伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • オーデュボンの祈り

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    悪くはない。むしろ良い!
     デビュー作ということで手に取ってみたが、序盤は少し退屈に感じながらも、謎が多かった分、終盤にかけてパズルのピースがハマっていくような感覚は気持ちよかった!

    読後の感想を一言で述べると、不思議な物語だったなぁ〜と、これまた不思議な余韻に浸っていた。まだまだ自分の想像力が乏しいせいか、物語の世界観に存分に入り込めなかった。またいつか時間を置いて再読したいと思う。

     未来を予見できる"案山子"。外界からは知られていない未知の島で、次から次へと現実ではあり得ない出来事が起きまくる。登場人物は多いが、みんな魅力的かつ個性的な人物で溢れている。
     現実の

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    2026年04月13日
  • グラスホッパー

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    三人の一人称視点の物語で、客観的に見たら同じ時間に同じ場所にいるけど、その時間に至るまでのそれぞれの物語を感じられて偶然なのか必然なのかと不思議に思いました。
    日常でも同じタイミングで同じ電車に乗っている人を見て、私とこの人が同じ電車に乗るまでの今日の一日はどんなんなんだろと考えたりして、人と人が出会うのは偶然であり必然でもあるのかなーと拡大解釈したりしちゃいました。
    話の内容的には鈴木が復讐しようとしていた相手を目の前で殺されてそれがどうやら押し屋と呼ばれるものの仕業で、、、と言った話でした。展開的にどう転ぶんだろうと考えていましたが、そこまでバッドなエンドではなくて安心しました。

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    2026年04月12日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    いい意味で、伊坂幸太郎の作品だなぁと。
    鯨、蝉、槿それぞれの殺し屋としてのキャラクターが立っていて、どの人物も魅力的ですが特に私は蝉が好きでした。
    あと、黒と黄の男女=スズメバチというのが綺麗に伏線回収されて気持ちよかったです。

    ラストのあの終わり方は読者の数だけそれぞれ考察がなされると思いますが
    私は鈴木はかつての鯨のように亡霊に、幻覚に悩まされるんじゃないかなと考察。

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    2026年04月12日
  • あるキング

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    ネタバレ

    小学生の頃、衝撃を受けて以来ずっと愛読している伊坂幸太郎さんの小説。他の作品とは全く別物といった雰囲気のお話で、驚きました。要所要所で伊坂さんらしいユーモアや遊び心を感じられ、読むスピードを落とすことはありませんでした。
    正義と悪、理不尽や不公平、勝利と敗北。それらは一体、どっちがどっちなんだろう。どれがどれなんだろう。ふわふわとそんな事を考えながら読める作品でした。正しさなど曖昧で不明瞭なものですが、真っ直ぐ芯のある王求が生きていく姿にはなんだか勇気を貰えた気がします。「我を張れ」自身にそう言い聞かせながら、生きていきたいですね。

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    2026年04月12日
  • サブマリン

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    時間が和らげない悲しみなどない。

    それは本当に嘘ではない。

    その出来事によって気持ちが薄れていく時間は人それぞれなんだろうけど。

    たまに思い出す事があったとしても、生きている限りその悲しみは薄れていく。

    少しずつ

    だけど忘れてしまう事は決してない。

    水中の潜水艦の如く沈んでいるけど、何かのきっかけで急浮上してくる。

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    2026年04月10日
  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    複数の世界線がクロスする、伊坂幸太郎らしい作品。楽しく読んだが、河原崎のエンディング後がどうなったか心配。

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    2026年04月10日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの読んだことがある作品はこれで2作目。
    初めて読んだのはグラスホッパーという殺し屋の話。
    とっても生々しくてグロテスクだった記憶がある。
    今回アイネクライネナハトムジークを読んでみようと思ったきっかけは友達が読んでいたからだ。
    装丁が期間限定でかわいくなっていたのも惹かれた理由。
    連作短編集というものに少し苦手意識があり楽しく読めるかなと不安だったけどとっても面白かった。
    あとがきにもあったが伊坂幸太郎らしいという作品ではないものの伊坂さんが考える友愛・恋愛が描かれていてとても新鮮で楽しく読むことが出来た。
    連作短編集ではあるものの物語が少しずつ繋がっていて共通する登場人物が出て

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    2026年04月09日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    分厚くて読書初心者の私には少し飽きがきてしまった
    最初いろんな人が出てきて覚えるまでに時間がかかった

    果物ペア好きだったから死んでしまったのは
    悲しかった
    天道虫は生きててよかった

    木村父母にはびっくり
    王子嫌いだったので懲らしめられて
    ざまぁだった(笑)

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    2026年04月09日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ファンタジー?と現実が交互に語られていく中で、この世界線はどうやって交わっていくんだろうと考えながら読んでいくのが楽しかった。あと、私的に身近な福島の猪苗代湖とかがでてくるのよかった〜
    ただ、冒頭とのつながりが弱かったかな〜と思う。結局何だったんだ?ってなったかな

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    2026年04月09日
  • 死神の浮力

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    死神調査員『千葉さん』の第2弾!今回は長編
    我が子を殺害されたのに無罪で釈放された犯人との対峙に一役も二役も買ってしまう千葉さん

