伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ、実は過去作を一度も読んだことがなかったのですが、評判が良かったので『777』から手を出してみました。
結果、大正解。めちゃくちゃ面白かったです。
舞台は高級ホテルの一室。
ツキに見放された殺し屋・七尾が、ただの簡単な仕事のはずだったのに、癖がありすぎる殺し屋たちやトラブルに次々と巻き込まれていきます。
ホテルという限定された空間で、いろんな奴らの思惑が複雑に絡み合いながら、とんでもないスピード感で事態が二転三転していくのがとにかく爽快。
散りばめられた伏線が見事に回収されていく気持ち良さに、一気に読んでしまいました。
過去作を知らなくても単品として充分楽しめ -
Posted by ブクログ
【2026年度74冊目】
街頭アンケートから始まる出会い、電話越しの逢瀬、免許更新日の再会と発見、世代を越えた繋がり、いじめっ子との再会、ボクサーから広がる人間関係――波紋を描くような連作短編集。
伊坂幸太郎さんは、連作短編集が本当にお上手ですね。人と人とのつながりを描くのが上手い。今回は、過去と現在を生き来する回数が多かったので、ちょっとだけ時系列で混乱してしまったのですが、やはり面白かったです。
登場人物同士の思わぬ繋がりというか、「こういう形で描かれるのか!」という驚きが多く、時には目頭が熱くなりました。好きなのは「ライトヘビー」と「ルックスライク」ですかね、そういうことか!といい意 -
Posted by ブクログ
作中に頻出するレミゼラブルの小説も映画も触れたことがないわたしのような人間を置いてけぼりにしない伊坂幸太郎さんの物語の運びかた、とても素敵だ。読んだことのないレミゼラブルを読んだことがあるような気持ちにさえさせてくれた。
レミゼラブルに倣ったらしい“作者が妙にしゃしゃり出てくる”ホワイトラビットだったけど、わたしには新鮮で良かった。
そして何度か出てくる軽快なミスリードが楽しい。
この物語がどんな風に収束していくのかなとワクワクしながら読み進める感覚がとても懐かしかった。
ほぼ全部のキャラクターにどこか愛おしさが芽生えてしまう筆力は流石だ。
わたしっていまも変わらず伊坂幸太郎という作家がすき