伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    短編集なのでサラサラと読める。錚々たる作家さんの作品だし、読み心地もよいのだが、2カ月くらいして読み直したらほとんど忘れてた、、、。
    その中で、無明はなんだか凄まじいと感じたし、社会の不条理と不合理は私の心に強く刺さった

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    2026年10月07日
  • ラッシュライフ

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    最初は視点がコロコロ変わり話があっちにこっちにと行く構成に読みづらさを感じたけど、後半のいろいろと繋がってくる感じが気持ち良くて面白い!

    ただ、キャラクターの感情の描写?というのか、あとはセリフとかにちょっと独特の表現があって、分かりにくいというか共感しにくいというか…これが伊坂幸太郎さん節なのだとしたら、個人的にはちょっと文章として苦手かもと思ってしまった。
    読書を始めた頃に読んだのもあるのかも?
    やっぱり少し読みづらさを感じたのがあって、こちらを読んで以降伊坂幸太郎さんの作品に手を出せずにいます…。

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    2026年10月07日
  • ラッシュライフ

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    読み始めた時は話があちこち点在していて読むのをやめようかと思ってしまう。でも、話が繋がり出したら一気に読んでしまう。それが伊坂幸太郎だなぁって感じ。でも今回は、最後まで「?」な部分があってスッキリしなかった。

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    2026年10月06日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    最新作を買うにあたり、シリーズ物だと知ったので一から読むことに。

    ここに惹かれた、ひっかかった等がない「普通に読みやすくて面白い」くらいの感想

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    2026年10月06日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    *<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー!
    夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに…*

    うーーーーん?ん?
    大好きな伊坂作品な上、口コミも好評なので、とても楽しみに読み始めたのですが…

    338頁あるお話が314頁まで全然落ちて来ない。
    そこからのお得意伏線回収はお見事ですが、ちょっと長過ぎるな…
    ほぼ大部分を「結局槽の中の脳のお話なのかな?」と疑いつつ読んでしまった。
    とりあえず、2度読み必須です。

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    2026年10月08日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    あ!その人とその人つながるんだ!!ってなることがあって面白かった。登場人物が多かったり、世代が飛んだりして理解することの難しさもあった。読み終わってから相関図調べた。

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    2026年10月06日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    読んだことない人に出会えるのがこうした本のいいところだけど、結局好きなのは何度も読んだ作者の物語だなあ

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    2026年10月06日
  • 楽園の楽園

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    『自分を駆り立てるのは、「偉そうに振舞う人物」への怒りなのだと気づいた』  
    五十九彦は、三瑚嬢、蝶八隗とともに、暴走する『天軸』と『先生』を探しに行く。
    得体の知れない人工知能。
    人間以外の生物と世界。

    想像してしまった何か大きな力が働くこと。
    ちょっとこわいストーリーでした

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    2026年10月06日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    【きっかけ】
    殺し屋の営業術を読んでみようかと考えていた。評判が良く、面白そうだ。しかし、殺しの話とか、暗くなりそうだな…私、理不尽な話には弱いけど、大丈夫かな?と不安に思う。
    何故か、内容を知らない、「グラスホッパー」が気になった。ん?これも殺し屋の話らしい。読んでみるか…。
    【読後】
    面白かった。通しで考えても、そんなにえげつない描写もなく、精神的ダメージは小さかった。何より、鯨さんが、生きているみたいな霊と対話できるので、この世を去っても、のほほんと話す蝉や岩西に、むしろほっこりした。
    しかし…。後半、蝉と鯨の対決や、黒と黄のスズメバチのくだりは、予想していたこともあり、よしよしとほくそ笑んでいたが、最後も最後、鯨と槿(あさがお)の対決の行方は…!?と期待していただけに、あれ・・・???という感じだった。
    むむむ。読み飛ばしたのか???良いキャラだったのに、え???
    エンディング、まさかの押し屋に殺されオチがないかと、ハラハラした。(笑)
    鯨の最期が、マイナスでした。みんなの感想を見てみようー。
    結構有名な小説なんですね。知らなんだ。
    読書家の嫁さんも、昔読んだが、ラストに閉口したという感想だった。やはり…。

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    2026年10月06日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ダイジェスト
    ①穏やかな日々を送っていた男性が国を巻きこむ大きな事件の犯人にさせられる
    ②逃亡するなかでこれまで出会ってきた人たちやたまたま遭遇した人たちに助けられる
    ③多くは語らずに、信頼関係から成り立つ人とのつながりを感じる
    感想
    ①罪なき人が普通に生活ができないほどに追い詰められてとにかく胸が苦しかった
    ②見つかったら自分も罪にとわれることなのに相手のことを信じて自分も無理をして助けようとする姿勢に敬意を表する
    ③言葉にしないと伝わらないと思ってしまいがちだが、相手との信頼関係に依存した多くを語らないコミュニケーションがユーモアもあって楽しませてくれた

