伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 陽気なギャングが地球を回す

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    癖強4人が銀行強盗を行うが、まさかの別の事件にも巻き込まれてしまう痛快ドタバタストーリー。どこか憎めない性格の4人のテンポ良い会話と、駆け抜けるかのようなスピード感ある展開が面白い。

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    2026年03月11日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    誘拐犯の妻が誘拐される話
    伊坂幸太郎作品にしては読みにくいけど『レ・ミゼラブル』を知っていればわかりやすいかも
    夏之目が不憫すぎる

    「どのような人間関係においても大切なのは対等であることだ」
    こうであるべきなのに対等な人間関係ってレアなものになってると思う

    「やばい話は、あなたのために協力しますよ、というスタンスでやってくる」
    聞き方によっては怪しまれずに相手の情報を引き出すことが可能、人間は恐ろしい

    何より響いたのは「海よりも壮大な光景がある。それは空だ。空よりも壮大な光景がある。」
    「それは人の魂の内部」
    宇宙の時間からすれば我々が生きている時間はほんの一瞬でしかない

    夏之目が言う

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    2026年03月11日
  • 楽園の楽園

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    100頁足らずの本なのでサクッと読めます。
    登場人物の名前が某有名な物語のパロディで楽しい話かと思いきや、実際は不穏な内容。
    偉大な自然の前では人間はちっぽけな存在ってこと。

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    2026年03月10日
  • マリアビートル

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    ■殺し屋シリーズ第2作(2010年9月)書き下ろし
    不運な殺し屋、七尾が主人公。
    快速列車内の密室で起きる殺人事件。
    10年以上前に読んだので、最新作の『777』を読んでから再読。映像版も見てみました。

    シリーズで一番登場人物が多いのと、一番話が長い。海外の映像版はそのキャラクター性にフォーカスした作風で、小説とは違う海外受けしそうなエンタメアレンジ作品だった。

    木村の父親(茂)が伝説の殺し屋っぽいが、何をやっていた殺し屋なんだろう。
    王子のクソっぷりも、映像では悪ガキくらいに収まっている。(女の子だしw)

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    ■今回居なくなった業者たち
    狼、スズメ

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    2026年03月10日
  • 死神の精度

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    短編集ではあるものの、ラストではこれまでの物語が繋がるような形になっていて、ひとつの長編作品のような締め方が伊坂幸太郎らしい作品だと感じた。非常に良い作品。

    強いて言うといくつかの短編の中で、結末が読まれやすいというか、驚きがないというか、やや単調に感じる部分はあった。

    死神である千葉は(本人的に)真面目なことを言っているのに、人間には「面白いことを言うじゃないか」のような反応をされ、何も面白いことを言っていないのになぜそんなことを言われるんだと腹を立てたりと、死神と人間の感覚のズレにユーモアがあって面白かった。

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    2026年03月10日
  • 楽園の楽園

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    ​短い物語だが、伝えたいことがぎっしり詰まっている。さすが伊坂先生。 先入観なしで読んでほしいので詳細は伏せるが、一見ディストピアのような閉塞感がありつつ、視点を変えれば不思議とユートピアのようにも感じられる。 その表裏一体の空気感がクセになる、伊坂マジック全開の一冊。知能を持っているのは人間だけではない。動植物も人間の知らないネットワークを通じて繋がっているのではないか。自然の知能、NI。NIが人に対してNOを突きつけたその時、人は排除される。排除されるのは人だけだからそのほかの動植物の世界は生き続ける。驕りに対する警告なのか。破滅へのカウントダウンを予期しているのか。作者は何を伝えたかった

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    2026年03月09日
  • 楽園の楽園

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    小学生でもよめそうな軽め薄めの本。
    名前の癖が強くて笑っちゃう。
    そして冒険者のつもりがどんでん返しでこわくなっちゃうね。ゾッとします。そして良い。
    地球は広くて大きいな。自分はなにもできないちっぽけなものだとわからせてくれる物語。

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    2026年03月08日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    家族愛や血のつながり、過去の罪など、扱っているテーマは決して軽くない。それでも、不思議と重苦しさはなく、比較的さらっと読み進めることができた。おそらく、どこかユーモラスで軽やかな語り口で描かれているからだろう。

    作中にも登場する「重要なことは軽快に伝える」という言葉が、この物語の雰囲気をよく表しているように思う。大切で重い役割を担いながらも、それを感じさせないピエロのような存在。タイトルの「重力ピエロ」は、まさに物語全体の空気感そのものを象徴しているようだった。

    お父さんが本当にいい人で、読んでいて温かい気持ちになった。
    最後の「春が二階から落ちてきた」という一文には、ゾクッとさせられた。

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    2026年03月08日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    そうきますか、というのが感想。
    どんでん返しが面白かった。

