伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    妻の復讐のために生きるごく普通の人間の鈴木と、殺し屋の鯨、蝉という全く違う境遇の3人の物語が絡み合いながら進んでいく過程は、どのような決着を見せるのか分からず楽しみにしながら読み進めた。それだけに、クライマックスらしいクライマックスがなく終わったのは少し消化不良だった。鈴木が日常を取り戻そうと妻と出会ったビュッフェに行き、「劇団」の子供たちとホーム越しに出会うラストは、爽やかだった。

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    2026年03月21日
  • 楽園の楽園

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    五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗が先生と「天軸」を探す旅。
    大人の寓話。
    宗教的で戒め的なメッセージが含まれている。
    設定がとても面白いのに、短編なので物足りなさを感じる。
    なんだか長いストーリーの最後だけを読んでる感覚。
    それでも圧倒的な存在感のある物語。
    途中に案山子の話が出てくるところもファンには嬉しい。
    300ページくらいの長編で読みたい。

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    2026年03月21日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    再読
    フィッシュストーリー、ホラ話

    伊坂ワールドを好きには堪らない
    他愛もない会話からもテンポの良いやりとりとユーモアを感じられる

    短編でも繋がりがあって面白く人気キャラも度々出てくるので嬉しい

    やっぱり面白かった

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    2026年03月21日
  • ラッシュライフ

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    ⭐︎3.4

    面白くてサクサク読めた。
    後半は怒涛の伏線回収(笑)

    全部の話が繋がってるんだけど、その繋がり方が面白くて、何回もページを行ったり来たりしちゃった。

    豊田さんの話は一番救いがあるというか前向きで、老犬との関係構築もほっこりする。
    黒澤の話も、人生をうまく生きてるなあって感じ。

    でも、河原崎と京子の話はお先真っ暗で、、
    それがスパイスになって面白いんだろうけど。

    どれだけ暗い河原崎の話でも、豊田さん目線で出てくる河原崎は、まだ救いがあるように見えるのが面白い。
    (実情を知っている身からすると、救いはないんだけど)

    注意事項としては、読むときは一気に読んだ方がいい!
    最初は

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    2026年03月21日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    すごく不思議なお話。ずっとよくわからないけどなんとなく読んでいて気持ちがいい。
    はっとさせられるセリフがいくつもあって、伊坂作品の根底にある清々しさが好きなんだなと思った。
    猪苗代湖に行きたくなる!!

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    2026年03月21日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    見知らぬ男に自宅で拘束されるという不穏な冒頭で一気に世界観に入り込むことができた。

    拷問して真相を吐かせようとする描写は読んでいて身が竦む思いだった。
    真実を伝えても真実だと思って貰えず拷問されるどうしようもなさが気の毒だった。

    拷問や事件のような重いテーマではありつつも登場人物同士の掛け合いは今まで読んだ本の中で一番面白かった。

    上巻の終盤では拓海が安藤商会があるとされる盛岡に向かう新幹線の中で井坂幸太郎の書いた原稿を読んでいたが、意味があるのか?と思うシーンが多くあった。佐藤民子がペディキュアを塗る描写などなくても良さそうな描写が下巻でどのように伏線として回収されるのかが楽しみだ。

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    2026年03月20日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    昔読んだことがあるが内容忘れたため読んでみた。
    読書自体久しぶりだったけど、テンポが良く読めやすかった。キャラクターが立っていて掛け合いが楽しかった。

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    2026年03月20日
  • さよならジャバウォック

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    ミステリー?SF?ヒューマン?と、感じ方が変わった作品でした。
    この先どうなるんだ?とグイグイ読ます手法は流石と言った感じ。ただ、なんだろう…登場人物が私の頭の中に生きてこない(本を読んでいて登場人物が知り合いか友人のような気持ちになるものってありますよね?)。
    凍朗の生い立ちとかもう少し描かれていると共感ができて物語にのめり込めたのかなぁ?