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    2026年10月05日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    全てがこの文庫のための書き下ろしというアンソロジー。
    タイトルの『プレゼント』は、読者のためのプレゼントという意味もあるのかもしれないが、やはりアンソロジーのテーマでもあるのだろうと思ったら、リボンのかかった箱が出てくる話は一つもなかった。
    裏表紙に書かれている紹介文によれば、テーマは「夏」なのだということ。
    一編一編、方向性が違うが、そのうち三編は青春もの。
    『真実のトランク』のトランクの存在が星新一のSFみたいで面白かった。
    『無明』は、お役人がきちんと規則を守った末に、救わなくてはいけない人に手を差し伸べられていない、という短いけれど社会派の作品。
    『見越しのマツ』は、梨木香歩さんらしく植物のお話。

    【ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎】
    ・和野尊(わの そん)ワトソン役。ヨフネの活躍を文章でまとめる。
    ・白河ヨフネ(しらかわ よふね)名探偵。「尊くん」を片腕に数々の事件を解決してきた。

    【二つの宇宙/江國香織】
    ・僕/悠斗(はると)19歳大学生。一人暮らしをしているが、常にばあちゃん(実家に健在)に会いたい
    ・島袋茉莉加(しまぶくろ まりか)悠斗の彼女。悠斗がこだわる「ばあちゃん」に会いたがる。

    【真実のトランク/宮部みゆき】
    ・教子(のりこ)53歳。夫に先立たれ、ビルのオーナーである弟が趣味でやっているバー『瑞季(みずき)』の雇われマスターをつとめる。若いころ数年勤めたバーでの出来事を回想する。

    【きっとあの日の光と同じ/町田そのこ】
    ・稲橋瑛太(いなはし えいた)・中尾康生(なかお やすお)
    高校に進学した春に、幼稚園からの幼馴染の康生(やすお)にカノジョができた。一つ年上の木戸先輩。友情は壊れた。おれも「ひと夏の恋」がしたい。

    【無明/米澤穂信】
    酷暑の八月、新宿駅東西自由通路で午後二時、母親が赤ん坊の首を絞めた。

    【見越しのマツ/梨木香歩】
    ・久保田真美子(くぼた まみこ)
    実家の向かいの「有賀」というお屋敷には、には大きな松の木がある。父は「見越しの松」と呼び特別に思っていた。主人が亡くなり住宅会社が松も切り倒して住宅を三軒建てた。

    【伝説の季節/恩田陸】
    ・関根春(せきね しゅん)高三。「今年のサヨコ」に任命される。
    『六番目の小夜子』はずいぶん昔に読んだのでほとんど覚えていないけれど、この短編は同じ世界観の中に存在するものだろう。

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    2026年10月05日
  • さよならジャバウォック

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    うーん。評価が難しいー。
    やはりゴールデンスランバーやキャプテンサンダーボルト、グラスホッパーやマリアビートルが好き過ぎて、最近の作風にもそれを期待し過ぎてしまっているのかもしれない。
    伏線が回収され始めて、なるほどそういうことか、とも思うがSFに振り切りすぎて思考がついていかないというか、いけないというか。

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    2026年10月04日
  • 777 トリプルセブン

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    天道虫、モウフ、マクラ、紙野、ココ、六人、ソーダ&コーラ、乾。過去一多いメンバーがホテルを舞台にあちこちで事件が起こす。
    普通に満足な内容なのだけれど、殺し屋シリーズの中で1番インパクトが弱いラストだった。
    ※ 槿は名前だけだけど、皆勤賞

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    2026年10月05日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    チェーホフの銃ってこういうことだよなぁ
    伊坂幸太郎は個人的にはあまり刺さらないんだけど、こういうところ素直に面白いし上手いなと思います

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    2026年10月04日
  • さよならジャバウォック

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    ​夫を殺してしまう衝撃的な始まりから一気に引き込まれ、どこへ連れていかれるのか分からない不思議な世界観にどっぷりハマってしまう一冊。
    ​人の脳に取り憑く「ジャバウォック」というオカルトチックな設定や、ラストで明かされる事実には本当に騙された。量子が感じていた微かな違和感の正体が判明した瞬間、張り巡らされていた伏線が一気に繋がって予想外の結末だった。
    ​

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    2026年10月04日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    前半は難しく感じだけど
    後半でずんずんおもしろくなった。

    「ほかにもそういう人がいるかもしれないなあ、
    と思って聞いていたんだよ」
    私もそういう心持ちでありたい。

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    2026年10月04日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『首折り男のための協奏曲』です。
    連作短編集になっています。