    所々クドい言い回しもあるが結末が気になり読んでしまう内容

    そして伊坂幸太郎さんは伏線が散りばめられているのでシリーズ1作目から是非読んでほしい。

    死神とは無慈悲なようで暖かい存在なのか…神だもんな〜

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    2026年04月09日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    銀行強盗たちがわちゃわちゃと楽しそうに善業を積んでいくお話。

    章の冒頭にある広辞苑の引用で好きなのが、壁紙。
    かべーがみ【壁紙】 「親馬鹿のあの人のーは、いつも子供の写真だよ」「微笑ましくていいじゃない」「でも子供、二十歳だぜ」「げ」

    響野と久遠の会話の中で、祥子が言っていたという「わたしの夫以外はすべて良い夫に見える」という台詞にピンときてない響野のソレは鈍感力ってやつなのかな。必要だよね。

    「どんなものでも、予備があったほうがいいってことじゃないのか。恋人も妻も」というとんでもないことを口にしたのも響野。久遠、祥子に告げ口しちゃえば良かったのにー。でも、とてつもなく長い演説で切り抜け

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    2026年04月09日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    えー、伊坂さんの作品にしては山が少なくて、物足りないなぁと思ってたら、元々は短編だったものに話を追加して構成したみたい。といっても、追加された話は「ターゲットを狙うためにドアに仕掛けたボーガン、運よくターゲットが先に開けたからいいものの息子が先に開けてたら、息子が死んでたけど!?」っていう運頼みのような内容で入り込めなかったです。これ、すっきりする?私はモヤモヤするんだなー。淡々と読んで、淡々と終わってしまいました。殺し屋シリーズは楽しかったので、ちょっと残念です。恐妻家設定はおもしろかった。

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    2026年04月09日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    印鑑の兜というが、伊坂さんらしくて好きです。
    AX アックスは、斧の意味だそうで読み終わってから知りました。
    「蟷螂の斧を見くびるな」という言葉がとても印象的で最終的にさすが伊坂さんと気持ちよくなりました!
    スズメバチ退治の格好も想像すると楽しい。あまりにも奥さんに気を使うところと殺し屋とのギャップも良かった。
    そして、私は兜のように気を使う夫にまさか殺し屋ではないよね?と聞きました。

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    2026年04月08日
  • 777 トリプルセブン

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    天道虫は相変わらずだな…と思わざる負えない、不運満載な1冊でした。

    個人的には美男美女の殺し屋集団に会いたかった…

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    2026年04月08日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    著者ならではの最後まで読めない構成と、最初から最後まで、ずっとスリリングな展開が絶妙な一冊です。
    著書も素晴らしかったですが、ほかにもっと素晴らしい作品を生み出しているので、厳しめに読んでしまう自分がいました。
    ある日自分が突然身に覚えのない犯罪の指名手配犯になったらと考えると、の設定自体が既に面白いですし、楽しく読むことができました。

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    2026年04月08日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』
    連作短編集になっています。



    1. アイネクライネ
    市場調査会社の佐藤は、先輩・藤間が職場で机を蹴り飛ばしたため、余波を食ってコーヒーをサーバにこぼし、サーバをこわしてしまいました。罰として街頭アンケートをやることになってしまいました。アンケート中にはとある女性に出会います。
    さらに佐藤は大学時代の友人・織田一真夫妻や上司・藤間らと関わりながら、日常を過ごしている中、道路工事のガードマンをしていた女性に再会します。



    2. ライトヘビー
    美容師の美奈子は、常連客・板橋香澄から「落ち込んでいる弟・学の話し相手になってほしい」と頼まれ、

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    2026年04月06日
  • 重力ピエロ

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    性的暴行で生まれた弟がいる家族の話。兄弟で同じことをしようとしていた時は泣けた。法律がどうとか社会的にどうとかよりも、自分のことを1番分かってくれている人達がどう思ってくれるかの方が大事だと教えてくれた。そして社会的には誤りでもお前は間違ってないと言ってくれる人が1人でもいるだけで生きていけるんだと思った。
    「人を救うのは気休めの美味しいご飯」

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    2026年04月05日
  • 楽園の楽園

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    装丁も挿絵もすごく綺麗!
    だけど短編すぎて物足りない。長編でなくともせめて中編くらいで読みたい!

    自然の知能(NI)
    植物が誘い彼らを連れてきた、って話で植物学者である稲垣栄洋先生のいくつかの著書を思い出した。

    ・面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ
    ・面白くて眠れなくなる植物学
    ・眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話
    ・怖くて眠れなくなる植物学

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    2026年04月05日
  • 終末のフール

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    3年後に小惑星衝突で終わりを迎える世界に住む人々の生活を描いた短編集。
    不安や焦燥により一度は壊れかけた世の中。みな生きる事に必死が故に起こる暴動。我々は明日が絶対来る!という思い込みによって平生を保っているのかもしれないと感じた。
    明日が当たり前に来る事に感謝しつつ、必死に生きていく義務を果たして生きたい。

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    2026年04月05日
  • マリアビートル

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    3.7/5.0

    最後まであまりハマれなかった。
    物語の展開も、登場人物たちのユーモアという点でも前作『グラスホッパー』の方が好きだった。

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    2026年04月04日