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    2026年03月20日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    伊坂さんが好きなキャラで他の作品にも出てくる黒澤を見るためによんだ。全く違った色の話が4つほど続いておりそれぞれ少しづつ繋がっている。単なる強盗がある街の風習に興味をもち虜になる姿が人間味あふれていた

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    2026年03月20日
  • フーガはユーガ

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    児童虐待。なぜ起きるのか。それをどう耐えるのか。そんな二人が織りなす奇想天外な話。ちょっと悲しいラスト。だけどいつまでも二人一緒なんだろうな。

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    2026年03月20日
  • 重力ピエロ

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    誰が犯人なのかはすぐにわかったが、この物語で大事なのはそこではないのだろうと思った
    お前は俺に似て、嘘が下手だ
    このセリフはしばらく忘れられそうにない
    伊坂幸太郎の他の作品にも出てきていた、黒澤というキャラクターにまた会えたのが嬉しかった

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    2026年03月19日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    最初から4人組に不穏なイベントが発生するのは新鮮で面白かったですが、カジノを襲撃して火尻を陥れる最後の部分の内容が少し無理あるのではと思いました。でもシリーズ3作品楽しく読ませてもらいました。他の伊坂作品どんどん読もうと思います。

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    2026年03月19日
  • さよならジャバウォック

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    怒涛の伏線回収に感動。
    自分が最初に想定していたラストとは大きく異なり、二軸で動いていく話もつながっていく流れが素晴らしすぎる。
    あと、装丁がおしゃれすぎる。置いておくだけでテンションがあがる!
    伏線回収やジャバウォック好きにおすすめ!

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    2026年03月18日
  • 終末のフール

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    ネタバレ

    3年後に滅亡が予言された地球を舞台にしての連作短編集。おもしろかったーけれど、短編ごとにぴょこぴょこと再登場する登場人物たちに「あ、知っている、気がする。誰だっけ?」と思うこと数度。どれも味があって良かったけれど、一押しは家族を演技で埋め合わせていく彼女の話。家族を失った者たちが彼女の演技のおかげで本当の家族になるのだろろうと、楽しく描かれていてほっとしました。3年後、もし地球の滅亡が予言されたら、私は残りの命をどう生きるのかしら。櫓に座って地球の滅びを高みから見物って乙ですね。良い作品でした。

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    2026年03月18日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎をあまり読んでこなかったなあと思って手に取った一冊。
    スピード感がいい、男性作家だなあと思う適格な表現と感情と現実を分離させた描写。ただやっぱり説明が多いから読んでいて疲れる。でも先が気になるストーリーなので飛ばし読んでしまう。それでもきっと良いんだけど。

    「そんなキャラいねえだろ!」と突っ込みたくなるような、現実離れしたキャラやセリフもあるけどだからこそ映像化しやすかったのかな。

    ラストまさか解決しないとは。
    顔を変えて生きていく。その着地とはびっくり。

    前半で「もはや今では誰も青柳を犯人だとは思っていないだろう」って言ってたからどうなるのかとワクワクして読み進めたんだけどな

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    2026年03月16日
  • さよならジャバウォック

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    始まりから不穏なミステリー。斬新な設定なのに読みやすい文章で楽しく読めた。
    ラストの伏線回収もきれいにおさまってスッキリ。

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    2026年03月16日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    テンポよく読み進めることができました。あまり展開に驚きはなかったです。シリーズの残り2作品も読んでみようと思います。

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    2026年03月16日
  • オーデュボンの祈り

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    島の中の人間それぞれに役割が与えられていて、彼らはそれを淡々とこなしているように感じた。それに疑問を感じなかった。この島が現実なのか虚構の世界なのかわからなかった。印象的だったのは未来を予測できるカカシ。なぜかカカシが喋ることにおどろきはなかった。この島の世界観を想像するのは楽しかった。

    伊坂幸太郎さんの世界観は独特で、デビュー作から家族とのふれあいや愛情が大事であるということが随所から感じられた。

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    2026年03月15日
  • グラスホッパー

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    殺し屋達のキャラクターはそれぞれ立っていてとても良かったのだが、主人公夫妻には共感しかねるところが多く、いちいち引っ掛かってしまった。特に主人公は善良を装いながら詐欺への加担には抵抗がなく、妻に執着はあるのに淡々として激情はなく、何やらずっと薄っぺらくて表面的でただの舞台装置のようだった。殺し屋世界の描写は面白かったがそれだけだったなという印象。

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    2026年03月15日
  • グラスホッパー

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    10年ぶりくらいに再読。内容を全く覚えていなかった…
    面白くないというわけではないんだけど、淡々としているからか物語の吸引力をあまり感じられず、読んでる最中に何回か寝落ちしてしまった。
    あまり読書中に寝ることないのに。
    淡々とした、徹底的に俯瞰した描写がこの作品の魅力なのだろうけれど、今の気分じゃなかったかも。

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    2026年03月15日