディで楽しい話かと思いきや、実際は不穏な内容。
偉大な自然の前では人間はちっぽけな存在ってこと。

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

​短い物語だが、伝えたいことがぎっしり詰まっている。さすが伊坂先生。 先入観なしで読んでほしいので詳細は伏せるが、一見ディストピアのような閉塞感がありつつ、視点を変えれば不思議とユートピアのようにも感じられる。 その表裏一体の空気感がクセになる、伊坂マジック全開の一冊。知能を持っているのは人間だけではない。動植物も人間の知らないネットワークを通じて繋がっているのではないか。自然の知能、NI。NIが人に対してNOを突きつけたその時、人は排除される。排除されるのは人だけだからそのほかの動植物の世界は生き続ける。驕りに対する警告なのか。破滅へのカウントダウンを予期しているのか。作者は何を伝えたかったのか。起承転結の結ははっきりと書かれていないように感じた。そこは読んだ人が自分で物語を作ってよいのかなと勝手に思っている。その人だけの物語を空想できる。【わたしたちの脳は、ストーリーを求めている】絵本風なディストピア小説(画:井出静佳)。デビュー25周年記念作。“楽園”がテーマの小説企画で「物語の種になるような短篇を書いてくれませんか」と依頼されて書き下ろしたものらしい。登場人物3人の会話が、ウケるねぇ。巻末に、5点の参考文献。<わたしたちは、ずっと世界が終わりそうだってさんざん大騒ぎしていたけれど、それは勘違いだったんだ。/終わるのは、ヒトの世界だよ。ヒト以外にとっての世界は終わらない。わたしたちヒトが、ヒトが世界のすべてだと思い込んでいるだけ>と。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

小学生でもよめそうな軽め薄めの本。
名前の癖が強くて笑っちゃう。
そして冒険者のつもりがどんでん返しでこわくなっちゃうね。ゾッとします。そして良い。
地球は広くて大きいな。自分はなにもできないちっぽけなものだとわからせてくれる物語。

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2026年03月08日

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