    途中までは読むのに少し苦労しつつ、段々慣れてきて
    読み進めていく。
    現在と2年前の出来事を交互に書いていくスタイル。


    私はオーデュボンの祈り、ラッシュライフ、重力ピエロ、グラスホッパー、アヒルと鴨のコインロッカーと読んだが
    今作での繋がりがイマイチ分からなかった。

    オーデュボンの祈りが好きだな。

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    2026年03月07日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    三人の主人公の視点で描かれる。気づいたら1つずつ減っていく。
    最後は1個になる。その書き方はおもしろいけど、続編を特に読みたいとはあんまり思わなかった。

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    2026年03月06日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    平凡な日常の中に潜んでいる心の暖かさ、不思議な人と人との繋がりを感じることができた。
    短編集ではあるが、実は一つの大きな長編の物語になっているところが面白い。
    歌のために書いた物語とは思わずビックリ。

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    2026年03月05日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    主人公の視点から、弟の犯罪が明らかになっていくが、細かい章立ての積み重ねの中、少しずつ弟や両親、ストーカーの女、犯人などの性格や謎解きも進んでいく。
    ちょっと読みにくかったが、途中でそのからくりに気づいて、納得した。

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    2026年03月05日
  • ラッシュライフ

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    2026年2月17日〜2026年3月5日 再読

    なんてことのない(なんてことなくはない)各々の人生がたまに交差する群像劇。
    老犬が幸福な犬生を全う出来たのかだけ気になる。

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    2026年03月05日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    推しの新曲出た感じで楽しく読める!
    懐かしい気持ちで嬉しい。
    でも、もうちょい面白くなれたやろ〜とも思う。

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    2026年03月04日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    伊坂幸太郎味は薄い本作。劇的な描写も少ないし、ビックリする様なところもあんまりない。しかし、伊坂幸太郎では珍しく恋がテーマとなっており、純粋な文章で語られているため、面白く読みやすい。

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    2026年03月04日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ディストピア文学。

    伊坂幸太郎さんの作風である、『人生はエスカレーター』とか『未来は神様のレシピできまる』という表現をいい意味で捉え直すにはいい作品だった。

    読んでいくと、どんどんと「未来はどうあがこうが良くならない」とネガティブに考えてしまいがちだけれど、実はそうではなくて未来は変わらないのだからせめて前向きに生きていこうと思うことができる。

    『終末のフール』をもう一度読みたくなった。

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    2026年03月04日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    主人公の視点や年代が目まぐるしく変化するので少し読みにくい部分はあるものの、人物同士に繋がりが見えた時心を揺さぶられる。特にお気に入りだったのはドクメンタ。物語の導入から、結末、タイトルとの繋がり全てが完成されていると感じた。運命的な出会いが恋愛以外の部分で人生に大きな影響を与えているところが、人との出会いの美しさだと思った。

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    2026年03月04日
  • PK 新装版

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    解説まで読んだが、全体の繋がりをあまり理解することができなかった。SF的展開は読み慣れていないのだと気づいた。

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    2026年03月03日
  • グラスホッパー

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    ずっと読みたいと思っていた伊坂幸太郎のグラスホッパー
    「シーソーモンスター」と世界観の明度は同じくらいかなと感じた。

    鈴木・蝉・鯨の三人の視点から物語が書かれていて、後半に3人が交差していく。
    これまで自分が読んだ作品と比べて、ちょっと暗くて、でも暗すぎないアングラ?系の作品だなと思った。

    印象に残ったのは、何回も出てくる「人間というのは哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いかもしれない」という言葉。バッタという個体が、凶暴なな群れの中にいると、どんどん自分も周りもその凶暴さに慣らされてしまうかもしれない。というところが、なんていうか同調圧力とか、学歴とかそういうものに通ずるなと感じた。

    他に

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    2026年03月03日
  • PK 新装版

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    ネタバレ

    初めての伊坂幸太郎作品。

    全体的にメタ目線な本文と、細かく分かれた章ごとに切り替わる点において脳が置いていかれてしまい、この著書に慣れるのには時間がかかりそう。
    ただ、この三つの短編をひとつの作品として出す上で著書としては 少し手を加えた 匙加減で成し得たというのが凄すぎる。
    そんな天才的な筆と独特なセンスにファンが多いのも納得。
    映画監督でいうクリストファーノーランっぽさを感じた。

    現段階では好きとはまだ言えないけど、何作品か読んで慣れていきたいな〜

    "私はあの時に学んだ。落ち着いていれば、どうにかなるものだ。"
    こんなセリフでふと思い出したのは
    小学生の頃、当時か

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    2026年03月02日