【感想・ネタバレ】楽園の楽園のレビュー

あらすじ

伊坂幸太郎デビュー25周年記念書き下ろし作品。
これはディストピア小説か? ユートピア小説か?

所在不明の人工知能〈天軸〉の暴走で、世界が混乱に陥る近未来。
開発者が遺した絵画〈楽園〉を手掛かりに
五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の選ばれし3人は、
〈天軸〉の在処を探す旅に出る――。

書き下ろしの短編小説を、気鋭のアーティスト、井出静佳の
装画・挿絵とともに味わう「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編で一気読み
短いながらも伊坂作品らしい遊び心にクスッとなり、登場人物のやりとりにグッと引き込まれ、やっぱり私も物語が好きなんだなぁ〜と改めて思えた
25周年らしい凝った装丁や書店展開もお祭りっぽくて良かった

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2026年01月19日

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ネタバレ

楽園だけあって装丁も中のイラストもとても素敵。短いお話。五十九彦と三瑚嬢と蝶八隗の会話が楽しい。この名前も楽しい。こんな風にヒトが排除される日がいつかくるかもなと思ってしまう。地震も多いし。戦争ももっと起こりそうだし。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公たち3人のゆるやかな掛け合いから、大人のファンタジー、冒険のお話なのかと楽しく読み進めておりましたが、急に雲行きが怪しくなり気が付いたら主人公と同じ状況に置かれていました。
しまった、と思った時にはもう遅い。
普段いかに自分本位に物事を捉えてしまっているか、考えさせられる物語でした。

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2026年01月18日

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ネタバレ

面白かった。
テーマはよくある感じ。そこに伊坂色がふんだんに盛り込まれているのでオリジナリティが担保されている。物語中の雑談や回想が纏まってラストに向かっていく様はさすが。

小説を持って物語の無力性みたいなものを説くのは面白いね。我々はアレコレ考えるけど、この結末に至った意味なんて誰にも分からないからね。世の中の全てに意味があると思うな、と正面から言われている感じがした。もっと長くてもよかったけど、そうすればそれこそストーリー性が出てきてしまうからしょうがないのかな、と思う。その意味では今作は純文学っぽい。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

皆さんの評価は低めですが、この本は伊坂幸太郎の大人向けの絵本だと思えばよいと思います。私は児童書も絵本も大好きなので。
綺麗な装丁と挿絵、ファンタジックな内容だけど、AIの暴走ではなく、NI、nature intelligenceの力だと。あとヒトはストーリーを求めるということ。私はこういう考え方が好きです。
でも次は長編が読みたいですね。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊坂さん作品では珍しく挿絵入りの作品。
「天軸」をはじめ、三瑚嬢や蝶八隗など、西遊記パロなのかな?と思いながら読み進めた。テイストが違って面白かったけどちょっと難しかった〜!!

【印象に残った言葉】
「それはさておき、その夢の中でね、私は言ってるの。『悲しみは悲しみとして、後悔は後悔として切り離していいのです』」

「気に入らない相手だとしても、憎んではいけない。厄介な相手も、敵とは限らない。」

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ



挿絵付きの小説で珍しいと思っていましたが、挿絵も含めてとても楽しめる作品でした。

最近良くあるAIの暴走の物語と思いきや、自然全体がそうしていた、と言うのはとても面白い発想だと思いました。
ヒトでいうウィルスと自然でのヒトは同じだから排除する作用が働いている、あるかもしれないと思える物語とすごく読みやすい文章で短い物語でしたが読んでいて楽しかったです。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人はどんなものにもストーリーがあると思い込む。

装丁が綺麗で、思わず手に取ってしまった本。
緑に輝く動物たちを描いたその美しい表紙の先には、短い物語が紡がれている。
最遊記の登場人物にも似たこの物語の登場人物たちは、”先生”を探し求め冒険をする。

行き着く結末は、少し寂しいものに感じた。
『オーデュボンの祈り』を思い出させるこの結末は、少し懐かしく感じた。


P24:「気に入らない相手だとしても、憎んではいけない。厄介な相手も、敵とは限らない」

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2025年11月30日

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