    1.首折り男の周辺
    首折り殺人事件が世間を騒がせる中、定年退職した若林夫妻は、隣の部屋に住む大柄な男を首折り男ではないかと疑います。一方、首折り男の大藪と顔がよく似ている小笠原稔は、大藪と間違えられたことで、ある依頼に巻き込まれます。また、いじめに悩む中学生の中島も登場します。
    それぞれの出来事が進む一方、本物の首折り男である大藪は悪徳金貸しを皆殺しにしたその現場で突然亡くなります。小笠原稔は、中島のいじめっ子を退治します。話端折りすぎですが。


    2. 濡れ衣の話
    息子をひき逃げ事故で亡くした丸岡は、事故の加害者である女性と偶然再会します。女性が事故について反省していないことに腹を立てた丸岡は、女性を刺して殺してしまいます。
    そこへ首折り男の大藪が現れます。大藪は丸岡から事情を聞くと、女性の首を折り、自分が首折り殺人を行ったように偽装します。そして、丸岡が殺人犯として捕まらないようにして、その場を立ち去ります。

    3. 僕の舟
    病気になった夫を看病している若林絵美は、若いころに出会った男性について黒澤に調べてもらいます。絵美は、銀座で出会った男性と、幼いころ遊園地で迷子になったときに出会った少年のことを思い出していました。
    黒澤が調査した結果、銀座で出会った男性も、遊園地で出会った少年も、現在の絵美の夫・順一だったことが分かります。

    4. 人間らしく
    黒澤は依頼の調査で、知人の小説家・窪田を訪ねます。そこで窪田は、クワガタを例に挙げ、人間をいつも監視しているのではなく、たまたま覗いたときに悪いことをしている人間に何かをする神がいるのではないか、という話をします。
    その後、妻に介護を任せて浮気をしている男や、塾で同級生をいじめている少年など、他人に悪事を働いている人物たちに、次々と天罰が当たります。

    5. 月曜日から逃げろ
    泥棒であることを知られてしまった黒澤は、その弱みを利用して久喜山から絵画を盗み出すよう要求されます。黒澤は要求された絵画をめぐって行動することになります。
    物語は「月曜日」「火曜日」「水曜日」……と曜日ごとに進んでいきますが、各曜日の出来事は単純に連続した一週間の出来事ではありません。読み進めることで、それぞれの出来事の時間的な前後関係が明らかになり、黒澤は盗んだ絵画を久喜山の家に置いておきます。

    6. 相談役の話
    伊達政宗の息子・秀宗に仕えた相談役、山家清兵衛は、藩政に関わる優秀な人物でしたが、周囲から疎まれ、殺害されます。その後、山家清兵衛の死に関係した人々に次々と不幸が起こり、祟りではないかと噂されます。
    現代では、作家の窪田がある男と出会います。
    会社で社長の息子である有能な男です。彼の会社に、父である社長から送られてきた相談役の男は事故で死にます。その後、彼の死に関係した人物たちの周囲で不審な出来事が続き、山家清兵衛の話と重なるように、次々と死んでいきます。その有能な男には幽霊が取り憑いているようです。心霊写真として映っていました。

    7. 合コンの話
    男女が集まる合コンが開かれますが、幹事が欠席したため、予定とは違う形で会が始まります。参加者たちは首折り殺人事件について話したり、それぞれの身の回りの出来事について話したりします。最後には参加者の佐藤さんのピアノの腕前にみんなが圧倒されます。

    この本は、最初から一つの長編として設計された物語ではなく、もともと独立して書かれた7つの短編を並べ直し、加筆修正して緩やかにつなげた連作集だそうです。
    なので読み終わって全体を振り返った際に印象がぼんやりします。あれ、どういう話なんだっけって。
    でもなんとなくあっというまに読んでしまうんですけどね。

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    2026年10月04日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7人の作家さんによる「夏」をテーマにしたアンソロジー。
    全編書き下ろしで、まさに読者への豪華なプレゼント。
    同じ夏でもこんなに作風が変わるんだ、って読んでいて楽しかった。
    きっとお気に入りの一作に出会えるはず。

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    2026年10月03日
  • 重力ピエロ

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    「春が二階から落ちてきた」から始まり、そして終わるストーリー。泉水と春の兄弟と、旅立ってしまった母、病床の父。辛い過去を越えて、思い出を辿りながら、最近増えている連続放火とその近くにあるグラフィティアートを追う。
    ものすごい盛り上がるストーリーではないのだけれど、ほんのり沁みるストーリーだった。

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    2026年10月02日
  • マリアビートル

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    キャラ設定はあるものの王子がひたすらに不快で、そこが気持ちを盛り下げた。ちゃんと結末を描写して欲しかった。
    天道虫、蜜柑、檸檬、木村は良かったし、何より、鈴木、蜂、槿が出てきたのが好い。

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    2026年10月04日